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あき‐び【空日・明日】🔗🔉

あき‐び【空日・明日】 手、体のあいている日。特に、遊女の、客がつかなくてひまな日をいう。

あした【朝・明日】🔗🔉

あした【朝・明日】 1 夜が明けて明るくなった頃。あさ。古くは、夜の終わった時をいう意識が強い。*万葉‐四二〇九「安志多(アシタ)には門(かど)に出で立ち夕(ゆふへ)には谷を見渡し」 2 (多く、前日、または前夜、何か事のあったその次の朝をさしていう)あくる朝。翌朝。明朝。*古今‐八七三「五節のあしたに」 3 (転じて)次の日。翌日。明日。あす。 4 朝の食事。朝食。 5 植物「あしたば(明日葉)」の異名。 ●朝に紅顔ありて夕べに白骨となる 生死の計り知れないこと、世の無常なことにいう。 ●朝に星をかずく (「呂氏春秋‐開春論」の「以星出、以星入」による)まだ星が残っている夜明けに起きて、勤勉に働く。 ●朝に道を=聞かば[=聞いて]夕べに死すとも可なり (「論語‐里仁」の「子曰、朝聞道、夕死可矣」による)朝に大事な道を聞いて会得したなら、その晩死んでも心残りはない、の意で、道(真理)のきわめて重要なことを強調したもの。 ●朝に夕べを=謀(はか)らず[=慮(おもんぱか)らず] (「春秋左伝‐昭公元年」の「吾儕偸食、朝不夕、何其長也」による)朝にその夕方のことを考えない。目前の将来のことを考えないこと、また、考える余裕のないこと。 ●朝の雲夕べの雨 (「宋玉‐高唐賦」の「旦為朝雲、暮為行雨」に基づく「朝雲暮雨」の訓読み)男女の交わり。はかなく消える恋という気持にも用いる。 ●朝の露(つゆ) 朝、草葉などにおいている露。消えやすいところから短くはかないことのたとえに用いる。 ●朝の物(もの) 近世、宮中で朝餉(あさがれい)の前に天皇に奉る餅、粽(ちまき)、菓子の類。 ●明日は明日(あした)の風が吹く 明日はまた、別のなりゆきになる。時のなりゆきにまかせて、くよくよしない気分でいう。

●明日は明日(あした)の風が吹く🔗🔉

●明日は明日(あした)の風が吹く 明日はまた、別のなりゆきになる。時のなりゆきにまかせて、くよくよしない気分でいう。 あしだ【芦田】 長野県東部、立科町の地名。中山道の望月と長久保との間にあった宿駅。

あした‐ぐさ【明日草】🔗🔉

あした‐ぐさ【明日草】 「あしたば(明日葉)」の異名。

あした‐ば【明日葉・鹹草】🔗🔉

あした‐ば【明日葉・鹹草】 (非常に強壮で今日刈り取っても翌日は再び若葉が出るというところからいう)セリ科の多年草。関東地方南部、伊豆七島、紀伊半島の海岸地などに自生。高さ約一メートル。茎や葉を切ると薄黄色の液汁がでる。葉は大形の羽状複葉で、小葉は卵形で縁に鋸歯がある。秋、枝先に淡黄色の小さな花が多数集まって咲き、大きな半球形の花序となる。実は長さ一センチメートルほどのやや扁平な長楕円形。若葉は食用となる。あしたぐさ。あした。はちじょうそう。

あす【明日】🔗🔉

あす【明日】 1 現在を基点として、次の日。「あした」よりやや改まったいい方。 2 次の日からの近い将来。「日本の明日を担う」 ●明日ありと思う 次の機会があると思って、今できることをしないこと。「明日ありと思ふ心の仇桜」 ●明日=知らぬ[=知れぬ・もわからぬ] 近い将来はどうなるかわからない。「明日知れぬ命」 ●明日の事を=言えば[=思えば]鬼が笑う 世の中の事は予見できないことをいう。 ●明日=の[=は]淵瀬(ふちせ) (「古今‐九三三」の「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」による)明日にはどう変わるかわからない、将来の成り行きがわからない。 ●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ 明日はこの広い人間世間の塵となって飛び消えるものなら消えてしまえ。どうなろうとなるようになれ。

●明日ありと思う🔗🔉

●明日ありと思う 次の機会があると思って、今できることをしないこと。「明日ありと思ふ心の仇桜」 ●明日=知らぬ[=知れぬ・もわからぬ] 近い将来はどうなるかわからない。「明日知れぬ命」 ●明日の事を=言えば[=思えば]鬼が笑う 世の中の事は予見できないことをいう。 ●明日=の[=は]淵瀬(ふちせ) (「古今‐九三三」の「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」による)明日にはどう変わるかわからない、将来の成り行きがわからない。 ●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ 明日はこの広い人間世間の塵となって飛び消えるものなら消えてしまえ。どうなろうとなるようになれ。 あ・す【浅す・褪す】 〔自サ下二〕⇒あせる(浅)

