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広辞苑の検索結果 (41)

くみ【組】🔗🔉

くみ】 ①糸・紐を組んで作ったもの。組緒。組紐。源氏物語橋姫「ほそき―して、口のかたをゆひたるに」 ②佩玉はいぎょくを貫く総ふさ。綬。 ③組み合わせて一揃えとなる物。そろい。「重箱一―」 ④共に事を行うための集まり。仲間。団体などの構成単位。学校で、学級。クラス。「同じ―の子」「赤―」 ⑤組歌の略。 ⑥組屋敷の略。 ⑦活字を原稿に従って配列すること。「見本―」

くみ‐あい【組合】‥アヒ🔗🔉

くみ‐あい組合‥アヒ ①互いに引き組むこと。とりくみ。組打。 ②〔法〕民法上、各当事者が出資をして共同の事業を営む旨を約することによって成立する契約。また、その団体。 ③特に、労働組合。 ⇒くみあい‐いん【組合員】 ⇒くみあい‐きょうかい【組合教会】 ⇒くみあい‐けいやく【組合契約】 ⇒くみあい‐せいし【組合製糸】 ⇒くみあい‐せんじゅう‐しゃ【組合専従者】

くみ‐あ・う【組み合う】‥アフ🔗🔉

くみ‐あ・う組み合う‥アフ 〔自五〕 ①組んで仲間となる。 ②互いに組みついて争う。つかみあう。浮世物語「―・ひ打ち倒す」 ③(他動詞的に)互いに組む。「腕を―・う」

くみ‐あが・る【組み上がる】🔗🔉

くみ‐あが・る組み上がる】 〔自五〕 組んでできあがる。

くみ‐あ・げる【組み上げる】🔗🔉

くみ‐あ・げる組み上げる】 〔他下一〕[文]くみあ・ぐ(下二) ①組んでしあげる。組み終わる。「予算を―・げる」 ②組んで高く積みあげる。「塔を―・げる」

くみ‐あわ・す【組み合わす】‥アハス🔗🔉

くみ‐あわ・す組み合わす‥アハス [一]〔他五〕 「組み合わせる」に同じ。 [二]〔他下二〕 ⇒くみあわせる(下一)

くみ‐あわ・せる【組み合わせる】‥アハセル🔗🔉

くみ‐あわ・せる組み合わせる‥アハセル 〔他下一〕[文]くみあは・す(下二) ①幾つかとりあわせて一組とする。「試合相手を―・せる」 ②糸・紐などを編み合わせる。

くみ‐い・れる【組み入れる】🔗🔉

くみ‐い・れる組み入れる】 〔他下一〕[文]くみい・る(下二) 組んで中に入れる。編入する。組みこむ。「計画に―・れる」

くみ‐いん【組員】‥ヰン🔗🔉

くみ‐いん組員‥ヰン 組の構成員。特に暴力団の一員。

くみ‐うた【組歌・組唄】🔗🔉

くみ‐うた組歌・組唄】 地歌・箏曲の曲種名。数首の歌を組み合わせて、一曲としたもの。箏組歌と三味線組歌とがある。箏曲・地歌の最古の形式。組。

くみ‐おそい【組押】‥オソヒ🔗🔉

くみ‐おそい組押‥オソヒ 風害を防ぐため、木を井桁いげたに組んで屋根のおさえとするもの。

くみ‐かえ【組換え・組替え】‥カヘ🔗🔉

くみ‐かえ組換え・組替え‥カヘ ①くみかえること。 ②〔生〕細胞の減数分裂の際、二つの相同染色体が対になって交叉することによって、同一染色体上の遺伝子の組合せに変化を生じること。 ⇒くみかえ‐ディー‐エヌ‐エー【組換えDNA】

くみかえ‐ディー‐エヌ‐エー【組換えDNA】‥カヘ‥🔗🔉

くみかえ‐ディー‐エヌ‐エー組換えDNA‥カヘ‥ 生物から抽出したDNA分子の断片や、人工合成したDNAを、試験管内で酵素などを用いて、プラスミドやウイルスなどの自己増殖性DNAに人為的に結合したもの。 ⇒くみ‐かえ【組換え・組替え】

