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ぼう【棒】🔗🔉

ぼう【棒】 1 細長くて、手に持って振りまわすことができるくらいの木・竹・金属製などのもの。 2 樫(かし)などの堅い木を六尺(約一・八メートル)ぐらいの長さに細長く削って武具としたもの。また、それを使う武術。棒術。 3 三尺棒のこと。 4 本来折れたり曲がったりするものが、かたくつっぱってしまうこと。特に足についていい、疲れたりして足の関節の自由がきかなくなってしまうこと。また、その足。「足が棒になる」 5 真直ぐに引いて描いた線。 6 折れたり、まがったりせず、真直ぐであること。単調で変化のないこと。 [補注]従来、歴史的仮名づかいは「ボウ」とされているが、鎌倉・室町時代の資料によって「バウ」であるとする説もある。 ●棒に振(ふ)る それまでの努力や苦心の結果をすっかり無駄にする。ふいにする。 ●棒ほど願って針(はり)ほど叶(かな)う 願望のなかなかかなえられないことをたとえていう。 ●棒を折(お)る (「棒」はつっかい棒)手を引く。中途で投げ出す。 ●棒を引(ひ)く 真直ぐ線を引く。書いてある字の上に線を引いて消す。帳消しにする。棒引きにする。

●棒に振(ふ)る🔗🔉

●棒に振(ふ)る それまでの努力や苦心の結果をすっかり無駄にする。ふいにする。 ●棒ほど願って針(はり)ほど叶(かな)う 願望のなかなかかなえられないことをたとえていう。 ●棒を折(お)る (「棒」はつっかい棒)手を引く。中途で投げ出す。 ●棒を引(ひ)く 真直ぐ線を引く。書いてある字の上に線を引いて消す。帳消しにする。棒引きにする。 ぼう【貌】(バウ) かたち。すがた。みめ。容貌。顔色。また外観。

●棒ほど願って針(はり)ほど叶(かな)う🔗🔉

●棒ほど願って針(はり)ほど叶(かな)う 願望のなかなかかなえられないことをたとえていう。 ●棒を折(お)る (「棒」はつっかい棒)手を引く。中途で投げ出す。 ●棒を引(ひ)く 真直ぐ線を引く。書いてある字の上に線を引いて消す。帳消しにする。棒引きにする。 ぼう【貌】(バウ) かたち。すがた。みめ。容貌。顔色。また外観。

●棒を折(お)る🔗🔉

●棒を折(お)る (「棒」はつっかい棒)手を引く。中途で投げ出す。 ●棒を引(ひ)く 真直ぐ線を引く。書いてある字の上に線を引いて消す。帳消しにする。棒引きにする。 ぼう【貌】(バウ) かたち。すがた。みめ。容貌。顔色。また外観。

●棒を引(ひ)く🔗🔉

●棒を引(ひ)く 真直ぐ線を引く。書いてある字の上に線を引いて消す。帳消しにする。棒引きにする。 ぼう【貌】(バウ) かたち。すがた。みめ。容貌。顔色。また外観。

ぼう‐あおのり【棒青海苔】(‥あをのり)🔗🔉

ぼう‐あおのり【棒青海苔】(‥あをのり) 緑藻類アオサ科の海藻。各地の浅海の岩上に着生し、長さ五〜三〇センチメートル、時に数メートルになる。幅約五センチメートル。緑色ひも状で中空。食用としたり、紙にすき入れたりする。

