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みん【旻】🔗🔉

みん【旻】 (?-653) 古代の学僧。608 年遣隋使小野妹子に従って渡隋,632 年帰国。645 年,高向玄理(たかむこのくろまろ)とともに国博士となり,新政府に重きをなした。びん。

みん【明】🔗🔉

みん【明】 中国,朱元璋(しゆげんしよう)の建てた王朝(1368-1644)。江南に興り,元を北方に追い中国を統一。永楽帝の時,南京から北京に遷都,蒙古・南海に遠征して最盛期を迎えた。のち北虜南倭(ほくりよなんわ)に苦しみ,宦官(かんがん)の専横や党争,農民反乱が絶えず,李自成に国都を占領され滅亡。

みんい【民意】🔗🔉

みんい【民意】 国民の意思。「―を問う」

みんえい【民営】🔗🔉

みんえい【民営】 民間人が経営すること。⇔官営 「国営事業の―化」

みんえいてつどう【民営鉄道】🔗🔉

みんえいてつどう【民営鉄道】 私人・私法人が経営する鉄道。私鉄。

みんか【民家】🔗🔉

みんか【民家】 一般庶民の家。人の住む家。

みんかい【民会】🔗🔉

みんかい【民会】 (1)古代ギリシャの諸ポリスにおいて国家の意思決定を行なった市民総会。市民権をもつ成年男子全員に参加権があった。 (2)古代ローマ共和制期の市民総会。兵員会と平民会があった。

みんかつ【民活】🔗🔉

みんかつ【民活】 「民間活力」の略。

みんかん【民間】🔗🔉

みんかん【民間】 (1)一般庶民の社会。世間。「―信仰」 (2)政府などの公的機関に属さないこと。「―企業」「―事業」

みんかんいたく【民間委託】🔗🔉

みんかんいたく【民間委託】 国や地方公共団体の事務および事業の一部を民間の企業や人々に委託すること。庁舎の清掃,公共施設の管理,ごみ収集など。

みんかんがいこう【民間外交】🔗🔉

みんかんがいこう【民間外交】 政府関係者によらず,民間人により行われる外交。学術・スポーツなどによる親善外交が多い。

みんかんかつりょく【民間活力】🔗🔉

みんかんかつりょく【民間活力】 民間企業のもつ効率的な事業運営能力や豊富な資金力をいう語。民活。

みんかんじん【民間人】🔗🔉

みんかんじん【民間人】 公的機関に属さない人。

みんかんしんこう【民間信仰】🔗🔉

みんかんしんこう【民間信仰】 民間において伝承されている信仰形態。庶民信仰。

みんかんせつわ【民間説話】🔗🔉

みんかんせつわ【民間説話】 民間に口承されてきた説話。昔話。民譚(みんだん)。

みんかんでんしょう【民間伝承】🔗🔉

みんかんでんしょう【民間伝承】 民衆の日常生活の中で古くから受け継がれてきた知識・技術・習俗など。

みんかんひえいりセクター【民間非営利セクター】🔗🔉

みんかんひえいりセクター【民間非営利セクター】 ⇒市民セクター

みんかんほうそう【民間放送】🔗🔉

みんかんほうそう【民間放送】 民間資本により設立された事業体が行う放送。また,それを行う事業体。商業放送。民放。⇔公共放送

みんかんりょうほう【民間療法】🔗🔉

みんかんりょうほう【民間療法】 民間に伝承されてきた方法で行う病気の治療法。民間薬や食餌(しよくじ)療法など方法は多種多様。

みんき【民器】🔗🔉

みんき【民器】 庶民が日常生活の中で普通に用いているさまざまの器具。

みんぎょう【民業】🔗🔉

みんぎょう【民業】 民間で経営する事業。民間事業。⇔官業 「―圧迫」

ミンク【mink】🔗🔉

ミンク【mink】 イタチ属に属す 2 種の哺乳(ほにゆう)類,アメリカ-ミンクとヨーロッパ-ミンクを指す。頭胴長は雄で 30〜55cm で,雌はかなり小さい。茶色から暗褐色。泳ぎがうまく,完全な肉食性。毛皮が柔らかく美しいので珍重され,捕獲・育種・繁殖されている。日本では持ち込まれた飼育ミンクが野生化し,土着のイタチ類の生息環境を脅かしている。

