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広辞苑の検索結果 (49)

ふく【福】🔗🔉

ふく】 ①さいわい。しあわせ。幸運。曾我物語10「命を長く、―幸さいわいをこそ祈るに」。「笑う門には―来る」 ②神仏の賜り物。古今著聞集16「只今毘沙門の―たまはらんずれば、有季が小恩物の数ならじ」 ⇒福は内、鬼は外

ふくい【福井】‥ヰ(地名)🔗🔉

ふくい福井‥ヰ ①中部地方西部、日本海岸の県。越前・若狭2国を管轄。面積4189平方キロメートル。人口82万2千。全9市。 →三国節 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) ②福井県北東部にある市。県庁所在地。もと松平氏の城下町。羽二重はぶたえ・人絹の産地。南東部に特別史跡の一乗谷がある。人口26万9千。旧称、北ノ庄。 ⇒ふくい‐いか‐だいがく【福井医科大学】 ⇒ふくい‐じしん【福井地震】 ⇒ふくい‐だいがく【福井大学】

ふくい‐いか‐だいがく【福井医科大学】‥ヰ‥クワ‥🔗🔉

ふくい‐いか‐だいがく福井医科大学‥ヰ‥クワ‥ もと国立大学の一つ。1978年設立。2003年福井大学に統合され、同大医学部となる。 ⇒ふくい【福井】

ふくい‐きゅうぞう【福井久蔵】‥ヰキウザウ🔗🔉

ふくい‐きゅうぞう福井久蔵‥ヰキウザウ 国文学者。兵庫県生れ。兵庫師範卒。歌書・連歌の研究で高名。著「大日本歌書綜覧」「連歌の史的研究」「犬筑波集研究と諸本」など。(1867〜1951) ⇒ふくい【福井】

ふくい‐けんいち【福井謙一】‥ヰ‥🔗🔉

ふくい‐けんいち福井謙一‥ヰ‥ 化学者。奈良県生れ。京大教授・京都工芸繊維大学長。化学反応の過程を理論的に予測するフロンティア電子理論を創成。文化勲章・ノーベル賞。(1918〜1998) ⇒ふくい【福井】

ふくい‐じしん【福井地震】‥ヰヂ‥🔗🔉

ふくい‐じしん福井地震‥ヰヂ‥ 福井平野北部を中心とする1948年6月28日の地震。マグニチュード7.1。同平野で震度7、死者3769人、家屋の被害5万戸以上。 大和百貨店前 提供:毎日新聞社 ⇒ふくい【福井】

ふくい‐だいがく【福井大学】‥ヰ‥🔗🔉

ふくい‐だいがく福井大学‥ヰ‥ 国立大学法人の一つ。1923年(大正12)創立の福井高等工業学校(のち福井工専)と福井師範・同青年師範が合併し、49年新制大学。2003年福井医科大学を統合、04年法人化。本部は福井市。 ⇒ふくい【福井】

ふくい‐どうくつ‐いせき【福井洞窟遺跡】‥ヰ‥ヰ‥🔗🔉

ふくい‐どうくつ‐いせき福井洞窟遺跡‥ヰ‥ヰ‥ 長崎県佐世保市吉井町福井にある旧石器時代末から縄文時代草創期の洞窟遺跡。細石器文化に爪形文つめがたもん土器や隆起線文土器が伴うことが初めて明らかにされた。

ふく‐いん【福音】🔗🔉

ふく‐いん福音】 ①よろこばしいしらせ。 ②イエス=キリストの説いた神の国と救いの教え。ゴスペル。 ⇒ふくいん‐きょうかい【福音教会】 ⇒ふくいん‐しか【福音史家】 ⇒ふくいん‐しゅぎ【福音主義】 ⇒ふくいん‐しょ【福音書】

