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さと【里】🔗🔉

さと【里】 (1)(「郷」とも書く)山あいや田園地帯で,人家が集まっている所。村落。人里(ひとざと)。 (2)(「郷」とも書く)ふるさと。故郷。「お―はどちらですか」 (3)妻や奉公人などの実家。「しばらく―へ帰る」 (4)ある人の育った家。「お―が知れる」

さといも【里芋】🔗🔉

さといも【里芋】 サトイモ科の多年草。熱帯アジア原産。球茎(芋)と葉柄を食用にする。ヤツガシラ・エグイモなど品種が多い。畑いも。

さといもか【里芋科】🔗🔉

さといもか【里芋科】 単子葉植物の一科。熱帯に多い。花は円柱形の肉穂花序上に密生し,花序の基部に仏炎苞がつく。サトイモ類・コンニャク・アンスリウム・カラジウム・テンナンショウ・ミズバショウなど。テンナンショウ科。

さとおや【里親】🔗🔉

さとおや【里親】 (1)他人の子を預かり親に代わって養育する人。そだて親。 (2)児童福祉法に基づき,保護者のない児童や保護者に監護させることが不適当な児童の養育を,都道府県知事に委託された者。

さとがえり【里帰り】🔗🔉

さとがえり【里帰り】 婦人が結婚後,実家へ帰ること。特に,婚姻習俗の一つとして,祝言後 3 日目,5 日目などに初めて実家へ帰ること。婿を伴うことも多かった。

さとかぐら【里神楽】🔗🔉

さとかぐら【里神楽】 (1)諸社や民間で行われる神楽。巫女(みこ)神楽・岩戸神楽などの類。おかぐら。 (2)村里のひなびた神楽。笛や太鼓で囃(はや)し,仮面をかぶり無言で演ずるものが多い。

さとかた【里方】🔗🔉

さとかた【里方】 嫁や養子の実家。また,その親類筋。

さとご【里子】🔗🔉

さとご【里子】 他人に預けて養育してもらう子供。「―に出す」

さとごころ【里心】🔗🔉

さとごころ【里心】 実家や郷里へ帰りたいと思う心。「―がつく」

さとざくら【里桜】🔗🔉

さとざくら【里桜】 ヤマザクラ系を主とした桜の栽培品種の総称。花は大きく,一重か八重咲きで,ヤエザクラ・ボタンザクラなどを含む。

さとへん【里偏】🔗🔉

さとへん【里偏】 漢字の偏の一。「野」などの「里」の部分。

さとみかつぞう【里見勝蔵】🔗🔉

さとみかつぞう【里見勝蔵】 (1895-1981) 洋画家。京都生まれ。渡仏し,ブラマンクに師事。独立美術協会を結成。一貫してフォービスム風の作品を制作した。

さとみとん【里見🔗🔉

さとみとん【里見 (1888-1983) 小説家。横浜生まれ。東大中退。有島武郎・生馬の弟。「白樺」創刊に参加。道義性と享楽性を併せた作風で,代表作「多情仏心」には独自の倫理観「まごころ哲学」を示す。著「善心悪心」「大道無門」「極楽とんぼ」など。

さとみはっけんでん【里見八犬伝】🔗🔉

さとみはっけんでん【里見八犬伝】 ⇒南総(なんそう)里見八犬伝

さとむらしょうたく【里村昌琢】🔗🔉

さとむらしょうたく【里村昌琢】 (1574-1636) 江戸初期の連歌師。本名,景敏。母は紹巴の娘。紹巴没後は,連歌界の第一人者。著「昌琢句集」「類字名所和歌集」など。

さとむらじょうは【里村紹巴】🔗🔉

さとむらじょうは【里村紹巴】 (1525 頃-1602) 室町末期の連歌師。奈良の人。別号,臨江斎・半醒子。里村昌休に学ぶ。昌休没後,当時の連歌界の第一人者となる。著「連歌至宝抄」「匠材集」など。

