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また【股・叉・胯】🔗🔉

また [2] 【股・叉・胯】 (1)胴から足の分かれる所。両足のつけ根の部分。またぐら。「―を広げて座る」 (2)一つのもとから二つ以上のものが分かれている所。また,そのような形。「二(フタ)―」「木の―」

また【摩多・摩🔗🔉

また [1] 【摩多・摩】 〔梵 mt〕 悉曇(シツタン)字母の,母韻を表す十二字。 →体文(タイモン)

また【又・復・亦】🔗🔉

また [0] 【又・復・亦】 ■一■ (副) (1)同じ事柄が再び起きたり,繰り返されたりするさまを表す。(ア)もう一度。再び。重ねて。「―川の水があふれた」「―のおいでをお待ちします」(イ)今度も。同様に。やはり。「―うまくいった」「今日も―雨だ」 (2)他と比べて事態・状態が同じであるさまを表す。やはり。同様に。「彼も―人の子である」「私も―彼女が好きです」 (3)もう一つ別の要素が加わるさまを表す。その上に。「彼は―熱血漢でもある」「一人で飲む酒も―よいものだ」 (4)(上にくる副詞を強めて)驚きいぶかしむ気持ちを表す。それにつけても。「よく―そんなことが言えたものだ」「どうして―そんなことをしたのだ」 →またの →またも ■二■ (接続) (1)その上に。かつ。「波―波」「詩人として名高いだけでなく,―音楽家でもある」「金もいらない。―地位もいらない」 (2)あるいは。または。「今日でもいい。―明日でもいい」 (3)話題を変えるときに用いる語。それから。ところで。「―,ふもとに一つの柴の庵あり/方丈記」 (4)しかし。「見る時は,―,かねて思ひつるままの顔したる人こそなけれ/徒然 71」 →または ■三■ (接頭) 名詞に付いて,間接である意を表す。「―聞き」「―貸し」

マタイMaththaios🔗🔉

マタイ Maththaios イエスの十二弟子の一人。マタイ福音書では取税人であったと伝えられる。後世,マタイ福音書の著者とされる。 〔「馬太」とも書く〕

マタイ-じゅなんきょく【―受難曲】🔗🔉

マタイ-じゅなんきょく 【―受難曲】 〔(ドイツ) Matthuspassion〕 マタイ福音書によるキリストの受難を主題とした宗教音楽。最も有名なものは大バッハのもので,二部七八曲から成る。1729年ライプチヒで初演され,バッハの宗教音楽の頂点を示す作品。 →「マタイ受難曲」より終曲(バッハ)[音声]

マタイ-ふくいんしょ【―福音書】🔗🔉

マタイ-ふくいんしょ 【―福音書】 四福音書の一。新約聖書の冒頭に収められる。一世紀末頃シリア地方でユダヤ人キリスト教徒に向けて書かれたと推測される。マルコ福音書,Q 資料,独自の資料などを用いて,イエスの生涯を旧約預言の成就と見,律法学者やパリサイ人の「義」にまさる「義」を説くメシアとしてのイエスの姿が描かれる。マタイ伝。

また・い【全い】🔗🔉

また・い 【全い】 (形)[文]ク また・し (1)完全である。欠けていない。「築土(ツイヒジ)なども―・からず/枕草子 178」 (2)命や体に別状がない。無事である。「命の―・けむ人は/古事記(中)」 (3)性格が素直,円満である。「―・い顔してつとめる狼あり/洒落本・浪花色八卦」 (4)正直で律儀である。また,ばか正直である。「人に侮らるる物…余り―・き人/仮名草子・犬枕」 →まったい

また-いとこ【又従兄弟・又従姉妹】🔗🔉

また-いとこ [3][4] 【又従兄弟・又従姉妹】 親がいとこである子どうしの関係。ふたいとこ。いやいとこ。

また-うけ【又請(け)】🔗🔉

また-うけ [0] 【又請(け)】 (1)保証人の保証をすること。「―を立てる」 (2)「下請け」に同じ。

また-うつし【復写し】🔗🔉

また-うつし [0] 【復写し】 (名)スル 写したものから,さらに写すこと。「ノートを―する」

また-うど【全人・真人】🔗🔉

また-うど 【全人・真人】 ⇒まとうど(全人)

