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きょうえん【狂宴】🔗🔉

きょうえん【狂宴】 大騒ぎの宴会。

きょうか【狂歌】🔗🔉

きょうか【狂歌】 諧謔(かいぎやく)を主とし滑稽な趣を詠み込んだ卑俗な短歌。特に,江戸中期,天明年間頃のものをいう。作家としては四方赤良(よものあから)(蜀山人)・宿屋飯盛(やどやのめしもり)などが著名。戯歌。

きょうき【狂気】🔗🔉

きょうき【狂気】 気が狂っていること。

きょうき【狂喜】🔗🔉

きょうき【狂喜】 気が狂ったかのように,非常に喜ぶこと。「―乱舞」

きょうぎゅうびょう【狂牛病】🔗🔉

きょうぎゅうびょう【狂牛病】 ウシの感染性疾患の一。脳に障害をきたし,行動異常や運動失調などの後,死に至る。病原体はプリオンと考えられている。ウシ海綿状脳症。

きょうけん【狂犬】🔗🔉

きょうけん【狂犬】 狂犬病にかかった犬。

きょうげん【狂言】🔗🔉

きょうげん【狂言】 (1)日本の伝統芸能の一。猿楽の滑稽・卑俗な部分を劇化した芸能。室町時代に成立。独立して演じられる本狂言と能の曲中に行われる間(あい)狂言とに大別される。江戸時代には大蔵流・鷺(さぎ)流・和泉(いずみ)流の 3 流があったが,明治時代に鷺流は絶えた。能狂言。 (2)歌舞伎の演目。歌舞伎狂言。 (3)人をあざむくために仕組むたくらみ。お芝居。「―自殺」「―強盗」

きょうげんかた【狂言方】🔗🔉

きょうげんかた【狂言方】 能楽師のうち,狂言を演じる人。

きょうげんきご【狂言綺語】🔗🔉

きょうげんきご【狂言綺語】 〔「きょうげんきぎょ」とも〕 道理に合わない言と,巧みに飾った語。小説・物語・戯曲などを卑しめていう語。

きょうげんし【狂言師】🔗🔉

きょうげんし【狂言師】 能狂言を演ずる役者。

きょうけんびょう【狂犬病】🔗🔉

きょうけんびょう【狂犬病】 届出伝染病の一。病原はウイルスで,罹患(りかん)した犬にかまれると唾液を介して,人畜にも感染する。中枢神経がおかされ,幻覚・恐水発作などを起こし,全身麻痺(まひ)で死亡する。恐水病。

きょうげんまわし【狂言回し】🔗🔉

きょうげんまわし【狂言回し】 (1)芝居などで,筋の進行に終始かかわっている役柄。 (2)(比喩的に)表立たずに,物事の進行係の役を務める人物。

きょうげんめん【狂言面】🔗🔉

きょうげんめん【狂言面】 狂言で用いる仮面。神・鬼・動物などの扮装に用いる。大黒・恵比寿(えびす)・武悪(ぶあく)・祖父(おおじ)・乙(おと)・賢徳・うそふき・狐(きつね)などがある。

きょうし【狂死】🔗🔉

きょうし【狂死】 狂い死に。

きょうし【狂詩】🔗🔉

きょうし【狂詩】 江戸中期以後流行した,漢詩体の滑稽・洒脱を主とした詩。卑近な俗情を,漢詩形式に仕立てたもの。江戸の寝惚(ねぼけ)先生(蜀山人),京都の銅脈先生(畠中観斎)が代表的作者。

きょうしきょく【狂詩曲】🔗🔉

きょうしきょく【狂詩曲】 ⇒ラプソディー

きょうしん【狂信】🔗🔉

きょうしん【狂信】 正常な判断力を失うほどの,強烈な信仰。

きょうじん【狂人】🔗🔉

きょうじん【狂人】 精神が異常な人。

きょうじんにっき【狂人日記】🔗🔉

きょうじんにっき【狂人日記】 中国,近代の短編小説。魯迅(ろじん)の処女作。1918 年作。ゴーゴリの同名小説にヒントを得て,狂人の手記の形式で家族制度と儒教思想を批判したもの。中国近代文学の先駆的作品。

