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広辞苑の検索結果 (13)

と・し【利し・鋭し・疾し・捷し・敏し】🔗🔉

と・し利し・鋭し・疾し・捷し・敏し】 〔形ク〕 ①《利・鋭》するどい。よく切れる。万葉集11「つるぎ太刀もろはの―・きに足ふみて」 ②《疾・鋭》はげしい。強烈だ。万葉集7「巻向の川音高しも嵐かも―・き」 ③《疾・捷》すばやい。進みが早い。時期が早い。土佐日記「ふね―・くこげ。日のよきに」。徒然草「―・き時は則ち功ありとぞ論語と云ふ文にも侍るなる」。天草本平家物語「御恩には―・う首を召されい」。「思えばいと―・し、この年月」 ④《敏》さとることが早い。かしこい。鋭敏だ。枕草子275「大蔵卿ばかり耳―・き人はなし」。源氏物語「心―・きものにてふと思ひ寄りぬ」

と‐みみ【敏耳】🔗🔉

と‐みみ敏耳】 よく聞こえる耳。はやみみ。

びだつ‐てんのう【敏達天皇】‥ワウ🔗🔉

びだつ‐てんのう敏達天皇‥ワウ 記紀に記された6世紀後半の天皇。欽明天皇の第2皇子。名は訳語田渟中倉太珠敷おさだのぬなくらのふとたましき。(在位572〜585)(538〜585)→天皇(表)

びん【敏】🔗🔉

びん】 頭のはたらきや動作のすばやいこと。さといこと。「機を見るに―」

びん‐かつ【敏活】‥クワツ🔗🔉

びん‐かつ敏活‥クワツ すばしこく、りこうなこと。

びん‐かん【敏感】🔗🔉

びん‐かん敏感】 感覚の鋭敏なこと。わずかの変化でもすぐ感じとること。夏目漱石、道草「健三の神経は此声に対して普通の人以上の―を有つてゐた」。「―に反応する」↔鈍感

びん‐けい【敏慧】🔗🔉

びん‐けい敏慧】 さとくかしこいこと。

びん‐けい【敏警】🔗🔉

びん‐けい敏警】 すばやくさといこと。 ○牝鶏晨すひんけいあしたす [書経牧誓]牝鶏が時をつくる意で、女が勢力をふるうことのたとえ。家や国がほろぶ前兆・原因であるとされた。牝鶏の晨しん。めんどり歌えば家滅ぶ。 ⇒ひん‐けい【牝鶏】

びん‐しょう【敏捷】‥セフ🔗🔉

びん‐しょう敏捷‥セフ すばやいこと。すばしこいこと。「―な行動」

びん‐そく【敏速】🔗🔉

びん‐そく敏速】 すばやいこと。敏捷。「―な対応」

びん‐わん【敏腕】🔗🔉

びん‐わん敏腕】 物事をてきぱきと処理する能力があること。うできき。「―をふるう」「―な検事」 ⇒びんわん‐か【敏腕家】

びんわん‐か【敏腕家】🔗🔉

びんわん‐か敏腕家】 敏腕の人。うでききの人。 ⇒びん‐わん【敏腕】 ○ピンを撥ねるピンをはねる 他人に入るべき金銭の一部を取る。上前をはねる。あたまをはねる。ピンはねをする。 ⇒ピン

[漢]敏🔗🔉

 字形  筆順 〔攵(攴)部6画/10画/常用/4150・4952〕 [] 字形 〔攵(攴)部7画/11画〕 〔音〕ビン(漢) 〔訓〕さとい (名)とし [意味] すばしこい。すばやい。はしっこい。さとい。「機を見るに敏である」「敏速・敏捷びんしょう・機敏」 [解字] 会意。「」(=つぎつぎにふえる。休まずに動く)+「攵」(=動詞の記号)。つぎつぎにすばやく反応して動く意。 [下ツキ 鋭敏・過敏・機敏・俊敏・不敏・明敏

大辞林の検索結果 (18)

さと・い【聡い・敏い】🔗🔉

さと・い [2] 【聡い・敏い】 (形)[文]ク さと・し 〔「悟る」と同源〕 理解が早く,判断が確かである。また,敏感である。「耳が―・い」「利に―・い」「世に知らず―・う賢くおはすれば/源氏(桐壺)」

