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広辞苑の検索結果 (45)

か‐おく【仮屋】‥ヲク🔗🔉

か‐おく仮屋‥ヲク 仮に住む家。かりや。

か‐か【仮花】‥クワ🔗🔉

か‐か仮花‥クワ (→)偽花ぎかに同じ。

か‐か【仮果】‥クワ🔗🔉

か‐か仮果‥クワ (→)偽果に同じ。

か‐ぐう【仮寓】🔗🔉

か‐ぐう仮寓】 かりに住むこと。かり住まい。また、その家。「友人の家に―する」

か‐げん【仮現】🔗🔉

か‐げん仮現】 神仏などが、かりにこの世に身をあらわすこと。化身けしん⇒かげん‐うんどう【仮現運動】 ⇒かげん‐ろん【仮現論】

かげん‐うんどう【仮現運動】🔗🔉

かげん‐うんどう仮現運動】 〔心〕二つの静止している光点や画面などを短い時間間隔で片方ずつ提示するとき、一方の対象が動いているように知覚される現象。映画で見られる動きはこの一種。実際運動と区別して、「みかけの運動」ともいう。 ⇒か‐げん【仮現】

かげん‐てき【仮言的】🔗🔉

かげん‐てき仮言的】 〔論〕(hypothetical)ある仮定・条件のもとで何かを言明する命題のあり方。仮説的。→定言的→選言的⇒かげんてき‐さんだんろんぽう【仮言的三段論法】 ⇒かげんてき‐めいほう【仮言的命法】

かげんてき‐さんだんろんぽう【仮言的三段論法】‥パフ🔗🔉

かげんてき‐さんだんろんぽう仮言的三段論法‥パフ 〔論〕仮言命題を前提とする三段論法。仮言命題を大前提として、定言的な小前提において大前提の前件を肯定し、または後件を否定して結論を導くもの(半仮言的三段論法)が普通の形式。例えば「SがPならばQはRである」「SはPである」故に「QはRである」。また、両前提とも仮言命題の場合(全仮言的三段論法)もある。仮言的推理。 ⇒かげん‐てき【仮言的】

かげんてき‐めいほう【仮言的命法】‥ハフ🔗🔉

かげんてき‐めいほう仮言的命法‥ハフ (hypothetischer Imperativ ドイツ)カントの用語。「老年になって楽をしたいなら、若いうちに働け」というような、一定の目的達成を前提条件とする命令。カントはこのような条件つき命令を道徳法則とは認めなかった。↔定言命法 ⇒かげん‐てき【仮言的】

かげん‐めいだい【仮言命題】🔗🔉

かげん‐めいだい仮言命題(→)条件命題に同じ。

かげん‐ろん【仮現論】🔗🔉

かげん‐ろん仮現論】 〔宗〕(→)ドケティズムに同じ。 ⇒か‐げん【仮現】

か・す【仮す】🔗🔉

か・す仮す】 〔他五〕 ①仮に与える。「―・すに時を以てす」 ②ゆるす。寛恕する。「寸毫も―・さず」

かり【仮】🔗🔉

かり】 ①暫時それと決めること。永久でないこと。まにあわせ。かりそめ。源氏物語帚木「端つ方の御座おましに―なるやうにて大殿籠れば」。「―橋」「―免許」 ②真正のものでないこと。にせ。いつわり。太平記37「身に羅綺を帯びたるは、皆―なる嬋娟せんけんにて真の美質に非ず」。「―の姿」

かり‐いえ【仮家】‥イヘ🔗🔉

かり‐いえ仮家‥イヘ ①かりに建てた家。 ②かりのすまい。

かり‐いお【仮庵・仮廬】‥イホ🔗🔉

かり‐いお仮庵・仮廬‥イホ 仮につくったいおり。かりお。かりほ。万葉集1「宇治の都の―しおもほゆ」 ⇒かりいお‐の‐まつり【仮庵の祭】

かりいお‐の‐まつり【仮庵の祭】‥イホ‥🔗🔉

かりいお‐の‐まつり仮庵の祭‥イホ‥ ユダヤ教の三大祝祭の一つ。出エジプト後、祖先が荒野を放浪した仮小屋生活を記念する秋祭。ユダヤ暦の第7月(陽暦の9〜10月)の15日から1週間。結茅節。スッコート。 ⇒かり‐いお【仮庵・仮廬】