●明日=知らぬ[=知れぬ・もわからぬ]🔗🔉

●明日=知らぬ[=知れぬ・もわからぬ] 近い将来はどうなるかわからない。「明日知れぬ命」 ●明日の事を=言えば[=思えば]鬼が笑う 世の中の事は予見できないことをいう。 ●明日=の[=は]淵瀬(ふちせ) (「古今‐九三三」の「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」による)明日にはどう変わるかわからない、将来の成り行きがわからない。 ●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ 明日はこの広い人間世間の塵となって飛び消えるものなら消えてしまえ。どうなろうとなるようになれ。 あ・す【浅す・褪す】 〔自サ下二〕⇒あせる(浅)

●明日の事を=言えば[=思えば]鬼が笑う🔗🔉

●明日の事を=言えば[=思えば]鬼が笑う 世の中の事は予見できないことをいう。 ●明日=の[=は]淵瀬(ふちせ) (「古今‐九三三」の「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」による)明日にはどう変わるかわからない、将来の成り行きがわからない。 ●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ 明日はこの広い人間世間の塵となって飛び消えるものなら消えてしまえ。どうなろうとなるようになれ。 あ・す【浅す・褪す】 〔自サ下二〕⇒あせる(浅)

●明日=の[=は]淵瀬(ふちせ)🔗🔉

●明日=の[=は]淵瀬(ふちせ) (「古今‐九三三」の「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」による)明日にはどう変わるかわからない、将来の成り行きがわからない。 ●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ 明日はこの広い人間世間の塵となって飛び消えるものなら消えてしまえ。どうなろうとなるようになれ。 あ・す【浅す・褪す】 〔自サ下二〕⇒あせる(浅)

●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ🔗🔉

●明日は閻浮(えんぶ)の塵(ちり)ともならばなれ 明日はこの広い人間世間の塵となって飛び消えるものなら消えてしまえ。どうなろうとなるようになれ。 あ・す【浅す・褪す】 〔自サ下二〕⇒あせる(浅)

あすか【飛鳥・明日香】🔗🔉

あすか【飛鳥・明日香】 (「飛鳥」の字は、「明日香」の枕詞「とぶとり」を当てたもの) 奈良県高市郡明日香村付近一帯の称。北は大和三山にかぎられ、中央を飛鳥川が流れる。豊浦宮に推古天皇が即位して後百余年間都が置かれ、飛鳥浄御原宮(あすかのきよみはらのみや)、橘寺、高松塚古墳、丸山古墳など多くの史跡に富む。歌枕。 「あすかやま(飛鳥山)」の略。

あすか‐かぜ【飛鳥風・明日香風】🔗🔉

あすか‐かぜ【飛鳥風・明日香風】 大和(奈良県)の明日香地方に吹く風。

あすか‐がわ【飛鳥川・明日香川】(‥がは)🔗🔉

あすか‐がわ【飛鳥川・明日香川】(‥がは) 奈良県明日香地方を流れる川。高取山を源とし、大和川に入る。全長二八キロメートル。昔は流路がたびたび変わったので無常の世のたとえとされ、また、「あす」という音から、「明日(あす)」にかけても用いられた。歌枕。*古今‐九三三「世の中は何か常なるあすかがは」 能楽。四番目物。世阿弥作。金剛、喜多流。母親に生別した少年友若が、飛鳥川のほとりで尋ねる母と再会する筋。観世、宝生、金春流では、サシ、クセの部分を闌曲(らんぎょく)とする。 茶入れの名。瀬戸、金華山窯(がま)製、伝加藤藤四郎(三代)作できゃしゃな細工。また、この様式を模した茶入れ。 ●飛鳥川の人心(ひとごころ) 飛鳥川の淵瀬が定まらないように、変わりやすい人の心。 ●飛鳥川の淵瀬(ふちせ) (「古今‐九三三」による)一定不変でないさま。変わりやすいことにたとえていう。

あす‐な【明日菜】🔗🔉

あす‐な【明日菜】 「あしたば(明日葉)」の異名。

あす‐ひ【明日檜】🔗🔉

あす‐ひ【明日檜】 「あすなろ(翌檜)」の異名。

あすひ‐かずら【明日檜蔓・翌檜蔓・地刷子】(‥かづら)🔗🔉

あすひ‐かずら【明日檜蔓・翌檜蔓・地刷子】(‥かづら) シダ類ヒカゲノカズラ科の常緑多年草。やや寒い地方の山地に生える。茎は黄緑色の扁平な紐状で長く地上をはい、多数分枝する。葉は細い鱗片状またはひし形でアスナロの葉と似ている。夏、枝先に胞子嚢穂(のうすい)をつける。あすひぐさ。

あす‐わ‐ひのき【明日わ檜】(‥は‥)🔗🔉

あす‐わ‐ひのき【明日わ檜】(‥は‥) (明日(あす)はひのきになろうの意)「あすなろ(翌檜)」の異名。

みょう‐にち【明日】(ミャウ‥)🔗🔉

みょう‐にち【明日】(ミャウ‥) 現在を基点として、次の日。あす。あくるひ。翌日。みょうじつ。めいじつ。

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