みんぐ【民具】🔗🔉

みんぐ【民具】 人々が,日常生活の必要上作り出し使用してきた身辺の道具。

ミンクくじら【ミンク鯨】🔗🔉

ミンクくじら【ミンク鯨】 〔minke whale〕 コイワシクジラの別名。

ミングル【mingle】🔗🔉

ミングル【mingle】 血縁関係や婚姻関係のない同居人。共同生活者。

みんげい【民芸】🔗🔉

みんげい【民芸】 一般の人々が日常生活に使う実用的な工芸品。民衆的工芸。柳宗悦(むねよし)による造語。

みんげいひん【民芸品】🔗🔉

みんげいひん【民芸品】 庶民生活の中から作り出されたその地方独特の手工芸品。

みんけん【民権】🔗🔉

みんけん【民権】 人民が政治に参加する権利。「―運動」「自由―」

みんけんしゅぎ【民権主義】🔗🔉

みんけんしゅぎ【民権主義】 (1)民権の伸張を目的とする主義。 (2)孫文の唱えた三民主義の一。

みんけんろん【民権論】🔗🔉

みんけんろん【民権論】 人民の権利・自由が保障されてこそ国家の権力が伸張されるという主張。明治前半に国権論に対して唱えられた。

みんこう【岷江】🔗🔉

みんこう【岷江】 中国,四川省中部を流れる川。省北端の岷山に源を発し,南流して成都盆地をうるおし,長江に注ぐ。長さ 630km。ミン-チアン。

みんこうちょう【民工潮】🔗🔉

みんこうちょう【民工潮】 現代中国農民の大規模な出稼ぎをいう。「盲流」と同義であるが,労働力の再配分という積極的な意義に着目して言い換えたもの。

みんこく【民国】🔗🔉

みんこく【民国】 「中華民国」の略。

ミンコフスキー【Minkowski】🔗🔉

ミンコフスキー【Minkowski】 (1)〔Eugne M.〕 (1885-1973) フランスで活躍した精神医学者。ペテルブルグ生まれ。現象学を精神病理学に導入。著「精神分裂病」「生きられる時間」 (2)〔Hermann M.〕 (1864-1909) リトアニア生まれのドイツの数学者。整数論に幾何学的概念を導入,アインシュタインの特殊相対性理論を四次元空間(ミンコフスキー時空)の幾何学として組み立てた。

ミンコフスキーじくう【ミンコフスキー時空】🔗🔉

ミンコフスキーじくう【ミンコフスキー時空】 四次元空間の時間座標を実数とし,時間距離を負にとった時空。時間軸を縦軸,空間軸の一つを横軸にとって事象を表す図をミンコフスキーの時空図という。

ミンサー【mincer】🔗🔉

ミンサー【mincer】 肉ひき器。

みんさあ🔗🔉

みんさあ 沖縄八重山群島の竹富・石垣島などで,天然の繊維と染料を用いた真田(さなだ)織の細帯。かつては,婚約の印に女が男に贈った。

みんし【明史】🔗🔉

みんし【明史】 中国,二十四史の一。明朝の歴史を記した書。清の張廷玉らの編。1739 年完成。本紀 24 巻,志 75 巻,表 13 巻,列伝 220 巻,目録 4 巻。明史稿に基づいている。

みんじ【民事】🔗🔉

みんじ【民事】 私法の適用を受けるべき事柄。⇔刑事

みんじがいしゃ【民事会社】🔗🔉

みんじがいしゃ【民事会社】 漁業・農林業など商行為以外の営利行為を目的とする会社。商法上,商事会社と同じ法律的扱いを受ける。

みんじかいにゅうぼうりょく【民事介入暴力】🔗🔉

みんじかいにゅうぼうりょく【民事介入暴力】 民事上の紛争の外観を装ってなされる不正行為。民事執行・倒産・債権取立等の民事上の紛争事件において,当事者・当事者代理人・利害関係人が,他の事件当事者・関係人に対して行う暴力・脅迫・迷惑行為等や社会通念上の限度を超える不当な行為。民暴。

