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広辞苑の検索結果 (20)
はこね【箱根】🔗⭐🔉
はこね【箱根】
神奈川県足柄下郡の町。箱根山一帯を含む。温泉・観光地。芦ノ湖南東岸の旧宿場町は東海道五十三次の一つで、江戸時代には関所があった。
⇒はこね‐うつぎ【箱根空木】
⇒はこね‐おんせん【箱根温泉】
⇒はこね‐こめつつじ【箱根米躑躅】
⇒はこね‐ごんげん【箱根権現】
⇒はこね‐ざいく【箱根細工】
⇒はこね‐さんしょううお【箱根山椒魚】
⇒はこね‐じ【箱根路】
⇒はこね‐しだ【箱根羊歯】
⇒はこね‐しちとう【箱根七湯】
⇒はこね‐じんじゃ【箱根神社】
⇒はこね‐そう【箱根草】
⇒はこね‐だけ【箱根竹】
⇒はこね‐の‐せき【箱根の関】
⇒はこね‐はちり【箱根八里】
⇒はこね‐まごうた【箱根馬子唄】
⇒はこね‐やま【箱根山】
⇒はこね‐ゆもと【箱根湯本】
⇒はこね‐ようすい【箱根用水】
⇒はこねれいげん‐いざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】
はこね‐うつぎ【箱根空木】🔗⭐🔉
はこね‐うつぎ【箱根空木】
(箱根に多く産したとの誤認による)スイカズラ科の落葉低木。各地の海岸に自生。樹高2〜5メートル。太い髄がある。初夏、梢上や葉腋に多数の筒状花をつけ、花は初め白色、後に紅変。庭樹とする。錦帯花。〈[季]夏〉
はこねうつぎ
ハコネウツギ
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒はこね【箱根】
ハコネウツギ
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒はこね【箱根】
はこね‐おんせん【箱根温泉】‥ヲン‥🔗⭐🔉
はこね‐おんせん【箱根温泉】‥ヲン‥
神奈川県南西部、箱根山中にある温泉の総称。いわゆる箱根七湯のほか、小涌谷こわくだに・強羅ごうら・仙石・湯ノ花沢・大平台など。酸性泉・硫黄泉・塩類泉・単純泉。泉量豊富。
箱根湯本温泉
撮影:関戸 勇
塔ノ沢温泉
撮影:関戸 勇
大平台温泉
撮影:関戸 勇
宮ノ下温泉
撮影:関戸 勇
⇒はこね【箱根】
塔ノ沢温泉
撮影:関戸 勇
大平台温泉
撮影:関戸 勇
宮ノ下温泉
撮影:関戸 勇
⇒はこね【箱根】
はこね‐こめつつじ【箱根米躑躅】🔗⭐🔉
はこね‐こめつつじ【箱根米躑躅】
ツツジ科の小低木。箱根を中心に関東地方南西部に自生。葉は小形の倒卵形で、質厚く枝端に集まる。7月頃、葉腋に筒形白色の小花を付ける。盆栽用に栽植。
⇒はこね【箱根】
はこね‐ごんげん【箱根権現】🔗⭐🔉
はこね‐ごんげん【箱根権現】
箱根神社の別称。
⇒はこね【箱根】
はこね‐ざいく【箱根細工】🔗⭐🔉
はこね‐ざいく【箱根細工】
箱根・小田原地方で土産物として発展した木工細工。とくに寄木細工や木象嵌に特色がある。
箱根細工
撮影:関戸 勇
⇒はこね【箱根】
⇒はこね【箱根】
はこね‐さんしょううお【箱根山椒魚】‥セウウヲ🔗⭐🔉
はこね‐さんしょううお【箱根山椒魚】‥セウウヲ
サンショウウオの一種。全長12〜18センチメートル。体の背面は暗褐色か黒色で中央に幅広い1条のオレンジ色の帯がある。成体も肺を欠き、呼吸は皮膚で行うのが特徴。幼生は渓流中にすみ、指先に爪を持つ。本州・四国の山間にすむ。乾燥して民間薬として用いた。
⇒はこね【箱根】
はこね‐じ【箱根路】‥ヂ🔗⭐🔉
