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ちょう【丁】チヤウ🔗⭐🔉
ちょう【×挺・×梃・丁】チヤウ🔗⭐🔉
ちょう【×挺・×梃・丁】チヤウ
〔接尾〕助数詞。
銃・槍(やり)・鋤(すき)・鍬(くわ)・艪(ろ)・ろうそく・墨・三味線など、細長い物を数えるのに用いる。
輿(こし)・駕籠(かご)・人力車など、乗り物を数えるのに用いる。
酒・醤油などの樽を数えるのに用いる。
銃・槍(やり)・鋤(すき)・鍬(くわ)・艪(ろ)・ろうそく・墨・三味線など、細長い物を数えるのに用いる。
輿(こし)・駕籠(かご)・人力車など、乗り物を数えるのに用いる。
酒・醤油などの樽を数えるのに用いる。
ちょう‐あい【丁合(い)】チヤウあひ🔗⭐🔉
ちょう‐あい【丁合(い)】チヤウあひ
書籍などの製本で、印刷された折り丁を一冊になるようページ順に集める作業。手丁合いと機械丁合いがある。
ちょう‐ぎん【丁銀・×梃銀】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐ぎん【丁銀・×梃銀】チヤウ‐
江戸時代の銀貨の一。海鼠(なまこ)形で、豆板銀とともに、計量して使用された。「常是」「宝」の字および大黒像の極印(ごくいん)がある。銀丁。
江戸時代の銀貨の一。海鼠(なまこ)形で、豆板銀とともに、計量して使用された。「常是」「宝」の字および大黒像の極印(ごくいん)がある。銀丁。
ちょう‐こう【丁香】チヤウカウ🔗⭐🔉
ちょう‐こう【丁香】チヤウカウ
チョウジの花のつぼみ。漢方で健胃・駆風薬などに用いる。
ちょう‐じ【丁子・丁字】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐じ【丁子・丁字】チヤウ‐
フトモモ科の常緑高木。芳香があり、葉は楕円形で両端がとがる。筒状の花が房状に集まってつき、つぼみは淡緑色から淡紅色になり、開花すると花びらは落ちる。つぼみを乾燥したものを生薬や香辛料にし、また油をとる。モルッカ諸島の原産で、東南アジアやアフリカなどで栽培。クローブ。
「丁子油」「丁子頭(がしら)」「丁子香」「丁子染め」などの略。
紋所の名。
の実をかたどったもの。
刀剣の刃文の一。乱れ刃の一種で、チョウジの実を並べたような形状のもの。
フトモモ科の常緑高木。芳香があり、葉は楕円形で両端がとがる。筒状の花が房状に集まってつき、つぼみは淡緑色から淡紅色になり、開花すると花びらは落ちる。つぼみを乾燥したものを生薬や香辛料にし、また油をとる。モルッカ諸島の原産で、東南アジアやアフリカなどで栽培。クローブ。
「丁子油」「丁子頭(がしら)」「丁子香」「丁子染め」などの略。
紋所の名。
の実をかたどったもの。
刀剣の刃文の一。乱れ刃の一種で、チョウジの実を並べたような形状のもの。
ちょうじ‐あぶら【丁子油】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐あぶら【丁子油】チヤウジ‐
チョウジのつぼみ・葉などを水蒸気蒸留して得られる油。主成分はオイゲノール。香料・香辛料・薬料として用いる。クローブオイル。丁香油。ちょうじゆ。
ちょうじ‐いろ【丁子色】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐いろ【丁子色】チヤウジ‐
チョウジのつぼみの煮汁で染めた黄茶色。
チョウジのつぼみの煮汁で染めた黄茶色。
ちょうじ‐がしら【丁子頭】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐がしら【丁子頭】チヤウジ‐
灯心の燃えさしの頭にできる、チョウジの実のような丸いかたまり。俗に、これを油の中に入れると貨財を得るといわれる。ちょうじあたま。ちょうじばな。
