複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (25)
みじか【短】🔗⭐🔉
みじか【短】
①みじかいこと。枕草子151「にはとりのひなの、足高に、白うをかしげに、衣―なるさまして」
②腰のあたりまでの長さの仕事着。腰切こしきり。こすっぴり。
⇒みじか‐あみ【短編み】
⇒みじか‐うた【短歌】
⇒みじか‐がたな【短刀】
⇒みじか‐で【短手】
⇒みじか‐やか【短やか】
⇒みじか‐よ【短夜】
⇒みじか‐らか【短らか】
みじか‐あみ【短編み】🔗⭐🔉
みじか‐あみ【短編み】
(→)「細こま編み」に同じ。
⇒みじか【短】
みじか・い【短い】🔗⭐🔉
みじか・い【短い】
〔形〕[文]みじか・し(ク)
①長さが少ない。万葉集5「―・き物を端きると言へるが如く」。源氏物語澪標「柄つか―・き筆」。「髪を―・く切る」
②高さが少ない。低い。枕草子145「―・き灯台に火をともして」
③時を経ることが少ない。久しくない。万葉集15「わぎもこに恋ふるにあればたまきはる―・き命も惜しけくもなし」。日葡辞書「イノチガミジカイ」。「―・い時間でできる」
④位が低い。源氏物語帚木「元の品高く生れながら、身は沈み位―・くて」
⑤考えが浅い。かしこくない。大堰川行幸和歌序「我ら―・き心の、このもかのもにまどひ」。伊勢物語「いかに―・き心なるらむ」
⑥足りない。劣っている。十訓抄「人の―・きをそしり」
⑦性急である。短慮だ。日葡辞書「キノミジカイヒト」。浄瑠璃、百日曾我「ああ、―・し忠常」
みじか‐うた【短歌】🔗⭐🔉
みじか‐がたな【短刀】🔗⭐🔉
みじか・める【短める】🔗⭐🔉
みじか・める【短める】
〔他下一〕[文]みじか・む(下二)
短くする。〈日葡辞書〉
みじか‐やか【短やか】🔗⭐🔉
みじか‐やか【短やか】
短いさま。みじからか。栄華物語鳥のまひ「御格子を―にし渡して」
⇒みじか【短】
みじか‐らか【短らか】🔗⭐🔉
みじか‐らか【短らか】
(→)「みじかやか」に同じ。平家物語2「素絹の衣の―なるに、白き大口ふみくくみ」
⇒みじか【短】
みじ・く【拉く】🔗⭐🔉
みじ・く【拉く】
〔他四〕
細かく砕く。〈日葡辞書〉
み‐じく・る【身動る】🔗⭐🔉
み‐じく・る【身動る】
〔自四〕
身体を動かす。身じろぐ。能因本枕草子ねたきもの「同じ所にもねず、―・り出づるを」
み‐じたく【身支度・身仕度】🔗⭐🔉
み‐じたく【身支度・身仕度】
身なりをつくろい整えること。みごしらえ。「―に手間どる」
み‐じまい【身仕舞】‥ジマヒ🔗⭐🔉
み‐じまい【身仕舞】‥ジマヒ
身なりをつくろい整えること。化粧し、着かざること。身仕度。
み‐じまり【身締り】🔗⭐🔉
み‐じまり【身締り】
①身の回りの仕度。
②身持。品行。
みじめ【惨め】🔗⭐🔉
みじめ【惨め】
(「見じ目」の意)見るに忍びないこと。目もあてられないほど、あわれでいたいたしいさま。悲惨。浮世風呂前「子がきが出来ちやア―だゼ」。「―な姿」
み‐じゅく【未熟】🔗⭐🔉
み‐じゅく【未熟】
①果実がまだ成熟しないこと。
②学問・技芸などのまだ熟達しないこと。「―者」
⇒みじゅく‐じ【未熟児】
⇒みじゅくじ‐もうまくしょう【未熟児網膜症】
みじゅく‐じ【未熟児】🔗⭐🔉
みじゅく‐じ【未熟児】
身体の発育が未熟のまま出生した乳児。一般には出生時の体重が2.5キログラム未満の新生児をいう。
⇒み‐じゅく【未熟】
みじゅくじ‐もうまくしょう【未熟児網膜症】‥マウ‥シヤウ🔗⭐🔉
みじゅくじ‐もうまくしょう【未熟児網膜症】‥マウ‥シヤウ
保育器内で過度の酸素供給を受けた未熟児に発症する網膜疾患。未熟な網膜細動脈は高濃度酸素によって狭小となり、硝子体涸濁・網膜剥離・眼底線維化等を来す。重症のものは失明。
⇒み‐じゅく【未熟】
み‐じょう【身性・身状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