ぼう‐あきない【棒商】(‥あきなひ)🔗🔉

ぼう‐あきない【棒商】(‥あきなひ) 天秤棒(てんびんぼう)で商品をかついで売り歩く商い。

ぼう‐あんき【棒暗記】🔗🔉

ぼう‐あんき【棒暗記】 意味を考えないで、文章や事項などをそのまま暗記すること。

ぼう‐うき【棒浮】🔗🔉

ぼう‐うき【棒浮】 1 =ふかん(浮桿) 2 釣りで、多く垂直に立てて魚信をとる棒状のうき。

ぼうおくみ‐だち【棒衽裁】🔗🔉

ぼうおくみ‐だち【棒衽裁】 和服の裁ち方の一つ。おくみを棒のように長方形に裁つこと。棒裁ち。

ぼう‐おし【棒押】🔗🔉

ぼう‐おし【棒押】 二人で棒の両端を持って押し合い、力くらべをすること。また、その遊び。

ぼう‐がしら【棒頭】🔗🔉

ぼう‐がしら【棒頭】 1 駕籠かき人足のかしら。 2 転じて、一般に人足のかしら。

ぼう‐きれ【棒切】🔗🔉

ぼう‐きれ【棒切】 (「ぼうぎれ」とも)棒のきれはし。

ぼう‐ぐい【棒杭・棒杙】(‥ぐひ)🔗🔉

ぼう‐ぐい【棒杭・棒杙】(‥ぐひ) 棒状のくい。まるい木材のくい。

ぼう‐ぐみ【棒組】🔗🔉

ぼう‐ぐみ【棒組】 1 駕籠かきの相手。相棒。転じて、駕籠かき。 2 仲間。一味。*滑・浮世風呂‐三「棒組お揃ひだね」 3 印刷工程の植字で、字詰と行間だけを指定通りにし、出来上がり面には関係なく、連続して組んで行く仮組。

ぼうぐみ‐きゃく【棒組客】🔗🔉

ぼうぐみ‐きゃく【棒組客】 仲間どうしの客。一組になっている遊客。

ぼう‐グラフ【棒グラフ】🔗🔉

ぼう‐グラフ【棒グラフ】 グラフの一つ。関数の値を表す線分または棒状の図形を並べて、関数の変化の状態を示すもの。線グラフ。

ぼうけ‐あみ【棒受網・謀計網】🔗🔉

ぼうけ‐あみ【棒受網・謀計網】 敷網の一種。方形の網で、一端に浮子をつけ他端を水中に沈めておき、魚を誘い集めて網の裾を揚げて捕るもの。

ぼう‐けし【棒消】🔗🔉

ぼう‐けし【棒消】 棒線を引いて、書かれた字などを消すこと。転じて、ある物事を取り消しにすること。帳消し。棒引き。

ぼう‐ごえ【棒肥】🔗🔉

ぼう‐ごえ【棒肥】 樹木などの周囲に、棒ぐいなどでところどころ穴をあけ、その中に肥料を施し、土をかけること。

ぼう‐さき【棒先】🔗🔉

ぼう‐さき【棒先】 1 棒の先端。 2 駕籠(かご)などをかつぐ棒の先端。ぼうばな。また、それをかつぐ人。先棒。 3 大名の陸尺(ろくしゃく)などが駕籠屋から取りたてた賄賂(わいろ)。 ●棒先を=切(き)る[=撥(は)ねる] 買物などの代金のうわまえを取る。

●棒先を=切(き)る[=撥(は)ねる]🔗🔉

●棒先を=切(き)る[=撥(は)ねる] 買物などの代金のうわまえを取る。 ほう‐さく【方策】(ハウ‥) 1 (「方」は木の板、「策」は竹簡。ともに中国古代で、記録に用いられたところから)記録。文書。また、書物。 2 はかりごと。計略。策略。また、てだて。方法。「方策を立てる」

ぼう‐ざとう【棒砂糖】(‥ザタウ)🔗🔉

ぼう‐ざとう【棒砂糖】(‥ザタウ) (「ぼうさとう」とも)丸く棒状にかためた上等のざらめ砂糖。

ぼう‐ざや【棒鞘】🔗🔉

ぼう‐ざや【棒鞘】 (「ぼうさや」とも)刀剣の丸鞘。

ぼう‐じしゃく【棒磁石】🔗🔉

ぼう‐じしゃく【棒磁石】 棒状の磁石。

ぼう‐しばり【棒縛】🔗🔉

ぼう‐しばり【棒縛】 身体に棒をあてて、自由がきかなくなるようにしばること。 狂言。各流。太郎冠者・次郎冠者が自分の留守中いつも酒を盗んで飲むことを知った主人が、太郎冠者の両手首を棒にしばりつけ、次郎冠者も後ろ手にしばって外出する。しかし、二人は工夫して酒を飲み、酔ってうたい舞う。