かり‐お【仮庵】‥ホ🔗🔉

かり‐お仮庵‥ホ (カリホの転) ⇒かりいお

かり‐がこい【仮囲い】‥ガコヒ🔗🔉

かり‐がこい仮囲い‥ガコヒ 仮に設けた建築場などの囲い。

かり‐かぶけん【仮株券】🔗🔉

かり‐かぶけん仮株券】 後日、本株券と引き換える目的で、会社から株主に付与する証書。

かり‐かんじょう【仮勘定】‥ヂヤウ🔗🔉

かり‐かんじょう仮勘定‥ヂヤウ 簿記で、最終的な勘定科目または金額が確定していない取引を一時的に整理するための勘定。仮払金・仮受金など。

かり‐ぎちょう【仮議長】‥チヤウ🔗🔉

かり‐ぎちょう仮議長‥チヤウ 正副議長がまだ正式にきまらない場合や、共に事故がある場合に、仮に議長の職務を行う者。

かり‐げんぶく【仮元服】🔗🔉

かり‐げんぶく仮元服】 武家で男子が11歳になった時、腰刀を差し始める祝いの儀式。

かり‐ごてん【仮御殿】🔗🔉

かり‐ごてん仮御殿】 かりに設けた御殿。

かり‐に【仮に】🔗🔉

かり‐に仮に】 〔副〕 ①一時のまにあわせとして。暫定的に。大唐西域記長寛点「樹陰こかげに仮寝カリニネタリ」。「―付けた名前」 ②現実ではないが、もしあったとして。もしも。「―雨が降るとしても」 ⇒かりに‐も【仮にも】

かりに‐も【仮にも】🔗🔉

かりに‐も仮にも】 〔副〕 ①(多く下に否定の語を伴って)どんなことがあっても。決して。いささかでも。「―死ぬなんて口にするな」 ②内実はともかく。いやしくも。「―教師たる者のすることか」 ⇒かり‐に【仮に】

かり‐の‐いのち【仮の命】🔗🔉

かり‐の‐いのち仮の命】 現世のはかない生命。

かり‐の‐うきよ【仮の憂き世】🔗🔉

かり‐の‐うきよ仮の憂き世】 はかなくつらい現世。仮の世。夫木和歌抄23「つれもなきすがたの池のまこも草―になほ乱れつつ」

かり‐の‐うつつ【仮の現】🔗🔉

かり‐の‐うつつ仮の現】 (仏説に、現世は仮のものであるというによる)一時的なはかない現世。

かり‐の‐おや【仮の親】🔗🔉

かり‐の‐おや仮の親⇒かりおや

かり‐の‐ぎむづけ【仮の義務付け】🔗🔉

かり‐の‐ぎむづけ仮の義務付け】 義務付け訴訟の提起があった場合に、裁判所が行政庁に対し、仮の救済として仮処分をすべき旨を命ずる決定。

かり‐の‐さしとめ【仮の差止め】🔗🔉

かり‐の‐さしとめ仮の差止め】 差止め訴訟の提起があった場合に、裁判所が行政庁に対し、仮の救済として仮処分をしてはならない旨を命ずる決定。

かり‐の‐ずいじん【仮の随身】🔗🔉

かり‐の‐ずいじん仮の随身】 臨時に命じた近衛の随身。仮御随身かりみずいじん。源氏物語「大将の御―に殿上のぞうなどのすることは常の事にもあらず」

かり‐の‐まくら【仮の枕】🔗🔉

かり‐の‐まくら仮の枕(→)仮寝かりねに同じ。

かり‐の‐もの【仮の物】🔗🔉

かり‐の‐もの仮の物】 化け物。変化へんげ。源氏物語手習「人の心惑はさむとて出で来たる―にや」

かり‐の‐やど【仮の宿】🔗🔉

かり‐の‐やど仮の宿】 ①一時のすまい。旅のやどり。堀河百首「草の枕に行きかへる―にもとまる心ぞ」 ②無常な世。現世。かりのやどり。新古今和歌集「―に心とむなと思ふばかりぞ」

