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き[気]🔗🔉

き[気] 風雨・寒暑などの自然現象。 「気候・気象・天気」

き【気】🔗🔉

き【気】 (一)[1] 目には見えないが、その場所を満たしていると感じられる何ものか。空気・ガスや人知を超えた霊妙なものなど。 「陰惨の―〔=雰囲気〕/―〔=独特のにおいや味〕の抜けたビール/山の―」 (二)[1] 外界の刺激によって、その時どきに変わる快・不快などの感じ。 「こちらの挨拶アイサツを無視されて、いやな―がした/入浴したら生まれ変わったような―がした」 (三)[0] 顔色・言葉や動作の端ばしに うかがわれる、その人の心の動き。 「―が進まない/やる―が無い/―の無い返事/仕事をする―があるとは思えない態度/―が変わる/―が違う〔=異常な精神状態になる〕/―を抜く〔=緊張をゆるめたり 適当にごまかしたり する〕/―が弱い/―を△奪われる(許す・配る・使う・つける・取り直す・引き締める・ゆるめる)/生―・元―・新進―鋭・悪―ワルギ・親切―

きがあう【気が合う】🔗🔉

きがあう【気が合う】 物の見方や考え方が似ていてその人と気持が通い合う。

きがある【気がある】🔗🔉

きがある【気がある】 (一)そのことに興味・関心がある。 「彼は役員のポストに―らしい」 (二)特定の異性に恋心をいだく。 「田中君は君に―ようだよ」

きがおおい【気が多い】🔗🔉

きがおおい【気が多い】 興味・関心の対象が次つぎと変わる。

きがおけない【気が置けない】🔗🔉

きがおけない【気が置けない】 (一)気を許してつきあうことが出来る様子。 (二)気を許してつきあうことが出来ない様子。〔(二)は、もと誤用に基づく〕

きがおもい【気が重い】🔗🔉

きがおもい【気が重い】 予定通りに仕事が進まなかったり 前途に不安が有ったり 自信が無かったり いやな事が重なったり して、圧迫感で心が晴れない。

きがかつ【気が勝つ】🔗🔉

きがかつ【気が勝つ】 勝ち気である。

きがきく【気が利く】🔗🔉

きがきく【気が利く】 (一)心配りがこまやかで、注意が行き届く。 「迎えに来ないとは気が利かないやつだ」 (二)しゃれていて、センスの良さが感じられる。 「気が利いた贈物」

きがくさる【気が腐る】🔗🔉

きがくさる【気が腐る】 思い通りに事態が進展せず、いやけがさす。 「毎日雨で―な」

きがさす【気が差す】🔗🔉

きがさす【気が差す】 気がとがめる。

きがしずむ【気が沈む】🔗🔉

きがしずむ【気が沈む】 不快な目にあうなどして、暗い気分に落ち込む。 「打ち続く災害にすっかり気が沈んでしまった」

きがしれない【気が知れない】🔗🔉

きがしれない【気が知れない】 なぜ そんな事を△する(言う)のか、その人の意図が分からない。

きがすむ【気が済む】🔗🔉

きがすむ【気が済む】 気がかりな事が片づいて、晴ればれしい気持になる。

きがせく【気が急く】🔗🔉

きがせく【気が急く】 一刻も早く そうしたい気持で落ち着か△ない(ず、かえって良くない結果をもたらす)。

きがつく【気が付く】🔗🔉

きがつく【気が付く】 (一)注意が行き届く。 「見落としがちな点によく気が付いたね/気が付きませんで失礼いたしました」 (二)それまで気にとめなかったものに改めて注意が行く。 「定期券を落としたことに―」 (三)それまで失われていた意識を取り戻す。 「居眠りしていて気が付いたら乗り越していた」

きがとおくなる【気が遠くなる】🔗🔉

きがとおくなる【気が遠くなる】 気を失う。

きがとおくなるような【気が遠くなるような】🔗🔉

きがとおくなるような【気が遠くなるような】 量が多かったり 作業が細か過ぎたり 内容がむずかし過ぎたり して、第三者には ついて行けないという感じを与える。 「―△話(歳月)」

