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【倒】 10画 人部 [常用漢字] 区点=3761 16進=455D シフトJIS=937C 《常用音訓》トウ/たお…す/たお…れる 《音読み》 トウ(タウ)〈do・do〉 《訓読み》 たおれる(たふる)/たおす(たふす)/さかさま/さかしま/さかしまにする(さかしまにす) 《意味》 {動}たおれる(タフル)。たおす(タフス)。人体や竿サオが弓なりにしなって頭が地につくこと。のち、たったものがたおれる意に用いる。「倒産」「三軍散尽旌旗倒=三軍散ジ尽クシテ旌旗倒ル」〔→曾鞏{形}さかさま。さかしま。物の上下の位置や物事の先後の順序が逆になっているさま。▽去声に読む。〈対語〉→順。〈類義語〉→顛テン。「倒影」「吾故倒行而逆施之=吾故ニ倒ニ行ヒテ逆ニ之ヲ施ス」〔→史記{動}さかしまにする(サカシマニス)。器をたおして中の物を出す。▽去声に読む。「倒茶=茶ヲ倒ニス」 《解字》 会意兼形声。到は「至(矢が目標線に届くさま)+音符刀(弓なりにそったかたなの刃)」の会意兼形声文字。弓なりにそって届くの意をあらわす。倒は「人+音符到」。到が単に、届く、いたるの意に転用されたため、倒の字で、からだが弓なりにそって頭が地にとどくの意をあらわすようになった。→到 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

倒戈 トウカ🔗🔉

【倒戈】 トウカ・ホコヲサカシマニス 敵に向けるべき戈を逆に味方に向ける。味方をうらぎること。「前徒倒戈、攻于後以北=前徒戈ヲ倒ニシ、後ヲ攻メテ以テ北グ」〔→書経〕「西卒卻倒戈=西卒卻ツテ戈ヲ倒ニス」〔→杜甫

倒生 トウセイ🔗🔉

【倒生】 トウセイ 草木のこと。▽草木は地に首にあたる根をつけて足にあたる枝を上にのばすことから。〔→淮南子

倒行逆施 トウコウギャクシ🔗🔉

【倒行逆施】 トウコウギャクシ 道理に逆らってむりに物事を行う。〔→史記

倒産 トウサン🔗🔉

【倒産】 トウサン 子どもが、普通と違って足から先にうまれること。逆子。〔国〕財産をすっかりなくすこと。特に、会社が事業に失敗して、財産をすっかり使い果たし、経営が不可能になりつぶれること。破産。

倒景 トウエイ🔗🔉

【倒景】 トウエイ・トウケイ 太陽や月が下から照らし、かげがさかさまにうつるほどの天上の最も高い所。〔→漢書「倒影」と同じ。

倒句 トウク🔗🔉

【倒置】 トウチ さかさまに置く。「倒置干戈=干戈ヲ倒置ス」〔→史記文の意味を強めたり調子を整えたりするために、文の主語・述語・目的語などの順序を普通とかえること。『倒句トウク・倒語トウゴ・倒装トウソウ』

倒幕 トウバク🔗🔉

【倒幕】 トウバク〔国〕幕府を滅ぼして、王政にかえそうとすること。

倒閣 トウカク🔗🔉

【倒閣】 トウカク〔国〕内閣を倒すこと。

倒影 トウエイ🔗🔉

【倒影】 トウエイ =倒景。夕日。さかさまに映る影。「楼台倒影入池塘=楼台ノ倒影池塘ニ入ル」〔→高駢

倒壊 トウカイ🔗🔉

【倒壊{潰}】 トウカイ 建物や碑などが倒れて、こわれる。

倒懸 トウケン🔗🔉

【倒懸】 トウケン =倒県。手足をしばってさかさまにつるすこと。▽非常な苦しみにたとえる。〔→孟子

倒置干戈 カンカヲトウチス🔗🔉

【倒置干戈】 カンカヲトウチス〈故事〉武器をさかさまにして置く。世の中が平和であること。

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