ふくいん‐きょうかい【福音教会】‥ケウクワイ🔗🔉

ふくいん‐きょうかい福音教会‥ケウクワイ 福音主義の教会。プロテスタント教会。 ⇒ふく‐いん【福音】

ふくいん‐しか【福音史家】🔗🔉

ふくいん‐しか福音史家】 (evangelist)マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4人の福音書記者。 ⇒ふく‐いん【福音】

ふくいん‐しゅぎ【福音主義】🔗🔉

ふくいん‐しゅぎ福音主義】 ①(Evangelicalism)聖書中心のプロテスタンティズム的思想。 ②(Evangelism)一般に、キリストの十字架による罪の赦ゆるしの福音を中心とし、教会の権威や既成の神学にとらわれず、敬虔けいけんな心情と実践とを重んずる運動・考え方。 ⇒ふく‐いん【福音】

ふくいん‐しょ【福音書】🔗🔉

ふくいん‐しょ福音書】 (Gospels)新約聖書中でイエス=キリストの生涯・言行を記録したもの。すなわち、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4書。 ⇒ふく‐いん【福音】

ふくいん‐ふっか【福因福果】‥フククワ🔗🔉

ふくいん‐ふっか福因福果‥フククワ 〔仏〕福徳の因によって福徳の果報が得られるということ。善因善果。

ふく‐うん【福運】🔗🔉

ふく‐うん福運】 幸福と好運。幸福をもたらす運。

ふくえ【福江】🔗🔉

ふくえ福江】 長崎県五島市の地名。もと五島氏1万2000石の城下町。

ふくおうじでん【福翁自伝】‥ヲウ‥🔗🔉

ふくおうじでん福翁自伝‥ヲウ‥ 福沢諭吉の自伝。1898年(明治31)より翌年にかけて「時事新報」に連載。多彩な人生と思想を明快な口語文で綴り、自伝文学の白眉。 →文献資料[福翁自伝]

ふくおう‐りゅう【福王流】‥ワウリウ🔗🔉

ふくおう‐りゅう福王流‥ワウリウ 能楽のワキ方の一流派。福王神右衛門盛忠(1521〜1606)を祖とする。

ふくおか【福岡】‥ヲカ(地名)🔗🔉

ふくおか福岡‥ヲカ ①九州地方北部の県。筑前・筑後2国および豊前の一部を管轄。面積4973平方キロメートル。人口505万。全28市。 →黒田節 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) ②福岡県北西部にある市。県庁所在地。政令指定都市の一つ。もと黒田氏52万石の城下町。九州の経済・交通・文化の中心。人口140万1千。→博多はかた⇒ふくおか‐きょういく‐だいがく【福岡教育大学】 ⇒ふくおか‐だいがく【福岡大学】

ふくおか【福岡】‥ヲカ(姓氏)🔗🔉

ふくおか福岡‥ヲカ 姓氏の一つ。 ⇒ふくおか‐たかちか【福岡孝弟】

ふくおか‐きょういく‐だいがく【福岡教育大学】‥ヲカケウ‥🔗🔉

ふくおか‐きょういく‐だいがく福岡教育大学‥ヲカケウ‥ 国立大学法人の一つ。福岡第一・第二師範・同青年師範が統合し、1949年に福岡学芸大学として発足、66年現校名に改称。2004年法人化。宗像むなかた市。 ⇒ふくおか【福岡】

ふくおか‐だいがく【福岡大学】‥ヲカ‥🔗🔉

ふくおか‐だいがく福岡大学‥ヲカ‥ 私立大学の一つ。1934年創設の福岡高等商業学校が起源。46年福岡経済専門学校、49年福岡商科大学を経て、56年現校名に改称。福岡市。 ⇒ふくおか【福岡】

ふくおか‐たかちか【福岡孝弟】‥ヲカ‥🔗🔉

ふくおか‐たかちか福岡孝弟‥ヲカ‥ 政治家。土佐藩士。山内容堂の命で、徳川慶喜に大政奉還を説いた。五カ条の誓文・政体書の起草者の一人。後に文部卿・枢密顧問官などを歴任。(1835〜1919) ⇒ふくおか【福岡】

