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かご🔗🔉

かご 植物「かたくり(片栗)」の異名。

かご【影】🔗🔉

かご【影】 「かげ(影)」の上代東国方言。*万葉‐四三二二「飲む水に加其(カゴ)さへ見えて世に忘られず」

かご【籠】🔗🔉

かご【籠】 1 竹、つる、柳、針金など線状のもので編んだ器物。こ。 2 (遊女を「籠の鳥」というところから)遊郭や遊女屋をいう。 ●籠で水を汲む (籠で水を汲んでも、水は少しもたまらないところから)骨を折って苦労しても、効果が全然ないことのたとえ。 ●籠の=鳥(とり)[=なかの鳥・うちの鳥] 1 籠の中で飼われている鳥。籠に入れられた鳥。 2 竹などでつくった鳥籠の中に、うぐいすなどの作りものを入れたおもちゃ。鳥はぜんまいなどの仕掛けで、動いたり、鳴いたりする。 3 (1は自由に飛び回れないところから)自由を束縛されていること。また、そのような境遇の人。 捕われたり、周囲から強い圧力をかけられたりして自由に行動できないこと。また、そのような人。遊女。郭(くるわ)から出られず、年季、借金などに縛られ、格子窓の中に居て客を引いたりするところなどからいう。 ●籠の渡(わたり) 引綱でつった籠に身を託して渡る難所。また、その装置。和歌では、加賀国(一説に伊勢国と尾張国との中間)の歌枕。かごわたし。*久安百首‐恋上「うちはへてかごのわたりに引く綱の」

かご【駕籠】🔗🔉

かご【駕籠】 (「かご(籠)」と同語源か)竹製または木製の、人の乗る部分を一本の長柄の中央につるし、前後から担いで運ぶものの総称。中世頃から行なわれ、江戸時代に広く普及。乗物、垂れ駕籠、四つ手駕籠、山駕籠、辻駕籠、道中駕籠など多くの種類がある。特に江戸時代では武家、公家、僧侶などの乗る特製のものを乗物というのに対して、竹組みの粗製のものをいう。 ●駕籠に乗る人=駕籠舁(か)く人[=担(かつ)ぐ人]そのまた草鞋(わらじ)を作る人 人間の運命や境遇、身分などがさまざまであることをいう。 ●駕籠の衆(しゅ) かごかきを敬っていう。呼びかける時などに多く用いる。 ●駕籠の者(もの) 1 駕籠をかつぐ人。かごかき。 2 徳川幕府の職名の一つ。将軍乗物(駕籠)を管理する。駕籠頭(かごがしら)の支配。二十俵二人扶持。

か‐ご【下午】🔗🔉

か‐ご【下午】 1 (「午」は、うまの刻、すなわち昼の一二時の意)昼過ぎ。午後。 2 (転じて)人生の半ば過ぎのこと。中年過ぎ。

か‐ご【加護】🔗🔉

か‐ご【加護】 1 神仏が慈悲の力を加えて、助け守ること。「天(神仏)の加護」 2 大切にすること。

か‐ご【華語】(クヮ‥)🔗🔉

か‐ご【華語】(クヮ‥) (「華」は中華の意)中国語。

か‐ご【訛語】(クヮ‥)🔗🔉

か‐ご【訛語】(クヮ‥) 音韻上、標準語と違いのある語。なまりことば。訛言。訛音。

か‐ご【過誤】(クヮ‥)🔗🔉

か‐ご【過誤】(クヮ‥) あやまち。まちがい。過失。

か‐ご【歌語】🔗🔉

か‐ご【歌語】 主として、和歌をよむ時だけに用いる言葉。鶴(つる)に対する「たづ」、蛙(かえる)に対する「かはづ」など。広くは四季の景物、歌枕、古歌の秀句、異名、序詞、懸詞などの和歌の表現に関わる慣用的類型的な語句の体系をさす。