ちょうじ‐がすみ【丁子×霞】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐がすみ【丁子×霞】チヤウジ‐
日本画で、構図を引き締めるために画面の上下または中途に金箔・砂子(すなご)などで描かれる、かすみのたなびく形。
ちょうじ‐ぎく【丁子菊】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐ぎく【丁子菊】チヤウジ‐
キク科の多年草。山地の湿地に生え、高さ三〇〜四五センチ。葉は長楕円形で、葉脈がやや平行に走る。夏から秋、花柄の長い黄色い頭状花を散房状につける。
ちょうじ‐こう【丁子香】チヤウジカウ🔗⭐🔉
ちょうじ‐こう【丁子香】チヤウジカウ
チョウジのつぼみから作った香料。
ちょうじ‐ざくら【丁子桜】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐ざくら【丁子桜】チヤウジ‐
バラ科の落葉小高木。中部地方から西の山地に自生。早春、葉より先に、筒状の萼(がく)をもつ淡紅色の花が二、三個ずつまとまって咲く。めじろざくら。
ちょうじ‐そう【丁子草】チヤウジサウ🔗⭐🔉
ちょうじ‐そう【丁子草】チヤウジサウ
キョウチクトウ科の多年草。河岸などに生え、高さ約六〇センチ。葉は披針(ひしん)形。初夏、チョウジに似た濃紫色の花が集まって開く。《季 夏》「―花甘さうに咲きにけり/子規」
キョウチクトウ科の多年草。河岸などに生え、高さ約六〇センチ。葉は披針(ひしん)形。初夏、チョウジに似た濃紫色の花が集まって開く。《季 夏》「―花甘さうに咲きにけり/子規」
ちょうじ‐ぞめ【丁子染(め)】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐ぞめ【丁子染(め)】チヤウジ‐
チョウジのつぼみの煮汁で染めた染め物。香染めのやや色の濃いもの。
ちょうじ‐たで【丁子×蓼】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐たで【丁子×蓼】チヤウジ‐
アカバナ科の一年草。水田や湿地に生え、高さ四〇〜六〇センチ、茎は赤みを帯びる。葉は披針(ひしん)形。夏から秋に黄色い小花を開く。花びらは四枚で細く、子房が長い。たごぼう。
ちょうじ‐ちゃ【丁子茶】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐ちゃ【丁子茶】チヤウジ‐
茶を帯びた丁子色。
茶を帯びた丁子色。
ちょうじ‐びき【丁子引き】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐びき【丁子引き】チヤウジ‐
唐紙(からかみ)の地紙などに茶色の細い横線を引いたもの。
ちょうじ‐ぶろ【丁子風炉】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐ぶろ【丁子風炉】チヤウジ‐
香炉に似た金属製または陶器製の風炉。これに釜(かま)をかけ、チョウジを煎(せん)じて香気を発散させる。防臭・防湿に用いた。
ちょうじ‐ゆ【丁子油】チヤウジ‐🔗⭐🔉
ちょうじ‐ゆ【丁子油】チヤウジ‐
「ちょうじあぶら」に同じ。
ちょう‐すう【丁数】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐すう【丁数】チヤウ‐
二で割り切れる数。丁の数。偶数。半数に対していう。
多く和装本において、書物の紙の枚数。
二で割り切れる数。丁の数。偶数。半数に対していう。
多く和装本において、書物の紙の枚数。
ちょう‐せん【丁銭】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐せん【丁銭】チヤウ‐
「丁百(ちようびやく)」に同じ。
ちょう‐ちょう【丁丁・△打△打】ちやうちやう🔗⭐🔉
ちょう‐ちょう【丁丁・△打△打】ちやうちやう
