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おもい【思い(想い)】オモヒ🔗🔉

おもい【思い(想い)】オモヒ 思うこと。また、その内容。 「━にふける」 「留学への━を断ちがたい」 「まだ十分やれるという━がある」 「やっとのことで━がかなう」 思う 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

思いが・する🔗🔉

思いが・する そのような感じがする。 「悔しい━」

思い半なかばに過・ぎる🔗🔉

思い半なかばに過・ぎる 考えてみて思い当たることが多い。 「いかに不満を抱いているかは━・ぎよう」 ◇『易経』にあることば。

思いも掛けな・い🔗🔉

思いも掛けな・い 思ってもみない。まったく予期しない。 「優勝できるなど━・かった」

思いも寄らな・い🔗🔉

思いも寄らな・い 思いつきもしない。思いもしない。 「━結果になった」

思い邪よこしま無し🔗🔉

思い邪よこしま無し 心が素直で、偽るところがない。 ◇『論語』にあることば。

思いを致いた・す🔗🔉

思いを致いた・す ある物事に心を向ける。特に、遠く離れた物事に心を向ける。 「故郷の山々に━」

思いを懸・ける🔗🔉

思いを懸・ける 恋心を抱く。恋慕する。

思いをさ・せる🔗🔉

思いをさ・せる 感覚・感情の面で、そのような体験をさせる。思いを味わわせる。 「悔しい━・せてごめんなさい」

思いを・する🔗🔉

思いを・する 感覚・感情の面で、そのような体験をする。思いを味わう。 「楽しい[いやな]━」

思いを遂・げる🔗🔉

思いを遂・げる 予定・計画したとおりの結果を得る。特に、情交の思いを満足させる。思いを果たす。

思いを馳・せる🔗🔉

思いを馳・せる 遠く離れた人や物事に思いを及ぼす。思いをやる。思いを致す。 「故郷の空に━」 「思いを走らせる」は誤り。

思いを晴ら・す🔗🔉

思いを晴ら・す もやもやした気持ちを取り去って、晴れ晴れした気持ちになる。特に、うさや恨みを晴らす。 「積年の━・してくれようぞ」

思いを巡めぐら・す🔗🔉

思いを巡めぐら・す あれこれと多方面に心を働かせる。 「来し方行く末[先人の苦労]に━」

思いを寄・せる🔗🔉

思いを寄・せる あることに心を傾ける。特に、異性に恋慕の気持ちをもつ。

おもい‐あがり【思い上がり】オモヒ━🔗🔉

おもい‐あがり【思い上がり】オモヒ━ 思い上がること。うぬぼれ。 「━もはなはだしい」

おもい‐あが・る【思い上がる】オモヒ━🔗🔉

おもい‐あが・る【思い上がる】オモヒ━ 自五うぬぼれて、いい気になる。 「入賞して━」 「━・った態度」 思い上がり 関連語 大分類‖名誉‖めいよ 中分類‖誇り‖ほこり

おもい‐あた・る【思い当たる】オモヒ━🔗🔉

おもい‐あた・る【思い当たる】オモヒ━ 自五ある時に、なるほどそうかと気づく。 「原因について━節がある」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐あま・る【思い余る】オモヒ━🔗🔉

おもい‐あま・る【思い余る】オモヒ━ 自五一人で思い悩んでも、考えがまとまらなくなる。思案に余る。 「━・って上司に相談する」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐あわ・せる【思い合わせる】オモヒアハセル🔗🔉

おもい‐あわ・せる【思い合わせる】オモヒアハセル 他下一他の物事とくらべて考える。 「あれこれ━と事情がわかる」 おもひあは・す(下二) 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐いた・る【思い至る】オモヒ━🔗🔉

おもい‐いた・る【思い至る】オモヒ━ 自五そこまで考えが及ぶ。思い及ぶ。 「事の重大さに━」

おもい‐いれ【思い入れ】オモヒ━🔗🔉

おもい‐いれ【思い入れ】オモヒ━ 深く思いを寄せること。また、その思い。 「作者の━が感じられる大作」 演劇で、心の動きを無言のまま表情やしぐさで表すこと。また、その演技。 「━たっぷりの芝居」 おもいい・れる(他下一)

おもい‐うか・べる【思い浮かべる】オモヒ━🔗🔉

おもい‐うか・べる【思い浮かべる】オモヒ━ 他下一思い出して、心の中に描く。また、想像する。 「故郷の山を━」 「喜ぶ友の顔を━」 おもひうか・ぶ(下二) 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐えが・く【思い描く】オモヒヱガク🔗🔉