み‐じょう【身性・身状】‥ジヤウ
①うまれつき。性分。
②身の上。身分。
③みもち。品行。人情本、娘太平記操早引「ムム、左様いふ―の人かねへ」
み‐じょう【未定】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
み‐じょう【未定】‥ヂヤウ
まだ定まらないこと。みてい。〈日葡辞書〉
み‐じろぎ【身じろぎ】🔗⭐🔉
み‐じろぎ【身じろぎ】
(古くはミジロキ)身を動かすこと。みうごき。落窪物語2「いとせばくて―もせず」
み‐じろ・ぐ【身じろぐ】🔗⭐🔉
み‐じろ・ぐ【身じろぐ】
〔自五〕
(古くはミジロク)身を動かす。身動きする。源氏物語若紫「―・き臥し給へり」
み‐じん【微塵】‥ヂン🔗⭐🔉
み‐じん【微塵】‥ヂン
①こまかい塵。日本霊異記下「九間の大堂仆るること―の如く」
②極めてこまかいこと。ごくわずかなこと。また、そのもの。「―の同情心もない」
③微塵縞みじんじまの略。
⇒みじん‐ぎり【微塵切り】
⇒みじん‐こ【微塵子・水蚤】
⇒みじん‐こ【微塵粉】
⇒みじん‐こっぱい【微塵粉っ灰】
⇒みじん‐じま【微塵縞】
⇒みじん‐ぼう【微塵棒】
⇒みじん‐も【微塵も】
⇒みじん‐りゅう【微塵流】
みじん‐ぎり【微塵切り】‥ヂン‥🔗⭐🔉
みじん‐ぎり【微塵切り】‥ヂン‥
料理で、野菜などを細かく切りきざむこと。また、そのもの。
⇒み‐じん【微塵】
大辞林の検索結果 (50)
みじか【短】🔗⭐🔉
みじか 【短】
(形容詞「みじかい」の語幹)
みじか-あみ【短編み】🔗⭐🔉
みじか-あみ [0] 【短編み】
「細(コマ)編み」に同じ。
みじか-うた【短歌】🔗⭐🔉
みじか-うた [3] 【短歌】
「たんか(短歌)」のこと。
みじか-で【短手】🔗⭐🔉
みじか-で [0][3] 【短手】
「しのびで(短手)」に同じ。
みじか-ぼいん【短母音】🔗⭐🔉
みじか-ぼいん [4] 【短母音】
例えば「おばあさん」「ベール」の「ばあ」「ベー」の母音が二拍分持続するのに対して,「おばさん」「ベル」の「ば」「べ」の母音のように,一拍分しか持続しない母音。たんぼいん。
⇔長(ナガ)母音
みじか-よ【短夜】🔗⭐🔉
みじか-よ [3] 【短夜】
暮れてからすぐ明ける夜。特に,夏の夜をいう。[季]夏。《―や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(ステツチマヲカ)/竹下しづの女》
みじか・い【短い】🔗⭐🔉
みじか・い [3] 【短い】 (形)[文]ク みじか・し
(1)(空間的に)端から端までの隔たりが小さい。長さが少ない。「―・い距離」「芝を―・く刈る」
(2)(時間的に)ある時点からある時点までの隔たりが小さい。久しくない。「―・い時間」「冬の日は―・い」「開催期間が―・い」
(3)(言語や文章が)長大でない。「―・い説明」「―・い小説」
(4)持続力がない。せっかちである。「気が―・い」「息が―・い」
(5)低い。高くない。「―・き灯台に火をともして/枕草子 145」
(6)位が高くない。「身は沈み,位―・くて人げなき/源氏(帚木)」
(7)考えが浅い。思慮が至らない。「玉の緒の―・き心思ひあへず/古今(雑体)」
〔(1)〜(4) ⇔長い〕
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
[慣用] 帯に短し襷(タスキ)に長し・太く短く
みじ・く【拉く】🔗⭐🔉
みじ・く 【拉く】 (動カ四)
こまかに砕く。ひしぐ。[日葡]
み-しし【身肉】🔗⭐🔉
み-しし [0] 【身肉】
からだ。
み-じたく【身支度】🔗⭐🔉
み-じたく [2] 【身支度】 (名)スル
身なりを整えること。身ごしらえ。「旅行の―をする」「早々と―して出かける」
みし-と【緊と】🔗⭐🔉
みし-と 【緊と】 (副)