はこね‐じ【箱根路】‥ヂ
箱根山中を通ずる道路。小田原から箱根まで4里10町、箱根から三島まで3里20町、合わせて約8里あるところから箱根八里の称がある。
箱根路
撮影:関戸 勇
⇒はこね【箱根】
⇒はこね【箱根】
はこね‐しだ【箱根羊歯】🔗⭐🔉
はこね‐しだ【箱根羊歯】
(初め箱根山で採集されたことからの名)ホウライシダ科の常緑多年生シダ。山地の崖がけなどに生える。葉は羽状、葉柄は紫黒褐色で光沢がある。本州中南部以西に産し、観賞用にもする。全体を乾して去痰・利尿・通経剤とする。ハコネソウ。
はこねしだ
⇒はこね【箱根】
⇒はこね【箱根】
はこね‐しちとう【箱根七湯】‥タウ🔗⭐🔉
はこね‐しちとう【箱根七湯】‥タウ
箱根温泉郷にある湯本・塔ノ沢・宮ノ下・底倉・堂ヶ島・木賀きが・芦ノ湯の七温泉。木賀の代りに姥子うばこを入れることもある。
⇒はこね【箱根】
はこね‐じんじゃ【箱根神社】🔗⭐🔉
はこね‐じんじゃ【箱根神社】
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根、芦ノ湖東岸にある元国幣小社。祭神は瓊瓊杵尊ににぎのみこと・木花開耶姫尊このはなさくやひめのみこと・彦火火出見尊ひこほほでみのみこと。箱根権現。
⇒はこね【箱根】
はこね‐そう【箱根草】‥サウ🔗⭐🔉
はこね‐そう【箱根草】‥サウ
ハコネシダの別称。
⇒はこね【箱根】
はこね‐だけ【箱根竹】🔗⭐🔉
はこね‐だけ【箱根竹】
アズマネザサの一品種。箱根山に多いのでこの名がある。花は春に開き緑紫色。地下茎で喫煙用のパイプを作る。
⇒はこね【箱根】
はこね‐の‐せき【箱根の関】🔗⭐🔉
はこね‐の‐せき【箱根の関】
江戸時代初め設置された、東海道の箱根山中の関所。三島・小田原の両宿の中間にあり、箱根宿の東方の入口で、北は芦ノ湖に面し、南は山を負い、要害の地。小田原藩主が預かり、特に入鉄砲いりでっぽう出女でおんなの取締りが厳重であった。
箱根の関
撮影:関戸 勇
⇒はこね【箱根】
⇒はこね【箱根】
はこね‐まごうた【箱根馬子唄】🔗⭐🔉
はこね‐まごうた【箱根馬子唄】
箱根街道などの馬子たちが歌った馬子唄。「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」とあり、大井川辺で歌われたともいう。別に「箱根駕籠かき唄」がある。
⇒はこね【箱根】
はこね‐やま【箱根山】🔗⭐🔉
はこね‐やま【箱根山】
伊豆半島の基部にあり、神奈川・静岡両県にまたがる三重式の火山。最高峰は中央火口丘の一つ、神山で標高1438メートル。火口原に芦ノ湖があり、また多数の温泉がある。交通網の整備により観光開発が進む。
⇒はこね【箱根】
はこね‐ゆもと【箱根湯本】🔗⭐🔉
はこね‐ゆもと【箱根湯本】
箱根七湯の一つ。神奈川県箱根町、箱根温泉郷東部、早川渓谷に湧出する無色透明の単純泉。
⇒はこね【箱根】
はこね‐ようすい【箱根用水】🔗⭐🔉
はこね‐ようすい【箱根用水】
箱根芦ノ湖から湖尻峠の下にトンネルを掘って西方の村々に引いた灌漑用水。1670年(寛文10)完成。深良用水。
⇒はこね【箱根】
はこねれいげん‐いざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】‥ヰザリ‥🔗⭐🔉
はこねれいげん‐いざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】‥ヰザリ‥