さとやま【里山】🔗🔉

さとやま【里山】 集落の近くにあり,かつては薪炭用木材や山菜などを採取していた,人と関わりのふかい森林。

さとゆき【里雪】🔗🔉

さとゆき【里雪】 里に降る雪。平野部に降る雪。⇔山雪

り【里】🔗🔉

り【里】 (1)律令制の地方行政区画の一。50 戸を 1 里とし里ごとに里長を置いた。715 年,里を郷(ごう)と改め,郷に 2〜3 の里を設定(郷里制)したが,739 年から翌年にかけてこの新たな里は廃され,以後,郷として残存した。 (2)条里制において 360 歩(6 町四方)の区画。 (3)距離の単位。律令制では 5 尺を 1 歩とし 300 歩(5 町)を 1 里とした(一般には 6 町 1 里も行われた)。近世では 36 町(3.6〜4.2km)。メートル条約加入後,1891年(明治 24)に43.2kmを11里(1里は約3.927km)と定めた。

りてい【里程】🔗🔉

りてい【里程】 道のり。里数。

りていひょう【里程標】🔗🔉

りていひょう【里程標】 (1)道路のわきなどに立て,里数をしるした標識。マイル-ストーン。 (2)物事の推移・発達の一段階を示すしるしとなるもの。里標。

りよう【里謡・俚謡】🔗🔉

りよう【里謡・俚謡】 地方で歌われる歌。さとうた。民謡。

【里】🔗🔉

【里】 〔画 数〕7画 − 常用漢字 〔区 点〕4604〔JIS〕4E24〔シフトJIS〕97A2 〔音 訓〕リ・さと 〔名乗り〕さと・さとし・のり 〔熟語一覧〕 →安里屋ゆんた(あさどやゆんた) →阿里山(ありさん) →五十里ダム(いかりダム) →一望千里(いちぼうせんり) →一里(いちり) →一里塚(いちりづか) →一瀉千里(いっしゃせんり) →伊万里(いまり) →伊万里焼(いまりやき) →色里(いろざと) →浮鮴・浮吾里(うきごり) →梅暮里谷峨(うめぼりこくが) →英里(えいり) →大網白里(おおあみしらさと) →大江千里(おおえのちさと) →御里(おさと) →親里(おやざと) →海里・浬(かいり) →隠れ里(かくれざと) →上里(かみさと) →北里柴三郎(きたさとしばさぶろう) →北里大学(きたさとだいがく) →旧里(きゅうり) →郷里(きょうり) →清里北沢美術館(きよさときたざわびじゅつかん) →清里高原(きよさとこうげん) →九十九里(くじゅうくり) →九十九里浜(くじゅうくりはま) →久里浜(くりはま) →郷里制(ごうりせい) →古賀精里(こがせいり) →五里霧中(ごりむちゅう) →斎藤与里(さいとうより) →里(さと) →里芋(さといも) →里芋科(さといもか) →里親(さとおや) →里帰り(さとがえり) →里神楽(さとかぐら) →里方(さとかた) →里子(さとご) →里心(さとごころ) →里桜(さとざくら) →里偏(さとへん) →里見勝蔵(さとみかつぞう) →里見(さとみとん) →里見八犬伝(さとみはっけんでん) →里村昌琢(さとむらしょうたく) →里村紹巴(さとむらじょうは) →里山(さとやま) →里雪(さとゆき) →三里(さんり) →三里塚(さんりづか) →七里ヶ浜(しちりがはま) →斜里(しゃり) →十三里(じゅうさんり) →首里(しゅり) →首里城(しゅりじょう) →条里集落(じょうりしゅうらく) →条里制(じょうりせい) →千里(せんり) →千里眼(せんりがん) →千里丘陵(せんりきゅうりょう) →田計里・田鳧(たげり) →知里真志保(ちりましほ) →知里幸恵(ちりゆきえ) →道路里程標(どうろりていひょう) →富里(とみさと) →中里介山(なかざとかいざん) →中里恒子(なかざとつねこ) →南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん) →万里(ばんり) →万里の長城(ばんりのちょうじょう) →人里(ひとざと) →百里(ひゃくり) →百里奚(ひゃくりけい) →故郷・古里(ふるさと) →古里温泉(ふるさとおんせん) →帆足万里(ほあしばんり) →丸木位里(まるきいり) →満州里(まんしゅうり) →美野里(みのり) →村里(むらざと) →山里(やまざと) →遊里(ゆうり) →楊万里(ようばんり) →吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき) →里(り) →里程(りてい) →里程標(りていひょう) →里謡・俚謡(りよう)

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