きがとがめる【気が咎める】🔗🔉

きがとがめる【気が咎める】 その人の心の底のどこかに、自分のやった非行を責める所があり、平然たり得ない心境にある。

きがぬける【気が抜ける】🔗🔉

きがぬける【気が抜ける】 (一)それまでの気持の張りを失う。 (二)飲み物の持つ本来の香りや味が失われる。

きがはやい【気が早い】🔗🔉

きがはやい【気が早い】 どんな結果になるかも考えずに、こうしようと思ったことをすぐ実行しなければ気が済まない性格だ。

きがはる【気が張る】🔗🔉

きがはる【気が張る】 緊張△する(し過ぎて、負担を感じる)。

きがひける【気が引ける】🔗🔉

きがひける【気が引ける】 劣等感が有って、積極的な言動が出来ないでいる。

きがふれる【気がふれる】🔗🔉

きがふれる【気がふれる】 「気が狂う」の老人語。

きがまわる【気が回る】🔗🔉

きがまわる【気が回る】 細かい点にまで注意が行き届き、その場その場をうまく処理する。 「他人にまでは気が回らない」

きがみじかい【気が短い】🔗🔉

きがみじかい【気が短い】 待っていることが出来なくて△すぐ怒る(いらいらする)様子だ。

きがもめる【気が揉める】🔗🔉

きがもめる【気が揉める】 何とか早く決着してくれないかという気持で、平静でいられなくなる。

きがわかい【気が若い】🔗🔉

きがわかい【気が若い】 年齢のわりに考え方などが若わかしい。

きできをやむ【気で気を病む】🔗🔉

きできをやむ【気で気を病む】 取越し苦労であれこれ思い悩む。

きでもつ【気で持つ】🔗🔉

きでもつ【気で持つ】 重病人や極端な苦境に立たされた人などが、気力で持ちこたえる。

きにいる【気に入る】🔗🔉

きにいる【気に入る】 好みや希望・理想にかなっていたりして、満足する。 「品質はいいが、このデザインが気に入らない」

きにかかる【気に掛かる】🔗🔉

きにかかる【気に掛かる】 (一)解決を要する事として、心から離れないでいる。 「長年気に掛かっていたことが、この本を読んでやっと解決した」 (二)どういう結末になるかについて、不安な気持でいる。 「遭難者の安否が―」

きにくわない【気に食わない】🔗🔉

きにくわない【気に食わない】 気に入らない△所が有って(感じを抑え切れず)、心の平静が保てない。

きにさわる【気に障る】🔗🔉

きにさわる【気に障る】 たまらなく不愉快であり、何とか撥()ねのけたく思う。

きにする【気にする】🔗🔉

きにする【気にする】 その△存在(現象)が無視出来ない現状に直面して、△気がかり(不安)を抑え切れない状態に在る。 「軽い食あたりだから―ことはないでしょう/彼は今でもぼくの言ったことを気にしているようだ」