かり‐の‐よ【仮の世】🔗🔉

かり‐の‐よ仮の世】 無常な現世。はかないこの世。源氏物語「―はいづくもつひの常世とこよならぬに」

かり‐ばし【仮橋】🔗🔉

かり‐ばし仮橋】 ①橋の工事中などに、一時的に架ける代りの橋。 ②転じて、臨時の出し物。浮世風呂「先斗町が口づいて大丈夫だといふから、―を出した」

かり‐はなみち【仮花道】🔗🔉

かり‐はなみち仮花道「花道1」参照。

かり‐ぶし【仮臥し】🔗🔉

かり‐ぶし仮臥し】 かりね。うたたね。夫木和歌抄34「神垣のいはほの上の―にまろねの足を洗ふみやつこ」

かり‐ほ【仮庵・仮廬】🔗🔉

かり‐ほ仮庵・仮廬】 (カリイホの約) ⇒かりいお

かり‐みや【仮宮】🔗🔉

かり‐みや仮宮】 ①仮に造った宮殿。 ②(→)行宮あんぐうに同じ。 ③神輿渡御の時の御旅所おたびしょ

かり‐や【仮屋】🔗🔉

かり‐や仮屋】 ①仮に造った小屋。 ②鳥取県で、雁木造がんぎづくりをいう。 ③産屋うぶや。 ④月経の時に入っている仮小屋。他家たや。 ⑤御旅所おたびしょ

け【仮】🔗🔉

】 (呉音)〔仏〕一切存在は実体性をもたず、現象としてのみ存在していること。仮有けう→仮諦けたい

け‐ちぎり【仮契・化契】🔗🔉

け‐ちぎり仮契・化契】 下級の遊女。端はし女郎。けち。浮世草子、御前義経記「端女郎は鹿恋かこいより下、見世みせ女郎をいふなり。替名を―とも、火打とも」

[漢]仮🔗🔉

 字形  筆順 〔人(亻・)部4画/6画/教育/1830・323E〕 [假] 字形 〔人(亻・)部9画/11画/4881・5071〕 〔音〕(漢) (呉) 〔訓〕かり [意味] ①かり(の)。みせかけ。実体がない。本物でない。一時の間に合わせ。(対)真。「仮面・仮病けびょう・仮泊・虚仮こけ」 ②かりに(…する)。「仮令けりょう」 ㋐借りる。「仮託・仮借かしゃ」 ㋑貸す。かりに与える。「仮すに時を以もってす」 ③ゆるめる。ゆるす。「仮借かしゃく」 ④ひま。いとま。休日。(同)暇。「仮寧けにょう」 [解字] 形声。「人」+音符「」(=かぶる)。顔にかぶりものをした人の意。は異体字。 [難読] 仮令たとい・仮設たとい・仮初かりそめ・仮字かな・仮庵かりほ

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か-おく【仮屋】🔗🔉

か-おく ―ヲク [0] 【仮屋】 (1)仮に作った家。かりや。 (2)「御旅所(オタビシヨ)」に同じ。

か-か【仮果】🔗🔉

か-か ―クワ [1] 【仮果】 ⇒偽果(ギカ)

か-ぐう【仮寓】🔗🔉

か-ぐう [0] 【仮寓】 (名)スル 一時的に住むこと。また,その家。かりずまい。「時雄の家に―して居た/蒲団(花袋)」

か-げん【仮言】🔗🔉

か-げん [0] 【仮言】 〔論〕 〔hypothesis〕 仮定や条件を伴う立言。仮説。

かげん-てき【仮言的】🔗🔉

かげん-てき [0] 【仮言的】 (形動) 〔hypothetical〕 ある判断を何らかの仮定のもとに立言するさま。

かげん-てき-さんだんろんぽう【仮言的三段論法】🔗🔉

かげん-てき-さんだんろんぽう ―ロンパフ [10] 【仮言的三段論法】 〔論〕 普通,仮言命題を大前提とし定言命題を小前提として,結論を導く三段論法。例えば「もし S が P ならば,Q は R である」そして「 S は P である」故に「 Q は R である」というもの(半仮言的三段論法)。両前提・結論とも仮言命題のもの(純粋仮言的三段論法)もある。仮言的推理。仮説的推理。

かげん-てき-はんだん【仮言的判断】🔗🔉

かげん-てき-はんだん [6] 【仮言的判断】 ⇒仮言命題(メイダイ)

かげん-めいだい【仮言命題】🔗🔉

かげん-めいだい [4] 【仮言命題】 〔哲〕 二つの定言命題が仮定条件とその条件の下で成り立つことという関係で結びついてできた命題。「もし S が P ならば,Q は R である」という形をとる。仮言的判断。

かげん-めいほう【仮言命法】🔗🔉

かげん-めいほう ―ハフ [4] 【仮言命法】 目的達成のための仮定条件を含んだ実践上の命令。例えば「もし長生きを欲するならば,健康に気をつけよ」など。仮言的命令。仮説的命令。 ⇔定言命法

