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広辞苑の検索結果 (30)

くっ‐さい【掘採】🔗🔉

くっ‐さい掘採】 地中にある鉱物を掘り取ること。

くっ‐さく【掘削・掘鑿】🔗🔉

くっ‐さく掘削・掘鑿】 地面や岩盤を掘りうがつこと。 ⇒くっさく‐き【掘削機・掘鑿機】

くっさく‐き【掘削機・掘鑿機】🔗🔉

くっさく‐き掘削機・掘鑿機】 地面・地下坑・河底・海底などを掘削する機械の総称。動力シャベル・バケット掘削機・ブルドーザーなど。 ⇒くっ‐さく【掘削・掘鑿】

くっ‐しん【掘進】🔗🔉

くっ‐しん掘進】 掘って進むこと。

くっそく‐るい【掘足類】🔗🔉

くっそく‐るい掘足類】 軟体動物の一綱。ツノガイ綱。海産の貝類で、貝殻は動物の角に似て弓状に反り、角貝つのがい類とも呼ばれる。長さ1〜5センチメートル。海底の砂中に生息し、有孔虫などを捕食する。日本に約50種。貝殻は貝細工や装飾に用いる。ほりあしるい。

こ・ず【掘ず】🔗🔉

こ・ず掘ず】 〔他〕 (用例は連用形のみ、活用は上二段か四段か不明)根付きのまま引き抜く。根こそぎにする。万葉集8「去年こぞの春い―・じてうゑし」→根こじ

ふくし【掘串】🔗🔉

ふくし掘串】 土を掘る道具。竹・木で作った。ふぐせ。ほぐせ。万葉集1「籠もよみ籠もち―もよみぶくしもち」

ほっ‐たて【掘建て・掘立て】🔗🔉

ほっ‐たて掘建て・掘立て】 (ホリタテの音便)家を建てるのに、柱の根を直接に地に埋め立てること。「―柱」 ⇒ほったて‐ごや【掘建て小屋】

ほったて‐ごや【掘建て小屋】🔗🔉

ほったて‐ごや掘建て小屋】 礎石を置かず、柱を直接地に埋めて建てた小屋。粗末な家。 ⇒ほっ‐たて【掘建て・掘立て】

ほりあげ‐でん【掘上げ田】🔗🔉

ほりあげ‐でん掘上げ田】 沼地の泥を掘り上げて短冊形につくった水田。古くから行われてきた低湿地開発の一形式で、岐阜県南部の高須輪中わじゅうや埼玉県東部の沼地跡のものが有名。田と田との間に掘り残された水面の部分は「掘り潰れ」と呼ぶ。

ほり‐あ・てる【掘り当てる】🔗🔉

ほり‐あ・てる掘り当てる】 〔他下一〕[文]ほりあ・つ(下二) 掘り進めて、探していたものを得る。「温泉を―・てる」

ほり‐いけ【掘池】🔗🔉

ほり‐いけ掘池】 掘りひらいた池。

ほり‐いど【掘井戸】‥ヰ‥🔗🔉

ほり‐いど掘井戸‥ヰ‥ 地面を掘って作った井戸。

ほり‐おこ・す【掘り起こす】🔗🔉

ほり‐おこ・す掘り起こす】 〔他五〕 ①掘って土をおこす。開墾する。 ②埋もれているものを掘り出す。今まで隠れていた物事などを見つけ出す。「需要を―・す」「新たに―・された事実」

ほり‐かえ・す【掘り返す】‥カヘス🔗🔉

ほり‐かえ・す掘り返す‥カヘス 〔他五〕 ①ほりくつがえす。日葡辞書「タヲホリカエス」。「道を―・す」 ②埋めた物を掘り出す。好色一代男4「埋みし棺桶を―・す心の程の」 ③一度決着のついた問題を再び取り上げる。

ほり‐ご【掘子】🔗🔉

ほり‐ご掘子】 江戸時代、鉱山で、坑内・坑外の鉱石運搬・排水、その他の労働に従事する人夫。

ほり‐ごたつ【掘炬燵】🔗🔉

ほり‐ごたつ掘炬燵】 床ゆかを切って炉を設けた炬燵。

ほり‐さ・げる【掘り下げる】🔗🔉

ほり‐さ・げる掘り下げる】 〔他下一〕[文]ほりさ・ぐ(下二) ①土を掘りくずして低くする。下へ下へと掘る。 ②突っ込んで考える。深く究明する。「問題の本質を―・げる」