ふくおか‐の‐いち【福岡市】‥ヲカ‥🔗🔉

ふくおか‐の‐いち福岡市‥ヲカ‥ 中世に備前国福岡荘(岡山市一日市ひといち・瀬戸内市長船おさふね町に比定)内にあった市場。「一遍上人絵伝」に描かれていることで有名。

ふく‐し【福祉】🔗🔉

ふく‐し福祉】 (「祉」もさいわいの意) ①幸福。公的扶助やサービスによる生活の安定、充足。自由之理「人民の―を増さんが為に」→社会福祉。 ②〔宗〕(Heil ドイツ)消極的には生命の危急からの救い、積極的には生命の繁栄。 ⇒ふくし‐きき【福祉機器】 ⇒ふくし‐こっか【福祉国家】 ⇒ふくし‐さぎょう‐しょ【福祉作業所】 ⇒ふくし‐じむしょ【福祉事務所】 ⇒ふくし‐ねんきん【福祉年金】 ⇒ふくし‐ろっぽう【福祉六法】

ふくし‐きき【福祉機器】🔗🔉

ふくし‐きき福祉機器】 高齢者や身体障害者の生活活動を援助し、また、介護者の負担を軽減するために使われる用具や機器。 ⇒ふく‐し【福祉】

ふくし‐こっか【福祉国家】‥コク‥🔗🔉

ふくし‐こっか福祉国家‥コク‥ (welfare state)完全雇用政策と社会保障政策とによって全国民の最低生活の保障と物的福祉の増大とを図ることを目的とした国家体制。 ⇒ふく‐し【福祉】

ふくし‐さぎょう‐しょ【福祉作業所】‥ゲフ‥🔗🔉

ふくし‐さぎょう‐しょ福祉作業所‥ゲフ‥ 障害者の働く場として、障害者・親・職員などにより運営される作業所。共同作業所。 ⇒ふく‐し【福祉】

ふくし‐じむしょ【福祉事務所】🔗🔉

ふくし‐じむしょ福祉事務所】 社会福祉法に定める「福祉に関する事務所」の通称。福祉六法に定められた援護・育成・更生の措置に関する事務をつかさどる。 ⇒ふく‐し【福祉】

ふく‐ち【福祉】🔗🔉

ふく‐ち福祉⇒ふくし

ふくなが【福永】🔗🔉

ふくなが福永】 姓氏の一つ。 ⇒ふくなが‐たけひこ【福永武彦】

ふくなが‐たけひこ【福永武彦】🔗🔉

ふくなが‐たけひこ福永武彦】 小説家。福岡県生れ。東大仏文科卒。内部世界の真実を知的抒情で織りなす作風で登場。小説「風土」「草の花」「死の島」、評論「ゴーギャンの世界」など。(1918〜1979) 福永武彦 撮影:田沼武能 ⇒ふくなが【福永】

ふく‐の‐かみ【福の神】🔗🔉

ふく‐の‐かみ福の神】 福を授けるという神。ふくじん。七福神。「―が舞い込む」

ふくのかみ【福の神】(作品名)🔗🔉

ふくのかみ福の神】 狂言。脇狂言。福の神が供えの御酒みきに満足して、富貴になる心得を教える。 福の神 撮影:神田佳明(所蔵:山本東次郎家)

○福は内、鬼は外ふくはうちおにはそと🔗🔉

○福は内、鬼は外ふくはうちおにはそと 節分の夜に豆を撒く時に唱える言葉。鬼は外福は内。 ⇒ふく【福】 ふく‐はく復白】 返答すること。復答。

ふくはら【福原】🔗🔉

ふくはら福原】 1180年(治承4)平清盛が安徳天皇を奉じて一時新都とした地。公家たちの反対が多く半年で京都に復帰。今の神戸市兵庫区。

ふくはら‐りんたろう【福原麟太郎】‥ラウ🔗🔉

ふくはら‐りんたろう福原麟太郎‥ラウ 英文学者・随筆家。広島県生れ。東京教育大教授。作「チャールズ=ラム伝」「読書と或る人生」。(1894〜1981) ⇒ふくはら【福原】