か-げん【仮現】🔗🔉

か-げん [0] 【仮現】 (名)スル 神仏などが,かりにこの世に身をあらわすこと。化身(ケシン)。「神,又は,それに類する虚構物を―せずには居られない/神秘的半獣主義(泡鳴)」

かげん-うんどう【仮現運動】🔗🔉

かげん-うんどう [4] 【仮現運動】 〔心〕 運動知覚の一。映画のフィルムのように,個々の画面は静止しているが,それらを一定の条件下で次々に見せると実際に動いているように見える現象。みかけの運動。

か-こう【仮構】🔗🔉

か-こう [0] 【仮構】 (名)スル (1)かりにつくり構える・こと(もの)。 (2)無いことをかりにあるとすること。また,そうして組み立てた事柄。虚構。「―の世界」「事件を―する」

か-こん【仮根】🔗🔉

か-こん [0] 【仮根】 蘚苔類や藻類などに生える根状の組織。種子植物の根と外形が似ていて,ほかの物への付着と養分の吸収の役目をする。単細胞または一列の細胞より成るものが多く,維管束を欠く。

か-さく【仮作】🔗🔉

か-さく [0] 【仮作】 (名)スル 事実とは異なる状況などを仮に組み立てること。また,組み立てたもの。虚構。

かさく-ものがたり【仮作物語】🔗🔉

かさく-ものがたり [6] 【仮作物語】 虚構の物語。作り物語。

か-ざん【仮山】🔗🔉

か-ざん [0][1] 【仮山】 築山(ツキヤマ)のこと。また,庭。

か-さんすい【仮山水】🔗🔉

か-さんすい [2] 【仮山水】 築山(ツキヤマ)と泉水。また,庭園のこと。

か-し【仮死】🔗🔉

か-し [1] 【仮死】 意識がなく,呼吸や脈搏(ミヤクハク)も止まるか,またはきわめて微弱で,一見死んだように見える状態。適切な処置により回復する可能性をもつ。なお,ヘビ・カエルなどの冬眠現象にこの語を使うこともある。

か・す【仮す】🔗🔉

か・す [0] 【仮す】 (動サ五[四]) (1)仮に与える。「然れども些少も之に権力を―・すべからず/明六雑誌 6」「―・すに時日を以てす(=時間ヲ与エル)」 (2)罪をゆるす。見逃す。仮借(カシヤク)する。「苟(イヤシク)も其罪を―・すことなからしめば/新聞雑誌 54」 〔(1)は「貸す」とも書く〕 [可能] かせる

かり【仮】🔗🔉

かり [0] 【仮】 〔「借り」と同源〕 (1)正式なものに代えて,間に合わせに行う物事。「―免許」「―祝言」 (2)本当のもの,本来のものでないこと。「―の名前」「―の姿」 →仮に

かりいお-の-まつり【仮庵の祭】🔗🔉

かりいお-の-まつり カリイホ― [0] 【仮庵の祭】 ユダヤ教の三大祝祭の一。秋の収穫を祝う祭り。エジプト脱出後,荒野をさまよった祖先の苦労をしのび,屋外に木で仮小屋を作り,収穫物を天井から下げ,そこで起居する。ユダヤ暦第七月の一五日から一週間行う。

かり-お【仮庵】🔗🔉

かり-お ―ホ 【仮庵】 「かりいお」の転。「秋田刈る―を作り我が居れば/万葉 2174」

かり-かんじょう【仮勘定】🔗🔉

かり-かんじょう ―カンヂヤウ [3] 【仮勘定】 簿記で,勘定項目が不確定の取引や,金額が未確定な取引を暫定的に処理する目的で設けられる勘定。

かり-ぎちょう【仮議長】🔗🔉

かり-ぎちょう ―ギチヤウ [3] 【仮議長】 議長・副議長に故障のある場合,またそれを選出する際の,臨時の議長。

かり-けいやく【仮契約】🔗🔉

かり-けいやく [3] 【仮契約】 (名)スル 正式の契約を結ぶまでの仮の契約。仮約束。

かり-げんぶく【仮元服】🔗🔉

かり-げんぶく [3] 【仮元服】 武家で,男子が一一歳になった時に,初めて太刀(タチ)を差す儀式。

かり-さしおさえ【仮差し押(さ)え】🔗🔉

かり-さしおさえ ―サシオサヘ [0][5] 【仮差し押(さ)え】 金銭債権またはこれに代わる可能性のある債権の執行を保全するため,確定判決を得て強制執行に着手するまでの間,債務者の財産の処分・移転を暫定的に禁止する処置。債権者の申請に基づき,裁判所が命令する。