かご‐あぶみ【籠鐙】🔗🔉

かご‐あぶみ【籠鐙】 鉄で、格子の形につくった鐙。川を渡る時などに用いる。

かご‐あらい【籠洗】(‥あらひ)🔗🔉

かご‐あらい【籠洗】(‥あらひ) 激しい水勢のため、その下の地面が掘り下げられていくのを防ぐために、川などに置く、蛇籠(じゃかご)。

かご‐あんどん【籠行灯】🔗🔉

かご‐あんどん【籠行灯】 (「かごあんどう」とも)細い竹で編んだ籠に紙を張って作った行灯。

かこい【囲】(かこひ)🔗🔉

かこい【囲】(かこひ) 1 中にとりこめて周囲をふさぐこと。回りをとり囲むこと。また、そのもの。*玄玉‐天地上「小山田の春のかこひは霞成りけり」 2 屋敷などを囲う塀(へい)、垣根などの造作。*堀河百首‐雑「かこひなき柴の庵は」 3 寒さを防ぐなどのために植物に覆いをすること。また、そのもの。*甲陽軍鑑‐品五「冬のかこひを能くして春養いをすれば」 4 元来は広い部分の一部分を囲って茶席としたもの。のちには、独立した家屋の茶室もいう。*仮・浮世物語‐三「茶の湯を好み、〈略〉狭きかこひ数寄屋に練り入」 5 野菜などをその出回りの時期の過ぎたあとまで貯えておくこと。 6 品物を使ったり売ったりしないでとどめておくこと。買い置きをすること。 7 賭博の一種「きんご」で一四になって札を伏せておくこと。転じて、一四の数。 8 (初め揚げ代が銀一四匁だったので、7から転じた称という)江戸時代、京都島原、大坂新町の遊郭で、太夫、天神に次ぐ第三級の遊女。のちに銀一五匁になって、「きんご」の最高点が一五なので、「きんご」ともいい、銀一六匁になって、九九(くく)で四四(しし)が一六になるから鹿(しし)の字をあて、「鹿恋」「鹿子位」などと書くようにもなる。鹿職(かしょく)。 9 =かこいもの(囲者) 10 歌舞伎で舞台を広く使うため、大臣柱の外側の部分(上手は揚げ幕の部分、下手は黒みすの前)を囲う張り物。 11 将棋で、定跡に従って金将、銀将で王将を堅めること。また、その形。矢倉囲い、美濃囲いなど。 ●囲いの間(ま) 茶室。また、離れ座敷。

かこい‐あみ【囲網】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐あみ【囲網】(かこひ‥) 定置網で垣網(かきあみ)によって誘導された魚群を入り込ませる部分。

かこい‐いけ【囲池】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐いけ【囲池】(かこひ‥) 養魚場などで、市場に出す前に、または、防寒のため、一時魚を入れておく池。

かこい‐おんな【囲女】(かこひをんな)🔗🔉

かこい‐おんな【囲女】(かこひをんな) =かこいもの(囲者)

かこい‐こく【囲穀】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐こく【囲穀】(かこひ‥) 江戸時代、幕府が諸大名や町人に命じて、城内や市街、郷村の倉庫などに貯蔵させた米穀。事変、飢饉などに備え、また、米価調節などの目的で行なったもの。囲い籾。囲い米。

かこい‐こみ【囲込】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐こみ【囲込】(かこひ‥) 1 囲って中にとり込むこと。また、その囲っているもの。 2 江戸時代、自分の土地や山林の周辺にある別人の所有地を、断わりなく自地へとり込む行為。 3 =エンクロージャー

かこい‐こ・む【囲込む】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐こ・む【囲込む】(かこひ‥) 〔他マ五(四)〕囲って中にとり込む。「池を囲い込むようにした庭」 〔他マ下二〕に同じ。

かこい‐まい【囲米】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐まい【囲米】(かこひ‥) =かこいこく(囲穀)

かこい‐みそ【囲味噌】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐みそ【囲味噌】(かこひ‥) (凶作の時などに備え)大豆一升に塩七合の割りの強い塩で仕込んでおく味噌。五、六年目に仕込み替える。