ほりだし‐もの【掘出し物】🔗🔉

ほりだし‐もの掘出し物】 ほりだしたもの。思いがけず手に入った珍物。安価で手に入れたよい品物。「―を見付ける」

ほり‐だ・す【掘り出す】🔗🔉

ほり‐だ・す掘り出す】 〔他五〕 ①掘ってうずまっていた物を出す。「千両箱を―・す」 ②思いがけず珍物を手に入れる。よい品物を安価で手に入れる。「外国で―・した品」

ほり‐たて【掘立て】🔗🔉

ほり‐たて掘立て⇒ほったて。日葡辞書「ホリタテノイエ」

ほり‐ぬき【掘抜き】🔗🔉

ほり‐ぬき掘抜き】 ①ほりぬくこと。 ②掘抜き井戸の略。 ⇒ほりぬき‐いど【掘抜き井戸】

ほりぬき‐いど【掘抜き井戸】‥ヰ‥🔗🔉

ほりぬき‐いど掘抜き井戸‥ヰ‥ 地下を深く掘って不透水層に達し、被圧地下水を湧き出させる井戸。噴き井戸。 ⇒ほり‐ぬき【掘抜き】

ほり‐ぬ・く【掘り抜く・彫り抜く】🔗🔉

ほり‐ぬ・く掘り抜く・彫り抜く】 〔他五〕 ほって貫く。「トンネルを―・く」

ほり‐ば【掘場】🔗🔉

ほり‐ば掘場(→)付場つきば2に同じ。

ほり‐まわ・す【掘り回す】‥マハス🔗🔉

ほり‐まわ・す掘り回す‥マハス 〔他四〕 周囲を掘る。掘りめぐらす。太平記2「竹のひとむら茂りたる処に堀―・し塀塗つて」

ほり‐わり【掘割】🔗🔉

ほり‐わり掘割】 地を掘って水を通した所。ほり。 津和野の掘割 撮影:山梨勝弘

ほ・る【掘る・彫る】🔗🔉

ほ・る掘る・彫る】 [一]〔他五〕 平面をこそげてくぼみをつくる意。 ➊《掘》穴をあける。 ①地に穴をつくる。万葉集13「木綿襷ゆうたすき肩にとりかけ斎瓮いわいべをいはひ―・り据ゑ天地の神にそ吾が祈む」。大鏡「もの言はまほしくなれば、穴を―・りて言ひ入れ侍りけめ」。「池を―・る」 ②土を取り除き、中に埋まっているものを取り出す。源氏物語薄雲「春の花の木をも植ゑわたし、秋の草をも―・り移して、いたづらなる野辺の虫をも住ませて」。平家物語2「父母がかばねを―・りいだいて討たせられたる事をぞ、くやしみ給ひける」。徒然草「風流の破子わりごやうのもの…―・らぬ所もなく、山をあされども無かりけり」。「芋を―・る」 ➋《彫》きざむ。 ①彫刻する。える。太平記9「日光月光の二天子を金と銀とを以て―・り透かして」。「版木はんぎを―・る」 ②身体を針で刺し、墨を入れる。入れ墨をする。 [二]〔自下二〕 ⇒ほれる(下一)

ほ・れる【掘れる】🔗🔉

ほ・れる掘れる】 〔自下一〕[文]ほ・る(下二) ①土地が自然にうがたれてくぼまる。太平記31「夕立に―・れたる片岸のありけるをゆらりと越えけるに」 ②土地がうがたれて植物の根などが露出する。武家義理物語「古代稀なる洪水、岸根の松柳も―・れて」

[漢]掘🔗🔉

 字形  筆順 〔手(扌)部8画/11画/常用/2301・3721〕 〔音〕クツ(漢) 〔訓〕る [意味] 穴をほる。地中からほり出す。「掘削・発掘・採掘」 [解字] 形声。「手」+音符「屈」(=くぼむ)。手で穴をあけてくぼみをつくる意。 [下ツキ 採掘・試掘・盗掘・発掘・乱掘・濫掘