かり-ずり【仮刷(り)】🔗🔉

かり-ずり [0] 【仮刷(り)】 印刷で,本刷りの前に行う印刷。試し刷り。 →本刷り

かり-に【仮に】🔗🔉

かり-に [0] 【仮に】 (副) (1)そうだと仮定して。もしも。(ア)万が一。「―失敗したらどうする」(イ)たとえ。「―招待されても出席する気はない」 (2)間に合わせに。一時的に。「―これを着ていて下さい」 (3)いいかげんに。かりそめに。「―こそ我をば君は思ひたりけれ/万葉 2766」

かりに-も【仮にも】🔗🔉

かりに-も [3] 【仮にも】 (副) (1)(多く下に打ち消し・禁止・反語の語句を伴って)決して。かりそめにも。「―人を傷つけるようなことをしてはならない」 (2)いやしくも。かりそめにも。「―大学生である以上は勉学を第一に」「―約束したからには,それを守るべきだ」 (3)一時的なことであっても。すこしでも。「弓矢とる身は―名こそおしう候へ/平家 4」

かり-の-うきよ【仮の憂き世】🔗🔉

かり-の-うきよ 【仮の憂き世】 無常なこの世。「つれもなき姿の池のまこも草―になほ乱れつつ/夫木 23」

かり-の-やど【仮の宿】🔗🔉

かり-の-やど 【仮の宿】 (1)一時的に泊まったり,住んだりする家。また,旅先の宿。 (2)はかない現世。この世。

かり-の-やどり【仮の宿り】🔗🔉

かり-の-やどり 【仮の宿り】 「仮の宿」に同じ。「―とは思へど興あるものなれ/徒然 10」

かり-の-よ【仮の世】🔗🔉

かり-の-よ 【仮の世】 はかない現世。この世。仮の宿。

かり-はなみち【仮花道】🔗🔉

かり-はなみち [4] 【仮花道】 歌舞伎劇場で,下手の本花道に対し上手に臨時に設けられる狭い花道。かりはな。

かり-ほ【仮庵】🔗🔉

かり-ほ 【仮庵】 ⇒かりお(仮庵)

かり-みや【仮宮】🔗🔉

かり-みや [0] 【仮宮】 (1)天皇の行幸(ギヨウコウ)などのとき,仮に設けられる宮居。行在所(アンザイシヨ)。行宮(アングウ)。「―を仕へ奉りて/古事記(中訓)」 (2)神輿(ミコシ)を臨時に安置する場所。御旅所(オタビシヨ)。

かり-や【仮屋】🔗🔉

かり-や [0] 【仮屋】 (1)一時的の用に作った家。 (2)「御旅所(オタビシヨ)」に同じ。 (3)昔,女性が月経や出産のときにこもった仮小屋。また,月経のこと。他屋(タヤ)。月小屋(ツキゴヤ)。

け【仮】🔗🔉

[1] 【仮】 〔仏〕 実体がないこと。また,そういうもの。 →虚仮(コケ) →仮諦(ケタイ)

かり【仮の】(和英)🔗🔉

かり【仮の】 temporary (臨時の);→英和 makeshift (まにあわせの);→英和 transient (一時の);→英和 tentative (試験的な).→英和 〜に…とすれば if;→英和 suppose[supposing].→英和 〜に…としても (even) if;granted that….〜にも even for a time (一時的にも);→英和 even in jest (冗談にも);at all (いやしくも).‖仮建築(事務所) a temporary building (office).仮採用 trial engagement.仮釈放 (a) release on parole.仮入学を許される be admittedon probation.

かりえいぎょうしょ【仮営業所】(和英)🔗🔉

かりえいぎょうしょ【仮営業所】 a temporary office[place of business].

かりかんじょう【仮勘定】(和英)🔗🔉

かりかんじょう【仮勘定】 a suspense account.

かりけいやく【仮契約】(和英)🔗🔉

かりけいやく【仮契約】 a provisional contract.

かりこうじ【仮工事】(和英)🔗🔉

かりこうじ【仮工事】 temporary construction work.

かりさいよう【仮採用】(和英)🔗🔉

かりさいよう【仮採用】 probation.→英和 仮採用者 a probationer.→英和

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