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つい【終】(つひ)🔗⭐🔉
つい【終】(つひ)
つまるところ。究極。最後。また、人生の終わりをいう。多く「ついの」の形で用いる。また、別に上代から「ついに」の形が用いられている。→ついに。*源氏‐梅枝「つゐのほだしとなりける」
〔副〕=ついぞ(終)「つい見たこともない人」
●終の事(こと)
最後にはかならずそうなること。いつかはそうなること。
●終の住処(すみか)
最後に住むところ。終生住むべきところ。また、死後に落ち着くところ。
●終の道(みち)
人が最後には行かなければならない、あの世への道。死出の道。
●終の別(わか)れ
最後の別れ。永遠の別れ。死別。


つい【対】🔗⭐🔉
つい【対】
1 二つの物が同類であること。あるいは、一組のものとして対応すること。同じ材料・模様・性質・形などを持っていること。また、そのもの。「対の湯呑み」
2 =ついく(対句)
〔接尾〕
1 衣服・調度などの一そろいを数える場合に用いる。*庭訓往来「竜虎梅竹唐絵一対」
2 二つで一組になるものを数える場合にも用いる。


つい【追】🔗⭐🔉
つい【追】
追加すること。後から補い加えること。動作・行動を表す名詞に付いて、もう一度同じことを後から行う意を添えるのに用いる。「追試験」「追起訴」「追体験」など。
つい🔗⭐🔉
つい
〔副〕(接頭語「つい」と同語源か)
1 時間、距離、数量などが、ほんのわずかであるさまを表す。すぐ。じきに。簡単に。ちょっと。「ついさっき」「つい鼻の先」*仮・仁勢物語‐上「頼もし金(がね)をつい取り返へす」
2 意図しないでそうなってしまうさま、不本意ながらその動作をしてしまうさまを表す。うっかり。思わず知らず。何の気なしに。「つい忘れる」*浄・心中天の網島‐上「ごんせと止めたる女景清しころと頭巾、つい踏みかぶる客も有」
つい🔗⭐🔉
つい
〔接頭〕(動詞「つく(突)」の連用形「つき」の変化)下に続く動詞の表す動作を強めたり、瞬間性を強調したりするのに用いる。*平家‐四「あがる矢をばつゐくぐり、さがる矢をばをどりこえ」
ツイード🔗⭐🔉
ツイード
(英tweed)〈トゥイード〉太い羊毛を、綾織または平織にした、ざっくりとした感じの紡毛織物。元来はスコットランド産ホームスパンの手織りをいった。また、梳毛のものもある。
つい‐・いる【突い居る】(‥ゐる)🔗⭐🔉
つい‐・いる【突い居る】(‥ゐる)
〔自ワ上一〕
1 (「つい」は「つき(突)」の変化)膝をついてすわる。かしこまってすわる。*宇津保‐吹上上「まづふきあげの宮にはひいりて、君の御まへについゐる」
2 (「つい」は接頭語)そのままいる。ちょっといる。ちょこんとすわっている。*徒然草‐四一「法師の、登りて木の股についゐて物見る」
つい‐いん【追院】(‥ヰン)🔗⭐🔉
つい‐いん【追院】(‥ヰン)
江戸時代、僧侶に科された刑罰の一つ。犯罪の宣告を受けた僧を直ちにその場から追放し、ふたたび居住していた寺院に帰ることを許さないもの。
つい‐う【堆烏】🔗⭐🔉
つい‐う【堆烏】
=ついこく(堆黒)
ついえ【費・弊・潰】(つひえ)🔗⭐🔉
ついえ【費・弊・潰】(つひえ)
1 くずれ敗れること。悪くなること。滅びてしまうこと。*書紀‐欽明二一年九月(北野本訓)「王の政の弊(ツヒヘ)未だ必ず此に由らずはあらず」
2 疲れ苦しむこと。精神的・肉体的に弱ること。おとろえ。疲労。*太平記‐一「政道正からずして民の弊(ツイヘ)を思はず」
