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また【股・胯・叉・岐・俣】🔗🔉

また【股・胯・叉・岐・俣】 1 一つのものが二つ以上に分かれているところ。また、そのもの。*石山寺本法華経玄賛平安中期点‐六「尾の頭に両の岐(マタ)有り」 2 胴から足の分かれ出るところ。またぐら。 ●股に掛(か)ける ひろく各地を歩きまわる。各地をとび歩いて活動する。「七つの海を股に掛ける」

また【摩多】🔗🔉

また【摩多】 悉曇(しったん)の母韻一二字をいう。

また【又・亦・復】🔗🔉

また【又・亦・復】 〔副〕 1 同じ行為、状態がもう一度出現するさまを表す語。再び。もう一度。「いずれまた」*万葉‐八四八「いやしき吾(あ)が身麻多(マタ)をちぬべし」 2 一つの状態が他の状態と類似、あるいは一致すると認める気持を表す語。同様に。同じく。「これもまた難しい」*徒然草‐二五「法華堂なども、いまだ侍るめり。これもまた、いつまでかあらん」 3 一つ状態の他に、もう一つの別の、類似、あるいは対立する状態のあり得ることを認める気持を表す語。ほかに。さらに。他方。「真面目だがまたユーモアも解す」*源氏‐帚木「思ひめぐらせば、なほ、家路と思はん方は、又なかりけり」 4 疑問文に用いて、事態をいぶかしがる気持を強調する語。一体全体。「それはまたどういう訳だ」*三国伝記‐一一・二九「更(マタ)滅罪の方便有り否や」 5 一つの評価、判断を強調して示す語。まったく。特に。*滑・浮世床‐初「山中一夕話の事を開巻一笑ともいふが、又各別だて」 〔接続〕 1 並列的な、または選択的な関係にある事柄を列挙することを示す。ならびに。あるいは。または。*万葉‐一五三八「女郎花(をみなへし)又(また)藤袴朝貌が花」 2 前の事柄に後の事柄が添加されることを示す。その上。さらに。そればかりでなく。*枕‐一「霜のいとしろきも、またさらでもいと寒きに」 3 (「さてまた」の形で)前の事柄を受け、これと関連して存する事柄を取り上げ述べるときに用いる。他方また。そしてまた。それから次に。→さてまた。*源氏‐帚木「さて又同じころまかり通ひしところは」 [補注]「また」は本来「再び」の意の副詞であったが、漢文の「且・又・亦」などの訓読に用いられた結果、接続詞の用法が発生したと考えられる。 ●又しても 二度とあるまい、または二度とあっては困る、と思うことが、現実に再び生ずるさまを表す語。 ●又ぞろ ⇒親見出し ●又と (打消の語を伴って)同種の事物が他に存し得ないこと、類似の事態が再び存しないことをほぼ確実視する気持で表す語。二つと(…ない)。二度と(…しない)。「またとない好機」 ●又の朝(あした) 次の日の朝。翌朝。 ●又の生(しょう) =またの世 ●又の月(つき) 次の月。翌月。 ●又の年(とし) 次の年。翌年。 ●又の名(な) もう一つの名、別名。 ●又の日(ひ) 1 次の日。翌日。 2 別の日。後日。 ●又の世 次の世。来世。またの生(しょう) ●又の夜(よ) 次の夜。翌日の夜。 ●又はた 副詞「また」を強めたいい方。この上にさらに。加えて再び。 ●又もや 再び。重ねて。疑問・詠嘆の意を添えたいい方。

また‐あずかり【又預】(‥あづかり)🔗🔉

また‐あずかり【又預】(‥あづかり) あずかり物をさらに他の者があずかること。

また‐あとげつ【復後月】🔗🔉

また‐あとげつ【復後月】 先々月。

また・い【全い】🔗🔉

また・い【全い】 〔形口〕また・し〔形ク〕 1 事物・事態が不足なく、または、欠点やきずがなく完全であるさま。完璧だ。まったい。*源氏‐東屋「いとまたくすきまなき心もあり」 2 生命・肉体がそこなわれず完全なさま。無事だ。別条がない。まったい。*古事記‐中・歌謡「命の麻多祁(マタケ)む人は」 3 人の性格が正直であるさま。律義であるさま。誠実であるさま。まったい。*百丈清規抄‐二「またからう者に云つけてをかうぞ」 4 おとなしいさま。柔和なさま。*洒・浪花色八卦「またい顔してつとめる狼あり」 5 馬鹿げているさま。愚鈍であるさま。*雑俳・馬たらひ「またい事・給銀やすいかたき役」

