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たん【丹】🔗🔉

たん【丹】 (1)硫黄と水銀との化合した赤土。また,その色。辰砂。 (2)鉛に硫黄と硝石を加えて焼いて作ったもの。鉛の酸化物。黄色をおびた赤色で絵の具や薬用とする。鉛丹(えんたん)。

たん【反・段】🔗🔉

たん【反・段】 (1)地積の単位。300 歩(坪)。約 9.9174 アール。 (2)布の大きさの単位。現在は,1 着分の幅と丈のものを 1 反とする。 (3)距離の単位。6 間(けん)。

たん【単】🔗🔉

たん【単】 (1)「単試合」の略。 (2)「単勝式」の略。

たん【短】🔗🔉

たん【短】 欠点。短所。⇔長 「―を補う」

たん【痰】🔗🔉

たん【痰】 気管から出る粘液性の分泌物。

たん【端】🔗🔉

たん【端】 物事のはじまり。きっかけ。「―を開く」「―を発する」

タン【湯】🔗🔉

タン【湯】 〔中国語〕 (1)湯菜(スープ料理)のこと。 (2)中国料理でだし(スープ)のこと。一番だしは上湯(シヤンタン)。二番だしは下湯(シヤタン)と呼ぶ。

タン【tan】🔗🔉

タン【tan】 タンニンでなめした獣皮のような,鈍い黄赤色。

タン【tongue】🔗🔉

タン【tongue】 舌。特に料理に用いる牛・豚の舌のこと。

たんあたり【反当たり】🔗🔉

たんあたり【反当たり】 田畑 1 反について。反当(たんとう)。「―の収量」

たんあつ【鍛圧】🔗🔉

たんあつ【鍛圧】 金属を熱し,圧力を加えて鍛錬すること。

たんい【単位】🔗🔉

たんい【単位】 (1)長さ・質量・時間などをはかるときの基準となるもの。メートル・グラム・秒など。 (2)一つの集団・組織などを構成する基本的なひとまとまり。「クラス―」 (3)高等学校・大学で,学習量を測る基準。「―をとる」

たんいえん【単位円】🔗🔉

たんいえん【単位円】 半径 1 の円。

たんいがたとうししんたく【単位型投資信託】🔗🔉

たんいがたとうししんたく【単位型投資信託】 契約型投資信託の一。信託財産は 1 単位(ユニット)ごとに独立し,同じユニットへの追加設定は認められず,新規の場合は新しい単位を設定していく。

たんいかぶせいど【単位株制度】🔗🔉

たんいかぶせいど【単位株制度】 1981 年(昭和 56)の改正商法付則によって導入された株式単位引き上げのための措置。額面金額の合計が 5 万円に相当する株式をもって 1 単位とし,単位未満株主には議決権その他の共益権行使が認められないという制度。

たんいぎょうれつ【単位行列】🔗🔉

たんいぎょうれつ【単位行列】 正方行列で左上から右下への対角要素が 1 でその他の要素が 0 のもの。

たんいくみあい【単位組合】🔗🔉

たんいくみあい【単位組合】 労働組合の連合組織の単位となる組合。産別組合の支部・分会ではなく,独自の規約を持つ独立した組合。単組。

たんいけい【単位系】🔗🔉

たんいけい【単位系】 少数の基本単位と,これを掛けたり割ったりした組み合わせとして表される組立単位,および必要により選ばれた補助単位とからなる一連の単位の集団のこと。MKS 単位系・SI など。

たんいけつじつ【単為結実】🔗🔉

たんいけつじつ【単為結実】 被子植物で,受精が行われないのに子房だけが発達し種子のない果実を生じる現象。ミカン・パイナップルなどに見られる。薬品処理により人工的にも起こせる。

たんいこうし【単位格子】🔗🔉

たんいこうし【単位格子】 空間格子のくり返し単位となる平行六面体。一つの空間格子について,単位格子のとり方は無数にあるが,普通,三つの稜の長さがなるべく短く,三つの稜のあいだの角がなるべく直角に近くなるようにとる。単位胞。

たんいごかんせいど【単位互換制度】🔗🔉

たんいごかんせいど【単位互換制度】 協定の結ばれた他学校での履修を認め,単位認定する制度。1972 年(昭和 47)大学設置基準改正で制度化。

たんいせい【単位制】🔗🔉

たんいせい【単位制】 高等学校・大学の教育課程の履修の際とられている制度。最低必要単位以上を修得した場合に卒業・修了が認定される。

たんいせいこうこう【単位制高校】🔗🔉

たんいせいこうこう【単位制高校】 進級に必要な単位を特に定めず,規定の単位以上を取得すれば卒業を認めるという高校。

たんいせいしょく【単為生殖】🔗🔉

たんいせいしょく【単為生殖】 雌が単独で新個体を生じる生殖法。ミツバチ・ミジンコ・アリマキなどの動物,ドクダミ・シロバナタンポポなどの植物に見られる。単性生殖。処女生殖。