3 無駄なこと。損失。損害。弊害。「国家のついえ」*方丈記「七珍万宝さながら灰燼となりにき。その費え、いくそばくぞ」
4 (形動)費用がかかること。金がかかること。また、そのさま。かかり。出費。*仮・伊曾保物語‐中「其つゐへいくばくぞや」
つい・える【費える・弊える・潰える】(つひえる)🔗⭐🔉
つい・える【費える・弊える・潰える】(つひえる)
〔自ア下一(ヤ下一)〕
つひ・ゆ〔自ヤ下二〕
1 くずれこわれる。敗れる。「緒戦であえなくついえる」*東大寺諷誦文平安初期点「猛き力盛りなる謀は、日々に費(ツヒえ)衰へぬ」
2 疲れる。疲弊する。*太平記‐一三「大乱の後民弊(ツイ)へ人苦しんで」
3 やせる。衰える。よわる。*源氏‐蓬生「年頃、いたう、つゐえたれど」
4 乏しくなる。へる。つかってなくなる。*書紀‐皇極三年七月(図書寮本訓)「都(かつ)て益(まさ)る所無くして損(おと)り費(ツヒユル)こと極めて甚し」
5 いたずらに経過する。時間が過ぎる。

つい‐えん【追遠】(‥ヱン)🔗⭐🔉
つい‐えん【追遠】(‥ヱン)
(「論語‐学而」による語で、遠い過去を追うの意)先祖の徳を追慕して、その供養を怠らないこと。
つい‐おく【追憶】🔗⭐🔉
つい‐おく【追憶】
過去のことを思いやること。さかのぼって過ぎ去ったことを思いしのぶこと。追懐。「追憶にふける」
つい‐か【追加】🔗⭐🔉
つい‐か【追加】
(「ついが」とも)
1 すでにあるものに他のものをあとからつけ加えること。足りない分を補い加えること。また、そのもの。「追加注文」
2 連歌や俳諧で所定の興行が終わったのち、さらに興に乗じてつけ加えられた作品。千句の場合、表(おもて)八句、または十句、もしくは五十韻・百韻を加え、歌仙などの場合は表六句を加えたりする。
つい‐か【墜下】🔗⭐🔉
つい‐か【墜下】
高い所から下に落ちること。墜落。
つい‐かい【追悔】(‥クヮイ)🔗⭐🔉
つい‐かい【追悔】(‥クヮイ)
事の終わった後になってくやむこと。後からくやむこと。
つい‐かい【追懐】(‥クヮイ)🔗⭐🔉
つい‐かい【追懐】(‥クヮイ)
昔の人や出来事をあとから思い出してなつかしむこと。追憶。追想。
つい‐がき【築垣・築墻】🔗⭐🔉
つい‐がき【築垣・築墻】
(古くは「ついかき」。「つきかき(築垣)」の変化)=ついじ(築地)1
つい‐がさね【衝重】🔗⭐🔉
つい‐がさね【衝重】
(「つきがさね」の変化)食器台の一つ。四方に大きく格狭間(こうざま)を透かした台に折敷(おしき)を重ねたもの。食物をのせたり、神供をのせる儀式の具として用いる。台の三方に穴をあけたものを三方(さんぼう)、四方に穴をあけたものを四方(しほう)という。
ついか‐はいとう【追加配当】(‥ハイタウ)🔗⭐🔉
ついか‐はいとう【追加配当】(‥ハイタウ)
破産手続きで、配当額を通知した後に新たに配当すべき財産がある場合、破産管財人が裁判所の許可を得て行う配当。
ついか‐よさん【追加予算】🔗⭐🔉
ついか‐よさん【追加予算】
予算作成後に生じた事由により既定予算の経費に不足を生じた場合に、これに追加して作成される予算。国の会計に関しては、現在、修正予算と合わせて補正予算という。
つい‐かん【追刊】🔗⭐🔉
つい‐かん【追刊】
あとから刊行すること。続いて出版すること。続刊。
つい‐かん【追完】(‥クヮン)🔗⭐🔉
つい‐かん【追完】(‥クヮン)
必要な要件を具備しないために効力を生じない法律上の行為が、欠けている要件をあとから補い、これを満たすことによって有効となること。
つい‐がん【追願】(‥グヮン)🔗⭐🔉
つい‐がん【追願】(‥グヮン)
一つの願いをしている上にさらに他の願いをすること。おいねがい。