おもい‐えが・く【思い描く】オモヒヱガク 他五ある姿・状態などを心の中で想像してみる。 「ばら色の未来を━」

おもい‐おこ・す【思い起こす】オモヒ━🔗🔉

おもい‐おこ・す【思い起こす】オモヒ━ 他五思い出す。想起する。 「━・せば五〇年以上も前のことだ」

おもい‐おもい【思い思い】オモヒオモヒ🔗🔉

おもい‐おもい【思い思い】オモヒオモヒ めいめいが自分の思い通りにするさま。 「━(に)趣向を凝らす」 「━の方向に進む」

おもい‐かえ・す【思い返す】オモヒカヘス🔗🔉

おもい‐かえ・す【思い返す】オモヒカヘス 他五 過ぎ去ったことを改めて考える。 「事の経緯を━・してみる」 考えを改める。 「━・して立候補を断念する」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもいがけ‐な・い【思いがけない(思い掛けない)】オモヒガケ━🔗🔉

おもいがけ‐な・い【思いがけない(思い掛けない)】オモヒガケ━ 連語予期しない出来事であるさま。意外である。 「━・く恩師に再会した」 ‐さ

おもいきっ‐た【思い切った】オモヒキッ━🔗🔉

おもいきっ‐た【思い切った】オモヒキッ━ 連語〔連体詞的に〕ためらいを捨てて大胆にふるまうさま。きわめて大胆な。 「━措置を講じる」 「━ことを言う」

おもいきっ‐て【思い切って】オモヒキッ━🔗🔉

おもいきっ‐て【思い切って】オモヒキッ━ 覚悟を決めて物事をするさま。 「━愛を告白する」 「━頼んでみよう」

おもい‐き‐や【思いきや】オモヒ━🔗🔉

おもい‐き‐や【思いきや】オモヒ━ 連語〔副詞的に〕…と思っていたところが、意外にも。 「逃げおおせたと━、敵は背後に迫っていた」

おもい‐きり【思い切り】オモヒ━🔗🔉

おもい‐きり【思い切り】オモヒ━ 断念すること。あきらめ。 「━がいい[悪い]」 満足するまで十分にするさま。思う存分。思いっきり。 「━遊ぶ」 「━羽を伸ばす」 関連語 大分類‖決める‖きめる 中分類‖決める‖きめる

おもい‐き・る【思い切る】オモヒ━🔗🔉

おもい‐き・る【思い切る】オモヒ━ 他五断念する。あきらめる。 「彼女のこと[歌手になる夢]を━」 自五覚悟を決める。意を決する。決心する。 「やがて━・ったように口を開いた」 思い切り 関連語 大分類‖決める‖きめる 中分類‖諦め‖あきらめ

おもい‐こみ【思い込み】オモヒ━🔗🔉

おもい‐こみ【思い込み】オモヒ━ 思い込むこと。 「━が激しい」 「身勝手な━に過ぎない」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐こ・む【思い込む】オモヒ━🔗🔉

おもい‐こ・む【思い込む】オモヒ━ 他五 ぜひそうしようと固く決心する。 「一度━・んだら後には引かない」 根拠もないのに固く信じてしまう。 「デマを本当だと━」 「てっきり自分の傘だと━」 そのことだけを深くつきつめて考える。思い詰める。 「いちずに━性質」 思い込み 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐し・る【思い知る】オモヒ━🔗🔉

おもい‐し・る【思い知る】オモヒ━ 他五身にしみて、はっきりとわかる。痛感する。 「世間の冷たさを━」 「おれの強さを━・ったか」

おもい‐すごし【思い過ごし】オモヒ━🔗🔉

おもい‐すごし【思い過ごし】オモヒ━ よけいなことまで考えること。悪く考えること。思いすぎ。 「裏切りと疑ったのは私の━でした」 おもいすご・す(他五) 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐だ・す【思い出す】オモヒ━🔗🔉

おもい‐だ・す【思い出す】オモヒ━ 他五 前にあったことや忘れていたことが心によみがえる。記憶が呼び覚まされる。 「楽しかった昔のことを忽然こつぜんと━」 「約束を急に━」 「祖父が死んだ日のことをありありと[ぼんやりと]━」 「一年に一度くらいは━・したように電話してきます」 思い始める。 「今、私のほうが間違っていたのではないかと━・している」 ◆想い出す」とも。 関連語 大分類‖記憶‖きおく 中分類‖記憶‖きおく 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐た・つ【思い立つ】オモヒ━🔗🔉

おもい‐た・つ【思い立つ】オモヒ━ 他五あることをしようという気持ちを起こす。 「旅に出ようと━」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

思い立ったが吉日きちじつ🔗🔉

思い立ったが吉日きちじつ あることをしようと決意したら、その日を吉日としてすぐに実行するのがよい。

おもい‐ちがい【思い違い】オモヒチガヒ🔗🔉

おもい‐ちがい【思い違い】オモヒチガヒ 名・自サ変間違って思い込むこと。勘違い。 「とんだ━をする」 関連語 大分類‖違う‖ちがう 中分類‖間違い‖まちがい

おもい‐つき【思いつき(思い付き)】オモヒ━🔗🔉

おもい‐つき【思いつき(思い付き)】オモヒ━ ある考えがふと心に浮かぶこと。また、その考え。 「━で物を言っては困るよ」 「━(=着想)はいいが深みがない」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもいっ‐きり【思いっ切り】オモヒッ━🔗🔉