ぼう‐じま【棒縞】🔗🔉

ぼう‐じま【棒縞】 太い縞模様。また、その模様の衣服。

ぼう‐じゅつ【棒術】🔗🔉

ぼう‐じゅつ【棒術】 樫(かし)などの棒を武器とする武術。古くは、八尺(約二・四メートル)ぐらいの金撮棒(かなさいぼう)が多かったが、のち、丸い六尺(約一・八メートル)ぐらいの棒が用いられた。また、半棒という三尺(約〇・九メートル)ぐらいの棒を用いるものもある。棒の手。棒法。

ぼう‐じょう【棒状】(‥ジャウ)🔗🔉

ぼう‐じょう【棒状】(‥ジャウ) 棒のような形。

ぼう‐たおし【棒倒】(‥たふし)🔗🔉

ぼう‐たおし【棒倒】(‥たふし) 二組に分かれて、相手方の立てている棒を早く倒した方を勝ちとする競技。

ぼう‐たかとび【棒高跳】🔗🔉

ぼう‐たかとび【棒高跳】 陸上競技の一つ。一定距離を助走し、棒の一端を地に突き立てて跳躍してバーを飛び越え、その高さを競うもの。ポールジャンプ。

ぼう‐だち【棒立】🔗🔉

ぼう‐だち【棒立】 棒のようにまっすぐに立つこと。驚いてつったったままでいること。また、馬などが前脚を高く上げて立つこと。

ぼう‐だち【棒裁】🔗🔉

ぼう‐だち【棒裁】 =ぼうおくみだち(棒衽裁)

ぼう‐だま【棒球】🔗🔉

ぼう‐だま【棒球】 野球で、威力のない直球。

ぼう‐だら【棒鱈】🔗🔉

ぼう‐だら【棒鱈】 1 鱈を背から三枚におろし、頭、背などをとって日干しにしたもの。干鱈。《季・春》 2 よっぱらい。酔客。

ぼう‐たん【棒炭】🔗🔉

ぼう‐たん【棒炭】 円柱形に作った炭団(たどん)。

ぼう‐ちぎり【棒乳切・棒千切】🔗🔉

ぼう‐ちぎり【棒乳切・棒千切】 「ぼうちぎりき(棒乳切木)」の略。

ぼうちぎり‐き【棒乳切木・棒千切木】🔗🔉

ぼうちぎり‐き【棒乳切木・棒千切木】 (「乳切木」は両端を太く中央をやや細くした棒)担ったり振ったりするのに適当な棒。喧嘩などに用いる棍棒。

ぼう‐ちぎれ【棒乳切・棒千切】🔗🔉

ぼう‐ちぎれ【棒乳切・棒千切】 (「ぼうちぎり(棒乳切)」の変化)=ぼうちぎりき(棒乳切木)

ぼう‐つかい【棒遣】(‥つかひ)🔗🔉

ぼう‐つかい【棒遣】(‥つかひ) 棒をつかうこと。また、その術の上手な人。

ぼう‐つき【棒突】🔗🔉

ぼう‐つき【棒突】 六尺棒を突き歩きながら警戒する人。社寺や辻番所の番人などをいった。

ぼう‐てふり【棒手振】🔗🔉

ぼう‐てふり【棒手振】 =ぼてふり(棒手振)

ぼう‐ね【棒根】🔗🔉

ぼう‐ね【棒根】 真っ直に下へ向いて伸びている草木の根。立根(たつね)。

ぼう‐ねじ【棒捩】(‥ねぢ)🔗🔉

ぼう‐ねじ【棒捩】(‥ねぢ) 向かい合った二人が一本の棒のそれぞれの端を持って互いにねじりあう遊び。

ぼう‐ばな【棒端・棒鼻】🔗🔉

ぼう‐ばな【棒端・棒鼻】 (「ぼうはな」とも) 1 棒の先端。駕籠などをかつぐ棒の先。 2 転じて、いちばん先。先頭。最初。 3 (宿場の境には境界を示す棒ぐいが立っていたところから)宿駅のはずれ。