きょうそう【狂騒・狂躁】🔗🔉

きょうそう【狂騒・狂躁】 狂ったようなさわぎ。「―の坩堝(るつぼ)」

きょうそうきょく【狂想曲】🔗🔉

きょうそうきょく【狂想曲】 ⇒カプリッチオ

きょうたい【狂態】🔗🔉

きょうたい【狂態】 正気とは思われない,ばかげた振る舞い。「―を演じる」

きょうとう【狂濤】🔗🔉

きょうとう【狂濤】 荒れくるう大波。

きょうねつ【狂熱】🔗🔉

きょうねつ【狂熱】 物狂おしいほどの熱情。「―の恋」

きょうぶん【狂文】🔗🔉

きょうぶん【狂文】 江戸中期に始まる戯文。漢文体に当時の俗語を交えて,世相・風俗を滑稽に表現したもの。江戸戯作の展開に影響を与えた。

きょうぼう【狂暴】🔗🔉

きょうぼう【狂暴】 気が違ったように暴れること。「―なおこない」

きょうほん【狂奔】🔗🔉

きょうほん【狂奔】 ある目的のために熱心に奔走すること。

きょうらん【狂乱】🔗🔉

きょうらん【狂乱】 (1)気が狂って普通ではない状態になること。 (2)比喩的に,物事が異常な状態であること。「―物価」 (3)演劇で,物狂いの所作。

きょうらん【狂瀾】🔗🔉

きょうらん【狂瀾】 荒れ狂う大波。

くるい【狂い】🔗🔉

くるい【狂い】 (1)正常でないこと。狂うこと。「―が生じる」 (2)理性を失うほど夢中になること。「女―」

くるいざき【狂い咲き】🔗🔉

くるいざき【狂い咲き】 ⇒返り咲き

くる・う【狂う】🔗🔉

くる・う【狂う】 (動五) (1)精神状態が異常になる。気がちがう。 (2)物事に異常に熱中する。「ギャンブルに―・う」 (3)見込みがはずれる。「予定が―・う」 (4)物事が正常でなくなる。「調子が―・う」

くるおし・い【狂おしい】🔗🔉

くるおし・い【狂おしい】 (形) 今にも気が狂いそうである。「―・い思い」

くるわし・い【狂わしい】🔗🔉

くるわし・い【狂わしい】 (形) 気が狂ったようである。くるおしい。

くるわ・す【狂わす】🔗🔉

くるわ・す【狂わす】 (動五) 狂わせる。

くるわ・せる【狂わせる】🔗🔉

くるわ・せる【狂わせる】 (動下一) (1)精神の状態を異常にさせる。 (2)機械などの機能に異常を起こさせる。「磁気嵐が計器を―・せる」 (3)計画・予定などを外れさせる。「人生を―・せる」

ふ・れる【狂れる】🔗🔉

ふ・れる【狂れる】 (動下一) 気がくるう。

【狂】🔗🔉

【狂】 〔画 数〕7画 − 常用漢字 〔区 点〕2224〔JIS〕3638〔シフトJIS〕8BB6 〔音 訓〕キョウ・くるう・くるい・くるおしい・ふれる 〔名乗り〕よし 〔熟語一覧〕 →間狂言(あいきょうげん) →荒れ狂う(あれくるう) →男狂い(おとこぐるい) →女狂い(おんなぐるい) →顔見世狂言(かおみせきょうげん) →義太夫狂言(ぎだゆうきょうげん) →気違い・気狂い(きちがい) →狂宴(きょうえん) →狂歌(きょうか) →狂気(きょうき) →狂喜(きょうき) →狂牛病(きょうぎゅうびょう) →狂犬(きょうけん) →狂言(きょうげん) →狂言方(きょうげんかた) →狂言綺語(きょうげんきご) →狂言師(きょうげんし) →狂犬病(きょうけんびょう) →狂言回し(きょうげんまわし) →狂言面(きょうげんめん) →狂死(きょうし) →狂詩(きょうし) →狂詩曲(きょうしきょく) →狂信(きょうしん) →狂人(きょうじん) →狂人日記(きょうじんにっき) →狂騒・狂躁(きょうそう) →狂想曲(きょうそうきょく) →狂態(きょうたい) →狂濤(きょうとう) →狂熱(きょうねつ) →狂文(きょうぶん) →狂暴(きょうぼう) →狂奔(きょうほん) →狂乱(きょうらん) →狂瀾(きょうらん) →切狂言(きりきょうげん) →狂い(くるい) →狂い咲き(くるいざき) →狂う(くるう) →狂おしい(くるおしい) →狂わしい(くるわしい) →狂わす(くるわす) →狂わせる(くるわせる) →色情狂(しきじょうきょう) →死に物狂い(しにものぐるい) →収集狂(しゅうしゅうきょう) →酔狂・粋狂(すいきょう) →素っ頓狂(すっとんきょう) →躁狂(そうきょう) →猛り狂う(たけりくるう) →癲狂(てんきょう) →通し狂言(とおしきょうげん) →頓狂(とんきょう) →熱狂(ねっきょう) →能狂言(のうきょうげん) →発狂(はっきょう) →初春狂言(はつはるきょうげん) →ハンガリー狂詩曲(ハンガリーきょうしきょく) →半狂乱(はんきょうらん) →番狂わせ(ばんくるわせ) →風狂(ふうきょう) →狂れる(ふれる) →偏執狂(へんしつきょう) →偏執狂(へんしゅうきょう) →万載狂歌集(まんざいきょうかしゅう) →壬生狂言(みぶきょうげん) →物狂い(ものぐるい) →物狂おしい(ものぐるおしい) →脇狂言(わききょうげん)

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