浄瑠璃。司馬芝叟しばしそう作の時代物。通称「躄勝五郎」。1801年(享和1)初演。躄となった飯沼勝五郎が妻初花と共に方々を流浪するが、箱根権現の霊験によって足腰が立ち、忠僕筆助の助太刀で兄の仇佐藤剛助(滝口上野)を討ったことを脚色する。後に歌舞伎化。
⇒はこね【箱根】
大辞林の検索結果 (21)
はこね【箱根】🔗⭐🔉
はこね 【箱根】
神奈川県南西部,箱根山一帯の通称,および足柄下郡の町名。富士箱根伊豆国立公園の一部。国際的な観光地。古くからの東海道の要衝で,江戸時代には関所があった。
はこね-うつぎ【箱根空木】🔗⭐🔉
はこね-うつぎ [4] 【箱根空木】
スイカズラ科の落葉低木。海岸近くに自生し,庭木ともする。葉は楕円形で対生する。五,六月,枝先や葉腋(ヨウエキ)に漏斗形で先が五裂する花を多数つける。花は初め白色,次第に紅色に変わる。
箱根空木
[図]
[図]
はこね-おんせん【箱根温泉】🔗⭐🔉
はこね-おんせん ―ヲン― 【箱根温泉】
箱根火山一帯に湧出する温泉の総称。単純泉・食塩泉・硫黄泉など多種。早川の渓谷沿いと,中央火口丘付近の温泉群から成る。
はこね-かごかきうた【箱根駕籠舁き唄】🔗⭐🔉
はこね-かごかきうた 【箱根駕籠舁き唄】
神奈川県箱根峠の民謡で,仕事唄。駕籠かきたちが,客を楽しませるために唄った。
はこね-こめつつじ【箱根米躑躅】🔗⭐🔉
はこね-こめつつじ [6][7] 【箱根米躑躅】
ツツジ科の半落葉低木。富士周辺の山地の岩地に自生。高さ約1メートル。よく分枝し,楕円形の葉を輪生状に互生。若枝や葉に毛がある。七月頃,枝先に筒状の白い小花を一〜三個ずつつける。
はこね-ごんげん【箱根権現】🔗⭐🔉
はこね-ごんげん 【箱根権現】
⇒箱根神社(ハコネジンジヤ)
はこね-ざいく【箱根細工】🔗⭐🔉
はこね-ざいく [4] 【箱根細工】
小田原・箱根に産する木工細工。山中の広葉樹を用いた寄せ木・象眼・挽き物・組み木など。
はこね-さんしょううお【箱根山椒魚】🔗⭐🔉
はこね-さんしょううお ―サンセウウヲ [6] 【箱根山椒魚】
サンショウウオの一種。全長約15センチメートル。体形はイモリに似る。体の背面は赤褐色で中央線に沿って一条の橙色帯が走る。腹面は紫褐色。四国・近畿から東北地方にかけての山間部の渓流に見られる。
はこね-じ【箱根路】🔗⭐🔉
はこね-じ ―ヂ 【箱根路】
小田原から箱根峠を経て三島に至る道。里程約八里。近世以後,本道となる。足柄路に対していう。
はこね-しだ【箱根羊歯】🔗⭐🔉
はこね-しだ [4] 【箱根羊歯】
イノモトソウ科の常緑性シダ植物。暖地の山中の岩上に生える。葉は長さ約15センチメートルで,二,三回羽状に分枝し,羽片は質がかたく倒三角形で上端が裏に折り返り胞子嚢(ノウ)群をおおう。葉柄は黒紫色で光沢がある。ハコネソウ。アジアンタム。
はこね-しちとう【箱根七湯】🔗⭐🔉
はこね-しちとう ―タウ 【箱根七湯】
箱根温泉郷のうち,古くから開かれた湯本・塔
沢・宮
下・堂ヶ島・底倉・芦
湯・姥子(ウバコ)の七湯。姥子の代わりに木賀を入れることがある。
沢・宮
下・堂ヶ島・底倉・芦
湯・姥子(ウバコ)の七湯。姥子の代わりに木賀を入れることがある。
はこね-じんじゃ【箱根神社】🔗⭐🔉
はこね-じんじゃ 【箱根神社】
神奈川県足柄下郡箱根町,芦
湖東岸にある神社。祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲哉姫尊・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)。箱根権現。