くみ‐か・える【組み換える・組み替える】‥カヘル🔗🔉

くみ‐か・える組み換える・組み替える‥カヘル 〔他下一〕[文]くみか・ふ(下二) 組み方をかえる。新しく組みなおす。「予算を―・える」「遺伝子を―・える」

くみ‐かき【組垣】🔗🔉

くみ‐かき組垣】 竹または木を組んで作った垣。武烈紀「大君の八重の―懸かめども」

くみ‐かけ【組懸】🔗🔉

くみ‐かけ組懸】 組糸の緒で作った冠の懸緒かけお

くみ‐かわ・す【組み交す】‥カハス🔗🔉

くみ‐かわ・す組み交す‥カハス 〔他四〕 互いに入れかわして組む。浄瑠璃、冥途飛脚「膝―・す駕籠の内」

くみ‐きょく【組曲】🔗🔉

くみ‐きょく組曲】 (suite)器楽曲の一形式。数種の楽曲を組み合わせて一曲にまとめた多楽章形式のもの。バロック時代の組曲にはアルマンド・クーラント・サラバンド・ジーグという四つの舞曲を中心に、他の舞曲も組み合わせて構成されるものが多い。

くみ‐こう【組香】‥カウ🔗🔉

くみ‐こう組香‥カウ 香道で、遊びの一つ。2種以上の香を焚いて香の異同を判別し、その香の名を言いあてること。また、それに用いる香。源氏香・十種じしゅ香・名所香など。