かこい‐め【囲女】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐め【囲女】(かこひ‥) =かこいもの(囲者)

かこい‐めかけ【囲妾】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐めかけ【囲妾】(かこひ‥) 江戸時代、一、二か月の短期契約で、奉公人口入屋などで売春する女性。月縛り。

かこい‐もみ【囲籾】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐もみ【囲籾】(かこひ‥) =かこいこく(囲穀)

かこい‐やま【囲山】(かこひ‥)🔗🔉

かこい‐やま【囲山】(かこひ‥) 江戸時代、緊急の用に備えて、有用な樹木の伐採を禁止しておいた林。禁伐林。

かご‐いり【籠入】🔗🔉

かご‐いり【籠入】 1 籠にはいること。籠にはいっていること。また、そのもの。 2 (―する)(遊女を「籠の鳥」というところから)遊女となって、郭(くるわ)にはいること。

か‐ごう【下合】(‥ガフ)🔗🔉

か‐ごう【下合】(‥ガフ) 内惑星が太陽と地球との間にある場合をいう。内合(ないごう)。

か‐ごう【化合】(クヮガフ)🔗🔉

か‐ごう【化合】(クヮガフ) 二種以上の原子が互いに化学結合によって結合すること。二種以上の物質から、もとの物質と性質の違った新しい物質ができること。

か‐ごう【加号】(‥ガウ)🔗🔉

か‐ごう【加号】(‥ガウ) 1 (―する)名号を加えること。 2 たし算を表わす符号。プラス(+)の記号。

かこう‐おめし【加工御召】🔗🔉

かこう‐おめし【加工御召】 白、または無地染めのお召に、おし染め、抜き染めなどの加工を施して、模様を染め出したもの。

かこう‐おん【下高音】(カカウ‥)🔗🔉

かこう‐おん【下高音】(カカウ‥) 1 男性の最高音。テノール。もと次中音とも。 2 アルトの古い訳語。

かこう‐かい【華興会】(クヮコウクヮイ)🔗🔉

かこう‐かい【華興会】(クヮコウクヮイ) 中国清末の革命的秘密結社。一九〇三年頃、黄興を首領とし、湖南地方を基盤に結成。哥老会などと結んだ長沙蜂起は失敗。一九〇五年、中国革命同盟会に参加。

かこう‐こ【火口湖】(クヮコウ‥)🔗🔉

かこう‐こ【火口湖】(クヮコウ‥) 噴火口のあとに、雨水や地下水がたまってできた湖。吾妻山の五色沼、赤城山の小沼など。

かこう‐こう【河口港】(‥カウ)🔗🔉

かこう‐こう【河口港】(‥カウ) 河口にある港。

かこう‐こく【火口谷】(クヮコウ‥)🔗🔉

かこう‐こく【火口谷】(クヮコウ‥) 火口壁の一部が爆発や浸食作用によって破壊されたため、火口からふもと寄りにできた谷。

かこう‐せ【火口瀬】(クヮコウ‥)🔗🔉

かこう‐せ【火口瀬】(クヮコウ‥) =かこうらい(火口瀬)

かこう‐せき【花崗石】(クヮカウ‥)🔗🔉

かこう‐せき【花崗石】(クヮカウ‥) 花崗岩を切り出して、石材としたもの。みかげいし。

かこう‐ち【可耕地】(カカウ‥)🔗🔉

かこう‐ち【可耕地】(カカウ‥) 耕作が可能な土地。

かご‐うつし【籠写】🔗🔉

かご‐うつし【籠写】 書画などを写すのに、中を空白にし、輪郭だけ線で写しとること。また、その写しとったもの。かごぬき。ふたえがき。双鉤(そうこう)。

かご‐うつぼ【籠空穂】🔗🔉

かご‐うつぼ【籠空穂】 =どひょううつぼ(土俵空穂)

