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【里】 7画 里部 [二年] 区点=4604 16進=4E24 シフトJIS=97A2 《常用音訓》リ/さと 《音読み》 リ〈l〉 《訓読み》 さと 《名付け》 さと・さとし・のり 《意味》 {名}縦横にきちんと区画した田畑。 {名}さと。縦横にきちんと区画した居住地。むら。「里仁為美=里ハ仁ナルヲ美ト為ス」〔→論語{名・形}いなか。いなかくさい。〈同義語〉→俚。「里語(=俚語)」 {単位}距離の単位。区画した田畑の一辺の長さを基準とする。周代、一里は、三百歩で、約四〇五メートル。秦シン・漢代の一里もほぼ同じ。その後長くなり、約六五〇メートル。現代中国では、一里は五〇〇メートル。▽日本の一里は、三十六町で、約三九二七メートル。 {名}行政区画の名。周代、二十五家のこと。漢・唐代には百戸のこと。明ミン代には百十戸のこと。「里正」 〔国〕さと。妻または養子の実家。 《解字》 会意。「田(四角く区切りをつけた井田)+土」で、区切りの筋を入れて整理された畑や居住地のこと。俚(いなか)は、その派生語。 《単語家族》 理(玉ギョクのすじめ)吏(雑事や民政をすじみちたてて処理する役人)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

里人 リジン🔗🔉

【里民】 リミン 村ざとの人々。『里人リジン』

里耳 リジ🔗🔉

【里耳】 リジ =俚耳。高尚な事がらを理解しない俗人の耳。「大声不入於里耳=大声ハ里耳ニ入ラズ」〔→荘子

里社 リシャ🔗🔉

【里社】 リシャ 里の土地の神をまつるやしろ。また、里の土地の神の祭り。「里社春盤巧欲争=里社ノ春盤巧ミヲ争ハント欲ス」〔→元好問元ゲン・明ミン代におかれた里や社の自治組織。

里居 リキョ🔗🔉

【里居】 リキョ 役人をやめていなか住まいをする。〔→書経いなか住まい。

里宰 リサイ🔗🔉

【里長】 リチョウ 里の長。『里正リセイ・里宰リサイ・里尹リイン』「去時里正与裹頭、帰来頭白還戍辺=去キシ時ニハ里正ノ与ニ頭ヲ裹ミタリシニ、帰リ来タレバ頭白キニ還タ辺ヲ戍ル」〔→杜甫

里巷 リコウ🔗🔉

【里巷】 リコウ 村の小道。転じて、村ざと。また、村の人びと。「吾寧舎一哀、里巷亦嗚咽=吾ナンゾ一哀ヲ舎カンヤ、里巷モマタ嗚咽ス」〔→杜甫

里胥 リショ🔗🔉

【里胥】 リショ 村の小役人。〈類義語〉閭胥リョショ。「里胥迫我納、不許暫逡巡=里胥ハ我ニ納メンコトヲ迫リ、暫クモ逡巡スルヲ許サズ」〔→白居易

里俗 リゾク🔗🔉

【里俗】 リゾク =俚俗。村のならわし。いなかである地方の風俗のこと。

里程 リテイ🔗🔉

【里程】 リテイ 距離を里であらわしたもの。二地点間の道のり。

里落 リラク🔗🔉

【里落】 リラク 村ざと。▽「落」は、かたすみの場所をあらわす接尾辞。「里落化其仁醸=里落ソノ仁醸ニ化ス」〔→後漢書

里魁 リカイ🔗🔉

【里魁】 リカイ 後漢・南宋ナンソウの制度で、里の長。

里語 リゴ🔗🔉

【里語】 リゴ =俚語。いなかことば。また、民間で用いられていることわざ。「里語有之舐糠及米=里語ニコレ有リ糠ヲ舐リテ米ニ及ブト」〔→史記

里塾 リジュク🔗🔉

【里塾】 リジュク 村の学校。村塾。村学。

里門 リモン🔗🔉

【里閭】 リリョ 村の出入り口にある門。村ざと。『里門リモン』「思還故里閭=故ノ里閭ニ還ランコトヲ思フ」〔→古詩十九首

里諺 リゲン🔗🔉

【里諺】 リゲン =俚諺。民間で用いられていることわざ。〈類義語〉野諺ヤゲン。

里謡 リヨウ🔗🔉

【里{俚}謡】 リヨウ 民間で歌われるはやりうた。

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