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いながきたるほ【稲垣足穂】🔗🔉

いながきたるほ【稲垣足穂】 (1900-1977) 小説家。大阪生まれ。独特の反リアリズム作品を発表。器械・天体・少年などへの嗜好(しこう)をモザイク的な構成のうちに展開。小説「弥勒」,随筆「少年愛の美学」など。

いながきひろし【稲垣浩】🔗🔉

いながきひろし【稲垣浩】 (1905-1980) 映画監督。東京生まれ。代表作「海を渡る祭礼」「無法松の一生」「手をつなぐ子等」など。

いなぎ【稲城】🔗🔉

いなぎ【稲城】 東京都南部,多摩川中流南岸の市。ナシの産地として知られる。近年,丘陵部の宅地化が著しい。

いなご【稲子・蝗】🔗🔉

いなご【稲子・蝗】 イナゴ属のバッタの総称。体長約 3cm。体は緑色,はねは淡褐色,発達した後肢でよく跳ぶ。鳴かない。稲の害虫。食用ともする。

いなさく【稲作】🔗🔉

いなさく【稲作】 (1)稲の栽培。米作。 (2)稲の実り具合。

いなざわ【稲沢】🔗🔉

いなざわ【稲沢】 愛知県北西部の市。名古屋の近郊農業地で,植木・苗木が特産品。近年,都市化が進む。裸祭りで知られる国府宮(こうのみや)がある。

いなずま【稲妻・電】🔗🔉

いなずま【稲妻・電】 (1)雷雲の間,あるいは雷雲と地面との間に起こる放電現象によりひらめく火花。稲光。稲魂(いなたま)。 (2)動きの素早いたとえ。

いなずまがた【稲妻形】🔗🔉

いなずまがた【稲妻形】 稲妻のように直線が鋭くジグザグに折れ曲がる形。また,その模様。稲妻模様。

いなだ【稲田】🔗🔉

いなだ【稲田】 稲を栽培する田。稲の実った田。

いなだりゅうきち【稲田竜吉】🔗🔉

いなだりゅうきち【稲田竜吉】 (1874-1950) 細菌学者。名古屋生まれ。東大教授。ワイル病の病原体黄疸(おうだん)出血性スピロヘータとその感染経路および血清療法を発見。

いなつき【稲築】🔗🔉

いなつき【稲築】 福岡県中央部,嘉穂郡の町。かつて筑豊炭田屈指の炭鉱町。

いなづぎくう【稲津祇空】🔗🔉

いなづぎくう【稲津祇空】 (1663-1733) 江戸中期の俳人。大坂の人。はじめ惟中(いちゆう)門,のち其角(きかく)の門人。

いなづま【稲妻・電】🔗🔉

いなづま【稲妻・電】 ⇒いなずま(稲妻)

いなばいってつ【稲葉一鉄】🔗🔉

いなばいってつ【稲葉一鉄】 (1515-1588) 戦国時代の武将。美濃曾根城主。名は良通または長通。一鉄は号。はじめ守護代斎藤氏に仕え,のちに織田信長・豊臣秀吉に仕えた。

いなばやまじょう【稲葉山城】🔗🔉

いなばやまじょう【稲葉山城】 岐阜県岐阜市金華山上にあった城。斎藤道三が美濃支配の拠点として改修,ついで織田信長が居城とし,岐阜城と改名。

いなびかり【稲光】🔗🔉

いなびかり【稲光】 いなずま。

いなほ【稲穂】🔗🔉

いなほ【稲穂】 稲の穂。

いなみ【稲美】🔗🔉

いなみ【稲美】 兵庫県南部,加古郡の町。神戸市の北西隣り。古く印南野(いなみの)の地で,ため池が多い。

いなむらがさき【稲村ヶ崎】🔗🔉

いなむらがさき【稲村ヶ崎】 鎌倉市,由比ヶ浜と七里ヶ浜との間にある懸崖。新田義貞が鎌倉攻めの際,太刀を海中に投じて,干潮を竜神に祈って攻め入った所。

いなむらさんぱく【稲村三伯】🔗🔉

いなむらさんぱく【稲村三伯】 (1758-1811) 江戸後期の蘭学者。鳥取藩医。大槻玄沢に学び,蘭日対訳の辞書「波留麻和解(ハルマわげ)」(「江戸ハルマ」)を編集。のち,海上随鴎(うながみずいおう)と改名。