[副]かん高い音が続いて響くさまを表す語。「碁石の音のみ―と響いて居る」〈蘆花・黒潮〉
ちょうちょう‐はっし【丁丁発止】ちやうちやう‐🔗⭐🔉
ちょうちょう‐はっし【丁丁発止】ちやうちやう‐
[副]
激しい音を立てて、刀などで打ち合うさまを表す語。
激しく議論をたたかわせ合うさまを表す語。「議場で―と渡り合う」
激しい音を立てて、刀などで打ち合うさまを表す語。
激しく議論をたたかわせ合うさまを表す語。「議場で―と渡り合う」
ちょう‐づけ【丁付け】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐づけ【丁付け】チヤウ‐
書物に枚数やページ数をつけること。
ちょう‐と【丁と】ちやう‐🔗⭐🔉
ちょう‐と【丁と】ちやう‐
[副]《古くは「ちょうど」》
物が強くぶつかり合うさま。また、その音を表す語。はっしと。ばしっと。「太刀を―打ち下ろす」
激しくにらみつけるさま。「入道相国を―にらまへて」〈平家・五〉
しっかりと。がっちりと。「そなたへ引け。強くひかへよ。―取り付け」〈義経記・五〉
整然としたさま。きちんと。きっちりと。「殿上ノ小庭ニ―カシコマッテイタ」〈天草本平家・一〉
物が強くぶつかり合うさま。また、その音を表す語。はっしと。ばしっと。「太刀を―打ち下ろす」
激しくにらみつけるさま。「入道相国を―にらまへて」〈平家・五〉
しっかりと。がっちりと。「そなたへ引け。強くひかへよ。―取り付け」〈義経記・五〉
整然としたさま。きちんと。きっちりと。「殿上ノ小庭ニ―カシコマッテイタ」〈天草本平家・一〉
ちょう‐ど【丁度】ちやう‐🔗⭐🔉
ちょう‐ど【丁度】ちやう‐
[副]《「丁(ちよう)と」からできた語か。「丁度」は当て字》
ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「―約束の時間に着く」「ブラジルは―日本の裏側にある」
ある物事が期待・目的にうまく合うさま。折よく。都合よく。「―よいところへ来てくれた」「―手があいたところだ」
ある物事が、そのときまさに行われているさま。「―うわさをしていたところだ」
(「恰度」とも当てて書く)そっくりそのままある物事にたとえられるさま。まるで。さながら。「―秋晴れの空のような深い青」
酒などの分量が多いさま。たっぷり。十分に。「納めの杯、坂部も―下されて」〈浄・宵庚申〉
[類語](
)きっかり・かっきり・きっちり・ぴったり・ちょっきり・ジャスト/(
)折よく・運よく・たまたま・折しも・折節(おりふし)/(
)まるで・さながら・あたかも
ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「―約束の時間に着く」「ブラジルは―日本の裏側にある」
ある物事が期待・目的にうまく合うさま。折よく。都合よく。「―よいところへ来てくれた」「―手があいたところだ」
ある物事が、そのときまさに行われているさま。「―うわさをしていたところだ」
(「恰度」とも当てて書く)そっくりそのままある物事にたとえられるさま。まるで。さながら。「―秋晴れの空のような深い青」
酒などの分量が多いさま。たっぷり。十分に。「納めの杯、坂部も―下されて」〈浄・宵庚申〉
[類語](
)きっかり・かっきり・きっちり・ぴったり・ちょっきり・ジャスト/(
)折よく・運よく・たまたま・折しも・折節(おりふし)/(
)まるで・さながら・あたかも
ちょう‐ば【町場・丁場・帳場】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐ば【町場・丁場・帳場】チヤウ‐
宿場と宿場との間の距離。また、ある区間の距離。ある一定の時間にもいう。「三時間の長(なが)―」
道路工事や運送などの受け持ち区域。持ち場。
馬子(まご)・駕籠(かご)かき・人力車夫などのたまり場。「彼はそのまま波止場を出て、俥の―へ行った」〈葉山・海に生くる人々〉
