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広辞苑の検索結果 (84)
あ・る【離る・散る】🔗⭐🔉
あ・る【離る・散る】
〔自下二〕
(アラ(粗)の動詞形)
①別れる。散り散りになる。竹取物語「―・れて寄りまうで来ず」
②遠のく。疎くなる。古事記下「其しが―・ればうら恋しけむ」
か・る【離る】🔗⭐🔉
か・る【離る】
〔自下二〕
(「か(涸・枯)れる」と同源)
①(空間的に)はなれる。遠ざかる。さかる。万葉集11「二上に隠ろふ月の惜しけどもいもが袂を―・るるこのごろ」
②(時間的・心理的に)間をおく。うとくなる。関係が絶える。万葉集17「珠にぬくあふちを宿に植ゑたらば山ほととぎす―・れず来むかも」。平家物語灌頂「おのづからあはれをかけ奉るべき草のたよりさへ―・れ果てて」
かれ‐がた【離れ方】🔗⭐🔉
かれ‐がた【離れ方】
とだえがちになる頃。多く、男女の仲についていう。古今和歌集恋「あひしりて侍りけるを―になりにければ」
かれ‐がれ【離れ離れ】🔗⭐🔉
かれ‐がれ【離れ離れ】
交際が疎遠になるさま。源氏物語帚木「うち頼むべくも見えず、―にのみ見せ侍るほどに」
かれ‐な‐で【離れなで】🔗⭐🔉
かれ‐な‐で【離れなで】
(ナは完了の助動詞ヌの未然形、デは否定の接続助詞)とだえてしまわないで。古今和歌集恋「見るめなきわが身をうらと知らねばや―あまの足たゆく来る」
かれ‐は・つ【離れ果つ】🔗⭐🔉
かれ‐は・つ【離れ果つ】
〔自下二〕
全く疎遠になる。少しも近よらなくなる。源氏物語匂宮「人かげ―・つまじうとおぼしのたまはせて」
かれ‐よう【離れ様】‥ヤウ🔗⭐🔉
かれ‐よう【離れ様】‥ヤウ
疎遠なさま。古今和歌集雑「―にのみなりゆきけり」
さか・る【離る】🔗⭐🔉
さか・る【離る】
〔自四〕
(一説に、「離さく」の自動詞形)はなれる。へだたる。遠ざかる。万葉集15「やまとをも遠く―・りて」
さ・く【離く・放く】🔗⭐🔉
さ・く【離く・放く】
[一]〔他四〕
放つ。遠くへやる。万葉集3「この崎を独り過ぐれば見も―・かず来ぬ」
[二]〔他下二〕
①間を離す。距離をおく。允恭紀「細紋形ささらがた錦の紐を解き―・けてあまたは寝ずにただ一夜のみ」。万葉集2「鯨魚いさなとり近江の海を沖―・けて漕ぎ来る船」
②離して遠ざける。万葉集14「親は―・くれど吾は離さかるがへ」。催馬楽、貫河「柔らかに寝る夜はなくて親―・くる夫つま」
③(動詞の連用形に付いて)…して思いをはらす。万葉集19「語り―・け見―・くる人目乏しみと思ひし繁し」
④(「見―・く」などの形で)遠方に目を放つ。遠くを見やる。万葉集1「つばらにも見つつ行かむをしばしばも見―・けむ山を心なく雲の隠さふべしや」
はな・す【離す・放す】🔗⭐🔉
はな・す【離す・放す】
〔他五〕
(ハナツの転)
①くっついているものを解き分ける。別々にする。切りはなす。万葉集14「上毛野かみつけの佐野の船橋とり―・し親はさくれど吾はさかるがへ」。「しっかりつかんで―・さない」「肌身―・さず持つ」
②自由にする。束縛を解く。宇治拾遺物語13「買ひて―・しつる亀の」。日葡辞書「トリ・ケダモノヲハナス」
③放置する。天草本伊曾保物語「面と手足の皮ばかりを残いて丸剥ぎに剥いで…そのままさし―・いた」
④遠ざける。遠くへ隔てやる。間隔をあける。詞葉新雅「―・す。さくる」。「二人の仲を―・す」「1メートルずつ―・して植える」
⑤向いていた視線を移す。義経記1「只事にはあらじと思ひて目を―・さず」。「目が―・せない」
⑥発射する。はなつ。ぶっぱなす。日葡辞書「ヤヲハナス」「テッポウヲハナス」
⑦(調味料などを)散りひろがるようにふりかける。貞徳独吟「鶴の汁辛子からしを―・す月影に」
⑧気を許す。洒落本、魂胆惣勘定「女郎のつつしむことあり、又―・すことあり。遊びなればつつしむことはなきなどといふは非なり。客のつつしむ事あり、―・すことあり」
