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かぐら【《神楽》】🔗⭐🔉
かぐら【《神楽》】

名
神を祭るために神前で奏する舞楽。宮廷の御神楽みかぐらと民間の里神楽がある。
「━殿でん」




かぐら‐うた【《神楽》歌】🔗⭐🔉
かぐら‐うた【《神楽》歌】

名
神楽の際にうたわれる歌謡。平安時代に発達した。




かぐら‐づき【《神楽》月】🔗⭐🔉
かぐら‐づき【《神楽》月】

名
陰暦十一月の別称。
◇太陽暦の十一月にもいう。




かみ【神】🔗⭐🔉
かみ【神】

名
人知を超えた存在として畏怖いふ・崇拝され、信仰の対象となるもの。絶対的能力をもって人間に禍福をもたらすとされる。
「━に誓って偽りはない」
◇ユダヤ教・キリスト教・イスラム教では宇宙・万物の創造者である絶対的存在。仏教では、仏や菩
ぼさつの権化・守護者とされる。古来の神道では、八百万やおよろずの神というように、習俗的に多数の神がまつられてきた。
人格化されて神話・伝説などに登場し、超能力をもって活躍するもの。
神社にまつられた死者の霊。
関連語
大分類‖神仏‖しんぶつ
中分類‖神かみ‖かみ








かみあり‐づき【神在月】🔗⭐🔉
かみ‐おろし【神降ろし】🔗⭐🔉
かみ‐おろし【神降ろし】

名・自サ変
祭りを始めるとき、祈って祭場に神霊を招き迎えること。
神の託宣たくせんを受けるために、巫女みこがその身に神霊をのりうつらせること。






かみ‐がかり【神懸かり・神▼憑り】🔗⭐🔉
かみ‐がかり【神懸かり・神▼憑り】

名
神霊が人にのりうつること。また、のりうつった人。
論理を無視して超自然的なものを妄信し、常識から大きくはずれた思考や行動に身をゆだねること。また、そのような人。






かみ‐かくし【神隠し】🔗⭐🔉
かみ‐かくし【神隠し】

名
子供や娘が突然行方不明になること。かみがくし。
「━にあう」
◇昔、神や天狗てんぐのしわざと考えたことから。




かみき‐づき【神帰月】🔗⭐🔉
かみき‐づき【神帰月】

名
陰暦十一月の別称。かみかえりづき。
◇前月に出雲いずも大社に集まった神々がもとの国へ帰る月の意。太陽暦の十一月にもいう。




かみ‐さ・びる【神さびる】🔗⭐🔉
かみ‐さ・びる【神さびる】

自上一
古びてこうごうしくなる。かんさびる。
「杉木立の中の━・びた社やしろ」
かみさ・ぶ(上二)





かみさり‐づき【神去月】🔗⭐🔉
かみ‐だな【神棚】🔗⭐🔉
かみ‐だな【神棚】

名
家の中で、神を祭っておく棚。
「━に手を合わせる」




かみ‐だのみ【神頼み】🔗⭐🔉
かみ‐だのみ【神頼み】

名
神に祈って加護を求めること。
「苦しいときの━」




かみ‐よ【神代(神世)】🔗⭐🔉
かみ‐よ【神代(神世)】

名
神が治めていたという時代。日本の神話では、天地開闢かいびゃくから神武天皇の前までの時代。神代じんだい。
「━の昔」




かんだ‐まつり【神田祭】🔗⭐🔉
かんだ‐まつり【神田祭】

名
東京都千代田区にある神田神社の祭礼。古くは九月一五日に行われたが、今は五月一五日。日枝ひえ神社の山王祭とともに天下祭りといわれる。




かんなめ‐さい【神▼嘗祭】🔗⭐🔉
かんなめ‐さい【神▼嘗祭】

名
天皇がその年の新穀を伊勢いせ神宮に奉納する祭儀。神嘗の祭り。しんじょうさい。
◇古くは陰暦九月十七日だったが、明治十二(一八七九)年以降は十月十七日に行われるようになった。




かん‐ぬし【神主】🔗⭐🔉
かん‐ぬし【神主】

名
神社に仕えて神を祭ることを仕事とする人。神官。




こうごう‐し・い【神神しい】カウガウ━🔗⭐🔉
こうごう‐し・い【神神しい】カウガウ━

形
(神が宿っているように)気高くておごそかであるさま。
「杉木立の中の━社」
◇「かみがみし」の転。
‐さ





しん【神】🔗⭐🔉
しん【神】

名
人知でははかり知れない不思議な力。また、才能・技などが非常にすぐれていること。
「技、━に入る」
「━聖・━童」
(造)
かみ。
「━官・━社じんじゃ・━仏・━話」
「水━すいじん・天━てんじん・七福━しちふくじん」
心。霊妙な心の働き。
「━経・━髄」
「失━・精━」
「神戸こうべ」の略。
「名━・阪━」