宿場と宿場との間の距離。また、ある区間の距離。ある一定の時間にもいう。「三時間の長(なが)―」
道路工事や運送などの受け持ち区域。持ち場。
馬子(まご)・駕籠(かご)かき・人力車夫などのたまり場。「彼はそのまま波止場を出て、俥の―へ行った」〈葉山・海に生くる人々〉
ちょう‐はん【丁半】チヤウ‐・【重半】チヨウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐はん【丁半】チヤウ‐・【重半】チヨウ‐
さいころの目の丁(偶数)と半(奇数)。
二個のさいころを振って、合計が丁か半かを勝負する賭博(とばく)。
さいころの目の丁(偶数)と半(奇数)。
二個のさいころを振って、合計が丁か半かを勝負する賭博(とばく)。
ちょう‐ばん【丁番】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐ばん【丁番】チヤウ‐
蝶番(ちようつがい)のこと。
ちょう‐び【丁日】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐び【丁日】チヤウ‐
丁の数にあたる日。偶数日。ちょうのひ。
ちょう‐びゃく【丁百】チヤウ‐・【調百】テウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐びゃく【丁百】チヤウ‐・【調百】テウ‐
江戸時代、銭九六文を一〇〇文に通用させた慣行に対して、一〇〇文をそのまま一〇〇文として勘定すること。丁銭。調銭。→九六銭(くろくぜに)
ちょう‐め【丁目】チヤウ‐🔗⭐🔉
ちょう‐め【丁目】チヤウ‐
市街地の区画で、町の中の小区分を表す語。番地よりは大きい。「銀座四―」
ちょん‐まげ【△丁×髷】🔗⭐🔉
ちょん‐まげ【△丁×髷】
江戸時代、男子に行われた髪形の一。額髪をそりあげ、後頭部で髷を結ったもの。髷の形が「ゝ」に似ているのでいう。のち、男髷の通称。
ちょんまげ‐もの【△丁×髷物】🔗⭐🔉
ちょんまげ‐もの【△丁×髷物】
江戸時代に題材を取った小説・演劇・映画など。髷物(まげもの)。時代物。
てい【丁】🔗⭐🔉
てい【丁】
十干の第四。ひのと。
成績や等級・順位などの第四位を表す語。「甲・乙・丙・―」
律令制で、庸・調・雑徭(ぞうよう)の賦課対象となる二一歳から六〇歳までの男子。正丁(せいてい)。
十干の第四。ひのと。
成績や等級・順位などの第四位を表す語。「甲・乙・丙・―」
律令制で、庸・調・雑徭(ぞうよう)の賦課対象となる二一歳から六〇歳までの男子。正丁(せいてい)。
てい‐じ【丁字】🔗⭐🔉
てい‐じ【丁字】
漢字の「丁」の字。
「丁字形(けい)」の略。◆「丁」と「T」との形・音の類似から「T字路」「T字帯」などと表記することがある。
漢字の「丁」の字。
「丁字形(けい)」の略。◆「丁」と「T」との形・音の類似から「T字路」「T字帯」などと表記することがある。
ていじ‐かん【丁字管】‐クワン🔗⭐🔉
ていじ‐かん【丁字管】‐クワン
液体や気体などを二方向に分けて流すための丁字形の管。T字管。
ていじ‐けい【丁字形】🔗⭐🔉
ていじ‐けい【丁字形】
「丁」の字のような形。撞木形(しゆもくがた)。
ていじ‐じょうぎ【丁字定規】‐ヂヤウギ🔗⭐🔉
ていじ‐じょうぎ【丁字定規】‐ヂヤウギ
T定規(テイーじようぎ)
T定規(テイーじようぎ)
ていじ‐たい【丁字帯】🔗⭐🔉
ていじ‐たい【丁字帯】
丁字形に縫い合わせた包帯。下腹部の手当てに用いられる。T字帯。
てい‐じょ【丁女】‐ヂヨ🔗⭐🔉
てい‐じょ【丁女】‐ヂヨ
丁年の女子。一人前の女。律令制では、二一歳から六〇歳までの女子。
丁男(ていだん)。
丁男(ていだん)。
てい‐じょうぎ【丁定規】‐ヂヤウギ🔗⭐🔉
てい‐じょうぎ【丁定規】‐ヂヤウギ
T定規(テイーじようぎ)
T定規(テイーじようぎ)
てい‐じょしょう【丁汝昌】‐ジヨシヤウ🔗⭐🔉
