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【気】 6画 气部 [一年] 区点=2104 16進=3524 シフトJIS=8B43 【氣】旧字人名に使える旧字 10画 气部 区点=6170 16進=5D66 シフトJIS=9F86 《常用音訓》キ/ケ 《音読み》 キ/ケ〈q〉 《訓読み》 いき 《名付け》 おき 《意味》 {名}いき。のどから屈曲して出てくるいき。〈類義語〉→息。「気息」「呼気」「屏気似不息者=気ヲ屏ヘテ息セザル者ニ似タリ」〔→論語{名}固体ではなくて、ガス状をしたもの。▽とくに蒸気のことは汽という。「気体」「空気」「天朗気清=天ハ朗カニ気ハ清ム」「気蒸雲夢沢=気ハ蒸ス雲夢沢」〔→孟浩然{名}人間の心身の活力。「気力」「正気」「養気=気ヲ養フ」「気、壱則動志也=気、壱ナラバ則チ志ヲ動カスナリ」〔→孟子{名}漢方医学で、人体を守り、生命を保つ陽性の力のこと。「衛気(人体をとりまいて守る活力)」 {名}天候や四時の変化をおこすもとになるもの。また、陰暦で、一年を二十四にわけた一期間。二十四気。「節気」「気候」 {名}人間の感情や衝動のもととなる、心の活力。「元気」「気力」「少年剛鋭之気ゴウエイノキ(若者の強い気力)」 {名}形はないが、なんとなく感じられる勢いや動き。「気運」「兵革之気ヘイカクノキ(戦争のおこりそうな感じ)」 {名}偉人のいる所にたち上るという雲気。「望気術(雲気を遠くから見て、運勢を定める術)」「吾、令人望其気=吾、人ヲシテソノ気ヲ望マシム」〔→史記{名}宋ソウ学で、生きている、存在している現象をいう。▽存在するわけを理という。「理気二元論」 {名}〔俗〕かっとする気持ち。「動気(かっとする)」 《解字》 会意兼形声。气キは、いきが屈曲しながら出てくるさま。氣は「米+音符气」で、米をふかすときに出る蒸気のこと。 《単語家族》 乞キツ(のどをつまらせていきをはく)慨カイ・ガイ(のどをつまらせてため息をはく)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

気力 キリョク🔗🔉

【気力】 キリョク 物事を成し遂げようとする精神力。「気力有余=気力余リ有リ」〔→列子

気丈 キジョウ🔗🔉

【気丈】 キジョウ 苦しみなどに屈せず、心がしっかりしていること。

気化 キカ🔗🔉

【気化】 キカ 大気の変化。陰陽の変化。転じて、太平の政治。液体や固体が熱または圧力の作用で気体になること。

気分 キブン🔗🔉

【気分】 キブン その人の本来の性質。気だて。〔→家語〔国〕快・不快の気持ち。〔国〕そのあたりの全体の感じ。

気宇 キウ🔗🔉

【気宇】 キウ 心の広さ。度量。

気色 キショク🔗🔉

【気色】 キショク 気持ちが顔色にあらわれたようす。顔色。「不観気色而言=気色ヲ観ズシテ言フ」〔→荀子ありさま。ようす。〔国〕気分。ケシキ〔国〕顔色にあらわれた心のようす。きげん。身分の高い人がいった事がらや考え。おぼしめし。

気体 キタイ🔗🔉

【気体】 キタイ 心身の活力と肉体。物体の三態の一つ。固体・液体に対して、空気・ガスなど、一定の形・体積を持たないもの。

気炎 キエン🔗🔉

【気炎{焔}】 キエン 盛んで激しい気持ちの勢い。〔→左伝

気岸 キガン🔗🔉

【気岸】 キガン 気持ちがしっかりしていること。気骨。「気岸凌豪士前=気岸カニ凌グ豪士ノ前」〔→李白

気使 キシ🔗🔉

【気使】 キシ 他人をしかりつけてこき使うこと。「目指気使、是為賢耳=目指気使スルヲ、コレ賢ト為スノミ」〔→漢書

気性 キショウ🔗🔉

【気性】 キセイ・キショウ うまれつきの性質。気だて。「治気性以教衆=気性ヲ治メテモッテ衆ヲ教フ」〔→家語〔俗〕怒りっぽい性質。

気味 キビ🔗🔉

【気味】 キミ・キビ においと味。趣。風流味。好みや性格の傾向。「儂与君亦然、気味同老懶=儂ト君トモマタ然リ、気味老懶ヲ同ジクス」〔→袁宏道〔国〕気持ち。〔国〕からだの状態や気持ちにその傾向があること。「のぼせ気味」

