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うめ【梅】🔗🔉

うめ【梅】 〔「梅」の字音「メ」に基づいてできた語〕 (1)バラ科の落葉高木。中国原産。古く日本に入り,庭木とされている。花は早春,葉に先立って開き,白色・淡紅色の五弁花。果実は酸味が強く,梅干しや梅酒とする。 (2)梅の果実。

うめあわせ【埋め合わせ】🔗🔉

うめあわせ【埋め合わせ】 (1)うめあわせること。 (2)つぐない。おぎない。

うめあわ・せる【埋め合わせる】🔗🔉

うめあわ・せる【埋め合わせる】 (動下一) (1)損失などを,他の物事で補う。 (2)欠けた部分を他のもので補う。

うめがしまおんせん【梅ヶ島温泉】🔗🔉

うめがしまおんせん【梅ヶ島温泉】 静岡市北部,安倍川(あべがわ)上流にある温泉。単純泉。

うめがたに【梅ヶ谷】🔗🔉

うめがたに【梅ヶ谷】 (2 代)(1878-1927) 第 20 代横綱。富山県生まれ。好敵手常陸山(ひたちやま)と横綱に同時昇進し,梅・常陸時代を築いた。

うめき【呻き】🔗🔉

うめき【呻き】 うめくこと。また,うめく声。「―声」

うめき【埋め木】🔗🔉

うめき【埋め木】 木材の穴や割れ目に木片を詰めること。また,その木片。

うめきざいく【埋め木細工】🔗🔉

うめきざいく【埋め木細工】 「寄せ木細工」に同じ。

うめ・く【呻く】🔗🔉

うめ・く【呻く】 (動五) (1)(痛みや苦しみのため)思わず低い声を発する。うなる。 (2)嘆いたり,感心したりしてため息をつく。嘆息する。

うめくさ【埋め草】🔗🔉

うめくさ【埋め草】 (1)雑誌・新聞などで,余白を埋めるための短い文章。 (2)城攻めのとき,堀を埋めるのに使った草。

うめけんじろう【梅謙次郎】🔗🔉

うめけんじろう【梅謙次郎】 (1860-1910) 法学者。松江の人。東大教授。法政大学の創立者。フランス的民法の実施を主張。民法・商法の起草に尽力,明治立法史に大きな業績を残す。

うめごろし【埋め殺し】🔗🔉

うめごろし【埋め殺し】 掘削を行うために用いた鋼矢板などの仮設材を,工事終了後に回収しないで埋めたままにすること。

うめざきはるお【梅崎春生】🔗🔉

うめざきはるお【梅崎春生】 (1915-1965) 小説家。福岡県生まれ。東大卒。「桜島」など戦争文学で文壇に登場,戦後文学の一翼を担う一方,「ボロ家の春秋」など飄逸味(ひよういつみ)あるユーモアで市井を描いた。晩年は「幻化」で空虚な生の実態を凝視した。

うめざわはまお【梅沢浜夫】🔗🔉

うめざわはまお【梅沢浜夫】 (1914-1986) 微生物学者。東大教授。第二次大戦末期にペニシリンの分離に成功,戦後カナマイシン・ザルコマイシンなど多くの抗生物質を発見した。微生物化学研究所を創立。

うめしゅ【梅酒】🔗🔉

うめしゅ【梅酒】 梅の実を氷砂糖とともに焼酎(しようちゆう)に漬け,熟成させた果実酒。うめざけ。

うめしょうゆ【梅醤油】🔗🔉

うめしょうゆ【梅醤油】 梅干しをつぶして裏漉(ご)ししたものを,醤油・だしでのばしたもの。

うめず【梅酢】🔗🔉

うめず【梅酢】 梅の実を塩漬けにしたときに出る酸味の強い汁。多く赤シソの葉を入れて赤くする。漬物・料理・薬用などに用いる。

うめだ【梅田】🔗🔉

うめだ【梅田】 大阪市北区の地名。鉄道各線やバス路線が集中する大阪駅周辺一帯の地。大阪の北の玄関で繁華街。

うめだうんぴん【梅田雲浜】🔗🔉

うめだうんぴん【梅田雲浜】 (1815-1859) 幕末の尊攘派の志士。若狭(わかさ)小浜(おばま)藩士。1852 年藩政や外交問題について建言して士籍を除かれた。安政の大獄で逮捕され,牢中で病死。

うめただみょうじゅ【埋忠明寿】🔗🔉

うめただみょうじゅ【埋忠明寿】 (1558-1631) 安土桃山・江戸初期の金工・刀工。京都の白銀(しろがね)師埋忠家の統領。

うめたて【埋め立て】🔗🔉

うめたて【埋め立て】 埋め立てること。「―地」

うめた・てる【埋め立てる】🔗🔉

うめた・てる【埋め立てる】 (動下一) 川・池・湖・海などを埋めて陸地にする。

うめづけ【梅漬け】🔗🔉

うめづけ【梅漬け】 (1)梅の実をシソの葉とともに塩漬けにした食品。 (2)生姜・瓜・大根などを薄く切って,赤梅酢に漬けたもの。 (3)梅の実の焼酎(しようちゆう)漬け。