くみ‐こ・む【組み込む】🔗🔉

くみ‐こ・む組み込む】 〔他五〕 ①組んで中に入れる。編みこむ。「予算に―・む」「部品を―・む」 ②仲間に入れる。編入する。組み入れる。

くみ‐し・く【組み敷く】🔗🔉

くみ‐し・く組み敷く】 〔他五〕 相手と取り組んで、自分の下におさえつける。「賊を―・く」

くみ‐した【組下】🔗🔉

くみ‐した組下】 組頭または組長の配下。組付くみつき

くみ‐た・てる【組み立てる】🔗🔉

くみ‐た・てる組み立てる】 〔他下一〕[文]くみた・つ(下二) 組み合わせてまとまったものに作り上げる。

くみ‐ちがい【組違い】‥チガヒ🔗🔉

くみ‐ちがい組違い‥チガヒ ①組方をまちがうこと。また、そのもの。 ②組が違うこと。「―の同番号」

くみ‐ちがえ【組み交え】‥チガヘ🔗🔉

くみ‐ちがえ組み交え‥チガヘ ①組みちがえること。また、そのもの。 ②馬具の鞦しりがいを、尾にかけて交差させる所。辻つじ

くみ‐ちが・える【組み交える】‥チガヘル🔗🔉

くみ‐ちが・える組み交える‥チガヘル 〔他下一〕[文]くみちが・ふ(下二) 組みかわす。十字に組む。ぶっちがいにする。

くみ‐つ・く【組み付く】🔗🔉

くみ‐つ・く組み付く】 [一]〔自五〕 組もうとして相手にとりつく。とりついて組む。「相手の腰に―・く」 [二]〔他下二〕 組んで取り付ける。

くみ‐ど【組戸】🔗🔉

くみ‐ど組戸】 格子に組んだ戸。格子戸。好色一代男2「―に立ち添ひ」

くみ‐と・める【組み留める】🔗🔉

くみ‐と・める組み留める】 〔他下一〕[文]くみと・む(下二) 組みついて相手の動き・勢いをおさえる。太平記23「盛長化物―・めたり。よれや者共」

くみ‐の‐お【組の緒】‥ヲ🔗🔉

くみ‐の‐お組の緒‥ヲ 組糸の緒。多く太刀の佩緒はきおや刀の下緒さげおに用いる。

くみ‐ふ・せる【組み伏せる】🔗🔉

くみ‐ふ・せる組み伏せる】 〔他下一〕[文]くみふ・す(下二) 取り組んで相手を倒しおさえつける。くみしく。

くみ‐ま・ぜる【組み交ぜる】🔗🔉

くみ‐ま・ぜる組み交ぜる】 〔他下一〕[文]くみま・ず(下二) ①まぜて組む。組んでまぜ合わせる。 ②入りくむようにする。

くみ‐みほん【組見本】🔗🔉

くみ‐みほん組見本】 印刷で、組版のでき上りを確認するため、あらかじめ原稿の一部を組んで印刷した見本。

くみ‐や【組屋】🔗🔉

くみ‐や組屋】 糸でひもなどを組むことを業とする家。組糸屋。また、その職人。

くみ‐やぐ【組み夜具】🔗🔉

くみ‐やぐ組み夜具】 敷布団・掛布団などが一組になっている夜具。

くみ‐やしき【組屋敷】🔗🔉

くみ‐やしき組屋敷】 江戸時代、与力よりき・同心どうしんなどの組の者に与えられた屋敷。御組。

く・む【組む】🔗🔉

く・む組む】 [一]〔自五〕 ①手足などをたがいにからみ合わせる。古事記「後も―・み寝むその思ひ妻あはれ」 ②取り組む。組討ちをする。平家物語9「あはれ、よからう大将軍に―・まばや」。「土俵上で四つに―・む」 ③事をするために仲間になる。組になる。「3人で―・む」「兄弟―・んで悪事を働く」 [二]〔他五〕 ①糸などの細長いものを打違いにからみ合わせる。織る。編む。宇津保物語初秋「くろかねをすき箱に―・まれたるくみめ、いとおも白く」 ②打ち違える。交差させる。日葡辞書「テヲクム」「テヲトリクム」。「足を―・む」「腕を―・む」 ③打違いに作り構える。組み合わせて作る。平家物語(延慶本)「石を重ねて塔を―・み」。「やぐらを―・む」「活字を―・む」 ④組織する。編成する。「徒党を―・む」「時間割を―・む」「ローンを―・む」

くんず‐ほぐれつ【組んず解れつ】‥ヅ‥🔗🔉

くんず‐ほぐれつ組んず解れつ‥ヅ‥ (クミツホグレツの転)組み合ったり離れたりしてはげしく動きまわるさま。「―の大乱闘」

そ【組】🔗🔉

】 組合の略。

そ‐かく【組閣】🔗🔉

そ‐かく組閣】 内閣を組織すること。

[漢]組🔗🔉

 字形  筆順 〔糸部5画/11画/教育/3340・4148〕 〔音〕(漢) 〔訓〕む・くみ [意味] ①くみひも。冠や印章につけるひも。「組綬そじゅ・組纓そえい」 ②くむ。ひもを編む。転じて、くみ立てる。編成する。くみ(を作る)。「組織・組成・組閣・改組」 [解字] 形声。「糸」+音符「且」(=積み重ねる)。何本かの糸を重ねて編んだひもの意。

大辞林の検索結果 (38)

くみ【組(み)】🔗🔉

くみ 【組(み)】 ■一■ [2] (名) 〔複合語を作る場合には「…ぐみ」と濁る〕 (1)同じ類のいくつかのものが集まって一そろいになっているもの。(ア)同じような形・用途・特徴などをもった一そろいのもの。そろい。セット。「このコーヒー茶碗は六個で―になっています」(イ)同じような性格や特徴をもつ人の集まり。「バスで行く―はこちらに集まれ」「学生時代に遊んでばかりいた―でね」 (2)同じ教室で学習するように編成した,生徒の集まり。クラス。学級。「―で一番背が高い」 (3)いくつかのものを取り合わせて,一つにまとめて扱うこと。また,そのもの。つい。「テキストとカセット-テープが―になっている」 (4)原稿どおりに活字を並べて,印刷するための版を作ること。また,そのようにした版。組版。「―がきれいな辞書」 (5)同じ目的で行動をともにする人の集まり。(ア)結社・団体・仲間などの構成単位。それら組織の名の下に付けても用いる。「―の若い者」「白柄(シラツカ)―」「新撰―」(イ)近世,幕府・大名の職名の中で,一定の職能をもった集団の名の下に付けて用いる。「鉄砲―」「徒(カチ)―」(ウ)近世,地域社会で生活の必要上結ばれた組織。ゆい組・祭組など。(エ)近世,領主が民衆支配のためにつくった組織。五人組・十人組など。(オ)株仲間のこと。 (6)「組糸(クミイト)」の略。 (7)「組歌(クミウタ)」の略。「古今―」 (8)「組屋敷(クミヤシキ)」の略。 ■二■ (接尾) 助数詞。ひとそろいあるいは一群となったものを数えるのに用いる。「コーヒー-セット一―」「三―にわかれて頂上をめざす登山隊」

くみ-あ・う【組(み)合う】🔗🔉

くみ-あ・う ―アフ [3][0] 【組(み)合う】 (動ワ五[ハ四]) (1)二人以上が仲間になって助け合う。「金富(カネトミ)の伯父さんと―・つてる仕事/社会百面相(魯庵)」 (2)とっくみあう。格闘する。「狼藉者とて,―・ひ打ち倒す/仮名草子・浮世物語」

くみ-あが・る【組み上(が)る】🔗🔉

くみ-あが・る [4][0] 【組み上(が)る】 (動ラ五[四]) すっかり組んでしまう。組み終わる。「ビルの骨組みが―・る」

くみ-あ・げる【組(み)上げる】🔗🔉

くみ-あ・げる [4][0] 【組(み)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くみあ・ぐ (1)物を組んで積み上げていく。「材木を井桁(イゲタ)に―・げる」 (2)(抽象的なものを)終わりまですっかり組む。組みおえる。「新内閣の陣容を―・げる」