→放し。
◇くっついているものを分ける、距離をあけるなど分離の意に「離」を使い、握っていたりつかんでいたりするのをやめる、束縛をといて自由にするなど解放の意に「放」を使う。
はなり‐そ【離磯】🔗⭐🔉
はなり‐そ【離磯】
陸から遠く海上に突きでた磯。はなれそ。万葉集20「むらじが磯の―の」
はな・る【離る・放る】🔗⭐🔉
はな・る【離る・放る】
〔自下二〕
⇒はなれる(下一)
はなれ【離れ・放れ】🔗⭐🔉
はなれ【離れ・放れ】
①はなれること。
②(「…ばなれ」の形で)離れていくこと。また、大そうかけ離れていること。「乳ち―」「しろうと―」「浮世―した生活」
③俳諧で、句中の取合とりあわせ3がしっくりしないこと。
④(→)「離れ座敷」(→)「離れ家」2の略。
⇒はなれ‐いお【離れ庵】
⇒はなれ‐いし【離れ石】
⇒はなれ‐いわ【離れ岩】
⇒はなれ‐う【放れ鵜】
⇒はなれ‐うま【放れ馬】
⇒はなれ‐きょうげん【離狂言・放狂言】
⇒はなれ‐こじま【離れ小島】
⇒はなれ‐ごま【放れ駒】
⇒はなれ‐ざしき【離れ座敷】
⇒はなれ‐ざる【離れ猿】
⇒はなれ‐じま【離れ島】
⇒はなれ‐す【離れ洲】
⇒はなれ‐そ【離磯】
⇒はなれ‐ばなれ【離れ離れ】
⇒はなれ‐まつ【離れ松】
⇒はなれ‐もの【離れ物】
⇒はなれ‐や【離れ家】
⇒はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】
はなれ‐いお【離れ庵】‥イホ🔗⭐🔉
はなれ‐いお【離れ庵】‥イホ
人里を離れた所にあるいおり。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐いし【離れ石】🔗⭐🔉
はなれ‐いし【離れ石】
孤立した石。庭園などで、他の石と離しておいた石。頼政集「いとはるるわがみぎはには―の」
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐いわ【離れ岩】‥イハ🔗⭐🔉
はなれ‐いわ【離れ岩】‥イハ
湖や海中に孤立している岩。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐ぎたな・し【離れ穢し】🔗⭐🔉
はなれ‐ぎたな・し【離れ穢し】
〔形ク〕
①未練が多くて離れにくい。
②金離れがわるい。しわい。
はなれ‐きょうげん【離狂言・放狂言】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
はなれ‐きょうげん【離狂言・放狂言】‥キヤウ‥
二幕続き・三幕続きなどの続つづき狂言に対して、一番ずつが関連なく演じられる簡単な歌舞伎狂言。初期の歌舞伎に行われ、寛文(1661〜1673)ごろ続狂言に進化した。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐こじま【離れ小島】🔗⭐🔉
はなれ‐こじま【離れ小島】
陸地から遠く離れた小島。はなれおじま。万葉集7「玉の浦の―の夢いめにし見ゆる」
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐ごま【放れ駒】🔗⭐🔉
はなれ‐ごま【放れ駒】
①(→)「はなれうま」に同じ。
②(「離れ駒」と書く)将棋で、味方の駒と連絡のない駒。浮き駒。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐ざしき【離れ座敷】🔗⭐🔉
はなれ‐ざしき【離れ座敷】
母屋から離れた座敷。はなれ。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐ざる【離れ猿】🔗⭐🔉
はなれ‐ざる【離れ猿】