たんいつ【単一】🔗🔉

たんいつ【単一】 (1)一つ,または一人だけであること。「―神」 (2)1 種類だけでまじりものがないこと。「―物質」

たんいつおうしゅうぎていしょ【単一欧州議定書】🔗🔉

たんいつおうしゅうぎていしょ【単一欧州議定書】 〔Single European Act〕 EC の基本条約であるローマ条約を修正した文書。EC 統合をめざす諸策を取り決める。1987 年発効。SEA 。

たんいつくみあい【単一組合】🔗🔉

たんいつくみあい【単一組合】 労働者個人の加盟の形式であるが,その下部に独立の規約・役員・会計をもつ単位組合に準じた支部・分会などを組織する組合。

たんいつクローンこうたい【単一クローン抗体】🔗🔉

たんいつクローンこうたい【単一クローン抗体】 ⇒モノクローナル抗体(こうたい)

たんいつこく【単一国】🔗🔉

たんいつこく【単一国】 連邦制ではなく,単一の主権で自立している国家。単一国家。⇔複合国

たんいつしんきょう【単一神教】🔗🔉

たんいつしんきょう【単一神教】 〔henotheism〕 多神教で,特定の一神が一時的に主神の位置を占め,唯一至上の存在としてまつられる宗教現象。M=ミュラーが古代インドのベーダの宗教に対して与えた名称。交替神教。

たんいつぶつ【単一物】🔗🔉

たんいつぶつ【単一物】 〔法〕その物一つで一つのものを形成しているもの。その物一つで一つの名をもつもの。

たんいつほんい【単一本位】🔗🔉

たんいつほんい【単一本位】 ⇒単本位制度

たんいつみんぞく【単一民族】🔗🔉

たんいつみんぞく【単一民族】 ひとつの血縁からなる民族であるという考え方。

たんいぶんすう【単位分数】🔗🔉

たんいぶんすう【単位分数】 分子が 1 の分数。 など。

たんいまく【単位膜】🔗🔉

たんいまく【単位膜】 生体膜の見かけ上の基本構造。その断面の電子顕微鏡像に暗・明・暗の三層構造がみられる。

たんいみまんかぶ【単位未満株】🔗🔉

たんいみまんかぶ【単位未満株】 単位株制度下で,1 単位に満たない数の株式のこと。配当請求権などの自益権はあるが,議決権などの共益権はない。

たんおうらん【端黄卵】🔗🔉

たんおうらん【端黄卵】 卵黄が卵の一方の端にかたよって分布している卵。鳥類・魚類の卵に多い。

たんおん【単音】🔗🔉

たんおん【単音】 音声学で扱う基本的な単位。連続的な音声を個々に区切られる諸部分に分解できる最小の単位。「汗(あせ)」は[a][s][e]の単音からなる。

たんおん【短音】🔗🔉

たんおん【短音】 単音のうち,その持続時間が相対的に短いもの。⇔長音

たんおんかい【短音階】🔗🔉

たんおんかい【短音階】 西洋音楽で常用される 2 種の七音音階の一。階名でラを主音とし,ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラと並ぶ音階。⇔長音階

たんおんがく【単音楽】🔗🔉

たんおんがく【単音楽】 ⇒モノフォニー

たんおんてい【短音程】🔗🔉

たんおんてい【短音程】 全音階中 2・3・6・7 度の音程の,半音の大きさの差をもつ 2 種のうちの短い方。⇔長音程

たんおんもじ【単音文字】🔗🔉

たんおんもじ【単音文字】 ⇒音素文字

たんか【担架】🔗🔉

たんか【担架】 病人・負傷者などを乗せて運ぶ道具。普通,2 本の長い棒の間に布を張ったもの。

たんか【単価】🔗🔉

たんか【単価】 商品一つの,あるいは売買上の単位あたりの値段。

たんか【単果】🔗🔉

たんか【単果】 ⇒単花果(たんかか)

たんか【炭化】🔗🔉

たんか【炭化】 (1)有機物質が,酸素の少ない条件下で加熱されたり,硫酸などによる強力な脱水作用を受けたりして,炭素分に富んだ物質になること。 (2)ほかの物質が炭素と化合すること。また,そうしてできた物質。

たんか【啖呵】🔗🔉

たんか【啖呵】 (1)喧嘩(けんか)・口論の時,相手に言う威勢のいい,鋭い言葉。「―を切る」 (2)香具師(やし)などが品物を売る時の口上。

たんか【短歌】🔗🔉

たんか【短歌】 和歌の歌体の一。5・7・5・7・7 の 5 句 31 音を原則とする。万葉時代には既に確立し,平安時代以降は,和歌といえば短歌をさすに至った。みじかうた。みそひともじ。→長歌