また-うり【又売り】🔗🔉

また-うり [0] 【又売り】 (名)スル 人から買った品物を他の人に売ること。転売。

また-おい【又甥】🔗🔉

また-おい ―ヲヒ [0] 【又甥】 甥の子。姪孫(テツソン)。

また-がい【又買い】🔗🔉

また-がい ―ガヒ [0] 【又買い】 (名)スル 買った人から買うこと。

また-がし【又貸し】🔗🔉

また-がし [0] 【又貸し】 (名)スル 借りたものを他の者に貸すこと。 ⇔又借り 「本を―する」

また-がみ【股上】🔗🔉

また-がみ [0] 【股上】 ズボンや袴(ハカマ)などで,股の分かれ目から上。また,その丈。 ⇔股下 「―が浅い」

また-がり【又借り】🔗🔉

また-がり [0] 【又借り】 (名)スル 他人が借りたものを,さらに借り受けること。 ⇔又貸し 「部屋を―する」

またが・る【跨がる・股がる】🔗🔉

またが・る [3] 【跨がる・股がる】 (動ラ五[四]) (1)両足を開いて乗る。「馬に―・る」 (2)一方から他方に至る。わたる。「一都三県に―・るプロジェクト」「其の宮…北の方洛浜に―・れり/大慈恩寺三蔵法師伝(承徳点)」 [可能] またがれる

またぎ🔗🔉

またぎ [0] 東北地方などの山間部に住む,古い猟法を守って狩りを行う狩猟者。まとぎ。山立(ヤマダチ)。

また-ぎ【叉木・股木】🔗🔉

また-ぎ [2][0] 【叉木・股木】 二またに分かれた枝。

またぎ-がた【叉木形】🔗🔉

またぎ-がた [0] 【叉木形】 叉木を組み合わせて図案化した文様。

また-ぎき【又聞き】🔗🔉

また-ぎき [0] 【又聞き】 (名)スル 話を聞いた人からさらに聞くこと。人づてに聞くこと。「―した話」

またく【全く】🔗🔉

またく [0] 【全く】 (副) 「まったく(全)」に同じ。「―効なきものともなるべし/小説神髄(逍遥)」

また・ぐ【跨ぐ】🔗🔉

また・ぐ [2] 【跨ぐ】 ■一■ (動ガ五[四]) 〔近世以降の語〕 (1)両足を開いて,ものの上を越える。「溝を―・ぐ」 (2)一方から他方へ至らせる。またがる。「海峡を―・ぐ橋」 [可能] またげる ■二■ (動ガ下二) {■一■(1)}に同じ。「西大寺と東大寺とを―・げて立ちたりと/宇治拾遺 1」「足ヲ―・ゲテ歩ム/日葡」 [慣用] 敷居を―・年を―

また・ぐ【急ぐ】🔗🔉

また・ぐ 【急ぐ】 (動ガ四) 心がはやる。あせる。「いつしかと―・ぐ心をはぎにあげて/古今(雑体)」

また-ぐら【股座・胯座】🔗🔉

また-ぐら [0] 【股座・胯座】 両股の間。股間(コカン)。また。

またぐら-ごうやく【股座膏薬】🔗🔉

またぐら-ごうやく ―ガウ― [5] 【股座膏薬】 「内股(ウチマタ)膏薬」に同じ。

また-ぐわ【股鍬】🔗🔉

また-ぐわ ―グハ [0] 【股鍬】 歯の部分が二つ以上に分かれている鍬。二股・三股などがある。

また-げらい【又家来】🔗🔉

また-げらい [3] 【又家来】 家来の家来。陪臣(バイシン)。またもの。

また-こさく【又小作】🔗🔉

また-こさく [3] 【又小作】 地主から借り入れた小作地をさらに他者に貸し付けること。また,その小作地,小作農。孫小作。下小作。又小作させる仲介者を仲小作という。

また-こ・ゆ【胯越ゆ】🔗🔉

また-こ・ゆ 【胯越ゆ】 (動ヤ下二) またいで越える。「蛇を―・えて猶行でます/日本書紀(景行訓)」

また・し【全し】🔗🔉

また・し 【全し】 (形ク) ⇒またい

また-した【股下】🔗🔉

また-した [0] 【股下】 ズボンや袴(ハカマ)などで,股の分かれ目から下。また,その丈。 ⇔股上(マタガミ)

また-しち【又質】🔗🔉

また-しち [0] 【又質】 質にとった質物(シチモツ)を,さらに他に質入れすること。

また-して-も【又しても】🔗🔉

また-して-も [2] 【又しても】 (副) 「また」を強めた語。再び重ねて。またまた。「―勝ちを拾う」「―迷惑をかける」

またしろう-じゃく【又四郎尺】🔗🔉

またしろう-じゃく マタシラウ― [4] 【又四郎尺】 曲尺(カネジヤク)の一種。永正年間(1504-1521)京都の指物師又四郎が作ったと伝えられ,広く大工に用いられた。一尺は30.258センチメートル。 →享保(キヨウホウ)尺 →折衷(セツチユウ)尺