マタイ🔗🔉

マタイ (ラテンMatthaeus)十二使徒の一人。カぺナウムの取税人だったが、イエスの弟子となり、新約聖書の「マタイ伝」を書いたとされる。

マタイでん【マタイ伝】🔗🔉

マタイでん【マタイ伝】 マタイによる福音書のこと。

また‐いとこ【又従兄弟・又従姉妹】🔗🔉

また‐いとこ【又従兄弟・又従姉妹】 父母のいとこの子。いやいとこ。ふたいとこ。

マタイによるふくいんしょ【マタイによる福音書】🔗🔉

マタイによるふくいんしょ【マタイによる福音書】 新約聖書第一書。古来マタイの著とされる。八五年ごろ成立。イエスの言行を記し、イスラエルの救い主であり律法の完成者であるイエスの奇跡や教会への関心を説いた福音書。四福音書の一つ。マタイ伝。

また‐うけ【又請】🔗🔉

また‐うけ【又請】 1 保証人の保証人になること。また、その人。 2 =したうけ(下請)

また‐うつし【又写】🔗🔉

また‐うつし【又写】 写してあるものを、さらに他に写し取ること。また、そのもの。転写。

また‐うど【全人】🔗🔉

また‐うど【全人】 ⇒まとうど(全人)

また‐うり【又売】🔗🔉

また‐うり【又売】 いったん買ったものをさらに他に売り渡すこと。転売。

また‐えんじゃ【又縁者】🔗🔉

また‐えんじゃ【又縁者】 縁者の縁者。親類の親類。

また‐おい【又甥】(‥をひ)🔗🔉

また‐おい【又甥】(‥をひ) 甥の子。姪孫(てっそん)。

また‐がい【又買】(‥がひ)🔗🔉

また‐がい【又買】(‥がひ) 人が買ったものを、その人からさらに買うこと。

また‐がし【又貸】🔗🔉

また‐がし【又貸】 借りたり預かったりしたものを、さらに他に貸すこと。転貸。「本の又貸し」

また‐がみ【股上】🔗🔉

また‐がみ【股上】 ズボン類の股から上。またその長さ。

また‐がり【又借】🔗🔉

また‐がり【又借】 人の借りているものを、その人から、さらに借りること。転借。

またが・る【跨がる・股がる】🔗🔉

またが・る【跨がる・股がる】 〔自ラ五(四)〕(「また(股)」の動詞化。「またげる(跨)」に対する自動詞) 1 股をひろげて乗る。馬乗りになる。*石山寺本金剛般若経集験記平安初期点「一の樹枝に騎(マタカリゐ)ぬ」 2 一方から他方へわたる。「十年にまたがる大計画」*大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点‐九「其の宮、南のかた澗(さうかん)に接し、北のかた洛浜に跨(マタカレ)り」

また‐ぎ【叉木・股木】🔗🔉

また‐ぎ【叉木・股木】 1 ふたまたに分かれた木。 2 (股木)生け花で、花材を花器に固定させるのに用いる小さな木。 3 長提灯をひっかける腕木の称。

またぎ【猟師】🔗🔉

またぎ【猟師】 東北地方の山間に住む猟師(りょうし)のこと。秋田またぎのような専業猟師のほか、単に狩りをする人もいう。《季・冬》

またぎ‐がた【叉木形】🔗🔉

またぎ‐がた【叉木形】 有職文様の一つ。唐花丸の文様を直線で表現した異文(いもん)。特に、二条家に許されて用いた指貫の文様。

また‐ぎき【又聞】🔗🔉

また‐ぎき【又聞】 聞いた人からさらに聞くこと。人づてに聞くこと。

また・ぐ【急ぐ・速ぐ】🔗🔉

また・ぐ【急ぐ・速ぐ】 〔自ガ四〕時を待ちかねて心がせく。心がはやる。あせる。*古今‐一〇一四「いつしかとまたぐ心を脛にあげて」

また・ぐ【跨ぐ】🔗🔉

また・ぐ【跨ぐ】 〔他ガ五(四)〕股をひろげて物の上を越える。*咄・一のもり‐物買「お刀をまたぐといふ事が有ものか」 〔他ガ下二〕⇒またげる(跨)