大辞林の検索結果 (37)

くっ-さい【掘採】🔗🔉

くっ-さい [0] 【掘採】 (名)スル 「採掘(サイクツ)」に同じ。

くっ-さく【掘削・掘鑿】🔗🔉

くっ-さく [0] 【掘削・掘鑿】 (名)スル 土地や岩石を掘りうがつこと。また,土砂・岩石を掘り取ること。

ふくし【掘串】🔗🔉

ふくし 【掘串】 竹や木で作った土を掘る道具。「籠(コ)もよみ籠持ち―もよみぶくし持ち/万葉 1」

ほっくり-かえ・す【掘っくり返す】🔗🔉

ほっくり-かえ・す ―カヘス [5][3] 【掘っくり返す】 (動サ五[四]) 〔「ほりくりかえす」の転〕 掘り返す。ほじくり返す。

ほっ-たて【掘っ立て・掘っ建て】🔗🔉

ほっ-たて [0] 【掘っ立て・掘っ建て】 〔「ほりたて」の転〕 礎石を置かないで柱の根元を直接地面にうめこんで家を建てること。

ほったて-ごや【掘っ建て小屋】🔗🔉

ほったて-ごや [0] 【掘っ建て小屋】 柱を直接土中に埋めて建てた,急造の粗末な建物。

ほり-あ・てる【掘(り)当てる】🔗🔉

ほり-あ・てる [0][4] 【掘(り)当てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ほりあ・つ (1)掘って埋蔵物を探しあてる。「金鉱を―・てる」 (2)隠れていた貴重なものを探しあてる。「優秀な人材を―・てる」

ほり-いど【掘(り)井戸】🔗🔉

ほり-いどド [3][0] 【掘(り)井戸】 地面を掘って作った井戸。

ほり-おこ・す【掘り起(こ)す】🔗🔉

ほり-おこ・す [4][0] 【掘り起(こ)す】 (動サ五[四]) (1)掘って土を起こす。掘り返す。「畑を―・す」 (2)掘って地中にあるものをとり出す。掘り出す。「木の根を―・す」 (3)隠れていたり注目されていなかった物や事柄を見つけて表面に出す。「野に埋もれた人材を―・す」 [可能] ほりおこせる

ほり-かえ・す【掘(り)返す】🔗🔉

ほり-かえ・す ―カヘス [3][0] 【掘(り)返す】 (動サ五[四]) (1)土を掘って下の方の土を上に出す。「畑を―・す」 (2)一度掘ったところを再び掘る。いったん埋めたところをもう一度掘る。「道を―・す」「墓を―・す」 (3)一度決着のついた問題を再び取り上げる。「忘れられた事件を―・す」 [可能] ほりかえせる

ほり-ごたつ【掘り炬燵】🔗🔉

ほり-ごたつ [3] 【掘り炬燵】 床を切って炉を作り腰掛けるようにしてあたるこたつ。切りごたつ。据えごたつ。

ほり-こ・む【掘(り)込む】🔗🔉

ほり-こ・む [0][3] 【掘(り)込む】 (動マ五[四]) 内側へ深く掘る。「砂浜を―・んで大型船が接岸できる港を作る」

ほり-さげ【掘(り)下げ】🔗🔉

ほり-さげ [0] 【掘(り)下げ】 掘り下げること。「問題点の―が足りない」「―が浅い」

ほり-さ・げる【掘(り)下げる】🔗🔉

ほり-さ・げる [4][0] 【掘(り)下げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 ほりさ・ぐ (1)地面を深く掘る。「地下壕を深く―・げる」 (2)深く突っ込んで考える。深く究明する。「―・げて考える」

ほりだし-もの【掘(り)出し物】🔗🔉

ほりだし-もの [0] 【掘(り)出し物】 偶然手に入れためずらしい品。安価で手に入れたもの。「骨董屋で―を見つける」

ほり-だ・す【掘(り)出す】🔗🔉

ほり-だ・す [3][0] 【掘(り)出す】 (動サ五[四]) (1)地中に埋もれたものを掘って出す。「石を―・す」 (2)めずらしい品物を偶然手に入れる。貴重なものを特別に安い値段で買う。「古本屋で珍本を―・す」 [可能] ほりだせる

