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ちょう【丁】🔗🔉

ちょう【丁】 [1]   (1)ばくちで,さいころの目の偶数。また,一般に偶数。⇔半   (2)書籍の表裏 2 ページ分の紙葉。 [2](接尾)   (1)和綴(と)じの書物の枚葉を数える語。表裏合わせて 1 丁という。   (2)豆腐を数える語。   (3)料理・飲食物の一人前を単位として数える語。

ちょう【挺・梃・丁】🔗🔉

ちょう【挺・梃・丁】 (接尾) (1)鋤(すき)・鍬(くわ)・墨・銃・艪(ろ)・三味線など細長いものを数える語。 (2)駕籠(かご)などを数える語。〔「丁」は代用字〕

ちょうじ【丁子・丁字】🔗🔉

ちょうじ【丁子・丁字】 フトモモ科の常緑高木。東南アジアなどで栽培。蕾(つぼみ)を干したものを丁子・丁香またはクローブといい,香料として珍重される。また丁子油をとる。

ちょうじいろ【丁子色】🔗🔉

ちょうじいろ【丁子色】 丁子の蕾(つぼみ)の煎汁で染めた色。黄みの強い茶色。

ちょうじざくら【丁子桜】🔗🔉

ちょうじざくら【丁子桜】 バラ科の落葉小高木。山中に自生。4〜5 月,淡紅色の五弁花を下垂してつける。

ちょうじそう【丁子草】🔗🔉

ちょうじそう【丁子草】 キョウチクトウ科の多年草。河岸や原野に自生。高さ 50〜60cm。春,空色の花をつける。

ちょうじゆ【丁子油】🔗🔉

ちょうじゆ【丁子油】 丁子の蕾(つぼみ)・花茎から得た精油。弱い局所麻酔鎮痛作用があり,歯科医療で用いるほか,殺菌・防腐薬や香料としても広く使用される。丁香油。ちょうじあぶら。

ちょうちょうはっし【丁丁発止】🔗🔉

ちょうちょうはっし【丁丁発止】 (副) (1)刀などで激しく切り合う音やそのさまを表す語。 (2)激論を戦わせるさま。

ちょうど【丁度】🔗🔉

ちょうど【丁度】 (副) (1)ぴったり。きっちり。「8 時―」 (2)都合よく。折よく。「―居合わせた」 (3)まさに。たった今。「―出たところ」 (4)まるで。あたかも。「―鏡のようだ」〔「丁度」は当て字〕

ちょうはん【丁半】🔗🔉

ちょうはん【丁半】 〔「丁」は偶数,「半」は奇数〕 さいころを振って出た目の偶数か奇数かで勝負をきめる博打(ばくち)。

ちょうめ【丁目】🔗🔉

ちょうめ【丁目】 町の区分けの単位で,番地より大きいもの。「銀座 4―」

ちょんまげ【丁髷】🔗🔉

ちょんまげ【丁髷】 江戸時代の男子の髪形の一。前額を広く剃(そ)りあげ,残った髪をまとめ後頭部にまげをつくったもの。まげの形が踊り字の「ゝ」に似ることからいう。現在では,力士の風俗として残る。

てい【丁】🔗🔉

てい【丁】 (1)十干の第 4。ひのと。 (2)等級・順位の第 4 位。

ていじ【丁字】🔗🔉

ていじ【丁字】 「丁」の字。また,その形。

ていじかん【丁字管】🔗🔉

ていじかん【丁字管】 液体や気体などを 2 方向に分けて流動させるために丁字形に作った管。T 字管。

ていじじょうぎ【丁字定規】🔗🔉

ていじじょうぎ【丁字定規】 ⇒ティーじょうぎ(T 定規)

