はいばら【榛原】 (１)静岡県南部，榛原郡の町。駿河湾に臨む。牧_ノ原では茶栽培が盛ん。 (２)奈良県北東部，宇陀（うだ）郡の町。初瀬街道（伊勢街道）の宿場町として発達。

はしばみ【榛】 カバノキ科の落葉低木。3〜4 月，葉より先に開花。果実は苞（ほう）に包まれ，径約 1.5cm の球形でかたく，食べられる。→ヘーゼル

はるな【榛名】 群馬県西部，群馬郡の町。榛名山南斜面，烏川中流域を占める。榛名神社には神代舞が伝わる。

はるなこ【榛名湖】 榛名山の火口原湖。面積 1.2km²。湖面の海抜 1084m。湖水は北東部から流出し吾妻（あがつま）川に注ぐ。冬季は結氷する。

はるなさん【榛名山】 群馬県中央部にある二重式火山。赤城・妙義山とともに上毛三山の一。カルデラ内に榛名富士（海抜 1391m）と榛名湖がある。最高峰は掃部ヶ岳（かもんがだけ）（海抜 1449m）。

はんのき【榛の木】 カバノキ科の落葉高木。高さ 15m に達する。水田の畔に稲掛け用に植える。2〜3 月，葉の出る前に暗紫褐色の尾状の雄花穂と，紅紫色の小さい雌花穂をつける。ハリノキ。

【榛】 〔画　数〕14画　− 人名用漢字 〔区 点〕3126〔ＪＩＳ〕3F3A〔シフトJIS〕9059 〔音 訓〕シン・はしばみ・はり 〔名乗り〕はり・はる 〔熟語一覧〕 →宇田川榛斎（うだがわしんさい） →榛原（はいばら） →榛（はしばみ） →榛名（はるな） →榛名湖（はるなこ） →榛名山（はるなさん） →榛の木（はんのき） →深山榛の木（みやまはんのき） →夜糞峰榛（よぐそみねばり）