また‐ぐら【股座・胯座】🔗🔉

また‐ぐら【股座・胯座】 (「またくら」とも)両股の間。股間(こかん)。

またぐら‐ごうやく【股座膏薬】(‥ガウヤク)🔗🔉

またぐら‐ごうやく【股座膏薬】(‥ガウヤク) =ふたまたごうやく(二股膏薬)

またくるはるすずなのたねまき【再春菘種蒔】🔗🔉

またくるはるすずなのたねまき【再春菘種蒔】 歌舞伎所作事。清元、長唄。二世桜田治助作詞。文化九年初演。洒脱で格調もある名舞踊で、三番叟物の代表作。通称「舌出三番叟(しただしさんばそう)」。

また‐げらい【又家来】🔗🔉

また‐げらい【又家来】 家来についている家来。陪臣(ばいしん)。またもの。又若党。

また・げる【跨げる】🔗🔉

また・げる【跨げる】 〔他ガ下一〕また・ぐ〔他ガ下二〕(「また(股)」の動詞化。「またがる(跨)」に対する他動詞)足をひろげ、またがるようにする。足をひろげ、二つのものをふまえる。*宇治拾遺‐一・四「善男夢に見るやう、西大寺と東大寺とをまたげて立ちたりと見て」

また‐ご・える【胯越える・跨越える】🔗🔉

また‐ご・える【胯越える・跨越える】 〔自ヤ下一〕またご・ゆ〔自ヤ下二〕股を開いて物を越える。またいで一方から他方へ移る。*書紀‐仁徳即位前(前田本訓)「乃ち、髪を解(と)き、屍に跨(マタコエ別訓またかり)、三たび呼(よ)むで曰はく」

またここにすがたはっけい【閏姿八景】🔗🔉

またここにすがたはっけい【閏姿八景】 歌舞伎所作事。八変化舞踊。文化一〇年江戸森田座で七世市川団十郎が初演。「晒女」「心猿」などがある。

また‐こさく【又小作】🔗🔉

また‐こさく【又小作】 小作地をさらに他人に貸しつけて小作させること。地主と小作人との間に第三者(仲小作人・請負小作人)がはいる形で、主として明治以降の小作慣行。下小作とも。

また‐こもの【又小者】🔗🔉

また‐こもの【又小者】 (「またごもの」とも)小者の下につく小者。

また・し【全し】🔗🔉

また・し【全し】 〔形ク〕⇒またい(全)

また‐した【股下】🔗🔉

また‐した【股下】 股の分かれ目から下の長さ。主にズボンや袴などの寸法をいうときに用いる語。

また‐しち【又質】🔗🔉

また‐しち【又質】 (「またじち」とも)質取主が質物をさらに他に質入れすること。再質。

また‐しろ【股白】🔗🔉

また‐しろ【股白】 馬の毛色の名。股の毛が白いもの。

また‐すき【叉鋤】🔗🔉

また‐すき【叉鋤】 先端が二、三本の指形に分かれている鋤。

また‐ずれ【股擦】🔗🔉

また‐ずれ【股擦】 股の内側がすれあって、皮膚がすりむけること。また、その傷。

また‐ぞろ【又候・亦候】🔗🔉

また‐ぞろ【又候・亦候】 〔副〕(副詞「また」に「そうろう」がついた「またぞうろう」の変化)一致しあるいは類似する状態が既にあるのに、他の同様の状態が新たに存在することを、一種のあきれた気持・滑稽感を含めて表す語。なんともう一度。こりもせずにもう一度。「またぞろ悪い癖が顔を出す」*伎・お染久松色読販‐中幕「又候偽りをぬかすのじゃナ」

また‐だいかん【又代官】(‥ダイクヮン)🔗🔉

また‐だいかん【又代官】(‥ダイクヮン) 代官の代官。特に、中世、小守護代(こしゅごだい)・地頭代などに代わって、その職務を執り行った者。また、その職名。

ま‐たたき【瞬】🔗🔉

ま‐たたき【瞬】 (古くは「まだたき」とも)=まばたき(瞬)