じん【神】🔗⭐🔉
じん【神】
(造)
かみ。
「━
じんぎ・━器じんぎ・━社」
「荒━・祭━・風━・明━みょうじん・雷━・竜━」
不思議な力。
「━通力じんつうりき・じんずうりき」





しん‐い【神威】━ヰ🔗⭐🔉
しん‐い【神威】━ヰ

名
神の威力・威光。
「━を恐れる」




しん‐い【神意】🔗⭐🔉
しん‐い【神意】

名
神の意志。神の心。神慮。




しん‐いき【神域】━ヰキ🔗⭐🔉
しん‐いき【神域】━ヰキ

名
神社の境内。また、神が宿るとされる神聖な領域。




しん‐いん【神韻】━ヰン🔗⭐🔉
しん‐いん【神韻】━ヰン

名
〔文〕芸術作品などで、人のわざとは思えない、きわめてすぐれた趣。
「━渺渺びょうびょうたる(=たとえようもなく趣が深い)五言絶句」




しん‐えん【神▼苑】━ヱン🔗⭐🔉
しん‐えん【神▼苑】━ヱン

名
神社の境内。また、境内にある庭園。




しん‐か【神火】━クヮ🔗⭐🔉
しん‐かく【神格】🔗⭐🔉
しん‐かく【神格】

名
神としての資格。また、神の格式。
「━化(=人や物を神として扱うこと)」




しん‐がく【神学】🔗⭐🔉
しん‐がく【神学】

名
特定の宗教、特にキリスト教を信仰する立場から、その教理や実践を研究する学問。聖書神学・歴史神学・組織神学・実践神学などの部門がある。




しん‐かん【神官】━クヮン🔗⭐🔉
しん‐かん【神官】━クヮン

名
神社で、神を祭り神事にたずさわる人。神主かんぬし。神職。




しん‐き【神気】🔗⭐🔉
しん‐き【神気】

名
〔文〕
神々しいような、すぐれた趣。霊気。
「━が漂う」
精神力。気力。






しん‐ぎ【神技】🔗⭐🔉
しん‐ぎ【神技】

名
人間わざとは思えないような、きわめてすぐれたわざ。超人的な技術。かみわざ。




じん‐ぎ【神器】🔗⭐🔉
じん‐ぎ【神器】

名
神から授けられた宝器。特に、三種の神器。
◇古くは「しんぎ」「しんき」とも。




しん‐きょう【神橋】━ケウ🔗⭐🔉
しん‐きょう【神橋】━ケウ

名
神社の境内や神殿に架けわたしてある橋。




しん‐きょう【神鏡】━キャウ🔗⭐🔉
しん‐きょう【神鏡】━キャウ

名
神社などで、神霊として祭る鏡。また、ご神体の前に掛けておく鏡。
三種の神器の一つである、八咫やたの鏡。






じん‐ぐう【神宮】🔗⭐🔉
じん‐ぐう【神宮】

名
神を祭った宮殿。
格式の高い神社の称号。また、その称号をもった神社。熱田神宮・明治神宮・平安神宮など。
伊勢神宮のこと。
◇「大神宮」の略。
関連語
大分類‖神仏‖しんぶつ
中分類‖神社‖じんじゃ







しん‐くん【神君】🔗⭐🔉
しん‐くん【神君】

名
偉大な功績のあった君主の敬称。
徳川家康の死後の敬称。
「東照とうしょう━」






しん‐けい【神経】🔗⭐🔉
しん‐けい【神経】

名
体の各部位の機能を統率し、刺激を伝達したり、受けた刺激を中枢に伝達したりする糸状の器官。
外界の物事に反応する心の働き。また、過敏に働く感覚の作用。
「━が鋭い」






しんけい‐しつ【神経質】🔗⭐🔉
しんけい‐しつ【神経質】

名・形動
気にしなくてもよいような些細ささいな点まで気に病むこと。また、そのような性質。
「━な人」




しんけい‐しょう【神経症】━シャウ🔗⭐🔉
しんけい‐しょう【神経症】━シャウ

名
心理的な原因によって起こる心的な障害。不安神経症・強迫神経症・ヒステリーなど。ノイローゼ。




しんけい‐すいじゃく【神経衰弱】🔗⭐🔉
しんけい‐すいじゃく【神経衰弱】

名
心身の過労などのために神経系統の働きが低下し、外界の刺激に対する反応が異常に敏感になる状態。不眠・頭痛・めまい・疲労感・脱力感・焦燥感などの自覚症状を伴う。
トランプゲームの一つ。カードをふせて並べ、二枚めくって同じ数のカードを当てると自分のものにし、その獲得数を競う。