また・す【待たす】🔗🔉

また・す [2] 【待たす】 (動サ五) 「待たせる」に同じ。「タクシーを―・す」

また-ずれ【股擦れ】🔗🔉

また-ずれ [0][4] 【股擦れ】 (名)スル 太股(フトモモ)の内側がすれあって,皮膚がすりむけること。また,その傷。

また・せる【待たせる】🔗🔉

また・せる [3] 【待たせる】 (動サ下一) 相手を待つ状態にする。待たす。「車を―・せている」

また-ぞろ【又候】🔗🔉

また-ぞろ [0] 【又候】 (副) 〔「またそうろう」の転〕 またまた。またしても。「―彼が来た」「行李(トランク)を開けるか開けない中,―海外へ行かうなぞとは/あめりか物語(荷風)」

また-だいかん【又代官】🔗🔉

また-だいかん ―ダイクワン [3] 【又代官】 中世,守護代・地頭代の代わりにその職務を執る者。

ま-たたき【瞬き】🔗🔉

ま-たたき [0][4] 【瞬き】 (名)スル 〔「まだたき」とも〕 (1)またたくこと。まばたき。めばたき。「―する間」 (2)光がちらちら明滅して見えること。「星の―」

ま-たた・く【瞬く】🔗🔉

ま-たた・く [3] 【瞬く】 (動カ五[四]) 〔「目(マ)叩く」の意。「まだたく」とも〕 (1)まぶたをぱちぱち開けたり閉じたりする。まばたきをする。「目を―・く」 (2)灯火や星が消えそうになってちらちらする。「町の灯(ヒ)が―・く」「星が―・く夜」 (3)やっと生きている。「よみぢのほだしにもて煩ひ聞えてなむ―・き侍る/源氏(玉鬘)」 [可能] またたける

また-だのみ【又頼み】🔗🔉

また-だのみ [3] 【又頼み】 人づてに頼むこと。

またたび【木天蓼】🔗🔉

またたび [0][2] 【木天蓼】 マタタビ科のつる性落葉木本。山中に自生。広卵形の葉を互生,花期には枝先の葉が白変する。夏,ウメに似た白花を開く。液果は狭卵形で先がとがり,黄色に熟して食べられる。虫こぶのある実は薬用にする。茎・葉・実とも猫類の好物。夏梅。[季]夏。 木天蓼 [図]

また-たび【股旅】🔗🔉

また-たび [0] 【股旅】 近世,博徒・遊び人・芸者などが諸国を股にかけて渡り歩くこと。

またたび-もの【股旅物】🔗🔉

またたび-もの [0] 【股旅物】 各地を渡り歩く博徒・侠客を主人公とした,時代劇・通俗小説・映画など。

ま-たで【真蓼】🔗🔉

ま-たで [1] 【真蓼】 ヤナギタデの別名。

また-でし【又弟子】🔗🔉

また-でし [0] 【又弟子】 弟子の弟子。孫弟子。

マタドール(スペイン) matador🔗🔉

マタドール [3] (スペイン) matador 闘牛で,剣で牛に最後のとどめを刺す主役の闘牛士。 →トレアドール →ピカドール

また-と-な・い【又と無い】🔗🔉

また-と-な・い 【又と無い】 (連語) ⇒「又(マタ)」の句項目

また-どなり【又隣】🔗🔉

また-どなり [3] 【又隣】 一軒おいて隣の家。隣の隣。

また-な・し【又無し】🔗🔉

また-な・し 【又無し】 (形ク) 二つとない。この上ない。これにまさるものはない。「我が―・く慕ふ母の/舞姫(鴎外)」

マタニティーmaternity🔗🔉

マタニティー [2] maternity (1)「妊婦の」「出産の」の意。 (2)マタニティー-ドレスの略。

マタニティー-ドレスmaternity dress🔗🔉

マタニティー-ドレス [6] maternity dress 妊娠中に着るドレス。寸法の調節ができ,体をゆったり包むものが多い。

マタニティー-ブルーmaternity blue🔗🔉

マタニティー-ブルー [7] maternity blue 出産直後の母親にみられる抑鬱(ウツ)や情緒不安定な状態。

また-ね【又寝・復寝】🔗🔉

また-ね [0] 【又寝・復寝】 一度目を覚まして再び寝ること。

また-の【又の】🔗🔉

また-の 【又の】 (連語) (連体詞的に用いて)「別の」「ほかの」「次の」などの意を表す。「今回は見送って―機会に譲ろう」

またの-あした【又の朝】🔗🔉

またの-あした 【又の朝】 翌朝。あくる朝。「―御文とくあり/源氏(胡蝶)」

またの-とし【又の年】🔗🔉

またの-とし [2] 【又の年】 翌年。あくる年。

またの-な【又の名】🔗🔉

またの-な [2] 【又の名】 ほかの名前。別の名。一名。「平賀源内,―を風来山人」

またの-ひ【又の日】🔗🔉

またの-ひ [2] 【又の日】 (1)ほかの日。別の日。後日。「―にお伺い致しましょう」 (2)翌日。「野分の―/枕草子 200」

またの-よ【又の世】🔗🔉

またの-よ 【又の世】 次の世。来世。又の生(シヨウ)。「後の世のため―のため/仏足石歌」

また-は【又は】🔗🔉

また-は [2] 【又は】 (接続) 二つ以上の事柄のどれを選んでもよい意を表す。それでなければ。あるいは。もしくは。「万年筆―ボール-ペンを使用すること」 〔法律文などでは,選択される語句に段階がある場合,大きい段階に「または」を,小さい段階に「もしくは」を用いる。→もしくは〕