きにそまない【気に染まない】🔗🔉

きにそまない【気に染まない】 相手の言動や与えられた役割などが自分の考えや気持にうまく合わない。 「―仕事を無理に引き受けることはない」

きにとめる【気に止める】🔗🔉

きにとめる【気に止める】 その物事の存在を心のどこかで記憶する。

きになる【気になる】🔗🔉

きになる【気になる】 どうなるかという先行きの不安が、その人の脳裏を支配する。

きにやむ【気に病む】🔗🔉

きにやむ【気に病む】 未解決の問題をかかえ、どう対処したらよいかと、寝ても起きても、その事ばかり考える。

きのいいひと【気のいい人】🔗🔉

きのいいひと【気のいい人】 他に対して いやな顔を見せたり 怒ったり することが無く、いつも人に好感を与える人。

きはこころ【気は心】🔗🔉

きはこころ【気は心】 取るに足りない行為や分量であっても、気持が込められていると思えば満足出来ること。

きもそぞろ【気も漫ろ】🔗🔉

きもそぞろ【気も漫ろ】 何かに心を奪われ、他のことは全く△手につかない(気が回らない)状態だ。

きをいれる【気を入れる】🔗🔉

きをいれる【気を入れる】 本気になって そのことに取り組む。 「もう少し気を入れて仕事をしたらどうだね」

きをうしなう【気を失う】🔗🔉

きをうしなう【気を失う】 強いショックを受けるなどして、意識が失われた状態になる。

きをおとす【気を落とす】🔗🔉

きをおとす【気を落とす】 不運な出来事にあうなどして、積極的に物事に取り掛かる元気を無くす。

きをかえる【気を変える】🔗🔉

きをかえる【気を変える】 それまで抱いていた気持や考えをふり払って、新たな気持や考えを抱く。

きをかねる【気を兼ねる】🔗🔉

きをかねる【気を兼ねる】 相手に対し遠慮し、したいこともできずにいる。気兼ねする。

きをしずめる【気を静める】🔗🔉

きをしずめる【気を静める】 興奮したり 不安におののいたり している気持を落ち着かせる。

きをたしかにもつ【気を確かに持つ】🔗🔉

きをたしかにもつ【気を確かに持つ】 恐怖や不安に堪え、気力を奮い起こす。

きをつよくする【気を強くする】🔗🔉

きをつよくする【気を強くする】 そのことが支えとなり心強く思う。

きをとられる【気を取られる】🔗🔉

きをとられる【気を取られる】 そのことに心を集中していて、他の事に注意が行き届かなくなる。

きをのまれる【気をのまれる】🔗🔉

きをのまれる【気をのまれる】 相手の気勢に圧倒され萎縮(イシユク)する。

きをはらす【気を晴らす】🔗🔉

きをはらす【気を晴らす】 何かをすることによって、沈んだ気分をすっきりさせる。

きをはる【気を張る】🔗🔉

きをはる【気を張る】 来たるべき事態に備えて、心を緊張させる。

きをひく【気を引く】🔗🔉

きをひく【気を引く】 (一)それについて相手がどういう意向を持っているか、それとなく探る。 「それとなく気を引いてみたが、賛成する気はないようだ」 (二)相手が自然にその気になるように間接的な表現で勧める。 「甘言で人の―」

きをまぎらす【気を紛らす】🔗🔉

きをまぎらす【気を紛らす】 何かをすることによって、不快な気分から(一時的に)逃れようとする。気をまぎらわす。

きをまわす【気を回す】🔗🔉

きをまわす【気を回す】 相手の言動などをすなおに信じられず、余計な事まで推測する。

きをもむ【気を揉む】🔗🔉

きをもむ【気を揉む】 いろいろ悪い事態を考えて、心配する。

きをゆるす【気を許す】🔗🔉

きをゆるす【気を許す】 たいしたことにはなるまいと思って、警戒心を解く。

きをよくする【気をよくする】🔗🔉

きをよくする【気をよくする】 物事が思い通りに行き明るい気分になる。

きをらくにする【気を楽にする】🔗🔉

きをらくにする【気を楽にする】 緊張を解き、落ち着いた気分になる。

きあつ【気圧】[0]🔗🔉

きあつ【気圧】[0] (一)大気の圧力。 「―配置・低―・―計[0]」 (二)圧力の単位で、一気圧は、標準大気圧 すなわち水銀柱の高さで七六〇ミリメートルの圧力を表わす〔記号 atm〕。〔一〇一三・二五ヘクトパスカルに等しい〕

きあつのたに【気圧の谷】🔗🔉

きあつのたに【気圧の谷】 気圧の高低を土地の高低にたとえた時、谷に相当する部分。これが近づくと、概して天気が悪くなる。

きいん【気韻】キヰン[0]🔗🔉

きいん【気韻】キヰン[0] すぐれた作品を見たり 聞いたり した時に感じられる、崇高な何ものか。 「―生動」

きう【気宇】[1]🔗🔉

きう【気宇】[1] (一)〔広いかどうかという観点から見た〕気持の在り方。 「―△宏大コウダイ(闊大カツダイ・闊達カツタツ)/―壮大な戦国時代を舞台に設定/ピアノの若者らしい鋭気に対して、チェロには―雄大と、対照的な個性がわたりあう」 (二)〔誤って〕規模。 「―壮大な△書下ろし(計画)」

きうつり【気移り】【気移】[2]🔗🔉

きうつり【気移り】【気移】[2] ―する 一つの物事に△心(注意)が集中せず、とかく他に移りやすいこと。

きうん【気運】[1]🔗🔉

きうん【気運】[1] 世間一般の情勢が そうなりそうな様子。 「復興の―」

きぐらい【気位】キグラヰ[2]🔗🔉

きぐらい【気位】キグラヰ[2] その人の育ちや環境から来る優越感。 「―が高い〔=自分は元来お前たちと人種が違ってえらいんだぞ、という態度を見せつけるようだ〕」

きさく【気さく】[0]🔗🔉

きさく【気さく】[0] ―な/―に 態度や様子に もったいぶっている所が無くて、だれでも心安く接することが出来る様子。 「―にサインに応じてくれた有名選手/―な人」 ――さ[0][2]

きちがい【気違い】【気違】キチガヒ🔗🔉

きちがい【気違い】【気違】キチガヒ [一][3] 常人とは異なる精神世界に住し、その言動が常識とは相容()れない△こと(人)を指す差別的表現。〔精神病・精神分裂症(にかかっている人)の俗称としても用いられる〕 「―に刃物」 [二](造語) 度を過ごして物事に熱中する△こと(人)。 「本―[4][3]」 [表記]「気《狂い」とも書く。