ていじたい【丁字帯】🔗🔉

ていじたい【丁字帯】 一端につけたひもを腹部に回してとめる包帯。肛門部・外陰部の手術後,分娩後などに用いる。

ていじょしょう【丁汝昌】🔗🔉

ていじょしょう【丁汝昌】 (?-1895) 中国,清末の海軍軍人。北洋海軍の水師提督。日清戦争の際,威海衛(いかいえい)に封鎖され,降伏して自殺。

ていじろ【丁字路】🔗🔉

ていじろ【丁字路】 丁字形に交わる道路。T 字路。三つ辻(つじ)。

ていちょう【丁重・鄭重】🔗🔉

ていちょう【丁重・鄭重】 心がこもっていて礼儀正しく手厚いこと。「―な挨拶」

ていねい【丁寧・叮嚀】🔗🔉

ていねい【丁寧・叮嚀】 (1)注意深いこと。「―に読む」 (2)礼儀正しいこと。「―な挨拶」

ていねいご【丁寧語】🔗🔉

ていねいご【丁寧語】 敬語の一。話し手が,聞き手に対して敬意を直接表したり,改まった気持ちで,言葉遣いを丁寧にしたりする時に用いられるもの。口語の「です」「ます」「ございます」,文語の「侍り」「候」などの語がある。また,接頭語「お」も,「お弁当」「お茶」などのように,丁寧語としても用いられる。

ていぼう【丁卯】🔗🔉

ていぼう【丁卯】 干支(えと)の一。ひのとう。

ていれい【丁玲】🔗🔉

ていれい【丁玲】 (1908-1986) 中国の女性小説家。本名,蒋冰姿。作「莎菲(スオフエイ)女史の日記」「霞村にいた時」「夜」「太陽は桑乾河を照らす」など。ティン=リン。

でっち【丁稚】🔗🔉

でっち【丁稚】 商家などに奉公する少年。雑役などに従事した。

でっちぼうこう【丁稚奉公】🔗🔉

でっちぼうこう【丁稚奉公】 丁稚として商家などに奉公すること。

ひのと【丁】🔗🔉

ひのと【丁】 〔「火の弟(おと)」の意〕 十干の第 4。

【丁】🔗🔉

【丁】 〔画 数〕2画 − 常用漢字 〔区 点〕3590〔JIS〕437A〔シフトJIS〕929A 〔音 訓〕チョウ・テイ・ひのと 〔名乗り〕あたる・あつ・つよし・のり・ひのと 〔熟語一覧〕 →秋丁字(あきちょうじ) →鰺切り包丁(あじきりぼうちょう) →アメヤ横丁(あめやよこちょう) →石包丁(いしぼうちょう) →一丁(いっちょう) →一丁前(いっちょうまえ) →一丁字(いっていじ) →園丁(えんてい) →折り丁(おりちょう) →隠し包丁(かくしぼうちょう) →口八丁(くちはっちょう) →刺し身包丁(さしみぼうちょう) →沈丁花(じんちょうげ) →正丁(せいてい) →壮丁(そうてい) →装丁・装釘・装幀(そうてい) →裁ち物包丁(たちものぼうちょう) →丁(ちょう) →挺・梃・丁(ちょう) →丁子・丁字(ちょうじ) →丁子色(ちょうじいろ) →丁子桜(ちょうじざくら) →丁子草(ちょうじそう) →丁子油(ちょうじゆ) →町丁(ちょうちょう) →丁丁発止(ちょうちょうはっし) →丁度(ちょうど) →丁半(ちょうはん) →丁目(ちょうめ) →丁髷(ちょんまげ) →沈丁花(ちんちょうげ) →丁(てい) →丁字(ていじ) →丁字管(ていじかん) →丁字定規(ていじじょうぎ) →丁字帯(ていじたい) →丁定規(ていじょうぎ) →丁汝昌(ていじょしょう) →丁字路(ていじろ) →丁重・鄭重(ていちょう) →丁寧・叮嚀(ていねい) →丁寧語(ていねいご) →丁卯(ていぼう) →丁玲(ていれい) →丁稚(でっち) →丁稚奉公(でっちぼうこう) →出刃包丁(でばぼうちょう) →長丁場(ながちょうば) →菜切り包丁(なきりぼうちょう) →肉切り包丁(にくきりぼうちょう) →馬鹿丁寧(ばかていねい) →白丁花(はくちょうげ) →八丁蜻蛉(はっちょうとんぼ) →八丁味噌(はっちょうみそ) →馬丁(ばてい) →丁(ひのと) →符丁・符牒(ふちょう) →包丁・庖丁(ほうちょう) →庖丁人(ほうちょうにん) →胸突き八丁(むなつきはっちょう) →横町・横丁(よこちょう) →落丁(らくちょう) →乱丁(らんちょう)

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