たんか【譚歌】🔗🔉

たんか【譚歌】 バラード。

タンカー【tanker】🔗🔉

タンカー【tanker】 油などの液体を運搬するために船腹にタンクを備えた船。油送船。油槽船。

たんかい【湛海】🔗🔉

たんかい【湛海】 (1629-1716) 江戸中期の修験僧・仏師。伊勢の人。生駒山の宝山寺を中興。力強い作風の「五大明王像」などの作を多く残す。

たんかか【単花果】🔗🔉

たんかか【単花果】 1 個の花の 1 個の子房からできた果実。ウメ・モモ・リンゴなどの果実。単果。→集合果

たんかカルシウム【炭化カルシウム】🔗🔉

たんかカルシウム【炭化カルシウム】 ⇒カーバイド

たんかけいそ【炭化珪素】🔗🔉

たんかけいそ【炭化珪素】 ケイ砂とコークスとを電気炉で加熱して得られる板状結晶。普通,黒紫色,純粋なものは無色透明。化学式 SiC ダイヤモンドに近い硬さをもち,高温でも安定なので研磨剤や耐火材として用いられる。商標名カーボランダム。

たんかさ【単価差】🔗🔉

たんかさ【単価差】 地方公共団体の実際の支出額と,国の規定する補助金基準価との差額。

たんかすいそ【炭化水素】🔗🔉

たんかすいそ【炭化水素】 炭素と水素から成る化合物の総称。炭素原子どうしの結合様式によって,メタン系・エチレン系などの鎖式炭化水素と,環式炭化水素とに分け,後者はさらに脂環式炭化水素と芳香族炭化水素とに分ける。また,炭素原子間に多重結合を含む不飽和炭化水素と含まない飽和炭化水素とに分ける。ただし,芳香族の構造式で環にある二重結合は多重結合と見なさない。

たんかだいがく【単科大学】🔗🔉

たんかだいがく【単科大学】 単一学部で構成される大学。商科大学・工業大学・医科大学など。⇔総合大学

タンガニーカ【Tanganyika】🔗🔉

タンガニーカ【Tanganyika】 アフリカ東部,タンザニアの大陸部を占める地域。1964 年ザンジバル島と合併してタンザニアとなる。

タンガニーカこ【タンガニーカ湖】🔗🔉

タンガニーカこ【タンガニーカ湖】 東アフリカの大地溝帯に沿った断層湖。南北に細長い湖でタンザニアとコンゴ(旧ザイール)との国境をなす。面積 3 万 3000km2。最大深度は 1435m で,世界第 2 位。

たんかひか【単花被花】🔗🔉

たんかひか【単花被花】 萼(がく)または花冠の一方を欠く花。単被花。

たんかぶつ【炭化物】🔗🔉

たんかぶつ【炭化物】 炭素と炭素より陽性の元素(アルカリ金属・アルカリ土類金属など)との化合物の総称。炭化カルシウム・炭化ケイ素はその例。

タンガロイ【Tungalloy】🔗🔉

タンガロイ【Tungalloy】 炭化タングステンとコバルトの焼結合金。ダイヤモンドに次ぐ硬度をもち,切削工具材料に利用。日本での商標名。

たんかん【胆管】🔗🔉

たんかん【胆管】 肝細胞から分泌された胆汁を十二指腸に送る管。輸胆管。

たんがん【単眼】🔗🔉

たんがん【単眼】 昆虫類・クモ類・多足類にみられる小形で単純な構造のレンズ眼。主に明暗に反応する。

たんがん【単願】🔗🔉

たんがん【単願】 受験の際,1 校にだけ願書を出すこと。専願。→併願

たんがん【嘆願・歎願】🔗🔉

たんがん【嘆願・歎願】 事情を説明して,切に願うこと。「―書」

たんかんがん【胆管癌】🔗🔉

たんかんがん【胆管癌】 胆管にできる癌腫。初期症状がみられないことが多く,リンパ節・肝臓などに転移しやすい。

たんき【単記】🔗🔉

たんき【単記】 1 枚の紙に一つのことあるいは一人の名だけを記すこと。⇔連記 「候補者名を―する」

たんき【単騎】🔗🔉

たんき【単騎】 ただ一人だけ,馬に乗って行くこと。一騎。

たんき【短気】🔗🔉

たんき【短気】 気が短いこと。

たんき【短期】🔗🔉

たんき【短期】 短い期間。⇔長期

タンギー【Yves Tanguy】🔗🔉

タンギー【Yves Tanguy】 (1900-1955) アメリカに帰化したフランス生まれの画家。夢幻的な画風でシュールレアリスムの代表作家となる。代表作「夏の四時,希望」など。