ぼう‐ばり【棒針】🔗🔉

ぼう‐ばり【棒針】 先がとがった棒状の編物用の針。

ぼう‐びき【棒引】🔗🔉

ぼう‐びき【棒引】 1 線を引くこと。特に、帳簿などの記載を棒を引いて消すこと。 2 転じて、金銭の貸し借りをなしにすること。帳消し。「借金を棒引にする」 3 長音を表す書き方。「ぼう」を「ぼー」、「ああ」を「あー」と書くような表し方。

ぼうびき‐かなづかい【棒引仮名遣】(‥かなづかひ)🔗🔉

ぼうびき‐かなづかい【棒引仮名遣】(‥かなづかひ) 字音語や感動詞の長音を棒引きの符号「ー」で表す仮名遣い。たとえば「学校」を「がっこー」、「いいえ」を「いーえ」などとするもの。明治三三年の小学校令施行規則によって学校で用いられたが、八年後廃止された。

ぼう‐びや【棒火矢・棒火箭】🔗🔉

ぼう‐びや【棒火矢・棒火箭】 鉄製の筒に火薬をこめて発射した一種の火矢。

ぼう‐ふら【孑孑・孑・棒振】🔗🔉

ぼう‐ふら【孑孑・孑・棒振】 (泳ぐときに棒を振るように体を屈折させるところからという)蚊の幼虫。体長五ミリメートル内外。体は細長く、普通黒褐色。頭は丸く、背面に剛毛があり尾端に呼吸管を持つ。下水・水田などにすみ、おもに微生物を食べる。水中を活発に動き、浮上して空気を吸う。成熟すると脱皮して「おにぼうふら」と呼ばれるさなぎとなり、頭部が大きい。腹部を屈伸して泳ぐ。ぼうふり。ぼうふりむし。《季・夏‐秋》

ぼう‐ふり【孑孑・棒振】🔗🔉

ぼう‐ふり【孑孑・棒振】 =ぼうふら(孑孑)

ぼう‐ふり【棒振】🔗🔉

ぼう‐ふり【棒振】 1 棒を振りまわすこと。 2 江戸時代、江戸府中の巡邏。書院組・小姓組が、白張提灯に棒二本を持たせて回ったところからの称。

ぼうふり‐けんじゅつ【棒振剣術】🔗🔉

ぼうふり‐けんじゅつ【棒振剣術】 棒を振りまわすような型も流儀もない、でたらめな剣術。

ぼう‐べに【棒紅】🔗🔉

ぼう‐べに【棒紅】 棒状に固めた口紅。

ぼう‐まゆ【茫眉・棒眉】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐まゆ【茫眉・棒眉】(バウ‥) 眉をそり落として墨で描いた置き眉の一種。堂上家の若年のものが一文字に描いた端を淡くぼかした眉の形状からいう。

ぼう‐よみ【棒読】🔗🔉

ぼう‐よみ【棒読】 1 漢文を、返点(かえりてん)などつけないで字の順に読むこと。 2 文章を、区切りや抑揚をつけないで一本調子に読み下すこと。

ぼう‐らん【棒蘭】🔗🔉

ぼう‐らん【棒蘭】 ラン科の常緑多年草。紀伊半島以西の暖帯の樹木に着生する。高さ三〇センチメートル。茎は緑色のさやにつつまれ、葉は硬く肉質で円柱状、長さ約一〇センチメートル。夏、葉に対生して径一センチメートルぐらいの淡紅色の不整正花を数個穂状につける。

ぼう‐り【棒利】🔗🔉

ぼう‐り【棒利】 元金をなしくずしに弁済するとき、利息だけは元金全体に対して一定率を支払わせるもの。

ぼけ‐あみ【棒受網・謀計網】🔗🔉

ぼけ‐あみ【棒受網・謀計網】 =ぼうけあみ(俸受網)

ぼ‐て【棒手】🔗🔉

ぼ‐て【棒手】 =ぼてふり(棒手振)

ぼて‐ふり【棒手振】🔗🔉

ぼて‐ふり【棒手振】 (「ぼうてふり(棒手振)」の変化)品物をかついだりさげたりして、呼び声をたてて売り歩くこと。また、その人。江戸では、特に魚市場と料理屋の間にあって、魚の売買をした人をいった。振売り。ぼてかつぎ。ぼて。

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