ふく‐びき【福引】🔗🔉

ふく‐びき福引】 ①(年の初めに、二人で一つの餅を引っぱり合い、取り分の多少によってその年の吉凶を占ったことから)くじ引きで種々の物品を分けとること。古くは綱の先に銭や品物を結びつけておいて引いた。〈[季]新年〉 ②商店の売出しなどで、くじ引きで景品を出すこと。「―大売出し」

ふく‐ふく【福福】🔗🔉

ふく‐ふく福福】 福徳の多いさま。富んでゆたかなさま。浄瑠璃、大経師昔暦「和子様姫御前産みならべて――」

ふくぶく‐し・い【福福しい】🔗🔉

ふくぶく‐し・い福福しい】 〔形〕[文]ふくぶく・し(シク) いかにも福徳のあるさまである。円く肥えてゆたかな顔つきである。

ふく‐まいり【福参り】‥マヰリ🔗🔉

ふく‐まいり福参り‥マヰリ 初午はつうまの日に伏見稲荷に参詣すること。初午参り。〈[季]春〉

ふくやま【福山】🔗🔉

ふくやま福山】 広島県南東部の市。もと水野氏10万石の城下町。備後地方の中心都市。海岸部には鉄鋼業が発達。人口45万9千。

ふく‐よし【福吉】🔗🔉

ふく‐よし福吉(→)「ものよし」3に同じ。(和訓栞)

ふく‐らく【福楽】🔗🔉

ふく‐らく福楽】 物質的にめぐまれることと安楽であること。源平盛衰記18「乞食だにも門出とて祝ふ事ぞかし、虚口すぐちにては―無し」

ふっ‐か【福果】フククワ🔗🔉

ふっ‐か福果フククワ 善業ぜんごうによって得た福徳の果報。よいむくい。しあわせ。

ふっけん【福建】フク‥🔗🔉

ふっけん福建フク‥ (Fujian)中国南東部の省。台湾海峡に面する。省都は福州。面積約12万平方キロメートル。山地が9割を占める。略称は閩びん。古来、東アジア海上交通の中心地。また華僑の主要な出身地の一つ。米のほか、甘蔗・茶・果物などを産する。→中華人民共和国(図)

[漢]福🔗🔉

 字形  筆順 〔示(礻)部9画/13画/教育/4201・4A21〕 [] 字形 〔示(礻)部9画/14画〕 〔音〕フク(漢) 〔訓〕(名)さき・さち [意味] さいわい。しあわせ。(対)禍。「禍わざわいを転じて福と為す」「福の神」「福徳・福利・福音ふくいん・幸福・祝福・冥福めいふく」 [解字] 形声。「示」(=神)+音符「」(=中に酒が豊かにみたされたとくり)。神の恵みが豊かに満ちたりる意。 [下ツキ 艶福・禍福・眼福・慶福・幸福・至福・祝福・浄福・清福・大福・追福・内福・万福・冥福・裕福

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ふく【福】🔗🔉

ふく [2] 【福】 ■一■ (名) さいわい。しあわせ。幸運。 ⇔禍 「―を招く」「笑う門には―来たる」 ■二■ (名・形動)[文]ナリ 裕福な・こと(さま)。「お前ほどの―な旦那を取放してはと/浮世草子・禁短気」

