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はな・す【離す】🔗🔉

はな・す【離す】 他五 くっついていたものを別々の状態にする。分離する。分け離す。 「鶏の骨と肉を━」 「もみ合う二人を━」 握っていたものを握っていない状態にする。つかんでいたのをやめる。 「ハンドルから手を━」 「手からペンを━」 「つないだ手を━」 「手(→命綱)から命綱(→手)を離す」のように、〜カラ(起点)と〜ヲ(対象)を入れ換えても同じ意味で使うことができる。 「放す」とも。 他のものとの間をあける。間隔を広げる。また、その位置から遠ざける。 「席を━・して座る」 「字を━・して書く」 「口元からコップを━」 「二位以下を大きく━・してゴールインする」 《「目を━」の形で》視線を他のものに移す。 「荷物から目を━な」 は「放す」とも。 離せる 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分離‖ぶんり 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖離れる‖はなれる

はなれ【離れ】🔗🔉

はなれ【離れ】 母屋から離れて敷地内に建てられた、別棟の建物。離れ家。離れ座敷。

はなれ‐じま【離れ島】🔗🔉

はなれ‐じま【離れ島】 陸地から遠く離れた島。孤島。離島りとう

はなれ‐ばなれ【離れ離れ】🔗🔉

はなれ‐ばなれ【離れ離れ】 名・形動互いに離れた状態になること。ちりぢり。 「親子が━に暮らす」

はな・れる【離れる】🔗🔉

はな・れる【離れる】 自下一 接していたものの一方が動いて別々になる。また、一体であるものが別々になる。 「足が地を━」 「船が岸から━」 「家族が━・れて暮らす」 「子供が親と/から━・れて生活する」 《「━・れて」「━・れた」の形で》二つのものの間にある隔たりがある。 「東京と横浜は二〇キロメートル以上━・れている」 「田中兄弟は年齢が三歳━・れている」 「都心から少し━・れた住宅地に住む」 「人里━・れた湯治場」 ある場所・立場から遠ざかる。また、ある職務・地位などから退く。 「席を━」 「戦列から━」 「職を━」 「会長のポストを━」 その物事や事柄とかかわりがなくなる。 「話が本題から━」 「損得を━・れて世話をする」 「党利党略を━・れて話し合う」 ある思いや感情がなくなる。 「人心が為政者から━」 「試合のことが頭を/から━・れない」 《「手を━」の形で》自分とは関係がなくなる。また、世話などが必要でなくなる。 「仕事が手を━・れたら旅に出よう」 「子供が親の手を━」 「手が━」の形でも使う。「子供の手が━・れたら再就職したい」 はな・る(下二) 離れ 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分離‖ぶんり 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖離れる‖はなれる

はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】🔗🔉

はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】 人を驚かすような大胆・奇抜な芸当や仕業。危険なわざ。

り【離】🔗🔉

り【離】 (造)わかれる。はなれる。 「━散・━別・━陸」 「隔━・分━」

り‐えん【離縁】🔗🔉

り‐えん【離縁】 名・他サ変 夫婦の関係を解消すること。離婚。 「━状(=昔、夫が妻を離縁するとき、その理由を記して渡した書状)」 法律で、養子縁組を解消すること。

り‐かく【離隔】🔗🔉

り‐かく【離隔】 名・自他サ変離れへだたること。また、離しへだてること。

り‐かん【離間】🔗🔉

り‐かん【離間】 名・他サ変仲たがいをさせること。 「二人を━する」 「両国の━を謀る」 「━策」

り‐きゅう【離宮】🔗🔉

り‐きゅう【離宮】 皇居・王宮のほかに設けられた宮殿。 「桂かつら━」

り‐きょう【離京】━キャウ🔗🔉

り‐きょう【離京】━キャウ 名・自サ変都を離れること。特に、東京または京都を離れること。

り‐きょう【離郷】━キャウ🔗🔉

り‐きょう【離郷】━キャウ 名・自サ変郷里を離れること。

り‐ごう【離合】━ガフ🔗🔉

り‐ごう【離合】━ガフ 名・自サ変離れたり合わさったりすること。 「党利をめぐって派閥が━する」

りごう‐しゅうさん【離合集散】リガフシフサン🔗🔉

りごう‐しゅうさん【離合集散】リガフシフサン 名・自サ変離れたり合わさったり、集まったり別れたりすること。集散離合。 「各派閥が━を繰り返す」

り‐こん【離婚】🔗🔉

り‐こん【離婚】 名・自サ変夫婦が法律上の婚姻関係を解消すること。 「親が━する」 「━届」

り‐さん【離散】🔗🔉

り‐さん【離散】 名・自サ変まとまっていた人々がちりぢりに離れること。 「一家が━する」 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分散‖ぶんさん