かこう‐はんえん【可航半円】(カカウハンヱン)🔗🔉

かこう‐はんえん【可航半円】(カカウハンヱン) 進行中の熱帯性低気圧で、風の弱い側の半円。北半球では進行方向の左側、南半球では右側にあたる。圏内から船舶が脱出しようとするとき、追い風を受けるので、追い風半円ともいう。

かごう‐ぶつ【化合物】(クヮガフ‥)🔗🔉

かごう‐ぶつ【化合物】(クヮガフ‥) 化合によって生じた物質。付加化合物、分子化合物、水化物などの高次化合物も含めていう。

かこう‐へき【火口壁】(クヮコウ‥)🔗🔉

かこう‐へき【火口壁】(クヮコウ‥) 火口を取り囲んでいる壁。内側は急傾斜をなす。

かこ‐うら【水主浦・加子浦】🔗🔉

かこ‐うら【水主浦・加子浦】 水主役(かこやく)を負担していた浦方。この反対給付として領主側から浦方に漁業権が付与されていた。

かこう‐らい【火口瀬】(クヮコウ‥)🔗🔉

かこう‐らい【火口瀬】(クヮコウ‥) 火口壁または外輪山の一部が破壊され、火口湖または火口原湖の水が川となって流れ出しているところ。箱根火山の早川、阿蘇火山の白川など。かこうせ。

かご‐おさえ【駕籠押】(‥おさへ)🔗🔉

かご‐おさえ【駕籠押】(‥おさへ) 主君の駕籠のわきに付き従って警護すること。また、その役の人。

かご‐か🔗🔉

かご‐か 〔形動〕(「かご」は「かこう(囲)」と同源か。「か」は接尾語)四方を物に取り囲まれて、静かなさま。閑静でもの寂しいさま。かごやか。*源氏‐夕顔「人しげきやうに侍れど、いとかごかに侍り」

かご‐かき【駕籠舁】🔗🔉

かご‐かき【駕籠舁】 駕籠をかつぐのを業とした人。かごや。 ●駕籠舁き駕籠に乗らず 常に扱っていながら、自分のことには、それを使用しないたとえ。他人のためにはかるばかりで、自分のことには手が回らないこと。

かご‐がし【鹿子樫】🔗🔉

かご‐がし【鹿子樫】 「かごのき(鹿子木)」の異名。

かごがた‐かいてんし【籠形回転子】(‥クヮイテンシ)🔗🔉

かごがた‐かいてんし【籠形回転子】(‥クヮイテンシ) 誘導電動機の回転子で、鉄心のスロットに裸の銅棒を入れ、両側を端絡環で短絡したもの。電線は用いない。

かご‐かっこう【夏五郭公】(‥クヮクコウ)🔗🔉

かご‐かっこう【夏五郭公】(‥クヮクコウ) (「春秋‐桓公一四年」に、「夏五月」とあるべきところが「夏五」とあり、「春秋‐荘公二四年」に、「赤帰于曹、郭公」とあって、下文を欠いているところから)欠文(けつぶん)をいう。夏五。「夏五郭公の戒め」