たんきかしつけ【短期貸付】🔗🔉

たんきかしつけ【短期貸付】 返済期間の短い貸付。普通 1 年未満のもの。

たんきかん【短期間】🔗🔉

たんきかん【短期間】 みじかい期間。短期。⇔長期間

たんききおく【短期記憶】🔗🔉

たんききおく【短期記憶】 数十秒から数十分保持される記憶で,頭の中で繰り返しリハーサルすることで長期記憶に移行する。

たんききんゆうしじょう【短期金融市場】🔗🔉

たんききんゆうしじょう【短期金融市場】 広範な参加者によって,取引期間が 1 年未満の短期資金取引が行われる市場。コール市場・現先市場・手形売買市場など。

たんききんり【短期金利】🔗🔉

たんききんり【短期金利】 一般に,期間が 1 年未満の金融取引を行う際に適用される金利。→長期金利

たんきけいえいけいかく【短期経営計画】🔗🔉

たんきけいえいけいかく【短期経営計画】 企業経営において,一事業年度または一会計期間(通常は 1 年)を単位として作成される経営計画。

たんきこくさい【短期国債】🔗🔉

たんきこくさい【短期国債】 償還期間が 1 年以内の国債。短期の借換国債と大蔵省証券・食糧証券・外国為替資金証券などの政府短期証券がある。

たんきさい【短期債】🔗🔉

たんきさい【短期債】 償還期限が 1 年以内の債権。→中期債長期債

たんきしきん【短期資金】🔗🔉

たんきしきん【短期資金】 運転資金など普通 1 年以内に回収される資金。

たんきじこう【短期時効】🔗🔉

たんきじこう【短期時効】 一般の債権についての消滅時効の期間である 10 年より期間の短い消滅時効。

たんきだいがく【短期大学】🔗🔉

たんきだいがく【短期大学】 大学の一。専門の学芸を教授研究し,職業や実際生活に必要な能力の育成を主な目的とする。学部の代わりに学科が置かれ,修業年限は 2 年または 3 年。短大。

たんきちんたいしゃく【短期賃貸借】🔗🔉

たんきちんたいしゃく【短期賃貸借】 樹木の栽植または伐採を目的とする山林では 10 年以下,その他の土地では 5 年以下,建物では 3 年以下,動産では 6 か月以下というように期間が短い賃貸借。

たんきてがた【短期手形】🔗🔉

たんきてがた【短期手形】 支払い期限の短い手形。日付後または一覧後 2 か月以内に満期日がくる。一覧払手形がその代表。

たんきとうひょう【単記投票】🔗🔉

たんきとうひょう【単記投票】 1 回の選挙につき,一人の選挙人が一人の候補者だけに投票すること。⇔連記投票

たんきプライムレート【短期プライムレート】🔗🔉

たんきプライムレート【短期プライムレート】 金融機関の取引先に対する短期貸付(1 年以内)の最優遇金利。短プラ。→長期プライム-レート

たんきゅう【単級】🔗🔉

たんきゅう【単級】 全校の児童または生徒が 1 学級に編成されていること。

たんきゅう【単球】🔗🔉

たんきゅう【単球】 全白血球の約 7%を占める単核の遊走細胞。白血球中最も大きい。骨髄でつくられ,血管外ではマクロファージに転換し,生体防御反応に関与する。単核白血球。

たんきゅう【探求】🔗🔉

たんきゅう【探求】 探し求めること。探索。「生活の―」

たんきゅう【探究】🔗🔉

たんきゅう【探究】 物事の真相・価値・在り方などを深く考えて,明らかにすること。「真理を―する」

たんきょく【単極】🔗🔉

たんきょく【単極】 電極とそれに接するイオン電導体との組み合わせ。電池の電極はそれぞれ単極である。半電池。

たんぎょく【単玉】🔗🔉

たんぎょく【単玉】 カメラなどのレンズ系が一つのレンズから成っていること。また,そのカメラ。

たんきよほう【短期予報】🔗🔉

たんきよほう【短期予報】 今日・明日・明後日ぐらいまでの天気予報。主として数値予報と,それを利用した統計予報などによる。

たんきょり【短距離】🔗🔉

たんきょり【短距離】 (1)短い距離。 (2)短距離競走。

たんきょりかくせんりょく【短距離核戦力】🔗🔉

たんきょりかくせんりょく【短距離核戦力】 射程 500km 以下の核戦力。一般に戦術核と呼ばれる。

たんきょりきょうそう【短距離競走】🔗🔉

たんきょりきょうそう【短距離競走】 陸上競技の一。全力疾走の速力で走り得る距離の競走。普通 50m・100m・200m・400m などの競走をさす。→中距離競走長距離競走

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