強く力を入れてするさま。しっかと。「立ちながらきぬごしに―いだきて/著聞 8」
み-しね【御稲】🔗⭐🔉
み-しね 【御稲】
稲の美称。「ささなみや滋賀の辛崎や―搗(ツ)く女の佳ささや/神楽歌」
みしはせ【粛慎】🔗⭐🔉
みしはせ 【粛慎】
⇒しゅくしん(粛慎)
み-しほ【御修法】🔗⭐🔉
み-しほ 【御修法】
〔「みしゅほう(御修法)」の転〕
「みずほう(御修法)」に同じ。
みしま-さいこ【三島柴胡】🔗⭐🔉
みしま-さいこ [4] 【三島柴胡】
セリ科の多年草。山中の草地に生える。高さ約1メートルで,狭披針形の葉を互生。秋,黄色の小花が花軸の先にむらがってつく。根は解熱・鎮痛薬にされる。和名は静岡県三島がこの取引地であったための名。漢名,柴胡。
みしま-みちつね【三島通庸】🔗⭐🔉
みしま-みちつね 【三島通庸】
(1835-1888) 内務官僚。旧薩摩藩士。福島県令・栃木県令などを務め,この間福島事件などを起こし,自由民権運動を弾圧,加波山事件を誘発した。のち警視総監。保安条例を執行。
みしま-ゆきお【三島由紀夫】🔗⭐🔉
みしま-ゆきお ―ユキヲ 【三島由紀夫】
(1925-1970) 小説家・劇作家。東京生まれ。本名,平岡公威(キミタケ)。東大卒。絶対者の希求,美的死生観,様式美への憧憬を昇華させて唯美的世界を構築。その傾向はしだいにナショナリズム的色彩を強めた。割腹自殺。著「仮面の告白」「潮騒」「金閣寺」「鹿鳴館」「憂国」「豊饒の海」など。
みしま-うし【見島牛】🔗⭐🔉
みしま-うし [3] 【見島牛】
ウシの一品種。山口県の見島に産する和牛。やや小形で体高1.1メートルほど。ウシが日本へ初めて渡来した頃の面影を残しているという。天然記念物。
み-じまい【身仕舞(い)】🔗⭐🔉
み-じまい ―ジマヒ [2] 【身仕舞(い)】 (名)スル
身なりを整えること。服装を整え,化粧をすること。身支度。
み-じまり【身締(ま)り】🔗⭐🔉
み-じまり [2] 【身締(ま)り】
身支度。転じて,身持ち。
みじ-め【惨め】🔗⭐🔉
みじ-め [1] 【惨め】 (名・形動)[文]ナリ
〔「見じ(=見タクナイ)」に「目」の付いた形から〕
見ていられないほどあわれなこと。なんとも情けないこと。また,そのさま。「敗戦後の―な生活」「―な思いをする」「見るも―な姿」
[派生] ――さ(名)
み-じゅく【未熟】🔗⭐🔉
み-じゅく [0][1] 【未熟】 (名・形動)[文]ナリ
(1)果物などの十分に熟していない・こと(さま)。「―な果物」
(2)学問・技芸・人格などが,修練不足で十分な域に達していない・こと(さま)。「―者」「―な腕前」
[派生] ――さ(名)
みじゅく-じ【未熟児】🔗⭐🔉
みじゅく-じ [3] 【未熟児】
一般に体重が2500グラム以下で,胎外生活に適応できない新生児。一定の時期まで保育器内で育てる。
みじゅく-じ-もうまくしょう【未熟児網膜症】🔗⭐🔉
みじゅく-じ-もうまくしょう ―マウマクシヤウ [8][0] 【未熟児網膜症】
未熟な網膜血管が動脈血酸素濃度の上昇に対して異常な反応を起こし,弱視や失明などの視力障害を残す疾患。保育器内で酸素治療を受けた未熟児に発生率が高い。未熟網膜症。
み-じょう【身性・身状】🔗⭐🔉
み-じょう ―ジヤウ [0] 【身性・身状】
(1)生まれつき。性分。
(2)身の上。
(3)身持ち。品行。「お嬢様育ちで居たのですが,―が悪うございまして/真景累ヶ淵(円朝)」
みしり-あい【見知り合い】🔗⭐🔉
みしり-あい ―アヒ [0] 【見知り合い】
互いに知っていること。また,その人。
みしり-お・く【見知り置く】🔗⭐🔉
みしり-お・く [0] 【見知り置く】 (動カ五[四])
見て記憶しておく。「どうかお―・き下さい」
み-し・る【見知る】🔗⭐🔉
み-し・る [0] 【見知る】 (動ラ五[四])
(1)前に会って知っている。面識がある。「侯爵夫人は君の面を―・りたりと言ひぬ/浴泉記(喜美子)」