か‐こく‐きん【火剋金】(クヮ‥)🔗🔉

か‐こく‐きん【火剋金】(クヮ‥) 五行(ごぎょう)の相剋説の一つ。火は金に剋(か)つこと。→五行説

かこく‐さよう【下刻作用】🔗🔉

かこく‐さよう【下刻作用】 河川の水流が主として河底をうがち、深い溝や谷を形成する浸食作用。幼年期の川や、河川の上流でみられる。

かご‐くたし【籠腐】🔗🔉

かご‐くたし【籠腐】 (「かご」は牢屋、「くたし」は腐らすの意)終身、牢に監禁されること。永牢。

かこく‐るい【禾穀類】(クヮコク‥)🔗🔉

かこく‐るい【禾穀類】(クヮコク‥) 穀物の収穫を主要な目的として栽培されるイネ科植物の総称、およびその作物。稲、麦、粟、きびなど。

かご‐こか【鹿子こか】🔗🔉

かご‐こか【鹿子こか】 「かごのき(鹿子木)」の異名。

かご‐こし【籠輿】🔗🔉

かご‐こし【籠輿】 粗末な竹製の駕籠(かご)。籃輿(らんよ)。ろうよ。

かご‐ざいく【籠細工】🔗🔉

かご‐ざいく【籠細工】 籠を竹やつるを編んで作ること。また、その細工物。

かご‐し【籠師】🔗🔉

かご‐し【籠師】 籠を作り、それを売る人。

かご‐じ【籠字】🔗🔉

かご‐じ【籠字】 籠写しにした文字。字の輪郭だけを写した文字。双鉤字(そうこうじ)。飛白(ひはく)。

かごしま【鹿児島】🔗🔉

かごしま【鹿児島】 鹿児島県中南部、鹿児島湾に臨む地名。県庁所在地。江戸時代は島津氏七二万八千石の城下町として栄えた。特産は大島紬(つむぎ)、薩摩焼など。明治二二年市制。 「かごしまけん(鹿児島県)」の略。 1 薩摩国(鹿児島県)に産出する上等の絹織物。 2 「かごしまげた(鹿児島下駄)」の略。

かごしま‐けいざいだいがく【鹿児島経済大学】🔗🔉

かごしま‐けいざいだいがく【鹿児島経済大学】 鹿児島市にある私立大学。鹿児島高等商業学校を母体として昭和二四年発足。

かごしま‐げた【鹿児島下駄】🔗🔉

かごしま‐げた【鹿児島下駄】 文化・文政頃、上方の花街の女の間に流行した歯の高い下駄。

かごしま‐けん【鹿児島県】🔗🔉

かごしま‐けん【鹿児島県】 九州地方南部の県。かつての薩摩・大隅の二国にあたる。明治四年の廃藩置県により、薩摩、大隅、琉球および日向の一部をあわせて成立。翌年琉球を分離し、のち宮崎県との間に分合を繰り返して、同二九年現在の県域が成立。県庁所在地、鹿児島市。

かごしま‐じる【鹿児島汁】🔗🔉

かごしま‐じる【鹿児島汁】 鹿児島地方の郷土料理。骨つき鶏のぶつ切り、または、他の鳥獣の肉と野菜を味噌汁で煮込んだ汁物。薩摩汁。鹿児島煮。

かごしま‐じんぐう【鹿児島神宮】🔗🔉

かごしま‐じんぐう【鹿児島神宮】 鹿児島県姶良郡隼人町にある旧官幣大社。祭神は日子穂穂出見命、豊玉比売尊ほか。八幡宮の根本社。大隅国一の宮。大隅八幡宮。

かごしま‐だいがく【鹿児島大学】🔗🔉

かごしま‐だいがく【鹿児島大学】 鹿児島市にある国立大学。旧制第七高等学校に鹿児島師範、同青年師範、同高等農林、同水産専門が合併、昭和二四年発足。

かごしま‐ほんせん【鹿児島本線】🔗🔉

かごしま‐ほんせん【鹿児島本線】 門司港駅を起点とし、博多駅、熊本駅を経由して鹿児島駅に至る九州西部を縦貫するJR幹線。

かごしま‐まつり【鹿児島祭】🔗🔉

かごしま‐まつり【鹿児島祭】 鹿児島神宮で、八月一五日に行なわれる祭。神輿(みこし)が浜殿に下り、隼人舞(はやとまい)が演じられる。《季・秋》

かごしま‐わん【鹿児島湾】🔗🔉

かごしま‐わん【鹿児島湾】 鹿児島県の薩摩・大隅両半島に囲まれた湾。佐多岬、長崎鼻を結ぶ線を湾口とする。霧島屋久国立公園の一部。錦江湾。

かご‐しゃか【籠釈迦】🔗🔉

かご‐しゃか【籠釈迦】 釈迦にかたどった籠に、布、紙などを張ってその上に金箔を置いたもの。

かご‐しょうね【籠性根】(‥シャウね)🔗🔉

かご‐しょうね【籠性根】(‥シャウね) 籠に水を入れてもすぐ漏れてしまうように、覚えたことがすぐ頭から出てしまう性質。

かご‐そ【駕籠訴】🔗🔉

かご‐そ【駕籠訴】 江戸時代の越訴(おっそ)の一種。幕府、諸藩の高官が駕籠で通行するのを待ち受け、これに訴状を投げ入れるか、あるいは竹の先にはさんで差し出すこと。特別な理由あるもの以外は受理されなかった。