ついかん‐なんこつ【椎間軟骨】🔗⭐🔉
ついかん‐なんこつ【椎間軟骨】
椎骨相互の連結をする軟骨の総称。弾力性繊維軟骨でできており、このため脊柱は屈伸が可能となる。
ついかん‐ばん【椎間板】🔗⭐🔉
ついかん‐ばん【椎間板】
脊椎骨の間に介在する軟骨を中心とした繊維性の円板。脊椎間の緩衝器の役を果たす。
ついかんばん‐ヘルニア【椎間板ヘルニア】🔗⭐🔉
ついかんばん‐ヘルニア【椎間板ヘルニア】
脊椎と脊椎の間にある椎間板の一部が、後方へとび出して、脊髄神経が脊椎腔から外へ出る根本のところで、神経を圧迫する疾患。頸椎下部と腰部下部に多く、激しい神経痛、運動障害を起こす。中年以後の人が急激に頸や腰を動かした時におきることが多い。
つい‐き【追記】🔗⭐🔉
つい‐き【追記】
あとから書き加えること。また、その文章。
つい‐き【鎚起】🔗⭐🔉
つい‐き【鎚起】
金属を鉄鎚で鍛えて、花瓶や置物を作ること。また、そのもの。打物(うちもの)。鍛金。
つい‐きそ【追起訴】🔗⭐🔉
つい‐きそ【追起訴】
ある被告人の刑事事件が裁判所に係属中、検察官がその事件との併合審理を求めるため、同一被告人の他の犯罪を追いかけ起訴すること。
つい‐きゃく【追却】🔗⭐🔉
つい‐きゃく【追却】
=ついほう(追放)1、2
つい‐きゅう【追及】(‥キフ)🔗⭐🔉
つい‐きゅう【追及】(‥キフ)
1 あとから追いかけていって、追いつくこと。
2 相手の責任・欠点などをどこまでも調べたり、言いたてたりして責めること。追いつめること。「追及をかわす」
つい‐きゅう【追求】(‥キウ)🔗⭐🔉
つい‐きゅう【追求】(‥キウ)
目的を達するまでどこまでも追いかけ求めること。ついく。「利潤の追求」
つい‐きゅう【追究・追窮】(‥キウ)🔗⭐🔉
つい‐きゅう【追究・追窮】(‥キウ)
不明なものや不確かなことをどこまでも尋ねきわめること。おしきわめること。「医学的な追究」
つい‐きゅう【追咎】(‥キウ)🔗⭐🔉
つい‐きゅう【追咎】(‥キウ)
事が済んだあとで、とがめだてをすること。
つい‐きゅう【追給】(‥キフ)🔗⭐🔉
つい‐きゅう【追給】(‥キフ)
1 給与などを、あとから追加して支給すること。また、その給与。
2 不足分をあとから支払うこと。おいばらい。
つい‐きゅう【椎弓】🔗⭐🔉
つい‐きゅう【椎弓】
椎骨を構成する要素で、椎体の腹側から出る橋状の突起。椎孔を囲んでおり、七個の突起がある。
ついきゅう‐けん【追及権】(ツイキフ‥)🔗⭐🔉
ついきゅう‐けん【追及権】(ツイキフ‥)
権利の目的物が転々として誰のところに行っても、これを追及して行使できる権利をいう。
つい‐きょう【追孝】(‥ケウ)🔗⭐🔉
つい‐きょう【追孝】(‥ケウ)
(「きょう」は「孝」の呉音)=ついこう(追孝)
つい‐きん【堆錦】🔗⭐🔉
つい‐きん【堆錦】
沖縄特有の漆芸の技法の一種。各色の彩漆の塊を作り、これをローラーで薄く延ばし、刀や型で文様に切り、漆器の面に貼りつけたもの。
つい‐きん【鎚金】🔗⭐🔉
つい‐きん【鎚金】
金工技法の一つ。金属板を加熱してやわらかくし、雄型(おがた)に当ててたたき、または裏面から鏨(たがね)で打ち出して、表面に模様などを突起(とっき)させるもの。鍛金。
つい‐く【対句】🔗⭐🔉
つい‐く【対句】
修辞法の一つ。文章中に、連語の形式が同じで、意義の対応する二つの句を並べて用いること。また、その二つの句。「花に啼くうぐいす、水に栖むかわず」などの類。
つい‐く【追求】🔗⭐🔉
つい‐く【追求】