→見知らぬ
(2)見て知る。よく知っている。「京には見えぬ鳥なれば,皆人―・らず/伊勢 9」
み-しるし【御璽】🔗⭐🔉
み-しるし 【御璽】
皇位継承のしるしである神器。「天子の鏡(ミカガミ)剣(ミハカシ)の―を上(タテマツ)りて/日本書紀(継体訓)」
み-じろぎ【身じろぎ】🔗⭐🔉
み-じろぎ [2][3] 【身じろぎ】 (名)スル
〔古くは「みじろき」とも〕
体をちょっと動かすこと。身うごき。「―もしないで話に聞き入る」
み-じろ・ぐ【身じろぐ】🔗⭐🔉
み-じろ・ぐ [3] 【身じろぐ】 (動ガ五[四])
〔古くは「みじろく」とも〕
体を少し動かす。身うごきする。「いささかも―・がない」「ひとへにも臥さじと―・くを/枕草子 125」
みしん-まい【未進米】🔗⭐🔉
みしん-まい [0] 【未進米】
未納の年貢米。
み-じん【微塵】🔗⭐🔉
み-じん ―ヂン [0] 【微塵】
〔「み」は呉音〕
(1)細かいちり。
(2)〔仏〕 物質の最小単位の極微(ゴクミ)が六方から集まったきわめて小さい単位。
(3)きわめて細かいもの。「粉(コナ)―」
(4)砕けて非常に細かくなること。「―に打ち砕かれる」
みじん-ぎり【微塵切り】🔗⭐🔉
みじん-ぎり ―ヂン― [0] 【微塵切り】
料理で,材料を細かく切り刻むこと。また,そのもの。
みじん-こ【微塵子・水蚤】🔗⭐🔉
みじん-こ ―ヂン― [0] 【微塵子・水蚤】
甲殻綱鰓脚(サイキヤク)亜綱枝角目の節足動物。形は卵形で,体長1〜3ミリメートル。半透明で,無色・淡黄色・淡紅色など。夏は単為生殖,温度が下がって環境が悪くなると雄が生じて両性生殖を行う。浅い池や水田にすむ。世界各地に広く分布。また,橈脚(ジヨウキヤク)亜綱のケンミジンコ類を含めて,微小な甲殻類の総称にもいう。
微塵子
[図]
[図]
みじん-こ【微塵粉】🔗⭐🔉
みじん-こ ―ヂン― [0] 【微塵粉】
蒸して干した糯米(モチゴメ)をひいて粉にしたもの。菓子の材料などに用いる。
みじん-こっぱい【微塵骨灰】🔗⭐🔉
みじん-こっぱい ―ヂン―パヒ [4] 【微塵骨灰】
微塵を強めていう語。こっぱみじん。こなみじん。
みじん-じま【微塵縞】🔗⭐🔉
みじん-じま ―ヂン― [0] 【微塵縞】
縞柄の名。たて・よこともに二色の糸を二本おきに織り合わせた,きわめて細かい格子縞。微塵。
→縞
みじん-ぼう【微塵棒】🔗⭐🔉
みじん-ぼう ―ヂンバウ [0] 【微塵棒】
駄菓子の名。微塵粉に砂糖を加えて煮固め,細長く棒状にねじったもの。
みじん-も【微塵も】🔗⭐🔉
みじん-も ―ヂン― [0] 【微塵も】 (副)
(下に打ち消しの語を伴って)ほんの少しも。いささかも。「だますなどという気持ちは―なかった」
み-じんまく【身慎莫】🔗⭐🔉
み-じんまく [2] 【身慎莫】
自分の身をよく処置すること。身なりをきちんと整えること。みじまい。「縦令(ヨシ)んば自分で―が出来る技倆(ハタラキ)が有るにしろ/くれの廿八日(魯庵)」
〔「みじんまく」は「みじまい(身仕舞)」と「みじたく(身支度)」の混交とも,「じんまく」は「慎みてなすこと莫れ」の意ともいわれるが未詳〕
みじん-りゅう【微塵流】🔗⭐🔉
みじん-りゅう ミヂンリウ 【微塵流】
剣術の一派。祖は天正(1573-1592)の頃の人,根岸兎角。
みじかい【短い】(和英)🔗⭐🔉
みじたく【身支度[身仕度]する】(和英)🔗⭐🔉
みじたく【身支度[身仕度]する】
get dressed;prepare;→英和
make ready.
みじろぎ【身動ぎもしない】(和英)🔗⭐🔉
みじろぎ【身動ぎもしない】
do not stir[budge]an inch.→英和
みじんこ【微塵子】(和英)🔗⭐🔉
みじんこ【微塵子】
《動》a water flea.
広辞苑+大辞林に「みじ」で始まるの検索結果。もっと読み込む