みんじさいばん【民事裁判】🔗🔉

みんじさいばん【民事裁判】 裁判所が民事事件に関して行う裁判。

みんじじけん【民事事件】🔗🔉

みんじじけん【民事事件】 私人間の生活関係に関する事件。私法の適用を受け,民事訴訟の対象となる。→刑事事件行政事件

みんじしっこう【民事執行】🔗🔉

みんじしっこう【民事執行】 民事における強制執行および担保権実行のための裁判手続の総称。

みんじしっこうほう【民事執行法】🔗🔉

みんじしっこうほう【民事執行法】 民事上の債権および担保権の強制的実現のための手続きを定めた法律。1979 年(昭和 54)民事訴訟法の強制執行と競売(けいばい)法を統合して制定。

みんじせきにん【民事責任】🔗🔉

みんじせきにん【民事責任】 他人の権利・利益を不法行為により侵害した者が,被害者のこうむった損害について賠償を行う責任。債務不履行による場合を含めることもある。

みんじそしょう【民事訴訟】🔗🔉

みんじそしょう【民事訴訟】 私人間の生活関係に関する紛争を,裁判所が法律的かつ強制的に解決するための手続き。民訴。

みんじそしょうほう【民事訴訟法】🔗🔉

みんじそしょうほう【民事訴訟法】 (1)民事訴訟の手続等について規定する法律。1996 年(平成 8),旧法(1890 年制定)を全文改正して制定。98 年施行。 (2)民事訴訟制度に関する法規定の総称。

みんじちょうていほう【民事調停法】🔗🔉

みんじちょうていほう【民事調停法】 民事に関する紛争の調停について定める法律。調停の組織などに関する通則,宅地建物・農事・商事・鉱害などの調停についての特則,および罰則を規定。1951 年(昭和 26)制定。

みんじほう【民事法】🔗🔉

みんじほう【民事法】 民事裁判の基準となる実体法と手続法の総称。民法・商法・民事訴訟法・人事訴訟手続法など。

みんじほぜんほう【民事保全法】🔗🔉

みんじほぜんほう【民事保全法】 仮差押命令・仮処分命令の保全命令と執行手続である保全執行について定める法律。1989 年(平成 1)制定。

みんしゃとう【民社党】🔗🔉

みんしゃとう【民社党】 1959 年(昭和 34)日本社会党を脱党した右派が,翌年西尾末広を中心に結成した政党。民主社会主義を基本理念とし,議会主義・国民政党の立場を唱える。結党以来の党名民主社会党を 70 年民社党に改称。94 年(平成 6)新しい政党の結成に向けて解党。

みんしゅ【民主】🔗🔉

みんしゅ【民主】 その国の主権が国民にあること。

みんじゅ【民需】🔗🔉

みんじゅ【民需】 民間の需要。⇔官需軍需

みんしゅう【民衆】🔗🔉

みんしゅう【民衆】 国家・社会を形づくっている一般の人々。世間一般の人。庶民。大衆。

みんしゅうげき【民衆劇】🔗🔉

みんしゅうげき【民衆劇】 社会改革の意図をもつ演劇。近代ヨーロッパの大衆解放運動を背景に生まれたもので,ロマン=ロランの「民衆劇論」やフランスの国立民衆劇場の運動が有名。

みんしゅうそしょう【民衆訴訟】🔗🔉

みんしゅうそしょう【民衆訴訟】 国・公共団体の機関の法規に適合しない行為の是正を求める訴訟で,自己の法律上の利益にかかわらない資格で提起するもの。住民訴訟・選挙訴訟など。