いなもりそう【稲森草・稲盛草】🔗🔉

いなもりそう【稲森草・稲盛草】 アカネ科の多年草。高さ 8cm 内外。晩春,茎頂に淡紫色の花を開く。ヨツバハコベ。

いなやまよしひろ【稲山嘉寛】🔗🔉

いなやまよしひろ【稲山嘉寛】 (1904-1987) 実業家。東京都生まれ。東大卒。八幡製鉄所に入り 1962 年(昭和 37)社長。70 年富士製鉄との合併を実行,新日本製鉄を設立し初代社長。経団連会長。

いなり【稲荷】🔗🔉

いなり【稲荷】 (1)五穀をつかさどる倉稲魂神(うかのみたまのかみ)をまつった神社。稲荷神社。また,総本社の伏見稲荷のこと。 (2)キツネの異名。 (3)「稲荷鮨(いなりずし)」の略。お稲荷さん。

いなりじんじゃ【稲荷神社】🔗🔉

いなりじんじゃ【稲荷神社】 京都市伏見区稲荷山にある神社。祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)ほか。711 年秦伊侶倶(はたのいろぐ)が創始したと伝え,代々秦氏が奉祀(ほうし)。平安時代以降広まった稲荷信仰の中心。全国の稲荷神社の総本社。伏見稲荷大社。

いなりずし【稲荷鮨】🔗🔉

いなりずし【稲荷鮨】 甘く煮た油揚げにすし飯を詰めたもの。しのだずし。

いなりやまこふん【稲荷山古墳】🔗🔉

いなりやまこふん【稲荷山古墳】 埼玉県行田市の「埼玉(さきたま)古墳群」中にある前方後円墳。全長約 120m。出土品の鉄剣に「辛亥年(471 年)七月…」に始まる金象眼 115 文字の銘が刻まれているのが 1978 年(昭和 53)に確認された。埼玉稲荷山古墳。

いなわら【稲藁】🔗🔉

いなわら【稲藁】 稲の藁。いねわら。

いね【稲】🔗🔉

いね【稲】 イネ科の一年草。東南アジア原産。主に水田で栽培される。日本では縄文時代後期には栽培されていたとされ,農業上最も重要な作物。成熟時期により,早稲(わせ)・中稲(なかて)・晩稲(おくて)に,またデンプンの質により,糯(もち)と粳(うるち)に分ける。

いねか【稲科】🔗🔉

いねか【稲科】 単子葉植物の一科。果実は穎果(えいか)。茎は中空。世界中に広く分布。ムギ・トウモロコシ・イネ・アワなどの穀物作物や,タケ・ヨシ・サトウキビなど。禾本(かほん)科。