しんけい‐せん【神経戦】🔗⭐🔉
しんけい‐せん【神経戦】

名
不安感・厭戦感などをあおる宣伝・謀略をめぐらし、敵の神経を疲れさせることで戦意を喪失させる戦法。また、その戦法による戦い。




しんけい‐つう【神経痛】🔗⭐🔉
しんけい‐ないか【神経内科】━ナイクヮ🔗⭐🔉
しんけい‐ないか【神経内科】━ナイクヮ

名
脳や脊髄せきずい、筋肉など、神経系に起こる病気を内科的に扱う医学の一分野。




しん‐けん【神剣】🔗⭐🔉
しん‐けん【神剣】

名
神から授かった剣。また、神に供える剣。
三種の神器の一つである天叢雲剣あめのむらくものつるぎ。草薙剣くさなぎのつるぎ。






しん‐けん【神権】🔗⭐🔉
しん‐けん【神権】

名
神の権威。
神から授けられた神聖な権力。
「━政治」
◇近世初期のヨーロッパで君主の統治権を基礎づけた観念。






しん‐ごう【神号】━ガウ🔗⭐🔉
しん‐ごう【神号】━ガウ

名
神の称号。皇大神こうたいじん・大御神おおみかみ・大明神など。




しん‐こく【神国】🔗⭐🔉
しん‐こく【神国】

名
神が開き、神が守護する国。神州。
◇第二次大戦終了まで日本が自国の尊称として使った。




しん‐こん【心魂(神魂)】🔗⭐🔉
しん‐こん【心魂(神魂)】

名
こころ。たましい。全神経。
「創作に━を傾ける」




しん‐さい【神祭】🔗⭐🔉
しん‐さい【神祭】

名
神道の法式によって行う祭事。




しん‐さん【神算】🔗⭐🔉
しん‐さん【神算】

名
〔文〕人知では及ばないほど巧みなはかりごと。
「━鬼謀きぼう(=神業のようにすぐれた計略)」




しん‐じ【神事】🔗⭐🔉
しん‐じ【神事】

名
神を祭る儀式。まつり。
「━を執り行う」




しん‐じ【神璽】🔗⭐🔉
しん‐じ【神璽】

名
天皇の印。御璽ぎょじ。
三種の神器の一つである、八尺瓊勾玉やさかにのまがたま。
三種の神器の総称。







しん‐しき【神式】🔗⭐🔉
しん‐しき【神式】

名
神道のしきたりによって行う儀式(の方法)。




しん‐じゅ【神授】🔗⭐🔉
しん‐じゅ【神授】

名
〔文〕神から授かること。
「王権━説」




しん‐しゅう【神州】━シウ🔗⭐🔉
しん‐しゅう【神州】━シウ

名
神国。
◇昔、日本や中国が自国の尊称として使った。
神仙の住む所。






しんじゅう‐きょう【神獣鏡】シンジウキャウ🔗⭐🔉
しんじゅう‐きょう【神獣鏡】シンジウキャウ

名
背面に神仙と霊獣の像を組み合わせた文様をもつ銅鏡。中国では後漢から六朝時代にかけて盛行し、日本でも古墳から出土する。縁の形から三角縁と平縁とに大別する。




しんしゅつ‐きぼつ【神出鬼没】🔗⭐🔉
しんしゅつ‐きぼつ【神出鬼没】

名
鬼神のように自由自在に出没し、その所在が容易にわからないこと。




しん‐じょ【神助】🔗⭐🔉
しん‐じょ【神助】

名
〔文〕神の助け。
「天佑てんゆう━」




しん‐しょく【神色】🔗⭐🔉
しん‐しょく【神色】

名
〔文〕精神と顔色。また、心理状態を表すものとしての顔色。
「━自若(=重大事に出あっても顔色を変えることなく落ち着いているさま)」




しん‐しょく【神職】🔗⭐🔉
しん‐しょく【神職】

名
神社で、神を祭り神事にたずさわる人。神官。神主。




しん‐じん【神人】🔗⭐🔉
しん‐じん【神人】

名
神と人。
神のように気高い人。
道教で、神通力を得た人。また、仙人。神仙。
神に仕える人。神職。じんにん。じにん。
キリスト教で、イエス
キリスト。










しん‐ずい【真髄・神髄】🔗⭐🔉
じんずう‐りき【神通力】ジンヅウ━🔗⭐🔉
じんずう‐りき【神通力】ジンヅウ━

名
じんつうりき。
現代仮名遣いでは「じんづうりき」も許容。





しん‐せい【神性】🔗⭐🔉
しん‐せい【神性】

名
神の性格。神としての性格。




しん‐せい【神聖】🔗⭐🔉
しん‐せい【神聖】

名・形動