ま‐たた・く【瞬く】🔗🔉

ま‐たた・く【瞬く】 〔自カ五(四)〕(「目(ま)叩(たた)く」の意。古くは「まだたく」とも) 1 瞼(まぶた)をしばしば瞬間的に、開いたり閉じたりする。まばたきをする。まじろぐ。*堤中納言‐はいずみ「目のきろきろとしてまたたきゐたり」 2 灯火や星などが消えそうに明滅する。光がちらちらする。*源氏‐夕顔「火はほのかにまたたきて」 3 (灯火の消えそうにまたたくさまから)どうやら生き長らえている。*源氏‐玉鬘「よみぢのほだしに持てわづらひ聞こえてなむまたたき侍る」 ●瞬く=間(ま・あいだ)[=うち] まばたきをするほどの、ごく短い間。しゅんかん。

また‐だのみ【又頼】🔗🔉

また‐だのみ【又頼】 人を中にたてて頼むこと。人づてに頼むこと。

また‐たび【股旅】🔗🔉

また‐たび【股旅】 1 江戸時代、博徒などが諸国を股にかけて歩きまわること。わらじをはくこと。 2 江戸時代、芸者が旅かせぎをして歩くこと。

またたび【木天蓼】🔗🔉

またたび【木天蓼】 サルナシ科のつる性落葉木本。各地の山地に生える。葉は互生して柄をもち、葉身は広卵形で縁に細鋸歯があり、長さ六〜一六センチメートル、花期には上面の一部が白くかわる。初夏、葉腋から梅の花に似た白い五弁花が垂れ下がって咲く。果実は長さ約三センチメートルの卵状長楕円形で黄色に熟す。漢方では果実を乾燥したものを木天蓼といい、中風・リューマチの薬に用いる。若葉は食べられ、山葵に似た味がする。またこの植物は猫が好み、猫の万病に効くといわれる。漢名、木天蓼。なつうめ。わたたび。「猫に木天蓼」の諺もある。《季・夏》

またたび‐か【木天蓼科】(‥クヮ)🔗🔉

またたび‐か【木天蓼科】(‥クヮ) 双子葉植物の一科。主としてアジアの熱帯に四属二八〇余種知られる高木または低木。時につる性。この科のうち、子房が三室のものを独立の科として扱う場合や子房が三〜五室のものを独立の科として扱う場合がある。日本にはサルナシ、マタタビなどが自生する。さるなし科。

またたび‐げいしゃ【股旅芸者】🔗🔉

またたび‐げいしゃ【股旅芸者】 (芸者を猫ともいうところから、猫の好物である「またたび」の実にかけ、「木天蓼芸者」とも書く)旅芸者。

またたび‐もの【股旅物】🔗🔉

またたび‐もの【股旅物】 博徒などが諸国を歩き回る話に、義理人情をもりこんで作った通俗小説や映画・演劇・浪曲などをいう。

ま‐たで【真蓼】🔗🔉

ま‐たで【真蓼】 「やなぎたで(柳蓼)」の異名。

また‐でし【又弟子】🔗🔉

また‐でし【又弟子】 弟子の弟子。孫弟子。

マタドール🔗🔉

マタドール (スペインmatador)闘牛士。最後に牛に止めを刺す主役をいう。

また‐どなり【又隣】🔗🔉

また‐どなり【又隣】 となりのとなり。

また‐な・し【又無し】🔗🔉

また‐な・し【又無し】 〔形ク〕二つとない。これにまさるものはない。またとない。たぐいない。*宇津保‐蔵開上「又なき事に思ひ給て侍めりしかばなん」

マタニティー‐ドレス🔗🔉

マタニティー‐ドレス (英maternity dress)妊産婦用の、腹部をゆったり作った服。

また‐ね【又寝】🔗🔉

また‐ね【又寝】 一度目覚めてから、また寝ること。またぶし。

また‐の‐や【股の矢・俣野箭】🔗🔉

また‐の‐や【股の矢・俣野箭】 =かりまた(雁股)2

また‐は【又は・亦は】🔗🔉

また‐は【又は・亦は】 〔接続〕並列的な、または選択的な関係にある事柄を列挙することを示す。「または…または…」「あるいは…または…」の形をとることが多い。あるいは。一方では。「曇りまたは雨」*催馬楽‐浅緑「下光る新京朱雀のしだり柳万太波(マタハ)田居となる前栽秋萩撫子」*浮・好色一代男‐二「或は五日七日の逗留、又は作病して此君まみえ給ふ事ぞ」