うめづよしじろう【梅津美治郎】🔗🔉

うめづよしじろう【梅津美治郎】 (1882-1949) 軍人。陸軍大将。大分県生まれ。第二次大戦終戦時の降伏文書に重光葵(しげみつまもる)とともに調印。A 級戦犯として終身禁錮刑,服役中に病死。

うめねさとる【梅根悟】🔗🔉

うめねさとる【梅根悟】 (1903-1980) 教育学者。福岡県生まれ。和光大学学長。コアカリキュラム連盟結成に尽力。主著「世界教育史」

うめのきごけ【梅の樹苔】🔗🔉

うめのきごけ【梅の樹苔】 ウメノキゴケ科の葉状または樹枝状地衣植物。梅や松の古木,岩上などに着生。

うめばちそう【梅鉢草】🔗🔉

うめばちそう【梅鉢草】 ユキノシタ科の多年草。山野に自生。夏秋に白色 5 弁のウメに似た花をつける。

うめはらすえじ【梅原末治】🔗🔉

うめはらすえじ【梅原末治】 (1893-1983) 考古学者。大阪生まれ。京大教授。日本考古学の草創期より活躍,東アジアの青銅器の研究水準を高め,多大な業績を残した。

うめはらほくめい【梅原北明】🔗🔉

うめはらほくめい【梅原北明】 (1899-1946) 性風俗研究家・出版者。富山県生まれ。早大中退。本名,貞康。昭和初期のエロ・グロ・ナンセンス文化を代表する雑誌・書籍を多数発刊。

うめはらりゅうざぶろう【梅原竜三郎】🔗🔉

うめはらりゅうざぶろう【梅原竜三郎】 (1888-1986) 洋画家。京都生まれ。関西美術院卒。本名,良三郎。浅井忠に師事,渡仏しルノアールに学ぶ。東洋画の伝統を摂取し華麗な画風を築いた。作「北京風景」「桜島」など。

うめぼし【梅干し】🔗🔉

うめぼし【梅干し】 梅の果実を数日間塩漬けにしたあと,日光で乾燥し,シソの葉とともに梅酢に漬けた食品。

うめぼしばばあ【梅干し婆あ】🔗🔉

うめぼしばばあ【梅干し婆あ】 (老いて皺(しわ)の多くなった顔を梅干しに見立てて)年とった女性をあざけっていう語。

うめぼりこくが【梅暮里谷峨】🔗🔉

うめぼりこくが【梅暮里谷峨】 (初世)(1750-1821) 江戸後期の戯作者。上総久留里藩士。末期洒落本を代表する作者。著「青楼五ツ雁金」「傾城買二筋道」「廓(さと)の癖」など。

うめもどき【梅擬】🔗🔉

うめもどき【梅擬】 モチノキ科の落葉低木。山中に自生する。6 月頃,葉腋に淡紫色または白色の 4〜5 弁の花をつける。秋に赤熟,まれに白熟する球形の小果を結ぶ。庭木ともする。

う・める【埋める】🔗🔉

う・める【埋める】 (動下一) (1)穴などのくぼんだ所に物を詰め平らにする。「古井戸を―・める」 (2)上に物をかぶせて姿を見えなくする。 (3)人や物である場所をみたす。「会場を―・めた群衆」 (4)何かをあてはめて途中の欠けた部分をなくす。ふさぐ。「余白を―・める」 (5)損失・不足などを補う。うめあわせる。「赤字を―・める」 (6)水をさして湯をぬるくする。「風呂を―・める」

うめわか【梅若】🔗🔉

うめわか【梅若】 能の流派・家の名。江戸時代以降観世座に従属。1921 年(大正 10)独立して一流を立てたが,54 年(昭和 29)観世流に復帰。

うめわかまる【梅若丸】🔗🔉

うめわかまる【梅若丸】 伝説上の人物。南北朝頃の,京都北白川の吉田少将惟房(これふさ)の子。人買いにさらわれて東国に下り,隅田川辺りで病死したとされる。謡曲「隅田川」や近世の小説の題材となった。

うめわかまんざぶろう【梅若万三郎】🔗🔉

うめわかまんざぶろう【梅若万三郎】 (1868-1946) 能楽師。東京生まれ。シテ方観世流。初世梅若実の長男。弟の六郎(のち実)とともに観世流を脱退して梅若流を立てた。のち,家元を弟に譲り観世流に復帰。

うめわかみのる【梅若実】🔗🔉

うめわかみのる【梅若実】 能楽師。シテ方観世流。 (1)(初世)(1828-1909) 梅若家 15 世当主。江戸の人。前名,六郎。明治維新によって衰退した能を復興させ,宝生九郎・桜間伴馬とともに明治の三名人と称された。 (2)(2 世)(1878-1959) 梅若家 16 世当主。東京生まれ。前名,竹世・六郎。初世の次男。兄万三郎とともに観世流を脱退して梅若流を立て,万三郎についで 2 世宗家となる。のち,観世流に復帰。

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