くみ-あわ・す【組み合(わ)す】🔗🔉

くみ-あわ・す ―アハス [4][0] 【組み合(わ)す】 ■一■ (動サ五[四]) 「くみあわせる」に同じ。「予選では優勝候補どうしは―・さないようにする」 ■二■ (動サ下二) ⇒くみあわせる

くみ-あわせ【組み合(わ)せ】🔗🔉

くみ-あわせ ―アハセ [0] 【組み合(わ)せ】 (1)組み合わせること。組み合わせたもの。 (2)〔数〕 相異なる 個のものから 個のものを選ぶ選び方。選び方の数を組み合わせの数といい,C で表す。C−1)…(+1)/ 1・2・3・4・…・ である。 →順列

くみあわせ-すうがく【組み合(わ)せ数学】🔗🔉

くみあわせ-すうがく ―アハセ― [6] 【組み合(わ)せ数学】 有限離散的な対象を体系的に研究する数学の一分野。いくつかの重要な理論を総称した呼称で,グラフ理論・有限集合論・ラムゼー理論・デザイン・符号理論・アルゴリズム論やマトロイド理論などがその中心。組み合わせ論。組み合わせ理論。

くみ-あわ・せる【組み合(わ)せる】🔗🔉

くみ-あわ・せる ―アハセル [5][0] 【組み合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二くみあは・す (1)二つあるいは二つ以上のものを合わせて一組みにする。取り合わせる。くみあわす。 (2)つなぎ合わせる。 (3)(スポーツなどで)勝負の相手をきめる。「千秋楽には横綱どうしを―・せる」

くみ-うち【組(み)討ち・組(み)打ち】🔗🔉

くみ-うち [0] 【組(み)討ち・組(み)打ち】 (1)組み合って争うこと。とっくみあい。「誰か―を始めたらしい/三四郎(漱石)」 (2)戦場で,敵と組み合って討ち取ること。

くみ-かえ【組(み)替え・組(み)換え】🔗🔉

くみ-かえ ―カヘ [0] 【組(み)替え・組(み)換え】 (1)組みかえて,編成し直すこと。 (2)〔生〕 ある個体のもつ遺伝子群のうち,任意の遺伝子座間または座内の配列順序が変わることによって,今までとは異なる遺伝子の組み合わせが生じる機構の総称。真核生物では生殖細胞をつくるときに,相同染色体間の交差によって組み換えの起こる場合が一般的。遺伝的組み換え。

くみかえ-ディーエヌエー【組(み)換えDNA】🔗🔉

くみかえ-ディーエヌエー ―カヘ― [9] 【組(み)換え DNA 】 生体から抽出した DNA 断片を,試験管内で酵素を用いて異種の DNA に組み込んで作った雑種 DNA 。これを生細胞に移入して増殖させる。ハイブリッド DNA 。 →遺伝子操作

くみ-か・える【組(み)替える・組(み)換える】🔗🔉

くみ-か・える ―カヘル [0][4][3] 【組(み)替える・組(み)換える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くみか・ふ すでに編成されているものをばらばらにして新しく編成し直す。「予算を―・える」「細胞の遺伝子を―・える」

くみ-がき【組(み)垣】🔗🔉

くみ-がき [2] 【組(み)垣】 竹や木を編んで作った垣の総称。檜垣(ヒガキ)・唐垣など。

くみ-かけ【組(み)掛け・組(み)懸け】🔗🔉

くみ-かけ [0] 【組(み)掛け・組(み)懸け】 冠の掛緒(カケオ)の一。糸を組んで作ったひも。蹴鞠(ケマリ)に用いる。組み掛け緒。

くみ-がみ【組(み)紙】🔗🔉

くみ-がみ [2][0] 【組(み)紙】 細く切った色紙を織物のように縦横に組んで,種々の模様を作り出す遊び。

くみこみ-かんすう【組(み)込み関数】🔗🔉

くみこみ-かんすう ―クワンスウ [5] 【組(み)込み関数】 コンピューターで,インタープリターやコンパイラーの中に,あらかじめプログラムとして用意されている関数。普通,三角関数・対数関数などが組み込まれている。

くみ-こ・む【組(み)込む】🔗🔉

くみ-こ・む [3][0] 【組(み)込む】 (動マ五[四]) 体系の一部分として中に入れる。組み入れる。「日程に―・む」「マイコンを―・む」 [可能] くみこめる