また‐ばえ【又生】🔗🔉

また‐ばえ【又生】 =ひこばえ(蘖)

マタ‐ハリ🔗🔉

マタ‐ハリ (Mata Hari)第一次世界大戦中、ドイツの女スパイとして処刑されたオランダ系の踊り子。マタ・ハリは、マレー語で「太陽」の意。以後、女スパイの代名詞となった。(一八七六〜一九一七)

また‐び【股火・胯火】🔗🔉

また‐び【股火・胯火】 火鉢や行火(あんか)などにまたがるようにしてあたること。

ま‐たび【真旅】🔗🔉

ま‐たび【真旅】 本格的な旅。長い旅行。*万葉‐四三八八「旅とへど麻多妣(マタビ)になりぬ」

また‐びかん【又被官】(‥ビクヮン)🔗🔉

また‐びかん【又被官】(‥ビクヮン) 家来の家来。又家来。

また‐びさし【又庇・又廂】🔗🔉

また‐びさし【又庇・又廂】 =まごびさし(孫庇)2

また‐ひばち【股火鉢】🔗🔉

また‐ひばち【股火鉢】 火鉢にまたがるようにしてあたること。

また‐ぶし【又臥】🔗🔉

また‐ぶし【又臥】 =またね(又寝)

また‐ぶり【椏】🔗🔉

また‐ぶり【椏】 叉(また)になっている木の枝。*源氏‐浮舟「またふりに、山橘造りてつらぬき添へたる枝に」

またぶり‐づえ【椏杖】(‥づゑ)🔗🔉

またぶり‐づえ【椏杖】(‥づゑ) 叉(また)に分かれた枝で作った杖。

また‐ぼとけ【股仏】🔗🔉

また‐ぼとけ【股仏】 東北や佐渡地方で、五十年忌あるいは三十三年忌を最終年忌として墓地にたてる二股の塔婆。

ま‐たま【真玉・真珠】🔗🔉

ま‐たま【真玉・真珠】 (「ま」は接頭語)玉の美称。*古事記‐下・歌謡「ま杙には麻多麻(マタマ)をかけ」

また‐また【又又・復復】🔗🔉

また‐また【又又・復復】 〔副〕(「また(又)」を強めた言い方)さらに重ねて。なおも再び。「またまた失敗した」*伊勢‐二一「又又ありしより異(け)にいひかはして」

またま‐つく【真玉付く】🔗🔉

またま‐つく【真玉付く】 玉をつける緒(を)の意で、「緒(を)」と同音を含む地名「越智(をち)」や、「彼方(をち)」「彼此(をちこち)」にかかる。

またま‐で【真玉手】🔗🔉

またま‐で【真玉手】 玉のように美しい手。*古事記‐上・歌謡「麻多麻伝(マタマデ)玉手さしまき」

また‐みる【俣海松】🔗🔉

また‐みる【俣海松】 (茎が多くのまたになっているところから)海松(みる)の異称。

またみる‐の【俣海松の】🔗🔉

またみる‐の【俣海松の】 同音の繰り返しで「また」にかかる。

また‐めがね【股眼鏡】🔗🔉

また‐めがね【股眼鏡】 上体を前にかがめて自分の股の下から後方をのぞくこと。

また‐もの【又者】🔗🔉

また‐もの【又者】 臣下の臣。将軍などに直属していない臣。大名。旗本などの家来。又家来。陪臣。

またもの‐かご【又者駕籠】🔗🔉

またもの‐かご【又者駕籠】 又者の乗る駕籠。

またもの‐ぶん【又者分】🔗🔉

またもの‐ぶん【又者分】 又者の身分。陪臣(ばいしん)の分際。

またら‐じん【摩多羅神】🔗🔉

またら‐じん【摩多羅神】 仏語。天台宗であがめる、常行三昧堂の守護神。また、玄旨帰命壇の本尊としてまつられた神。一説に頭部に唐制の頭(ぼくとう)をつけ和様の狩衣を着、鼓を打つ姿をとるとする。最澄入唐の際および円仁帰朝の際に、その船中に化現したと伝えられる。 特に、京都市右京区太秦(うずまさ)の牛祭りの主祭神。源信が広隆寺に勧請したものと伝える。また、その祭りで、この神に扮(ふん)した人やその面をいう。《季・秋》

マタロス🔗🔉

マタロス →マドロス

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