かしつ【過失】 不注意・怠慢などのためにおかした失敗。法律的には，一定の事実を認識することができるにもかかわらず，注意を怠ったために認識しないこと。⇔故意

かしつしょうがいざい【過失傷害罪】 過失によって，人を傷害する罪。

かしつせきにんしゅぎ【過失責任主義】 故意または過失によって他に損害を与えた場合に限り，その賠償責任を負うという原則。過失主義。⇔無過失責任主義

かしつそうさい【過失相殺】 債務不履行または不法行為に対する損害賠償額を算定する際，債権者や被害者の側に損害発生に寄与する過失があれば賠償額を減らすこと。

かしつちしざい【過失致死罪】 過失によって人を死にいたらせる罪。

かしつはん【過失犯】 一定の結果の発生を不注意により認識することなく行われた犯罪。故意犯に対していう。