いねかけ【稲掛け】🔗🔉

いねかけ【稲掛け】 刈り取った稲を小束にし,穂を下向きに掛けて乾燥させるための柵。いなか。いなかけ。いなぎ。いなばた。

いねかり【稲刈り】🔗🔉

いねかり【稲刈り】 秋,実った稲を刈り取ること。

いねこき【稲扱き】🔗🔉

いねこき【稲扱き】 稲の籾(もみ)を稲穂からこき落とすこと。また,その器具。脱穀。

いねぞうむし【稲象虫】🔗🔉

いねぞうむし【稲象虫】 ゾウムシ科の甲虫。体長約 5mm。体は黒色。幼虫はイネの根を食害する。

いねつき【稲舂き】🔗🔉

いねつき【稲舂き】 籾(もみ)を臼(うす)に入れて杵(きね)でつき,精白すること。こめつき。

いねつきむし【稲舂き虫】🔗🔉

いねつきむし【稲舂き虫】 ショウリョウバッタの異名。

いねみずぞうむし【稲水象虫】🔗🔉

いねみずぞうむし【稲水象虫】 甲虫目ゾウムシ科の昆虫。稲の害虫。田植え後間もない稲の葉が,越冬成虫によって細長く線状に食害を受けたり,孵化幼虫により根が食害されたりする。

いのうじゃくすい【稲生若水】🔗🔉

いのうじゃくすい【稲生若水】 (1655-1715) 江戸前・中期の本草学者。江戸生まれ。稲(とう)若水と称す。日本産の本草・薬物を実証的かつ網羅的に扱う研究姿勢を確立。加賀藩主前田綱紀の援助を得て,「庶物類纂」を著す。

いもちびょう【稲熱病】🔗🔉

いもちびょう【稲熱病】 イネいもち病菌の寄生によるイネの病害。普通,葉に褐色・紡錘形の病斑ができ,中心部から白化し,次第に茎や穂に広がる。感染株でさらに胞子ができ,二次感染が起こる。イネの病害では最も多い。

はさ【稲架】🔗🔉

はさ【稲架】 刈り取った稲をかけて乾かす設備。いねかけ。はざ。はで。はせ。はぜ。

【稲】🔗🔉

【稲】 〔画 数〕14画 − 常用漢字 〔区 点〕1680〔JIS〕3070〔シフトJIS〕88EE 〔異体字〕稻 〔音 訓〕トウ・いね・いな 〔名乗り〕いな・いね・しね・ね 〔熟語一覧〕 →浅沼稲次郎(あさぬまいねじろう) →稲垣足穂(いながきたるほ) →稲垣浩(いながきひろし) →稲城(いなぎ) →稲子・蝗(いなご) →稲作(いなさく) →稲沢(いなざわ) →稲妻・電(いなずま) →稲妻形(いなずまがた) →稲田(いなだ) →稲田姫(いなだひめ) →稲田竜吉(いなだりゅうきち) →稲築(いなつき) →稲津祇空(いなづぎくう) →稲妻・電(いなづま) →稲葉一鉄(いなばいってつ) →稲葉山城(いなばやまじょう) →稲光(いなびかり) →稲穂(いなほ) →稲美(いなみ) →稲村ヶ崎(いなむらがさき) →稲村三伯(いなむらさんぱく) →稲森草・稲盛草(いなもりそう) →稲山嘉寛(いなやまよしひろ) →稲荷(いなり) →稲荷神社(いなりじんじゃ) →稲荷鮨(いなりずし) →稲荷山古墳(いなりやまこふん) →稲藁(いなわら) →稲(いね) →稲科(いねか) →稲掛け(いねかけ) →稲刈り(いねかり) →稲扱き(いねこき) →稲象虫(いねぞうむし) →稲舂き(いねつき) →稲舂き虫(いねつきむし) →稲水象虫(いねみずぞうむし) →稲生若水(いのうじゃくすい) →稲熱病(いもちびょう) →浮き稲(うきいね) →陸稲(おかぼ) →晩稲(おくて) →掛け稲(かけいね) →奇稲田姫・櫛名田比売(くしなだひめ) →国際稲研究所(こくさいいねけんきゅうじょ) →水稲(すいとう) →蘇我稲目(そがのいなめ) →手稲山(ていねやま) →新渡戸稲造(にとべいなぞう) →稲架(はさ) →伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ) →糯稲(もちいね) →陸稲(りくとう) →早稲(わせ) →早稲田(わせだ) →早稲田大学(わせだだいがく) →早稲田文学(わせだぶんがく)

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