湖東岸にある神社。祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲哉姫尊・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)。箱根権現。
はこね-そう【箱根草】🔗⭐🔉
はこね-そう ―サウ [0] 【箱根草】
ハコネシダの別名。
はこね-とうげ【箱根峠】🔗⭐🔉
はこね-とうげ ―タウゲ 【箱根峠】
神奈川県と静岡県の境,箱根外輪山の南端にある峠。国道一号線が通る。旧東海道の難所として知られた。
はこね-の-せき【箱根関】🔗⭐🔉
はこね-の-せき 【箱根関】
江戸時代,東海道の箱根山中に設けられた関所。神奈川県足柄下郡箱根町の芦
湖畔にある本関のほかに五か所の裏関所があり,小田原藩管理下にあって,厳重に通行を取り締まった。
湖畔にある本関のほかに五か所の裏関所があり,小田原藩管理下にあって,厳重に通行を取り締まった。
はこね-はちり【箱根八里】🔗⭐🔉
はこね-はちり [5] 【箱根八里】
小田原から箱根峠を越えて三島までの約八里のみちのり。
はこね-まごうた【箱根馬子唄】🔗⭐🔉
はこね-まごうた 【箱根馬子唄】
神奈川県箱根峠の民謡で,仕事唄。駄賃付け馬子たちが唄った唄。旧南部領の博労の夜曳き唄が源流。
はこね-やま【箱根山】🔗⭐🔉
はこね-やま 【箱根山】
神奈川県南西部にある三重式火山。主峰神山は海抜1438メートル。南西麓に火口原湖芦
湖がある。カルデラ内部には温泉が多い。((歌枕))「―双子の山も秋深み明け暮れ風に木の葉散りかふ/好忠集」
湖がある。カルデラ内部には温泉が多い。((歌枕))「―双子の山も秋深み明け暮れ風に木の葉散りかふ/好忠集」
はこね-ゆもと【箱根湯本】🔗⭐🔉
はこね-ゆもと 【箱根湯本】
箱根町東部,早川と須雲(スクモ)川の合流点にある温泉地。単純泉・弱食塩泉。箱根温泉のうち,最古のもの。
はこね-ようすい【箱根用水】🔗⭐🔉
はこね-ようすい 【箱根用水】
相模国の芦
湖の水を,トンネルを掘って箱根山西麓の駿河国深良(フカラ)川・黄瀬川に導いた灌漑用水。深良村名主大庭源之丞が中心となり1666年に着工,70年竣工。深良用水。
湖の水を,トンネルを掘って箱根山西麓の駿河国深良(フカラ)川・黄瀬川に導いた灌漑用水。深良村名主大庭源之丞が中心となり1666年に着工,70年竣工。深良用水。
はこねれいげんいざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】🔗⭐🔉
はこねれいげんいざりのあだうち ―
ザリノアダウチ 【箱根霊験躄仇討】
人形浄瑠璃。時代物。司馬芝叟作。1801年初演。飯沼(躄(イザリ))勝五郎が兄の敵討ちをした実説によるという。いざりとなった勝五郎は妻初花とともに敵滝口上野(コウズケ)を討つために苦難するが,箱根権現の霊験によって足腰も立ち,本懐をとげる。いざりの仇討。
ザリノアダウチ 【箱根霊験躄仇討】
人形浄瑠璃。時代物。司馬芝叟作。1801年初演。飯沼(躄(イザリ))勝五郎が兄の敵討ちをした実説によるという。いざりとなった勝五郎は妻初花とともに敵滝口上野(コウズケ)を討つために苦難するが,箱根権現の霊験によって足腰も立ち,本懐をとげる。いざりの仇討。
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