(「ついぐ」とも)=ついきゅう(追求)*曾我物語‐一一「是によって馳走す、所得いくばくの利ぞや。これがためについぐす、所作多罪也」
つい‐く【追駆】🔗⭐🔉
つい‐く【追駆】
後ろから追いかけること。あとから駆けること。
つい‐くぐ・る【つい潜る】🔗⭐🔉
つい‐くぐ・る【つい潜る】
〔自ラ四〕(「つい」は接頭語)ちょっとくぐる。すばやくくぐる。*平家‐四「あがる矢をばつゐくぐり、さがる矢をばおどりこえ」
つい‐けい【追啓】🔗⭐🔉
つい‐けい【追啓】
手紙などで、本文に追加して書く時に、多くのそのはじめに書く語。追伸。追白。
つい‐けい【椎髻】🔗⭐🔉
つい‐けい【椎髻】
髷の一種。頭髪を後方に垂らし、その先端を椎状に髻(もとどり)とする結い方。中国の蛮夷の風習とされる。「すいけい」とも。
つい‐げき【追撃】🔗⭐🔉
つい‐げき【追撃】
逃げる敵を追いかけてうつこと。おいうち。
つい‐ご【対語】🔗⭐🔉
つい‐ご【対語】
対(つい)になっていることば。
つい‐こう【追考】(‥カウ)🔗⭐🔉
つい‐こう【追考】(‥カウ)
あとから考えること。
つい‐こう【追行】(‥カウ)🔗⭐🔉
つい‐こう【追行】(‥カウ)
1 つづいてあとから行うこと。
2 追いかけて行くこと。また、あとをつけること。
つい‐こう【追孝】(‥カウ)🔗⭐🔉
つい‐こう【追孝】(‥カウ)
死んだ父母や祖先などの冥福を祈り、供養して孝養を尽くすこと。先祖の菩提(ぼだい)をとむらうこと。ついきょう。
つい‐こう【堆紅】🔗⭐🔉
つい‐こう【堆紅】
漆芸の一種。漆に砥粉などを混ぜて文様を盛り上げ、堆朱(ついしゅ)に似せたもの。
つい‐こう【遂行】(‥カウ)🔗⭐🔉
つい‐こう【遂行】(‥カウ)
「すいこう(遂行)」の誤読。
つい‐ごう【追号】(‥ガウ)🔗⭐🔉
つい‐ごう【追号】(‥ガウ)
死後に生前の功績をたたえておくる称号。おくりな。諡号(しごう)。
つい‐こく【堆黒】🔗⭐🔉
つい‐こく【堆黒】
漆芸の技法の一つ。彫漆の一種。黒漆を厚く塗り重ねて文様を彫り表したもの。中国の剔黒(てっこく)に当たる。堆烏(ついう)。
つい‐こつ【椎骨】🔗⭐🔉
つい‐こつ【椎骨】
脊椎動物の脊柱を構成する骨。それぞれの骨の間に椎間板をはさんで連絡し、身体を支える。円柱状の椎体、背側の椎弓、およびそれから出る突起からなる。人間の場合、頸椎(けいつい)、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨からなり、仙骨は仙椎五個、尾骨は尾椎四個が成長とともに融合し単一化したもの。
つい‐こつ【槌骨】🔗⭐🔉
つい‐こつ【槌骨】
⇒つちこつ(槌骨)
つい‐さ・す【つい指す】🔗⭐🔉
つい‐さ・す【つい指す】
〔他サ四〕(「つい」は接頭語)
1 にわかに指名して任務にあてる。急に名指しで動員する。*梁塵秘抄‐二「俄に暁の兵士についさされて、残りの衆生達を平安に護れとて」
2 はっきりとさし示す。*日蓮遺文‐開目抄「法華経・涅槃経の中にも〈略〉無性有情・決定性を正くついさして成仏すとはとかれず」
つい‐さ・す【つい鎖す】🔗⭐🔉
つい‐さ・す【つい鎖す】
〔他サ四〕(「つい」は接頭語)きちりと閉ざす。ぴったりと戸を閉める。*落窪‐一「いと荒らかに押し入れて、手づからついさして」
つい‐さ・す【突い挿す・突い差す】🔗⭐🔉
つい‐さ・す【突い挿す・突い差す】
〔他サ四〕(「つきさす」の変化)
1 無造作にさしこむ。そのままさす。*枕‐一三八「物忌なれば見ずとて、上についさして置きたるを」
2 (「つい」は接頭語)帯や着物の紐などを結ぶ。*宇津保‐国譲上「若宮はいとおとなしく紐ついさしなどしておはす」