かこ‐そう【夏枯草】(‥サウ)🔗🔉

かこ‐そう【夏枯草】(‥サウ) 「うつぼぐさ(靫草)」の漢名。

かご‐そう【駕籠送】🔗🔉

かご‐そう【駕籠送】 棺を駕籠に乗せて寺に送ること。

かご‐そり【駕籠橇】🔗🔉

かご‐そり【駕籠橇】 畳表で囲った駕籠の中に蒲団を敷き、橇をつけたもの。雪国の乗り物。

かご‐だし【籠出】🔗🔉

かご‐だし【籠出】 川の流れを変えたり、堤防が崩れるのを防いだりするために、石を詰めた蛇籠(じゃかご)を川に突き出して並べること。また、その蛇籠。

かこち【託】🔗🔉

かこち【託】 ことよせて恨み嘆くこと。*浄・平家女護島‐二「手を取かはし泣給ふ。かこちは道理去ながら」

かこち‐なき【託泣】🔗🔉

かこち‐なき【託泣】 ことよせて嘆きながら泣くこと。恨みを言いつつ泣くこと。

かご‐ちょうちん【籠提灯】(‥チャウチン)🔗🔉

かご‐ちょうちん【籠提灯】(‥チャウチン) 竹で籠を編み、紙を張った提灯。

かこち‐よ・す【託ち寄す】🔗🔉

かこち‐よ・す【託ち寄す】 〔他サ下二〕=かこつける(託)

かこち‐よ・る【託ち寄る】🔗🔉

かこち‐よ・る【託ち寄る】 〔自ラ四〕 1 かこつけて近寄る。 2 恨み嘆きながら言い寄る。

かこつ・く【託く】🔗🔉

かこつ・く【託く】 〔他カ下二〕⇒かこつける(託)

かご‐づくり【籠造】🔗🔉

かご‐づくり【籠造】 (「かごつくり」とも) 1 土器の作り方で、竹などで壺や鉢の型を編み、それに陶土をはりつけ、たたいて土を締め固めて乾燥させた後、焼くもの。 2 =かごし(籠師)

かこつけ【託】🔗🔉

かこつけ【託】 他に関係づけて言うこと。他のことを口実にすること。*滑・浮世風呂‐四「寺詣をかこつけに」

かこつ・ける【託ける】🔗🔉

かこつ・ける【託ける】 〔他カ下一〕かこつ・く〔他カ下二〕(「かこちつける」の変化という)原因、理由、動機などを、他の関係の薄いものにむりに結びつける。他に関係づけて言う。他の事を口実とする。ことよせる。かこつ。「お客さんにかこつけて飲む」「冗談にかこつけて注意する」*史記抄‐一一「昨か不至と云て、かこつけて、孔子の我といなれたそ」

かご‐つるべ【籠釣瓶】🔗🔉

かご‐つるべ【籠釣瓶】 (籠であるために、「水もたまらず」で切れ味のよさを連想させる謎ことば)よく切れる刀。 歌舞伎「かごつるべさとのえいざめ(籠釣瓶花街酔醒)」の略称。

かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】(‥さとのゑひざめ)🔗🔉

かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】(‥さとのゑひざめ) 歌舞伎。世話物。八幕。三世河竹新七作。明治二一年東京千歳座初演。野州佐野の絹商人次郎左衛門は、吉原の遊女八ツ橋に通いつめるが、情人がいる八ツ橋から愛想づかしをされ、名刀籠釣瓶で八ツ橋以下大勢の人を斬り殺したという、いわゆる吉原百人斬りの事件を脚色したもの。