てい‐じょしょう【丁汝昌】‐ジヨシヤウ
[?〜一八九五]中国、清末の軍人。安徽(あんき)省の人。字(あざな)は禹廷(うてい)。北洋艦隊の提督となったが、日清戦争に黄海の海戦で大敗。威海衛に封鎖されて降伏、自決した。
ていじ‐ろ【丁字路】🔗⭐🔉
ていじ‐ろ【丁字路】
丁字形になっている道路。T字路。
てい‐そう【丁壮】‐サウ🔗⭐🔉
てい‐そう【丁壮】‐サウ
働き盛りの男性。壮丁。「―は奴隷となり、老弱は飢餓に迷う」〈田口・日本開化小史〉
てい‐だん【丁男】🔗⭐🔉
てい‐だん【丁男】
丁年の男子。一人前の男。律令制では、二一歳以上六〇歳までの男子。ていなん。
丁女。
丁女。
てい‐ちょう【丁重・×鄭重】🔗⭐🔉
てい‐ちょう【丁重・×鄭重】
[名・形動]
礼儀正しく、手厚いこと。また、そのさま。「―に断る」「―な挨拶(あいさつ)」
注意が行き届いていて丁寧なこと。また、そのさま。「壊れないように―に扱う」
[派生]ていちょうさ[名]
礼儀正しく、手厚いこと。また、そのさま。「―に断る」「―な挨拶(あいさつ)」
注意が行き届いていて丁寧なこと。また、そのさま。「壊れないように―に扱う」
[派生]ていちょうさ[名]
てい‐ねい【丁寧・×叮×嚀】🔗⭐🔉
てい‐ねい【丁寧・×叮×嚀】
[名・形動]
細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。「アイロンを―にかける」「壊れやすいので―に扱う」
言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。また、そのさま。丁重(ていちよう)。「―な言葉遣い」
文法で、話し手が聞き手に対して敬意を表す言い方。→丁寧語
[派生]ていねいさ[名]
[類語](
)念入り・入念・丹念・綿密・細心/(
)丁重(ていちよう)・慇懃(いんぎん)・懇(ねんご)ろ・礼儀正しい・恭(うやうや)しい
細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。「アイロンを―にかける」「壊れやすいので―に扱う」
言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。また、そのさま。丁重(ていちよう)。「―な言葉遣い」
文法で、話し手が聞き手に対して敬意を表す言い方。→丁寧語
[派生]ていねいさ[名]
[類語](
)念入り・入念・丹念・綿密・細心/(
)丁重(ていちよう)・慇懃(いんぎん)・懇(ねんご)ろ・礼儀正しい・恭(うやうや)しい
ていねい‐ご【丁寧語】🔗⭐🔉
ていねい‐ご【丁寧語】
敬語の一種。
話し手が聞き手に対し敬意を表して、丁寧にいう言い方。現代語では「ます」「です」などの助動詞、古語では「はべり」「候ふ」などの補助動詞をつけていう。
上品に言い表すときの言い方。
名詞の頭に「お」をつけていう。「お湯」「おさかな」の類。
「御飯(「めし」に対して)」「食べる(「食う」に対して)」の類。◆元来は尊敬語・謙譲語から転じたもの。
話し手が聞き手に対し敬意を表して、丁寧にいう言い方。現代語では「ます」「です」などの助動詞、古語では「はべり」「候ふ」などの補助動詞をつけていう。
上品に言い表すときの言い方。
名詞の頭に「お」をつけていう。「お湯」「おさかな」の類。
「御飯(「めし」に対して)」「食べる(「食う」に対して)」の類。◆元来は尊敬語・謙譲語から転じたもの。
てい‐ねん【丁年】🔗⭐🔉
てい‐ねん【丁年】
《強壮の時に丁(あた)る年の意》一人前に成長した年齢。満二〇歳。また、一人前の男子。「せめて二十五六になればだが君は―にすら足りないのだからねえ」〈独歩・正直者〉
てい‐ふ【丁賦】🔗⭐🔉
てい‐ふ【丁賦】
中国で、丁男(ていだん)に課した人頭税。
てい‐ぼう【丁×卯】‐バウ🔗⭐🔉
てい‐ぼう【丁×卯】‐バウ
干支(えと)の一。ひのとう。
てい‐や【丁夜】🔗⭐🔉