つい‐し【追思】🔗⭐🔉
つい‐し【追思】
過去を、あとから思うこと。追想。
つい‐し【追試】🔗⭐🔉
つい‐し【追試】
1 他人が行った実験などをあとからそのとおりにやって確かめること。
2 「ついしけん(追試験)」の略。
つい‐し【追賜】🔗⭐🔉
つい‐し【追賜】
あとから賜ること。死後に位階や品物を賜ること。
つい‐し【追諡】🔗⭐🔉
つい‐し【追諡】
死後におくりなを贈ること。また、そのおくりな。
つい‐し【墜死】🔗⭐🔉
つい‐し【墜死】
墜落して死ぬこと。
つい‐し【
子・鎚子】🔗⭐🔉
つい‐し【
子・鎚子】
節会(せちえ)の時などに用いた菓子の一種。米の粉や小麦粉をこねて蒸し、薄くのして里芋のように一端を円錐状にとがらして固めたもの。〔十巻本和名抄‐四〕

つい‐し【終し・遂し】(つひ‥)🔗⭐🔉
つい‐し【終し・遂し】(つひ‥)
〔副〕(名詞「つい(終)」に助詞「し」がついてできたもの)=ついに(終)3*浄・妹背山婦女庭訓‐道行「ついし見馴れぬ女子ぢゃが」
ついじ【築地】(ついぢ)🔗⭐🔉
ついじ【築地】(ついぢ)
(「ついひじ(築泥)」の変化。「地」は当て字)
1 土で造った垣根。両側に板を立て、内に土をつめ、つき固めて造った塀。普通、屋根を上に葺く。土塀。築地塀。築垣。
2 (大規模な築地塀をめぐらしているところから)御所、または堂上方・公卿の邸宅。また、公卿。堂上方。*浄・菅原伝授手習鑑‐三「御恩は上なき築地(ツイヂ)の勤」
つい‐しか【終しか・遂しか】(つひ‥)🔗⭐🔉
つい‐しか【終しか・遂しか】(つひ‥)
〔副〕(名詞「つい(終)」に助詞「し」「か」がついてできたもの)=ついに(終)3*歌謡・松の葉‐三「ついしか返事も仕(つかまつ)らひで」
つい‐じく【対軸】(‥ヂク)🔗⭐🔉
つい‐じく【対軸】(‥ヂク)
=ついふく(対幅)
つい‐しけん【追試験】🔗⭐🔉
つい‐しけん【追試験】
病気などで試験を受けられなかった学生や、前の試験に不合格であった学生に対して、あとから特別に行う試験。追試。
ついじ‐じょろう【築地女郎】(ついぢヂョラウ)🔗⭐🔉
ついじ‐じょろう【築地女郎】(ついぢヂョラウ)
公家の邸に奉公している女性。堂上方の女房。
つい‐しつ【堆漆】🔗⭐🔉
つい‐しつ【堆漆】
漆を盛り上げて文様を表したもの。日本では彫漆の一種として用いる場合が多い。
つい‐じつ【追日】🔗⭐🔉
つい‐じつ【追日】
1 (「列子‐湯問」にある夸父の故事から)日を追いかけること。転じて、自分の力を量らないで不可能なことをすること。
2 (副詞的に用いる)日を追ってそうなるさま。日ましに。日一日。
ついじ‐べい【築地塀】(ついぢ‥)🔗⭐🔉
ついじ‐べい【築地塀】(ついぢ‥)
=ついじ(築地)1
つい‐しゅ【追修】🔗⭐🔉
つい‐しゅ【追修】
死者の冥福を祈って仏事をいとなむこと。また、その仏事。追善。追福。
つい‐しゅ【堆朱】🔗⭐🔉
つい‐しゅ【堆朱】
漆芸の技法の一つ。彫漆の一種で、朱漆を厚く塗り重ねて文様を彫り表したもの。中国の剔紅(てっこう)に当たる。中国では宋代から行われ、元・明代に盛んになり、室町時代に唐物の一つとして日本に伝来。
つい‐じゅう【追従】🔗⭐🔉
つい‐じゅう【追従】
(「じゅう」は「従」の慣用音)
1 あとにつき従うこと。人のお供をすること。また、人の言に従うこと。ついしょう。
2 ⇒ついしょう(追従)2
つい‐じゅく【追熟】🔗⭐🔉
つい‐じゅく【追熟】
果実などが収穫の時期に熟しきっていて脱落したりするのを防ぐために、適期よりも早目に収穫しておいて、あとで完熟させること。
ついしゅ‐ぞめ【堆朱染】🔗⭐🔉