かこ‐てき【過去敵】(クヮコ‥)🔗🔉

かこ‐てき【過去敵】(クヮコ‥) 仏教での因果説による前世での敵同士。

か‐ごと【託言】🔗🔉

か‐ごと【託言】 (「かこと」とも。「仮の言」の意からか。一説に「掛言(かけごと)」の変化とも) 1 関係のないことに結びつけてそのせいにしたことば。他にかこつけて言うことば。言いがかり。口実。かこちごと。かこつけごと。*源氏‐夕顔「御返、口ときばかりをかごとにてとらす」 2 しいて関係づけて恨み嘆くことば。ことよせて嘆くことば。うらみごと。愚痴。不平。かこちごと。*宇津保‐蔵開上「あやしの御かごとや。心ふかくなおはしせそ」 ●託言ばかり ほんの申しわけ程度。ほんのわずか。しるしだけ。*後撰‐一〇一六「しるしなき思ひとぞきくふじのねもかごと許の煙なるらん」

かごと‐がまし・い【託言がましい】🔗🔉

かごと‐がまし・い【託言がましい】 〔形口〕かごとがまし〔形シク〕 1 何かにことよせて恨みごとを言っているようだ。恨みがましい。*源氏‐松風「つくろはれたる水の音なひ、かごとがましう聞こゆ」 2 他のことにかこつけている様子である。言いわけめいている。口実にしている。*俳・蕪村句集‐夏「橘のかごとがましきあはせかな」 かごとがまし‐げ(形動)/かごとがまし‐さ(名)

かご‐ながもち【籠長持】🔗🔉

かご‐ながもち【籠長持】 竹で目を粗く編んで作った、蓋のない長持。非常の際などに用いる。

かご‐ぬき【籠抜】🔗🔉

かご‐ぬき【籠抜】 =かごうつし(籠写)

かご‐ぬけ【籠脱・駕籠脱】🔗🔉

かご‐ぬけ【籠脱・駕籠脱】 1 底のない、長い竹籠の中に身をおどらせてくぐり抜ける曲芸。 2 駕籠や建物などの一方の口からはいり、中に居るように見せかけて、他の口から抜けて逃げること。 3 駕籠を破って逃げ出ること。 4 取引相場で、正面盛んに買い、または売りに出て、同時に裏で反対の取引をすること。

かごぬけ‐さぎ【籠脱詐欺】🔗🔉

かごぬけ‐さぎ【籠脱詐欺】 関係のない建物を利用し、そこに関係のある人間であるように見せかけて金品をだまし取り、裏口などから逃げてしまう詐欺。

かご‐の‐き【鹿子の木】🔗🔉

かご‐の‐き【鹿子の木】 クスノキ科の常緑高木。関東以西の暖地に生える。高さ一五〜二〇メートルに達する。葉は革質、長さ五〜一〇センチメートルで先のとがった長楕円形、裏面に灰白色の細毛を密につけ、葉柄をもち互生する。夏、葉腋に黄色の小花を密生。雌雄異株。果実は直径七〜八ミリメートルの小球形で、翌年の夏に紅熟する。淡紫黒色の樹皮がまるくはげ落ち、その跡が淡黄白色の鹿の子模様となる。材は淡紅色を帯び、しなやかで強い。建築・器具材、薪炭材などとする。こがのき。かごがし。かごこか。

かこ‐の‐しま【可古島・可古能島】🔗🔉

かこ‐の‐しま【可古島・可古能島】 兵庫県、加古川河口付近の称というが、確かではない。

かご‐ばな【籠鼻】🔗🔉

かご‐ばな【籠鼻】 においを感じない鼻。また、においを感じないこと。

かご‐ぶね【籠船】🔗🔉

かご‐ぶね【籠船】 神社の祭礼にひき出す山車(だし)の一種で、四輪の車の上に、金銀の金物、彩色などで美しく飾り立てた船形を設けたもの。京都の祇園祭のものは船鉾(ふなぼこ)と呼ばれ、その代表的なもの。飾り船。

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