てい‐や【丁夜】
五夜(ごや)の一。およそ今の午前一時または二時から二時間をいう。丑(うし)の刻。四更(しこう)。
てい‐れい【丁玲】🔗⭐🔉
てい‐れい【丁玲】
[一九〇四〜一九八六]中国の女流作家。臨
(りんれい)(湖南省)の人。本名、蒋冰姿(しようひようし)。左翼作家連盟に属し、夫の胡也頻刑死後、共産党に入党。解放区で文化宣伝工作に従事。一九五四年ごろより批判を受けて第一線から退く。七九年名誉回復。作「霞村にいた時」「太陽は桑乾河を照らす」など。ティン=リン。
(りんれい)(湖南省)の人。本名、蒋冰姿(しようひようし)。左翼作家連盟に属し、夫の胡也頻刑死後、共産党に入党。解放区で文化宣伝工作に従事。一九五四年ごろより批判を受けて第一線から退く。七九年名誉回復。作「霞村にいた時」「太陽は桑乾河を照らす」など。ティン=リン。
ていれい【丁零・丁令・丁霊】🔗⭐🔉
ていれい【丁零・丁令・丁霊】
前三世紀から後五世紀、モンゴル高原に遊牧したトルコ系民族。匈奴(きようど)に服属していたが、のちに独立してこれを攻めた。
でっ‐ち【△丁稚】🔗⭐🔉
でっ‐ち【△丁稚】
《「でし(弟子)」の音変化という》
職人・商家などに年季奉公をする少年。雑用や使い走りをした。
子供を卑しめていう語。「―唄へ、と言へば、畏まって」〈浮・一代男・四〉
職人・商家などに年季奉公をする少年。雑用や使い走りをした。
子供を卑しめていう語。「―唄へ、と言へば、畏まって」〈浮・一代男・四〉
でっち‐ぼうこう【△丁稚奉公】🔗⭐🔉
でっち‐ぼうこう【△丁稚奉公】
[名]スル商店などに丁稚として奉公すること。転じて、年少のうちから下働きとして勤めはじめること。
とう‐とう【△丁△丁】タウタウ🔗⭐🔉
とう‐とう【△丁△丁】タウタウ
[ト・タル]
[形動タリ]斧(おの)で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「―と白檀(びやくだん)を伐(う)つ斧の音」〈白秋・蟻〉
[形動タリ]斧(おの)で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「―と白檀(びやくだん)を伐(う)つ斧の音」〈白秋・蟻〉
ひ‐の‐と【△丁】🔗⭐🔉
ひ‐の‐と【△丁】
《「火の弟(と)」の意》十干の四番目。てい。
よほろ【△丁】🔗⭐🔉
よほろ【△丁】
《「膕(よほろ)」と同語源。「よぼろ」とも》古代、公用に徴発されて使役された人民。律令制では正丁(せいてい)がこれにあてられる。夫(ぶ)。
丁🔗⭐🔉
丁
[音]テイ
チョウ
トウ
[訓]ひのと
さかん
つよ‐い
あた‐る
[部首]一
[総画数]2
[コード]区点 3590
JIS 437A
S‐JIS 929A
[分類]常用漢字
[難読語]
→アルゼンチン【Argentine】
→おか‐ちょうじがい【陸丁字貝】
→じんちょう‐げ【沈丁花】
→たま‐むし【玉虫・吉丁虫】
→ちょん‐まげ【丁髷】
→チンキ
→でっ‐ち【丁稚】
→デンマーク【Denmark】
→とう‐とう【丁丁】
→どろ‐はっちょう【瀞八丁】
→むらさき‐はしどい【紫丁香花】
→ラテン【Latin】
[音]テイ
チョウ
トウ
[訓]ひのと
さかん
つよ‐い
あた‐る
[部首]一
[総画数]2
[コード]区点 3590
JIS 437A
S‐JIS 929A
[分類]常用漢字
[難読語]
→アルゼンチン【Argentine】
→おか‐ちょうじがい【陸丁字貝】
→じんちょう‐げ【沈丁花】
→たま‐むし【玉虫・吉丁虫】
→ちょん‐まげ【丁髷】
→チンキ
→でっ‐ち【丁稚】
→デンマーク【Denmark】
→とう‐とう【丁丁】
→どろ‐はっちょう【瀞八丁】
→むらさき‐はしどい【紫丁香花】
→ラテン【Latin】
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[名]
〔接尾〕助数詞。