ついしゅ‐ぞめ【堆朱染】
染模様の一種。地を紅染にし、黒でその上に堆朱の模様を染め出したもの。江戸時代、宝暦前後に盛んに行われた。
つい‐しゅつ【追出】🔗⭐🔉
つい‐しゅつ【追出】
追い出すこと。追放。
つい‐しょ【墜緒】🔗⭐🔉
つい‐しょ【墜緒】
おとろえた事実。すたれた仕事。だめになりそうな事柄。
つい‐じょ【追叙】🔗⭐🔉
つい‐じょ【追叙】
死後の叙位、叙勲。
つい‐しょう【追従】🔗⭐🔉
つい‐しょう【追従】
(「しょう」は「従」の漢音。「ついじょう」とも)
1 =ついじゅう(追従)1*源氏‐空蝉「わらはなれば、とのゐなども、ことにみいれついせうせず」
2 人におもねること。こびへつらうこと。おべっかを使うこと。ついそう。*源氏‐須磨「かの鹿を馬と言ひけむ人の、ひがめるやうについせうするなど」
[補注]現代では、1の意では「ついじゅう」、2の意では「ついしょう」と区別して用いる。
つい‐しょう【追摂】(‥セフ)🔗⭐🔉
つい‐しょう【追摂】(‥セフ)
捉(とら)えること。つかまえること。
つい‐しょう【追頌】🔗⭐🔉
つい‐しょう【追頌】
(「頌」はほめたたえる意)人の死後、その功労や善行を表彰してほめたたえること。
つい‐しょう【追賞】(‥シャウ)🔗⭐🔉
つい‐しょう【追賞】(‥シャウ)
死後に褒賞すること。
つい‐しょう【追蹤】🔗⭐🔉
つい‐しょう【追蹤】
1 あとを追いかけること。うしろからつけて行くこと。
2 他にへつらいおもねること。
3 過ぎ去った事を思い返すこと。
つい‐じょう【追躡】(‥デフ)🔗⭐🔉
つい‐じょう【追躡】(‥デフ)
あとから追いかけること。追跡。比喩的に、物事が次々とあとを追うように起こることもいう。
ついしょう‐ぐち【追従口】🔗⭐🔉
ついしょう‐ぐち【追従口】
お世辞を言うこと。また、そのお世辞。
ついじょう‐けん【追躡権】(ツイデフ‥)🔗⭐🔉
ついじょう‐けん【追躡権】(ツイデフ‥)
=ついせきけん(追跡権)
ついしょう‐もの【追従者】🔗⭐🔉
ついしょう‐もの【追従者】
人におもねる者。追従を言う人。ごますり。
ついしょう‐わらい【追従笑】(‥わらひ)🔗⭐🔉
ついしょう‐わらい【追従笑】(‥わらひ)
人のきげんをとるように笑うこと。はた、その笑い。
つい‐しろ【土代】🔗⭐🔉
つい‐しろ【土代】
(「つい」は「つち(土)」の変化)地面の上に敷く敷物。
つい‐しん【追伸・追申】🔗⭐🔉
つい‐しん【追伸・追申】
手紙などで、本文のあとにさらに書き加える時、その冒頭に記す語。また、その書き加えた文。追書(おってがき)。二伸。
つい‐じん【追尋】🔗⭐🔉
つい‐じん【追尋】
=ついきゅう(追求)
つい‐・す【対す】🔗⭐🔉
つい‐・す【対す】
〔自サ変〕
1 一対(いっつい)になる。対応する。*人情・春色恵の花‐二「一座にくらぶる色は、米八をもって対(ツイ)するのみ」
2 ある色が他の色と調和する(日葡辞書)。
つい・ず【序ず・叙ず】(ついづ)🔗⭐🔉
つい・ず【序ず・叙ず】(ついづ)
〔他ダ下二〕(「つぎつ(継)」の変化)順序をつける。序列を定める。また、順序だてて述べる。*大唐西域記長寛元年点‐一「異政の殊制、地に随て別に叙(ツイヅ)」
つい‐ずい【追随】🔗⭐🔉
つい‐ずい【追随】
1 あとから追いしたがうこと。あとからついてゆくこと。追従。
2 過去の出来事や死んだ人などを慕うこと。追慕。
3 他人の行為、業績の跡を追っていくこと。まねをすること。「他の追随を許さない」
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