みんしゅか【民主化】🔗🔉

みんしゅか【民主化】 物事の考え方や体制が民主的に変わっていくこと。また,そのように変えていくこと。

みんしゅかどうめい【民主化同盟】🔗🔉

みんしゅかどうめい【民主化同盟】 ⇒民同

みんしゅく【民宿】🔗🔉

みんしゅく【民宿】 観光地などで,一般の民家が営業許可を得て自宅に旅行者を宿泊させること。また,その宿。民泊。

みんしゅこっか【民主国家】🔗🔉

みんしゅこっか【民主国家】 民主政治が行われている国家。

みんしゅしゃかいしゅぎ【民主社会主義】🔗🔉

みんしゅしゃかいしゅぎ【民主社会主義】 自由主義の要素を生かした社会主義社会を実現しようとする思想。一党独裁を否定し複数政党による議会制主義を採用。

みんしゅじゆうとう【民主自由党】🔗🔉

みんしゅじゆうとう【民主自由党】 1948 年(昭和 23)日本自由党が,日本民主党から分裂した同志クラブと結成した保守政党。民自党。→自由党

みんしゅしゅぎ【民主主義】🔗🔉

みんしゅしゅぎ【民主主義】 〔democracy〕 (1)人民が権力を所有し行使するという政治原理。権力が社会全体の構成員に合法的に与えられている政治形態。ギリシャ都市国家に発し,近代市民革命において展開された。 (2)人間の自由や平等を尊重する立場。

みんしゅしゅぎぶんがく【民主主義文学】🔗🔉

みんしゅしゅぎぶんがく【民主主義文学】 敗戦直後の昭和 20 年末,蔵原惟人・徳永直・宮本百合子らを発起人とする新日本文学会が提唱した文学。機関誌「新日本文学」を発刊,民主主義の徹底した実現と民主的進歩的文学者の広範な統一戦線とを目指した。

みんしゅせい【民主制】🔗🔉

みんしゅせい【民主制】 主権が人民に属し,その参加により政治が行われる制度。→君主制貴族制

みんしゅせいじ【民主政治】🔗🔉

みんしゅせいじ【民主政治】 民主主義に基づく政治。

みんしゅてき【民主的】🔗🔉

みんしゅてき【民主的】 (形動) 民主主義の精神にかなっているさま。「―に運営する」

みんしゅとう【民主党】🔗🔉

みんしゅとう【民主党】 (1)「日本民主党」の略。 (2)〔Democratic Party〕 共和党と並ぶアメリカの二大政党の一。憲法制定の際フェデラリストに反対した西部小農民・南部大地主層などを基盤として 1820 年代に成立。南部住民や労働者に支持者が多い。

みんじょう【民情】🔗🔉

みんじょう【民情】 国民の気持ちや実際の生活状態。「―を視察する」

みんしん【民心】🔗🔉

みんしん【民心】 国民一般の考えや気持ち。「―を問う」

みんしんがく【明清楽】🔗🔉

みんしんがく【明清楽】 日本で演奏された中国の近世音楽。明楽と清楽を合わせた日本での俗称。内容的にはほとんど清楽。江戸末期から明治中期まで盛んに演奏された。

ミンス【mince】🔗🔉

ミンス【mince】 (肉などを)細かく切り刻むこと。「―-パイ」

ミンスク【Minsk】🔗🔉

ミンスク【Minsk】 ベラルーシ共和国の首都。自動車工業が盛ん。12 世紀初めルミンスフ公国の首都となった古い都市。

ミンストレル【minstrel】🔗🔉

ミンストレル【minstrel】 中世ヨーロッパの宮廷に仕えた職業的音楽家。

みんせい【民生】🔗🔉

みんせい【民生】 一般国民の生活。

みんせい【民政】🔗🔉

みんせい【民政】 (1)(軍政に対し)文官による政治。⇔軍政 「―移管」 (2)国民の利益・幸福をはかるために行われる政治。

みんせい【眠性】🔗🔉

みんせい【眠性】 カイコが,孵化(ふか)してから繭になるまでの間に,脱皮のために活動を停止する(眠る)性質。

みんせいいいん【民生委員】🔗🔉

みんせいいいん【民生委員】 社会福祉の増進を任務とし,地域住民の生活状態調査や要保護者への保護指導,社会福祉施設への連絡・協力などを行う名誉職。1948 年(昭和 23)制定の民生委員法により,都道府県知事が推薦し厚生大臣が委嘱する。