くみ-ざかな【組み肴】🔗🔉

くみ-ざかな 【組み肴】 「口取(クチト)り肴(ザカナ)」に同じ。

くみ-しゃしん【組(み)写真】🔗🔉

くみ-しゃしん [3] 【組(み)写真】 ひとつの主題のもとに何枚かの写真を編集し組み合わせたもの。

くみ-じゅう【組(み)重】🔗🔉

くみ-じゅう ―ヂユウ [2] 【組(み)重】 いくつも組み重ねることができるように作った重箱。かさね重。

くみ・する【与する・組する】🔗🔉

くみ・する [3] 【与する・組する】 (動サ変)[文]サ変 くみ・す 〔名詞「組」のサ変動詞化。漢文訓読に由来する語〕 (1)同意して仲間になる。味方する。「 A 氏に―・するものではない」「奸謀に―・して同心をいたす源氏等/平家 7」 (2)力をかす。「天道は…只よい人に―・すると云が/史記抄 10」

くみ-たいそう【組(み)体操】🔗🔉

くみ-たいそう ―タイサウ [3] 【組(み)体操】 二人または三人ずつ組みになって行う体操。肩車にしてポーズをとったり,三人一組みで前転したりする体操。

くみ-ちがい【組(み)違い】🔗🔉

くみ-ちがい ―チガヒ 【組(み)違い】 (1) [0] 「くみちがえ{(1)}」に同じ。 (2) [3] 組が違うこと。「―の同番号」

くみ-ちがえ【組(み)違え】🔗🔉

くみ-ちがえ ―チガヘ [0] 【組(み)違え】 (1)組み違えること。 (2)尻繋(シリガイ)の一部。馬の尾にかけて十文字に交わる所。

くみ-ちが・える【組(み)違える】🔗🔉

くみ-ちが・える ―チガヘル [5][0] 【組(み)違える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くみちが・ふ (1)組み方をまちがえる。「活字を―・える」 (2)交互に組む。交差して組む。「膝を膝に乗せて―・へると/湯島詣(鏡花)」

くみ-て【組(み)手】🔗🔉

くみ-て [3] 【組(み)手】 (1)相撲で,取り組んだ際の手と腕の位置。 (2)空手で,攻防の型を実際に相手と対して行うこと。 (3)バレーボールのレシーブで両手を組んで受けること。 (4)建築で,部材と部材を十字・ T 字・ L 字形などに組み合わせた部分。また,その組み合わせ方法。

くみ-ど【組(み)戸】🔗🔉

くみ-ど [2] 【組(み)戸】 格子に組んだ戸。格子戸。

くみ-と・める【組(み)止める・組(み)留める】🔗🔉

くみ-と・める [4][0] 【組(み)止める・組(み)留める】 (動マ下一)[文]マ 下二 くみと・む 相手の体に組み付いて動きをおさえる。「がっちりと―・める」

くみ-の-お【組の緒】🔗🔉

くみ-の-お ―ヲ 【組の緒】 組糸の緒。太刀の佩(ハ)き緒などに用いる。「―垂(シ)でて遊べ太刀佩き/神楽歌」

くみ-みほん【組(み)見本】🔗🔉

くみ-みほん [3] 【組(み)見本】 ⇒見本組(ミホングミ)

くみ-や【組(み)屋】🔗🔉

くみ-や [2] 【組(み)屋】 組紐(クミヒモ)をつくることを職業としている家。また,その人。組糸屋。

くみれ【組みれ】🔗🔉

くみれ 【組みれ】 〔「くみいれ」の転〕 「組み入れ天井(テンジヨウ)」に同じ。「東の庇に,―はせられたるなり/大鏡(三条)」

くみ【組】(和英)🔗🔉

くみ【組】 a class (級);→英和 a company (仲間);→英和 a team (競技の);→英和 a crew (競漕の);→英和 a gang;→英和 a set (一揃い);→英和 a pair (一対);→英和 a pack[<米>a deck].→英和 〜になる make up a party.→英和 〜に分ける divideinto classes.

くみあう【組み合う】(和英)🔗🔉

くみあう【組み合う】 (1) form a partnership;→英和 band[club]together (合同). (2) grapple(とっ組み合う).→英和

くみあわせる【組み合わせる】(和英)🔗🔉

くみあわせる【組み合わせる】 combine;→英和 assort;→英和 match(競技で).→英和

くみうち【組み打ち】(和英)🔗🔉

くみうち【組み打ち】 a grapple.→英和 〜する grapple[struggle].

くみこむ【組み込む】(和英)🔗🔉

くみこむ【組み込む】 ⇒組み入れる.

くみする【組[与]する】(和英)🔗🔉

くみする【組[与]する】 side[take sides];→英和 take part(関係する).与し易い(難い) easy (hard) to deal with.

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