と・し【敏し・聆し】🔗🔉

と・し 【敏し・聆し】 (形ク) 〔「とし(利)」と同源〕 (1)行動がすばしこい。敏捷(ビンシヨウ)だ。「鷦鷯と隼といづれか―・き/日本書紀(仁徳訓)」 (2)鋭敏だ。さとい。「大蔵卿ばかり耳―・き人はなし/枕草子 275」「心―・き者にて/源氏(葵)」

はしこ・い【捷い・敏捷い】🔗🔉

はしこ・い [3] 【捷い・敏捷い】 (形)[文]ク はしこ・し 動作がすばやい。機敏である。敏捷(ビンシヨウ)だ。はしっこい。「―・い子供」「智慧に―・き幸助を傍に寄び私(ヒソカ)に其の意見を聞くに/鉄仮面(涙香)」 [派生] ――さ(名)

はしっ-こ・い【捷い・敏捷い】🔗🔉

はしっ-こ・い [4] 【捷い・敏捷い】 (形) 「捷(ハシコ)い」の転。「―・い子」 [派生] ――さ(名)

びだつ-てんのう【敏達天皇】🔗🔉

びだつ-てんのう ―テンワウ 【敏達天皇】 記紀で第三〇代天皇,淳名倉太玉敷尊(ヌナクラフトタマシキノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。欽明天皇第二皇子。記紀では六世紀後半に在位。

びん【敏】🔗🔉

びん [1] 【敏】 (名・形動)[文]ナリ すばやいこと。頭の回転のすばやいこと。また,そのさま。 ⇔鈍 「機を見るに―な男」

びん-かつ【敏活】🔗🔉

びん-かつ ―クワツ [0] 【敏活】 (名・形動)[文]ナリ 頭の働きや物事をすることがすばやい・こと(さま)。「―な動き」 [派生] ――さ(名)

びん-かん【敏感】🔗🔉

びん-かん [0] 【敏感】 (名・形動)[文]ナリ 感覚が鋭いこと。わずかな動きもすぐ感じとるさま。 ⇔鈍感 「気温の変化に―な肌」「震動を―にとらえる計器」 [派生] ――さ(名)

びん-けい【敏慧】🔗🔉

びん-けい [0] 【敏慧】 (名・形動)[文]ナリ さとくかしこい・こと(さま)。慧敏。「彼程(アレホド)―な頭脳を邪路から救ひ出して/火の柱(尚江)」

びん-しょう【敏捷】🔗🔉

びん-しょう ―セフ [0] 【敏捷】 (名・形動)[文]ナリ すばしこい・こと(さま)。「―に乗り移る」「―な動作」 [派生] ――さ(名)

びん-そく【敏速】🔗🔉

びん-そく [0] 【敏速】 (名・形動)[文]ナリ すばやい・こと(さま)。「―に行動する」「―果敢」「―な反応」

びん-わん【敏腕】🔗🔉

びん-わん [0] 【敏腕】 (名・形動)[文]ナリ 物事をすばやくてきぱきと,しかも巧みにやる・こと(さま)。うできき。 ⇔鈍腕 「―を振るう」「―刑事」 [派生] ――さ(名)

びんわん-か【敏腕家】🔗🔉

びんわん-か [0] 【敏腕家】 敏腕な人。うできき。辣腕(ラツワン)家。

びんかつ【敏活】(和英)🔗🔉

びんかつ【敏活】 quickness.→英和 〜な quick;→英和 active;→英和 nimble.→英和 〜に quickly;→英和 promptly.→英和

びんかん【敏感】(和英)🔗🔉

びんかん【敏感】 sensitiveness.→英和 〜な sensitive.→英和 〜に sensitively.→英和

びんしょう【敏捷】(和英)🔗🔉

びんしょう【敏捷】 ⇒敏活,敏速.

びんそく【敏速な(に)】(和英)🔗🔉

びんそく【敏速な(に)】 quick(ly);→英和 prompt(ly).→英和

びんわん【敏腕(を振るう)】(和英)🔗🔉

びんわん【敏腕(を振るう)】 (show one's) great ability.〜な able;→英和 capable.→英和 ‖敏腕家 an able man;a man of ability.

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