ほり-たて【掘り立て】🔗🔉

ほり-たて 【掘り立て】 ほったて。「―ノ家/日葡」

ほり-た・てる【掘(り)立てる】🔗🔉

ほり-た・てる [0][4] 【掘(り)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ほりた・つ (1)盛んに掘る。「あちこちを―・てる」 (2)土を掘って柱などをたてる。また,植物などを,掘り移す。「―・てたる柱を,えいやえいやと引くに/太平記 14」

ほり-ぬき【掘(り)抜き】🔗🔉

ほり-ぬき [0] 【掘(り)抜き】 「掘り抜き井戸」の略。

ほりぬき-いど【掘(り)抜き井戸】🔗🔉

ほりぬき-いど― [5] 【掘(り)抜き井戸】 地下を深く掘って,地下水をわき出させた井戸。

ほり-ぬ・く【掘(り)抜く】🔗🔉

ほり-ぬ・く [0][3] 【掘(り)抜く】 (動カ五[四]) 深く掘って穴を作る。「四尺ばかりの深さに―・いて/草枕(漱石)」

ほり-ぼう【掘(り)棒】🔗🔉

ほり-ぼう ―バウ [0] 【掘(り)棒】 根菜類を掘り出したり,雑穀類の種穴を掘る道具。細長い棒の一端を薄く平たくしたものが多く,最も古い農具とされる。

ほり-めぐら・す【掘り回らす】🔗🔉

ほり-めぐら・す [0][5] 【掘り回らす】 (動サ五[四]) (1)周囲を掘る。掘り回す。「空堀を―・す」 (2)そのあたり一帯を縦横に掘る。「地下に避難路を―・す」

ほり-わり【掘割】🔗🔉

ほり-わり [0] 【掘割】 地面を掘って水を通した所。堀。

ほ・る【掘る】🔗🔉

ほ・る [1] 【掘る】 ■一■ (動ラ五[四]) (1)土などを除いて穴を作る。「庭を―・る」「井戸を―・る」 (2)地面の下にあるものをさがして取りだす。「いもを―・る」 (3)植物を根ごと取り出す。「秋の草をも―・り移して/源氏(薄雲)」 〔「掘れる」に対する他動詞〕 [可能] ほれる ■二■ (動ラ下二) ⇒ほれる(掘) [慣用] 墓穴を―

掘って聞・く🔗🔉

掘って聞・く しつこく聞く。根掘り葉掘り聞く。

ほ・れる【掘れる】🔗🔉

ほ・れる [2] 【掘れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ほ・る 雨などにうがたれて低くへこむ。また,そうして根などが露出する。「溝が―・れる」「古代稀なる洪水,岸根の松柳も―・れて/浮世草子・武家義理物語 3」 〔「掘る」に対する自動詞〕

くっさく【掘削する】(和英)🔗🔉

くっさく【掘削する】 excavate.→英和 〜現場 an excavation site.

ほったてごや【掘っ立て小屋】(和英)🔗🔉

ほったてごや【掘っ立て小屋】 a hut;→英和 <米>a shack.→英和

ほりあてる【掘り当てる】(和英)🔗🔉

ほりあてる【掘り当てる】 strike;→英和 find.→英和

ほりおこす【掘り起こす】(和英)🔗🔉

ほりおこす【掘り起こす】 dig[turn]up.

ほりかえす【掘り返す】(和英)🔗🔉

ほりかえす【掘り返す】 dig up.

ほりさげる【掘り下げる】(和英)🔗🔉

ほりさげる【掘り下げる】 dig down;[問題を]probe;→英和 investigate.→英和

ほりだす【掘り出す】(和英)🔗🔉

ほりだす【掘り出す】 dig out;excavate (発掘).→英和

ほりぬく【掘り抜く】(和英)🔗🔉

ほりぬく【掘り抜く】 bore.→英和

ほりわり【掘割】(和英)🔗🔉

ほりわり【掘割】 a canal.→英和

ほる【掘る】(和英)🔗🔉

ほる【掘る】 dig;→英和 excavate;→英和 burrow;→英和 sink.→英和 トンネルを〜 make a tunnel.→英和

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