マタ-ハリMata Hari🔗🔉

マタ-ハリ Mata Hari (1876-1917) オランダのダンサー。第一次大戦前夜,パリのムーラン-ルージュで人気を博したが,ドイツのスパイとして捕らえられ,処刑死。 〔マタ‐ハリはマレー語で太陽の目の意。この事件以後,女スパイの代名詞ともなった〕

ま-たび【真旅】🔗🔉

ま-たび 【真旅】 本格的な旅。長い旅。「旅とへど―になりぬ/万葉 4388」

また-び【股火】🔗🔉

また-び [2] 【股火】 火鉢・行火(アンカ)などに,またがるようにしてあたること。

また-びさし【又庇・又廂】🔗🔉

また-びさし [3] 【又庇・又廂】 「孫庇(マゴビサシ)」に同じ。

また-ひばち【股火鉢】🔗🔉

また-ひばち [3] 【股火鉢】 火鉢にまたがるようにして暖をとること。

またへい【又平】🔗🔉

またへい 【又平】 (1)近松の浄瑠璃「傾城反魂香(ケイセイハンゴンコウ)」の登場人物。土佐光信の弟子の吃(ドモリ)の絵師。見かけの愚鈍さのために軽んじられるが,必死の思いで手水鉢(チヨウズバチ)に描いた自画像が裏に抜け,その技量を知った師に土佐の名を許される。吃(ドモ)の又平。浮世又平。 (2)〔(1)に用いるところから〕 文楽の首(カシラ)の一。善良だが間の抜けた滑稽役に使用。眉(マユ)が太く口をへの字に結んでいる。

ま-たま【真玉】🔗🔉

ま-たま 【真玉】 〔「真」は接頭語〕 玉の美称。「真杙(マクイ)には―をかけ/古事記(下)」

また-また【又又】🔗🔉

また-また [0][2] 【又又】 (副) 〔「また(又)」を重ねて強めた語〕 再び。重ねて。「―大事件だ」「―ご冗談を」

また(和英)🔗🔉

また (1)[再び]again;→英和 once more[again].(2)[もまた]too;→英和 also.→英和 ⇒−も. (3)[その上]moreover;→英和 besides.→英和 いつかまた some other time.〜とない matchless;→英和 unique;→英和 unequaled.〜とない機会 a golden opportunity.

また【股】(和英)🔗🔉

また【股】 the groin;→英和 the thigh (もも);→英和 a fork (叉).→英和 股を広げて with one's feet[legs,knees]apart.

またいとこ【又従兄弟】(和英)🔗🔉

またいとこ【又従兄弟】 a second cousin.

またがし【又貸しする】(和英)🔗🔉

またがし【又貸しする】 sublet;→英和 sublease.→英和

またがり【又借りする】(和英)🔗🔉

またがり【又借りする】 borrow(at) second hand.

またがる【跨る】(和英)🔗🔉

またがる【跨る】 mount[sit astride];→英和 [わたる]extend[spread].→英和 川に〜橋 a bridge (built) across[over]the river.→英和

またぎき【又聞き】(和英)🔗🔉

またぎき【又聞き】 hearsay;→英和 (a) rumor (噂).→英和 〜する learn[know]by[through]hearsay.

またぐ【跨ぐ】(和英)🔗🔉

またぐ【跨ぐ】 step over[across];cross.→英和

またぐら【股座】(和英)🔗🔉

またぐら【股座】 ⇒股.

またした【股下】(和英)🔗🔉

またした【股下】 the inside leg.

またずれ【股ずれ】(和英)🔗🔉

またずれ【股ずれ】 a thigh sore.

またたき【瞬き】(和英)🔗🔉

またたき【瞬き】 ⇒瞬(まばた)き.

またたく【瞬く】(和英)🔗🔉

またたく【瞬く】 ⇒瞬(まばた)き(する).

またたくまに【瞬く間に】(和英)🔗🔉

またたくまに【瞬く間に】 in the twinkling of an eye;→英和 in an instant.→英和

またどなり【また隣り】(和英)🔗🔉

またどなり【また隣り】 next-door but one.

マタニティー(ドレス)(和英)🔗🔉

マタニティー(ドレス) a maternity wear.

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