気侠 キキョウ🔗🔉

【気侠】 キキョウ 男だて。侠気。

気俗 キゾク🔗🔉

【気俗】 キゾク その地方の気風と習俗。「地近函秦気俗豪=地ハ函秦ニ近クシテ気俗豪ナリ」〔→陸游

気品 キヒン🔗🔉

【気品】 キヒン 万物のこと。品物。〔国〕けだかくて上品なようす。

気候 キコウ🔗🔉

【気候】 キコウ 一年間を区画した時候のこと。▽もと、五日を一候、十五日を一気とし、一年を二十四気、七十二候にわけた。天気の変化。ある地方での長期間にわたる天気の平均的なようす。

気骨 キコツ🔗🔉

【気骨】 キコツ 自分の信念を守って屈しない性質。キボネ〔国〕「気骨が折れる」とは、心配して気疲れする。

気息 キソク🔗🔉

【気息】 キソク 呼吸。「気息奄奄エンエン(息もたえだえのさま)」〔→李密

気配 キハイ🔗🔉

【気配】 キハイ〔国〕気くばり。心配。ケハイ〔国〕なんとなく感じられる、物のようす・ありさま。

気脈 キミャク🔗🔉

【気脈】 キミャク 血液の通う筋。▽「気脈を通じる」とは、日本語で、悪事を行うためにひそかによく連絡しあうこと。

気転 キテン🔗🔉

【気転】 キテン 大気の変化。〔国〕物事によく気がつくこと。心の働きがすばやいこと。〈同義語〉機転。

気運 キウン🔗🔉

【気運】 キウン 世の中や、その時の勢い・なりゆき。「気運酒家微=気運酒家微フ」〔→袁宏道

気象 キショウ🔗🔉

【気象】 キショウ その人のうまれつきの性質。気性。風雨・寒暖など、すべての大気中の現象。ようす。

気随 キズイ🔗🔉

【気随】 キズイ〔国〕気まま。

気絶 キゼツ🔗🔉

【気絶】 キゼツ 息が絶える。呼吸が止まる。〔国〕一時的に息が絶えること。仮死の状態になること。意識不明。

気量 キリョウ🔗🔉

【気量】 キリョウ 心の働き。心の広さ。度量。

気幹 キカン🔗🔉

【気幹】 キカン 気性がしっかりしていて、働く気力があること。〔→列子気骨。根性。

気数 キスウ🔗🔉

【気数】 キスウ めぐりあわせ。運命。

気勢 キセイ🔗🔉

【気勢】 キセイ 勢い。元気。また、意気ごみ。

気節 キセツ🔗🔉

【気節】 キセツ 意気と節操。時節。時候。

気稟 キヒン🔗🔉

【気稟】 キヒン 「気質之性キシツノセイ」と同じ。天から与えられた気だて。天性。

気楽 キラク🔗🔉

【気楽】 キラク〔国〕心配のないこと。物事を気にかけないこと。無頓着ムトンジャク。

気概 キガイ🔗🔉

【気概】 キガイ 苦しみにあってもくじけない強い意気と節操。いきじ。

気障 キザ🔗🔉

【気障】 キザ〔国〕気にかかること。人に不快感を与えるほど、服装・ことばなどが気取っているようす。

気鋭 キエイ🔗🔉

【気鋭】 キエイ ある事をしようとする意気ごみがはげしいこと。「新進気鋭」

気質 カタギ🔗🔉

【気質】 キシツ 気だて。きまえ。気性。宋ソウ学では、天理に対して、生きている、また、存在している現象のこと。遺伝や身体の特質によって限定された心的組織のはっきりした状態。多血質・胆汁質・粘液質などにわけられる。カタギ〔国〕身分・職業・年齢などに応じた独特の気風。「職人気質」

気質之性 キシツノセイ🔗🔉

【気質之性】 キシツノセイ 朱子学の説で、後天的に、気から受けた、精神的、肉体的な性質。「気稟キヒン」とも。▽「本然之性ホンネンノセイ」に対する。〔→朱子語類

気魄 キハク🔗🔉

【気魄】 キハク しようとする気力。強い精神力。

気類 キルイ🔗🔉

【気類】 キルイ 天地の気を受けて生きている万物。人間と万物の総称のこと。気性が似ていること。また、意気投合すること。

気韻 キイン🔗🔉

【気韻】 キイン 気高い趣。文学や芸術などの高尚な趣のこと。

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