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かえり【返り(▽反り)】カヘリ🔗⭐🔉
かえり【返り(▽反り)】カヘリ

名
表裏・上下が逆になるなど、物の向きが反対になること。ひっくりかえること。
返事。返信。また、返歌。かえし。
返り点。







かえり‐うち【返り討ち】カヘリ━🔗⭐🔉
かえり‐うち【返り討ち】カヘリ━

名
かたきを討とうとして、逆に自分が討たれること。
「━にあう」




かえり‐ざき【返り咲き】カヘリ━🔗⭐🔉
かえり‐ざき【返り咲き】カヘリ━

名
花が時節を過ぎてもう一度咲くこと。特に、春咲いた花が秋になって再び咲くこと。
一度ある地位から退いたものが、再びその地位について活躍すること。
「政界に━をする」
かえりざ・く(自五)
関連語
大分類‖植物‖しょくぶつ
中分類‖咲く‖さく







かえり‐しんざん【帰り新参(返り新参)】カヘリ━🔗⭐🔉
かえり‐しんざん【帰り新参(返り新参)】カヘリ━

名
一度やめた職場に戻って再び働くこと。また、その人。




かえり‐ち【返り血】カヘリ━🔗⭐🔉
かえり‐ち【返り血】カヘリ━

名
刃物で相手を切ったとき、自分にはね返ってくる血。
「━を浴びる」




かえり‐てん【返り点】カヘリ━🔗⭐🔉
かえり‐てん【返り点】カヘリ━

名
漢文を訓読するとき、漢字の左下につけて返り読む順序を示す符号。「
」、一・二・三、上・中・下、甲・乙・丙、天・地・人などを用いる。
「━を打つ」





かえり‐ばな【返り花】カヘリ━🔗⭐🔉
かえり‐ばな【返り花】カヘリ━

名
返り咲きをした花。




かえり・みる【省みる】カヘリミル🔗⭐🔉
かえり・みる【省みる】カヘリミル

他上一
自分のしたことを振り返ってよく考える。反省する。
「胸に手を当てて己おのれを━」
「わが身の至らなさを━・みて涙にくれる」
「自ら━・みてやましいところがない」
◇「返り見る」意。「顧みる」と同語源。
関連語
大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい
中分類‖反省‖はんせい




かえり・みる【顧みる】カヘリミル🔗⭐🔉
かえり・みる【顧みる】カヘリミル

他上一
ふりむいて後ろを見る。振り返る。また、首を動かして辺りを見る。
「姉は後ろを歩く妹を━・みた」
「『先刻表へ出て、あの花を買って来ました』と代助は自分の周囲を━・みた
漱石
」
「左右を━・みて言葉を続ける」
過ぎ去ったことを思い起こして考える。回顧する。
「過去を━」
「わが身の上を━」
「過去の小事件など、誰も捨てて━・みない」
心にかける。気にかける。
「危険も━・みないで旅立つ」
「失礼をも━・みずにお伺い致します」
「料理が冷めるのも━・みずに話し込む」
多く、否定的文脈で使う。
◆「返り見る」意。
関連語
大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい
中分類‖反省‖はんせい










【顧みて他たを言・う】🔗⭐🔉
【顧みて他たを言・う】
返答に詰まったとき、辺りを見回してさりげなく話題を変えてごまかす。
◇『孟子』にある斉の宣王の故事による。
「顧みて(=辺りを見て)」を「省みて(=反省して)」とするのは誤り。

明鏡国語辞典に「かえり」で始まるの検索結果 1-13。