ふく=過ぎて禍(ワザワ)い生ず🔗🔉

――過ぎて禍(ワザワ)い生ず 〔宋書(劉敬宣伝)〕 身に過ぎた幸福はかえって禍いのもとになる。分を知って言動をつつしむべきである。

ふく=は内(ウチ)鬼は外(ソト)🔗🔉

――は内(ウチ)鬼は外(ソト) 福の神は内へ,災厄をもたらす鬼は外への意。節分の夜,豆をまきながら唱える言葉。

ふくい【福井】🔗🔉

ふくい フク 【福井】 (1)中部地方北西部の県。かつての越前・若狭の二国を占める。日本海に面し,九頭竜川流域に福井平野・大野盆地があり,若狭湾はリアス式海岸。東部は両白山地となる。県庁所在地,福井市。 (2)福井県北部にある市。県庁所在地。戦国時代末,柴田勝家が居城を構えて北庄と称した。江戸時代は松平氏三〇万石の城下町。絹織物・繊維・機械・食品などの工業が盛ん。

ふくい-いかだいがく【福井医科大学】🔗🔉

ふくい-いかだいがく フクイクワ― 【福井医科大学】 国立大学の一。1978年(昭和53)に設立。本部は福井県松岡町。

ふくい-けんりつだいがく【福井県立大学】🔗🔉

ふくい-けんりつだいがく フク― 【福井県立大学】 公立大学の一。1991年(平成3)設立。本部は福井県松岡町。

ふくい-こうぎょうだいがく【福井工業大学】🔗🔉

ふくい-こうぎょうだいがく フクコウゲフ― 【福井工業大学】 私立大学の一。1963年(昭和38)設立の福井女子短期大学を母体とし,65年設立。本部は福井市。

ふくい-じしん【福井地震】🔗🔉

ふくい-じしん フクヂ― 【福井地震】 1948年(昭和23)6月28日,福井平野で発生した地震。マグニチュード七・一。福井市における典型的な直下型地震で家屋への被害が多く,死者約三九〇〇人。

ふくい-だいがく【福井大学】🔗🔉

ふくい-だいがく フク― 【福井大学】 国立大学の一。1923年(大正12)創立の福井高等工業学校(のち福井工専)と師範系の学校が合併し,49年(昭和24)新制大学となる。本部は福井市。

ふくい【福井】🔗🔉

ふくい フク 【福井】 姓氏の一。

ふくい-きゅうぞう【福井久蔵】🔗🔉

ふくい-きゅうぞう フクキウザウ 【福井久蔵】 (1867-1951) 国文学者。兵庫県生まれ。学習院大学教授。和歌・連歌を中心に研究。著「連歌の史的研究」「大日本歌書綜覧」「犬筑波集研究と諸本」など。

ふくい-どうくつ【福井洞窟】🔗🔉

ふくい-どうくつ フク― 【福井洞窟】 長崎県北松浦郡吉井町にある旧石器時代から縄文早期までの洞窟遺跡。

ふく-いん【福因】🔗🔉

ふく-いん [0] 【福因】 〔仏〕 福徳の果をもたらす原因。布施など。

ふくいん-ふっか【福因福果】🔗🔉

ふくいん-ふっか ―フククワ [6] 【福因福果】 〔仏〕 福因によって得られる福徳の果報。善因善果。

ふく-いん【福音】🔗🔉

ふく-いん [0] 【福音】 (1)〔(ギリシヤ) evangelion〕 キリスト教で,イエスの十字架上の死と復活を通して啓示された救いの教え。ゴスペル。 (2)喜ばしい知らせ。「―を待つ」 〔漢訳聖書からの借用語〕

ふくいん-きょうかい【福音教会】🔗🔉

ふくいん-きょうかい ―ケウクワイ [5] 【福音教会】 福音主義の立場にたつ教会。

ふくいん-しゅぎ【福音主義】🔗🔉

ふくいん-しゅぎ [5] 【福音主義】 〔Evangelicalism〕 キリスト教において,聖書の伝える福音に信仰の中心を置く立場。正統的信仰を標榜するための用語として,しばしば恣意的・政治的に使われる。最も広義にはプロテスタンティズムのこと。

ふくいん-しょ【福音書】🔗🔉

ふくいん-しょ [5][0] 【福音書】 イエスの言葉とおこないを記した文書。単なる伝記ではなくイエスの死の意味を問い,その生と受難,死と復活に力点をおく。新約聖書にはマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネによる四福音書が含まれる。なお,外典にはトマスによる福音書などがある。ゴスペル。

