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たお・す【倒す(斃す・仆す)】タフス🔗🔉

たお・す【倒す(斃す・仆す)】タフス 他五 支えを失わせるような力を加えて、立っているものを横にする。〔意志的な行為にもそうでないものにもいう〕 「ブルドーザーで塀を━」 「一投目ですべてのピンを━」 「殴りつけて相手を━」 「レバーを手前に━」 「過ってコップを━・した」 を主語にしていう言い方もできる。「竜巻が屋根を飛ばし壁を━・して去っていった」 敵対する勢力を破って、存続できなくする。打倒する。 「幕府[内閣・軍事政権]を━」 勝負で相手を打ち負かす。 「ダークホースが強豪を━」 「横綱が大関を━」 生命を奪う。殺す。 「一撃の下に敵将を━」 「ハンターが銃で猛獣を━」 「一撃の下に斃[仆]す」などとも書くが、今は一般に「倒」を使う。 借りた金を返さないで、相手に損害を与える。踏み倒す。 「借金を━」 倒せる 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす 大分類‖戦争‖せんそう 中分類‖侵攻‖しんこう

たお・れる【倒れる(斃れる・仆れる)】タフレル🔗🔉

たお・れる【倒れる(斃れる・仆れる)】タフレル 自下一 立っているものが自分の力で支えきれなくなって、横になる。 「台風で木が━」 「めまいがしてその場にばたりと━」 「━・れた家屋の下敷きになる」 「━・れた人を助け起こす」 ある勢力が敵対者の力に負けて存続できなくなる。くつがえる。 「内閣が━」 勝負で相手に打ち負かされる。 「三振に━」 企業が事業を続けられなくなる。倒産する。 「不景気で企業が━」 病気になって、床につく。特に、病気になったり人の手にかかったりして命を失う。死ぬ。 「脳血で━」 「テロリストの凶弾に━」 「━・れて後のちむ(=死ぬまで努力し続ける)」 「凶弾に斃[仆]れる」などとも書くが、今は一般に「倒」を使う。 たふ・る(下二)

とう【倒】タウ🔗🔉

とう【倒】タウ (造) たおれる。たおす。 「━壊・━産・━幕とうばく」 「卒━・打━」 さかさまになる。さかさまにする。 「━立」 「転━」 程度・状態などがはなはだしい。 「圧━・罵━ばとう

とう‐えい【倒影】タウ━🔗🔉

とう‐えい【倒影】タウ━ 〔文〕水面などに逆さに映った影。 関連語 大分類‖光と影‖ひかりとかげ 中分類‖‖かげ

とう‐かい【倒壊・倒潰】タウクヮイ🔗🔉

とう‐かい【倒壊・倒潰】タウクヮイ 名・自サ変建物などが倒れてこわれること。 「家屋が━する」 今は「倒壊」が定着。 関連語 大分類‖壊れる‖こわれる 中分類‖崩壊‖ほうかい

とう‐かく【倒閣】タウ━🔗🔉

とう‐かく【倒閣】タウ━ 名・自サ変内閣を倒すこと。 「━運動」

とう‐ご【倒語】タウ━🔗🔉

とう‐ご【倒語】タウ━ 音節や語構成要素の順序を逆にして作られた語。「これ」を「れこ」、「やど(宿)」を「どや」、「ばしょ(場所)」を「しょば」、「しろうと」を「とうしろ」などという類。隠語に多い。

とう‐さく【倒錯】タウ━🔗🔉

とう‐さく【倒錯】タウ━ 名・自サ変逆になること。さかさになること。特に、本能・感情などが正常とされる状態とは逆の形になって表れ、反社会的・反道徳的な行動を示すこと。 「性的━」

とう‐さん【倒産】タウ━🔗🔉

とう‐さん【倒産】タウ━ 名・自サ変経営が行きづまって企業がつぶれること。 「会社が━する」

とう‐じょ【倒叙】タウ━🔗🔉

とう‐じょ【倒叙】タウ━ 現在から過去へ、時間の流れをさかのぼって叙述すること。 「━東洋史」

とう‐ち【倒置】タウ━🔗🔉

とう‐ち【倒置】タウ━ 名・自他サ変 物をさかさまの位置におくこと。ひっくり返すこと。 主語・述語・修飾語などの語順を普通と逆にすること。 「━法(=倒置によって修辞上の効果を上げる表現法)」

とう‐ばく【倒幕】タウ━🔗🔉

とう‐ばく【倒幕】タウ━ 名・自サ変幕府を倒すこと。 「━運動」

とう‐ぼく【倒木】タウ━🔗🔉

とう‐ぼく【倒木】タウ━ 倒れた木。倒れている木。

とうらん‐けい【倒卵形】タウラン━🔗🔉

とうらん‐けい【倒卵形】タウラン━ 卵を逆さにしたような形。先端の方が太く、元の方が細くなった楕円だえん形。 「━の果実」

とう‐りつ【倒立】タウ━🔗🔉

とう‐りつ【倒立】タウ━ 名・自サ変手を地につけ、足を上にして立つこと。逆立ち。 「平均台の上で━する」 「━して歩く」 「片手━」 関連語 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖立つ‖たつ

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