り‐しゅう【離愁】━シウ🔗🔉

り‐しゅう【離愁】━シウ 別れの悲しみ。 「そこはかとなく━を味わう」

り‐しょう【離床】━シャウ🔗🔉

り‐しょう【離床】━シャウ 名・自サ変寝床をはなれること。 「日の出とともに━する」 「早期━」

り‐しょう【離礁】━セウ🔗🔉

り‐しょう【離礁】━セウ 名・自サ変船が、乗りあげていた暗礁から離れること。

り‐しょく【離職】🔗🔉

り‐しょく【離職】 名・自サ変退職・失業などによって、これまでついていた職業から離れること。 「製造業を/から━する」 「━者」 関連語 大分類‖退く‖しりぞく 中分類‖退職‖たいしょく

り‐すい【離水】🔗🔉

り‐すい【離水】 名・自サ変水上飛行機などが水面から飛び立つこと。 「水上機が━する」 ⇔着水

り‐せき【離席】🔗🔉

り‐せき【離席】 名・自サ変自分の座席から離れること。席を立つこと。 「会議中に━する」

り‐せき【離籍】🔗🔉

り‐せき【離籍】 名・他サ変旧民法で、戸主が家族を戸籍から取り除くこと。

り‐せん【離船】🔗🔉

り‐せん【離船】 名・自サ変乗客・乗組員などが乗っていた船から離れること。 「乗組員が━する」

り‐そん【離村】🔗🔉

り‐そん【離村】 名・自サ変住んでいた村を離れて他の土地に住むこと。 「━する若者たち」 「━者」

り‐だつ【離脱】🔗🔉

り‐だつ【離脱】 名・自サ変所属する組織やある状態などからぬけ出すこと。 「党を━する」 「執着を━する」 「戦線━」 関連語 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖離れる‖はなれる

りちゃく‐りく【離着陸】🔗🔉

りちゃく‐りく【離着陸】 名・自サ変航空機の離陸と着陸。発着。 「濃霧のため━ができない」

り‐とう【離党】━タウ🔗🔉

り‐とう【離党】━タウ 名・自サ変所属する政党・党派から離れること。 ⇔入党

り‐とう【離島】━タウ🔗🔉

り‐とう【離島】━タウ 陸地から遠く離れた島。離れ島。 自サ変島を離れること。 「就職のために━する」

り‐にち【離日】🔗🔉

り‐にち【離日】 名・自サ変外国人が日本を離れ去ること。 「使節団が━する」 ⇔来日

り‐にゅう【離乳】🔗🔉

り‐にゅう【離乳】 名・自サ変乳児に乳以外の食物を少しずつ与え、次第に乳から固形食へ移行させること。 「そろそろ━する頃だ」 「━食」

り‐にん【離任】🔗🔉

り‐にん【離任】 名・自サ変任務を離れること。 「教師[大使]が━する」 「━式」 ⇔着任 関連語 大分類‖退く‖しりぞく 中分類‖退職‖たいしょく

り‐のう【離農】🔗🔉

り‐のう【離農】 名・自サ変農業をやめて他の職業につくこと。 「━に歯止めがかかる」 「━率」

り‐はっちゃく【離発着】🔗🔉

り‐はっちゃく【離発着】 名・自サ変航空機の出発と到着。 ◇類義の「離」と「発」が重なるので不適切な言い方だという意見もある。標準的な言い方は「離着陸りちゃくりく」「発着」。

り‐はん【離反(離)】🔗🔉

り‐はん【離反(離)】 名・自サ変従っていたものから、そむきはなれること。 「人心が━する」 関連語 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖別れ‖わかれ

り‐べつ【離別】🔗🔉

り‐べつ【離別】 名・自サ変 人と別れること。別離。 「幼時に母親と━する」 夫婦の関係を絶って別れること。離婚。 関連語 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖別れ‖わかれ

り‐りく【離陸】🔗🔉

り‐りく【離陸】 名・自サ変飛行機などが陸を離れて空中に飛び立つこと。 「ヘリが━する」 ⇔着陸

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