きちがいあめ【気違い雨】【気違雨】キチガヒアメ[3][5]🔗🔉

きちがいあめ【気違い雨】【気違雨】キチガヒアメ[3][5] 思いがけない時に、急に降る雨。

きちがいざた【気違い沙汰】【気違沙汰】キチガヒザタ[0]🔗🔉

きちがいざた【気違い沙汰】【気違沙汰】キチガヒザタ[0] 気違いが△考える(する)ような、とんでもないこと。

きちがいじみる【気違い染みる】【気違染みる】キチガヒジミル[6]:[6]🔗🔉

きちがいじみる【気違い染みる】【気違染みる】キチガヒジミル[6]:[6] (自上一) 気違いのように見える。 「気違い染みた行動/ふだんから言動が気違い染みてはいたが…」

きちがいみず【気違い水】【気違水】キチガヒミヅ[3]🔗🔉

きちがいみず【気違い水】【気違水】キチガヒミヅ[3] 酒の異称。

きなぐさみ【気慰み】[0]🔗🔉

きなぐさみ【気慰み】[0] たいくつな気持や不平・不満などを紛らす△こと(行い)。

きのどく【気の毒】[3][4]🔗🔉

きのどく【気の毒】[3][4] ―な/―に (一)他人の逆境を見聞きして、心から同情に堪えない気持を示す△こと(様子)。 「―とも何とも言いようが無い」 (二) ―する 他人に余計な心配をかけて、悪かったと思う△こと(様子)。〔古くは、自分が迷惑する意〕 ――さ[4]――げ[0][5][4]――が・る[5]:[5]

きのやまい【気の病】キノヤマヒ[3]🔗🔉

きのやまい【気の病】キノヤマヒ[3] 精神の疲れや心配などから起こる病気。〔狭義では、ノイローゼを指す〕

きぶっせい【気ぶっせい】[2][4]🔗🔉

きぶっせい【気ぶっせい】[2][4] ―な/―に 気づまり。

きまずい【気まずい】キマヅイ[3]:[0][3]🔗🔉

きまずい【気まずい】キマヅイ[3]:[0][3] (形) お互いの気持が しっくりせず、打ち解けることが出来ない様子だ。 「―空気が生まれる」 ――さ[3][0]――げ[0][4] [表記]「気{不味}い」とも書く。

きやすい【気安い】[3][4][0]:[3][0]🔗🔉

きやすい【気安い】[3][4][0]:[3][0] (形) 慎重に構えたり 小事にこだわったり する所が ほとんど見られず、心を許して接することが出来る様子だ。 「同乗を頼まれ気安く送ってあげた/頼んだら気安くサインしてくれた/気安く つきあえる仲間」 ――さ[3]――げ[0][4][3]

きをつけ【気を付け】【気を付】[4]🔗🔉

きをつけ【気を付け】【気を付】[4] 〔(姿勢を正して)緊張せよ、の意〕 整列している団体に対して、不動の姿勢をとらせる時の号令。 休め

け【気】🔗🔉

け【気】 [一][1]〔臭ニオいなどの意〕 何かの中に含まれる、その要素。 「火の―の無い部屋/風邪の―が有る」 [二](接尾) (一)中にその△もの(状態)の存在が感じられる様子。 「人―が無い/色―・ちゃめっ―[0][4]・飾り―・火の―・まじり―」 (二)△そのように(そうしたいと)感じる△気持(様子)。 「眠―・寒―・いや―・食い―・吐き―」

げ【気】🔗🔉

げ【気】 (接尾) ―な/―に 〔主として形容詞について〕 そのような様子。 「悲し―な声/苦し―にうめく/用あり―に近づく/かわい―が無い/物欲し―・惜し―・得意―」

けおされる【気圧される】[4][5]:[4][0]🔗🔉

けおされる【気圧される】[4][5]:[4][0] (自下一) 相手の勢いに対抗出来ず、じりじりと押される。

けだるい【気だるい】[3]:[3]🔗🔉

けだるい【気だるい】[3]:[3] (形) 〔からだの状態や気分が〕なんとなくだるい。 ――さ[3][0][2]――げ[0][4]

けわい【気わい】ケハヒ[2][0][1]🔗🔉

けわい【気わい】ケハヒ[2][0][1] 「気配」の老人語。 「あわただしい―/近づく春の―」

きがさす【気が差す】🔗🔉

きがさす【気が差す】

きあつのたに【気圧の谷】🔗🔉

きあつのたに【気圧の谷】 気圧

きがとおくなるような【気が遠くなるような】キガトホクナルヨウナ🔗🔉

きがとおくなるような【気が遠くなるような】キガトホクナルヨウナ

きがとがめる【気が咎める】🔗🔉

きがとがめる【気が咎める】 咎め[二]

きがみじかい【気が短い】🔗🔉

きがみじかい【気が短い】

きをもむ【気を揉む】🔗🔉

きをもむ【気を揉む】

きにやむ【気に病む】🔗🔉

きにやむ【気に病む】

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