おもいっ‐きり【思いっ切り】オモヒッ━ 名・副「思い切り」を強めた言い方。

おもい‐つ・く【思いつく(思い付く)】オモヒ━🔗🔉

おもい‐つ・く【思いつく(思い付く)】オモヒ━ 他五ある考えがふと心に浮かぶ。考えつく。また、忘れていたことを急に思い出す。 「いい考えを━」 「映画から犯行を━」 「ふと━・いて電話をする」 「急用を━・いたので、これで失礼します」 自五 その点にまで思いが及ぶ。考えが至る。気づく。 「二人が共犯だったとは全く━・かなかった」 〔古い言い方で〕恋心がつく。思いを寄せる。ほれる。 「頗すこぶる付きの別品、しかも実の有るのに━・かれて二葉亭」 ◆もと「思い着く」で、思いが着く、届くの意。 思いつき 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐つ・める【思い詰める】オモヒ━🔗🔉

おもい‐つ・める【思い詰める】オモヒ━ 自他下一そのことだけを深く思いこんで苦しむ。 「死のうとまでに━」 「━・めた表情」 おもひつ・む(下二) 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐で【思い出】オモヒ━🔗🔉

おもい‐で【思い出】オモヒ━ 過去の体験や出来事を心に思い浮かべること。また、その内容。 「━にふける」 「少年時代の━を語る」 過去を思い浮かべるよすがとなる事柄。 「旅の━に絵はがきを買う」 ◆想い出」とも。 関連語 大分類‖記憶‖きおく 中分類‖記憶‖きおく

おもい‐どおり【思い通り】オモヒドホリ🔗🔉

おもい‐どおり【思い通り】オモヒドホリ 名・形動思ったとおりになること。 「━に事が運ぶ」 「世の中はなかなか━にはならないものだ」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐とどま・る【思い止まる・思い留まる】オモヒ━🔗🔉

おもい‐とどま・る【思い止まる・思い留まる】オモヒ━ 他五考えたすえ、しようと思っていたことをやめる。 「辞任を━」

おもい‐なお・す【思い直す】オモヒナホス🔗🔉

おもい‐なお・す【思い直す】オモヒナホス 他五一度決めた考えを変える。考え直す。 「上告しようとして━」 「━・して進学する」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐なし【思い做し】オモヒ━🔗🔉

おもい‐なし【思い做し】オモヒ━ そうであろうと思いこむこと。 《「━か」の形で、副詞的に》そう思うせいか。気のせいか。 「━か顔色が悪い」 おもいな・す(他五) 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖推測‖すいそく

おもい‐のこ・す【思い残す】オモヒ━🔗🔉

おもい‐のこ・す【思い残す】オモヒ━ 他五未練を残す。 「決勝までこられたので━ことはない」

おもい‐の‐ほか【思いの外】オモヒ━🔗🔉

おもい‐の‐ほか【思いの外】オモヒ━ 連語〔副詞的に〕思っていたこととはちがって。案外。 「━目方がある」 「━よい成績が取れた」

おもい‐めぐら・す【思い巡らす(思い回らす)】オモヒ━🔗🔉

おもい‐めぐら・す【思い巡らす(思い回らす)】オモヒ━ 他五あれこれと考えてみる。 「定年後のことを━」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐もう・ける【思い設ける】オモヒマウケル🔗🔉

おもい‐もう・ける【思い設ける】オモヒマウケル 他下一前もって考えておく。予期する。 「━・けぬ不祥事」 おもひまう・く(下二)

おもい‐もの【思い者】オモヒ━🔗🔉

おもい‐もの【思い者】オモヒ━ 〔古い言い方で〕恋人。愛人。また、側室。

おもい‐やり【思い遣り】オモヒ━🔗🔉

おもい‐やり【思い遣り】オモヒ━ 他人の身の上や立場になって親身に考えること。また、その気持ち。 「━の心」

おもい‐や・る【思い遣る】オモヒ━🔗🔉

おもい‐や・る【思い遣る】オモヒ━ 他五 他人の身の上や立場になって親身に考える。同情する。 「難民の生活を━」 遠く隔たった人や物事に考えを及ぼす。 「留学した妹のことを━」 《「━・られる」の形で》案じられる。 「こんな成績では将来が━・られる」 思いやり 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

おもい‐わずら・う【思い煩う】オモヒワヅラフ🔗🔉

おもい‐わずら・う【思い煩う】オモヒワヅラフ 他五あれこれと考えて悩む。 「前途を━」 「息子のことを━」 関連語 大分類‖悲しい感情‖かなしいかんじょう 中分類‖憂い‖うれい

し【思】🔗🔉

し【思】 (造)おもう。おもいやる。おもい。 「━案・━考・━索」 「相━・沈━」

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