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からだ【体】[0]🔗🔉

からだ【体】[0] 〔「から」は「なきがら」の「から」と同義。「だ」は接辞〕 (一)「肉体」の意の和語的表現。〔遺骸イガイ、ことに首の無い遺体を指すことが多い。雅語形は「むくろ」〕 (二)意識・思考・活動をする主体としての肉体。雅語形は「身」、字音語的表現は「身体シンタイ」。〔広義では、動物のそれをも含める〕 「―を△鍛える(使う・張る)/―をこわす〔=健康をそこねる〕/いい―〔=体格〕/普通の―でない〔=(a)妊娠している。 (b)病身である〕」 [表記](一)は、「〈骸」とも書いた。「{身体}」は非常に新しい用字。

たい[体]🔗🔉

たい[体] (一)〔解剖学で〕生物の△器官(組織)。 「脳下垂体・水晶体・松果体[0]・黄体・マルピーギ小体[6]〔=腎ジン小体[3]〕・上皮小体[4]」 (二)(A)一まとまりの△生物(もの)。 「個体・群体[0]・成体:生物体[0]・動物体・植物体[0]・生活体・前葉体・病原体」 (B)△幾つかのもの(何人かの人びと)が一まとまりとなって、ある機能を果たすもの。 「団体・共同体・自治体・組織体・統一体[0]・有機体・生命体・集合体・連合体[0]・共同企業体[0]・軍産複合体[0]、[1]‐[0]・混合体[0]・溶体[0]:弱体・解体(一):体制」 (三)構造物の、付属物を除外した本体。 「車体・船体・機体・艦体[0]」 (四)立体。 「立方体・直方体・多面体・柱体・錐体スイタイ・球体・楕円ダエン体[0]・回転体[0]:体積」 (五)(A)物体。 「剛体・落体・動体・黒体・天体・媒体・発光体・透明体[0]・結晶体[0]・弾性体・被写体」 (B)物質の状態。また、その状態に在る物質。 「固体・液体・気体:流(動)体・粉体」 (C)物質。 「(半)導体・絶縁体・磁性体[0]・重合体[0]・単体(二)・錯体[0]・同素体・同位体・染色体・葉緑体[0]・光学異性体[0]・アミノ酸誘導体・抗体〔=免疫体〕・検体」 (六)(自分自身で)実際に、経験することを表わす。 「体験・体得・体認」

たい【体】[1]🔗🔉

たい【体】[1] [一] (一)(A)そこに存在し、 行動するものとしての、人間や動物の からだ全体。 「―を預ける〔=すもうで、相手に乗りかかるような姿勢になる〕/―を引く〔=間合いが取れるように やや後ろへ下がる〕/―を下げる〔=腰を少しかがめて、西洋流の女性のおじぎをする〕/―をかわす〔=位置を変えて、そのものとの衝突を避ける〕/―位・―腔コウ・―育・―格・―質・―力・―温・母―・生―・死―・遺―・巨―・聖―・老―・健康―・同―・献―・軟―動物・仏―・神―・身―・人―・肉―」 (B)(ヒトの)からだの部分。 「五―・胴―・上―・肢―」 (二)(A)個個のものを他と区別して特徴づける、目に見える形。 「△政党(組織)の―を成す〔=見られて、恥ずかしくない形になる〕/―系・字―・明朝ミンチヨウ―・教科書―・異―字・簡―字・変―がな・書―・草―・無―物・形―・政―・具―・―現」 (B)すがた。かっこう。〔姿勢・構えの意にも用いられる〕 「童―・俗―・僧―・法―ホツタイ・正―シヨウタイ・自然―・死に―」 (C)形式。スタイル。体裁。様式。 「文―・散文―・詩―[0]・口語―・書簡―・敬―・漢文訓読―・古―・近―・新―詩・問答―・辞書―・編年―・紀伝―」 (三)個個のものの内容を満たし、その働きのささえとなっていると考えられる実質。 「名は―を表わす/―用・―言・実―・主―・客―」 (四)「相(三)(A)」の、ロシア語文法における称。 「不完了―・完了―」 [二] いったい(一体)[三]

てい【体】[1]🔗🔉

てい【体】[1] (一)外から見た様子。〔多く、望ましくない意で使われる〕 「ほうほうの―で引き下がる/職人―〔=風〕の男」 (二)外部の人に見せかける様子。 「思い入れの―/―を成す/―よく断わる」 [表記]「《態」とも書く。

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