ふく-うん【福運】🔗🔉

ふく-うん [0] 【福運】 よい運命。幸福と好運。

ふくえん-せん【福塩線】🔗🔉

ふくえん-せん 【福塩線】 JR 西日本の鉄道線。広島県福山・府中・塩町間,78.0キロメートル。福山平野と三次盆地を結び,陰陽連絡ルートの一部をなす。

ふくおうじでん【福翁自伝】🔗🔉

ふくおうじでん フクヲウ― 【福翁自伝】 自叙伝。福沢諭吉著。1899年(明治32)刊。洋学修業,欧米歴訪,明治維新,維新後の活動などを平明な文章で語る。

ふくおう-りゅう【福王流】🔗🔉

ふくおう-りゅう フクワウリウ 【福王流】 能のワキ方の流派の一。流祖は福王神右衛門盛忠(1521-1606)。江戸時代は観世座の座付。京阪地方に地盤をもつ。

ふくおか【福岡】🔗🔉

ふくおか フクヲカ 【福岡】 (1)九州地方北部の県。かつての筑前・筑後の二国と豊前(ブゼン)国の一部を占める。北西は日本海,北東は瀬戸内海,南西は有明海に面する。中央部に筑紫(ツクシ)山地があり,北部に福岡平野・直方(ノオガタ)平野,南西部に筑紫平野がある。県庁所在地,福岡市。 (2)福岡県北西部,博多湾に臨む市。県庁所在地。指定都市。古くから港町として栄え,近世は黒田氏五二万石の城下町。九州地方の政治・経済・文化の中心。博多織・博多人形を特産する。 →博多

ふくおか-きょういくだいがく【福岡教育大学】🔗🔉

ふくおか-きょういくだいがく フクヲカケウイク― 【福岡教育大学】 国立大学の一。師範学校三校が統合し,1949年(昭和24)に福岡学芸大学として発足,66年現名に改称。本部は宗像市。

ふくおか-けんりつだいがく【福岡県立大学】🔗🔉

ふくおか-けんりつだいがく フクヲカ― 【福岡県立大学】 公立大学の一。1991年(平成3)設立。本部は田川市。

ふくおか-こうぎょうだいがく【福岡工業大学】🔗🔉

ふくおか-こうぎょうだいがく フクヲカコウゲフ― 【福岡工業大学】 私立大学の一。1963年(昭和38)福岡電波学園電子工業大学として設立。66年現名に改称。本部は福岡市東区。

ふくおか-しかだいがく【福岡歯科大学】🔗🔉

ふくおか-しかだいがく フクヲカシクワ― 【福岡歯科大学】 私立大学の一。1972年(昭和47)設立。本部は福岡市早良区。

ふくおか-じょがくいんだいがく【福岡女学院大学】🔗🔉

ふくおか-じょがくいんだいがく フクヲカヂヨガクン― 【福岡女学院大学】 私立大学の一。1885年(明治18)創立のキリスト教系の英和女学校を源とし,1989年(平成1)設立。本部は小郡市。

ふくおか-じょしだいがく【福岡女子大学】🔗🔉

ふくおか-じょしだいがく フクヲカヂヨシ― 【福岡女子大学】 公立大学の一。1921年(大正10)創立の福岡県立女子専門学校を前身とし,50年(昭和25)新制大学となる。本部は福岡市東区。

ふくおか-だいがく【福岡大学】🔗🔉

ふくおか-だいがく フクヲカ― 【福岡大学】 私立大学の一。1934年(昭和9)創設の福岡高等商業学校を源とし,数度の名称変更を経て,49年福岡商科大学として設立。56年現名に改称。本部は福岡市城南区。