尊くておかしがたいこと。清らかでけがれがないこと。
「━な場所」
‐さ





しん‐せん【神仙】🔗⭐🔉
しん‐せん【神仙】

名
人間の世界から抜け出て、不老長生の世界に住む人。仙人。
「━譚たん」




しん‐ぜん【神前】🔗⭐🔉
しん‐ぜん【神前】

名
神の前。
「━結婚」




しん‐そ【神祖】🔗⭐🔉
しん‐そ【神祖】

名
偉大な功績をあげた祖先の敬称。
天照大神あまてらすおおみかみの敬称。
徳川家康の敬称。神君。







しん‐そう【神葬】━サウ🔗⭐🔉
しん‐そう【神葬】━サウ

名
神道の様式によって行われる葬儀。神式葬。神葬祭。




しん‐そく【神速】🔗⭐🔉
しん‐そく【神速】

名・形動
〔文〕人間わざとは思えないほど速いこと。




しん‐たい【神体】🔗⭐🔉
しん‐たい【神体】

名
神の霊が宿るものとして神社などに祭る神聖な物体。鏡・剣・玉ぎょく・像など。みたましろ。
「御━」
「一柱ひとはしら…」「一体いったい…」「一座いちざ…」と数える。





じん‐だい【神代】🔗⭐🔉
じん‐だい【神代】

名
神話の時代。日本では、神武天皇即位以前の、神々がこの世を支配していたという時代。
「━神楽」




じんだい‐すぎ【神代杉】🔗⭐🔉
じんだい‐すぎ【神代杉】

名
水中や土中に埋もれて長い年月を経過した杉材。暗灰色または淡黒色となり、木目が美しい。工芸品・天井材などに使う。




じんだい‐もじ【神代文字】🔗⭐🔉
じんだい‐もじ【神代文字】

名
日本で漢字渡来以前に使用されていたとする文字。日文ひふみ・天名地鎮あないちなど。古来、神道家や国学者によってその存在が主張されてきたが、後世の偽作とされる。




しん‐たく【神託】🔗⭐🔉
しん‐たく【神託】

名
神のお告げ。託宣たくせん。
「━が下る」




じんつう‐りき【神通力】🔗⭐🔉
しん‐てん【神典】🔗⭐🔉
しん‐てん【神典】

名
神の事跡を記した書物。
神代のことを記した書物。神道の聖典。『古事記』『日本書紀』など。






しん‐でん【神田】🔗⭐🔉
しん‐でん【神田】

名
その収穫を祭事・造営などの経費にあてるために神社が所有する田。




しん‐でん【神殿】🔗⭐🔉
しん‐でん【神殿】

名
神を祭る殿堂。また、神社の本殿。




しん‐とう【神灯】🔗⭐🔉
しん‐とう【神灯】

名
神前にそなえる灯火。みあかし。




しん‐とう【神道】━タウ🔗⭐🔉
しん‐とう【神道】━タウ

名
日本固有の民族的信仰として伝承されてきた多神教の宗教。自然崇拝と人格神を祭る祖先崇拝が儀式化し、仏教・儒教・道教などの影響を受けながら次第に理論化されたもの。かんながらの道。




しん‐とく【神徳】🔗⭐🔉
しん‐とく【神徳】

名
〔文〕神のすぐれた力。神の威徳。




しん‐にょ【神女】🔗⭐🔉
しん‐にょ【神女】

名
女神。天女。




しん‐ばつ【神罰】🔗⭐🔉
しん‐ばつ【神罰】

名
神が下す罰。
「━が下る」




しん‐め【神▽馬】🔗⭐🔉
しん‐め【神▽馬】

名
神社に奉納された馬。じんめ。




ほん‐だわら【
馬尾藻
・
神馬藻
】━ダハラ🔗⭐🔉
ほん‐だわら【
馬尾藻
・
神馬藻
】━ダハラ

名
温海域の岩礁に生育する褐藻類ホンダワラ科の海藻。茎はよく分枝し、長い葉と多数の気胞をつける。乾燥させたものを鏡
の飾りや肥料にする。ホダワラ。
◇古名は「なのりそ」。









み‐き【《神酒》(▽御▽酒)】🔗⭐🔉
み‐き【《神酒》(▽御▽酒)】

名
神に供える酒。おみき。




み‐こ【
神子
・
▼巫女
】🔗⭐🔉
み‐こ【
神子
・
▼巫女
】

名
神事に奉仕し、神職を補佐する未婚の女性。かんなぎ。
「━が神楽を舞う」
神がかりの状態になって神託を告げたり、死者の口寄せをしたりする女性。










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