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広辞苑の検索結果 (4)

び‐わ【枇杷】ビハ🔗🔉

び‐わ枇杷ビハ バラ科の常緑高木。果樹として栽培。西日本に野生種がある。高さ約10メートルに達し、葉は長楕円形、厚くて堅く、下面には淡褐色の毛を密生。11月頃、帯黄白色の佳香ある小花を開き、翌年初夏、果実を結ぶ。果実は黄橙色・黄白色などで、食用。葉は薬用、材は木刀などにする。ひわ。〈[季]夏〉 ビワ(実) 撮影:関戸 勇 枇杷 撮影:関戸 勇

びわ‐しゅ【枇杷酒】ビハ‥🔗🔉

びわ‐しゅ枇杷酒ビハ‥ 熟したビワの果実を自然に発酵させて造った酒。

びわよう‐とう【枇杷葉湯】ビハエフタウ🔗🔉

びわよう‐とう枇杷葉湯ビハエフタウ ①ビワの葉に肉桂・甘草・莪蒁がじゅつ・甘茶などを細く切って混ぜ合わせたものの煎汁。清涼飲料として用い、暑気あたりや痢病を防ぐ効能がある。京都烏丸に本家があり、江戸では馬喰町山口屋又三郎の店がこれを扱い宣伝用に路傍で無料で飲ませた。〈[季]夏〉 ②(誰にでもふるまう意から)貞操のない女。傾城買四十八手「手めへの―は棚へ上げて」

[漢]枇🔗🔉

 字形 〔木部4画/8画/4090・487A〕 〔音〕ヒ(漢) ビ(呉)

大辞林の検索結果 (3)

び-わ【枇杷】🔗🔉

び-わ ―ハ [1] 【枇杷】 バラ科の常緑高木。西日本に自生し,また中国から果樹として渡来した。葉は長楕円形で革質。初冬,枝頂に白色の小花を多数つける。果実は卵球形で大きな種子が数個あり,初夏,橙黄色に熟する。果実を食用,葉を薬用とし,材は櫛(クシ)や木刀を作る。[季]夏。 〔「枇杷の花」は [季]冬〕 《―を食むぽろりと種二つ/星野立子》

びわよう-とう【枇杷葉湯】🔗🔉

びわよう-とう ビハエフタウ [3] 【枇杷葉湯】 (1)薬の名。枇杷の葉・肉桂・甘茶などを細かく切ってまぜあわせたものを煎(セン)じた汁で,暑気払いや急性の下痢などに用いた。京都烏丸の本店で売り出したが,江戸では宣伝用に路上などで往来の人にただでふるまった。 (2)〔(1)が誰にでもふるまわれたことから〕 多情。多淫。また,その者。「手めえの―は棚へあげて/洒落本・傾城買四十八手」

びわ【枇杷】(和英)🔗🔉

びわ【枇杷】 《植》a loquat.→英和

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