ふくおか-れんたい-さべつじけん【福岡連隊差別事件】🔗🔉

ふくおか-れんたい-さべつじけん フクヲカ― 【福岡連隊差別事件】 1926年(大正15)全国水平社が福岡歩兵第二四連隊内で組織した未解放部落出身兵士に対する差別を糾弾する闘争を弾圧するため,軍隊・警察が水平社による福岡連隊爆破事件をでっちあげ,指導者を逮捕した事件。

ふくおか【福岡】🔗🔉

ふくおか フクヲカ 【福岡】 姓氏の一。

ふくおか-たかちか【福岡孝弟】🔗🔉

ふくおか-たかちか フクヲカ― 【福岡孝弟】 (1835-1919) 政治家。土佐藩出身。山内容堂の意を受けて二条城で徳川慶喜と会見,大政奉還を促した。維新後は,由利公正と「五箇条の御誓文」を起草,文部大輔・文部卿を歴任。

ふく-か【福果】🔗🔉

ふく-か ―クワ [2] 【福果】 ⇒ふっか(福果)

ふくなが【福永】🔗🔉

ふくなが 【福永】 姓氏の一。

ふくなが-たけひこ【福永武彦】🔗🔉

ふくなが-たけひこ 【福永武彦】 (1918-1979) 小説家。福岡県生まれ。別名,加田伶太郎。東大卒。西欧的知性によって人間の意識の暗部を追究,構成力のある現代ロマンを創出。著「風土」「草の花」「廃市」「海市」「死の島」

ふく-の-かみ【福の神】🔗🔉

ふく-の-かみ [3] 【福の神】 人間に幸福や利益をもたらす神。七福神など。ふくじん。

ふくのかみ【福の神】🔗🔉

ふくのかみ 【福の神】 狂言の一。年籠りに来た参詣人の前に現れた福の神が,供えられた神酒をのみながら富裕になる心得を語る。

ふくば【福羽】🔗🔉

ふくば 【福羽】 姓氏の一。

ふくば-よししず【福羽美静】🔗🔉

ふくば-よししず ―ヨシシヅ 【福羽美静】 (1831-1907) 幕末・明治の国学者。石見の人。通称・文三郎,号は木園など。津和野藩士。大国隆正に学び,明治初期の神社行政に活躍した。

ふくはら【福原】🔗🔉

ふくはら 【福原】 神戸市兵庫区の旧称。1180年平清盛が安徳天皇を奉じて一時新都とした地。

ふく-びき【福引(き)】🔗🔉

ふく-びき [0] 【福引(き)】 〔年の始めに二人で餅を引き合い,取った量の多少によりその年の吉凶を占ったことから〕 商店の売り出しなどで,籤(クジ)を引かせ,当たった人に景品を出すこと。また,その籤。[季]新年。「―券」

ふくま【福間】🔗🔉

ふくま 【福間】 福岡県北部,宗像(ムナカタ)郡の町。福岡市と北九州市のほぼ中間にある。玄界灘に面する。

ふっ-か【福果】🔗🔉

ふっ-か フククワ [1] 【福果】 〔仏〕 果報として生ずる福徳。 →福因

ふっけん【福建】🔗🔉

ふっけん フクケン 【福建】 中国の南東部,台湾海峡に面する省。山地が多く,茶・ミカン・杉などを産出。華僑の出身地として有名。省都,福州。別名・(ビン)。フーチエン。

ふく【福】(和英)🔗🔉

ふく【福】 good fortune[luck].福の神 the god of wealth.福は内! 鬼は外! In with fortune! Out with the devil!

ふくいん【福音】(和英)🔗🔉

ふくいん【福音】 (1)[吉報]good news.(2)[キリスト教の]the gospel.→英和

ふくびき【福引】(和英)🔗🔉

ふくびき【福引】 a lottery.→英和 〜を引く draw a lot.→英和 〜で当てる getin a lottery.→英和

ふくぶくしい【福々しい】(和英)🔗🔉

ふくぶくしい【福々しい】 chubby;→英和 plump.→英和

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