みんせいしゅぎ【民生主義】🔗🔉

みんせいしゅぎ【民生主義】 孫文の唱えた三民主義の一。

みんせいぶ【民生部】🔗🔉

みんせいぶ【民生部】 道府県で社会福祉および社会保障に関する事項を扱う部局。東京都は民生局。

みんせいよう【民生用】🔗🔉

みんせいよう【民生用】 軍事用に対し,一般向け・家庭用であること。また,電力分類では,産業用に対していう。

みんせんぎいん【民選議員】🔗🔉

みんせんぎいん【民選議員】 国民の選挙によって選出された議員。

みんせんぎいんせつりつけんぱくしょ【民撰議院設立建白書】🔗🔉

みんせんぎいんせつりつけんぱくしょ【民撰議院設立建白書】 1874 年(明治 7)板垣退助・江藤新平ら 8 名によって政府に提出された意見書。国民選出の議員による国会開設を要請したもの。自由民権運動勃興の端緒を開いた。

みんそ【民訴】🔗🔉

みんそ【民訴】 「民事訴訟」の略。

みんぞく【民俗】🔗🔉

みんぞく【民俗】 民間に伝えられ行われている風習・風俗。フォークロア。

みんぞく【民族】🔗🔉

みんぞく【民族】 「われわれ…人」という帰属意識を共有する集団。従来,共通の出自・言語・宗教・生活様式・居住地などをもつ集団とされることが多かった。民族は政治的・歴史的に形成され,状況によりその範囲や捉え方などが変化する。国民の範囲と一致しないことが多く,複数の民族が共存する国家が多い。

みんぞくいしき【民族意識】🔗🔉

みんぞくいしき【民族意識】 ある民族に属しているという帰属意識。

みんぞくおんがく【民族音楽】🔗🔉

みんぞくおんがく【民族音楽】 各民族がもつ民族的特徴を示す音楽。

みんぞくかいほううんどう【民族解放運動】🔗🔉

みんぞくかいほううんどう【民族解放運動】 (1)19 世紀後半以降,植民地・従属国などが帝国主義国の支配・干渉を排除し,自由・独立を目指して展開してきた運動。 (2)被圧迫民族がその解放を求め,民族の独立と統一を達成しようとする運動。

みんぞくかいほうせんせん【民族解放戦線】🔗🔉

みんぞくかいほうせんせん【民族解放戦線】 抑圧された複数の階層・民族が,解放を求めて連帯する抵抗組織。

みんぞくがく【民俗学】🔗🔉

みんぞくがく【民俗学】 民間伝承を素材として,民族文化を明らかにしようとする学問。日本では柳田国男・折口信夫らにより基礎づけられた。フォークロア。

みんぞくがく【民族学】🔗🔉

みんぞくがく【民族学】 諸民族の文化の特質・歴史的過程・他文化との比較などの研究を行う学問。エスノロジー。→文化人類学

みんぞくげいのう【民俗芸能】🔗🔉

みんぞくげいのう【民俗芸能】 五穀豊穣・長寿・悪疫退散などを神に祈って行われる民間の信仰行事に伴う芸能。郷土芸能。

みんぞくこっか【民族国家】🔗🔉

みんぞくこっか【民族国家】 (1)同一民族によって,あるいは,ある一つの民族を中核に構成される国家。 (2)国民国家。

みんぞくし【民族誌】🔗🔉

みんぞくし【民族誌】 特定の民族の社会と文化をフィールドワークをふまえて記述したもの。エスノグラフィー。

みんぞくじけつ【民族自決】🔗🔉

みんぞくじけつ【民族自決】 ある民族が他の民族や国家の干渉を受けることなく,自らの意志に基づいて,その帰属や政治組織を決定すること。第一次大戦後アメリカ大統領ウィルソンが高唱し,その後の民族独立の指導原理になった。

みんぞくしほん【民族資本】🔗🔉

みんぞくしほん【民族資本】 植民地・半植民地・発展途上国などにおいて,外来資本に対抗する現地の民族による資本。

みんぞくしゅぎ【民族主義】🔗🔉

みんぞくしゅぎ【民族主義】 (1)民族の統一・独立・発展を目指す思想。民族意識をもとに,民族を重視して行動や主張を行おうとする。19 世紀ドイツ・イタリアの民族国家統一運動,第一次大戦後の民族自決主義,第二次大戦後の反帝国主義独立運動などに現れる。→ナショナリズム (2)孫文の唱えた三民主義の一。

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