群れを離れて単独で行動する猿。独り猿。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐じま【離れ島】🔗⭐🔉
はなれ‐じま【離れ島】
陸から遠く離れている島。孤島。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐す【離れ洲】🔗⭐🔉
はなれ‐す【離れ洲】
陸から遠く離れている洲。夫木和歌抄26「汐がれのひかたの浦の―に」
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐そ【離磯】🔗⭐🔉
はなれ‐そ【離磯】
⇒はなりそ。万葉集15「―に立てるむろの木」
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐ばなれ【離れ離れ】🔗⭐🔉
はなれ‐ばなれ【離れ離れ】
まとまっていたものが、互いのつながりがなく離れること。ちりぢり。ばらばら。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐まつ【離れ松】🔗⭐🔉
はなれ‐まつ【離れ松】
離れて孤立した松。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐もの【離れ物】🔗⭐🔉
はなれ‐もの【離れ物】
①仲間から分かれ離れたもの。のけもの。
②普通とは異なったもの。特別のもの。その時の運・不運によるもの。浄瑠璃、平家女護島「産の道は―」
③鎧よろいの胴と付属の備品の色とが異なること。また、その鎧。
④離れるべきもの。「合せ物は―」
⇒はなれ【離れ・放れ】
はなれ‐や【離れ家】🔗⭐🔉
はなれ‐や【離れ家】
①人里から離れてある家。ひとつや。
②母屋から離れてある家。はなれ。
⇒はなれ【離れ・放れ】
はな・れる【離れる・放れる】🔗⭐🔉
はな・れる【離れる・放れる】
〔自下一〕[文]はな・る(下二)
(古く四段に活用し万葉集にウナヰハナリ(放髪)・ハナリソ(離磯)などの例がある)
①くっついていたものが解けて分かれる。古事記下「大和へに西風にし吹き上げて雲―・れ退そき居りとも」
②遠ざかった位置にある。へだたった所にいる。万葉集15「しましくもひとりありうるものにあれや島のむろの木―・れてあるらむ」。大鏡道長「都―・れたる所なればと優にこそあまりにおよすげたれ」。「大陸から遠く―・れた島」
③へだたる。距離をおく。遠ざかる。万葉集20「たたみけめ牟良自むらじが磯の離磯はなりその母を―・れて行くが悲しさ」。日葡辞書「スヲハナルル」。「弦を―・れた矢」「二人の気持が―・れる」
④関係がなくなる。超越する。かけはなれる。源氏物語賢木「後の世の事をのみ思すに、たのもしく、むつかしかりしこと―・れておぼさる」。古今著聞集2「すみやかに凡夫の振舞に―・れたらん事を示し給へ」。「利害を―・れた行為」
⑤縁が切れる。離縁する。拾遺和歌集雑秋「ものねたみしける男―・れ侍りて後に、菊のうつろひて侍りけるを遣はすとて」。「―・れがたい仲」
⑥除外した状態になる。源氏物語若菜下「琴の音を―・れては、なに事をか、もの調へ知るしるべとはせむ」
⑦《放》拘束された状態などから解放される。のがれる。徒然草「官人章兼が牛―・れて庁のうちへ入りて」。「鎖から―・れた犬」
⑧官職を解かれる。免官になる。仕事をやめる。公忠集「延喜の御時五位蔵人なりけるを、御譲位にあひて―・れけれど、朱雀院御上承平八年十一月にかへりなりて」。「職を―・れた」
⑨戸格子などが開かれた状態になる。狭衣物語2「格子を探り給へば、―・れたる所もありけり。風の紛れに、おしあげて見給へば」
はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】🔗⭐🔉
はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】
なみよりも一際すぐれたわざ。思い切った大胆なふるまい。奇抜な技芸。「―を演ずる」
⇒はなれ【離れ・放れ】
り【離】🔗⭐🔉
り【離】
八卦はっけの一つ。☲で表す。火にかたどり、また南方に配する。
り‐えん【離宴・離筵】🔗⭐🔉
り‐えん【離宴・離筵】
別れの酒盛り。離別の宴。別宴。
り‐えん【離縁】🔗⭐🔉
り‐えん【離縁】
①夫婦または養親子の関係を絶つこと。
②〔法〕養子縁組の解消。民法上、当事者間の協議によるものと、裁判所の判決によるものとがある。
⇒りえん‐じょう【離縁状】
り‐かく【離角】🔗⭐🔉
り‐かく【離角】
〔天〕(elongation)天球上で、1天体または1定点からある天体までの角距離。
り‐かく【離隔】🔗⭐🔉
り‐かく【離隔】
はなれへだたること。また、はなしへだてること。隔離。
⇒りかく‐がいねん【離隔概念】
りかく‐がいねん【離隔概念】🔗⭐🔉
りかく‐がいねん【離隔概念】
〔哲〕類と種の関係もなく、同一類概念に包摂もできない二つの概念の相互の関係をいう。例えば、「徳」と「三角形」。乖離概念。不等概念。異類概念。
⇒り‐かく【離隔】
り‐かん【離間】🔗⭐🔉
り‐かん【離間】
相互の仲をさくこと。仲たがいさせること。「―策」
り‐かん【離艦】‥クワン🔗⭐🔉
り‐かん【離艦】‥クワン
乗組員あるいは艦載機が、その軍艦から離れること。
り‐がん【離岸】🔗⭐🔉
り‐がん【離岸】
船などが、岸を離れること。
⇒りがん‐てい【離岸堤】
りがん‐てい【離岸堤】🔗⭐🔉
りがん‐てい【離岸堤】
海岸線に平行に設置された沖合いの堤防。海浜に打ち寄せる波を減衰し、浸食防止や魚介類の養殖などを目的とする。
⇒り‐がん【離岸】
り‐きゅう【離宮】🔗⭐🔉
り‐きゅう【離宮】
皇居や王宮以外の地に定められた宮殿。外とつ宮。
りきゅう‐はちまんぐう【離宮八幡宮】🔗⭐🔉
りきゅう‐はちまんぐう【離宮八幡宮】
石清水いわしみず八幡宮の別宮。元府社。京都府乙訓おとくに郡大山崎町にあり、室町時代に繁栄した大山崎油座が所属。
離宮八幡宮
撮影:的場 啓
り‐きょ【離居】🔗⭐🔉
り‐きょ【離居】
はなれて住むこと。
り‐きょう【離京】‥キヤウ🔗⭐🔉
り‐きょう【離京】‥キヤウ
みやこを離れること。特に、東京あるいは京都を離れること。
り‐きょう【離郷】‥キヤウ🔗⭐🔉
り‐きょう【離郷】‥キヤウ
郷里を離れること。
り‐く【離苦】🔗⭐🔉
り‐く【離苦】
〔仏〕苦悩を離れること。
り‐く【離垢】🔗⭐🔉
り‐く【離垢】
〔仏〕煩悩ぼんのうを離れること。
り‐けん【離見】🔗⭐🔉
り‐けん【離見】
(世阿弥の用語)自己(演者)の目を離れて客観的に見ること。花鏡「見所より見る所の風姿は我が―也」
り‐ごう【離合】‥ガフ🔗⭐🔉
り‐ごう【離合】‥ガフ
はなれたり集まったりすること。
⇒りごう‐し【離合詩】
⇒りごう‐しゅうさん【離合集散】
りごう‐し【離合詩】‥ガフ‥🔗⭐🔉
りごう‐し【離合詩】‥ガフ‥
漢詩の雑体詩の一種。字の偏へんや旁つくりを分けた文字を組み合わせて詩を作る文字遊び。例えば、「呂公釣磯盍口渭傍」で「呂」から「口」の字を離し、「九域有聖無土不王」で「域」から「土」の字を離して「或」とし、「口」と合わせて、「國」の字とするもの。
⇒り‐ごう【離合】
りごう‐しゅうさん【離合集散】‥ガフシフ‥🔗⭐🔉
りごう‐しゅうさん【離合集散】‥ガフシフ‥
はなれたり集まったりすること。分離したり合併したりすること。「―を繰り返す」
⇒り‐ごう【離合】
り‐こん【離恨】🔗⭐🔉
り‐こん【離恨】
人と離れるかなしみ。別離の恨み。
り‐こん【離婚】🔗⭐🔉
り‐こん【離婚】
夫婦が婚姻を解消すること。
⇒りこん‐とどけ【離婚届】
りこん‐とどけ【離婚届】🔗⭐🔉
りこん‐とどけ【離婚届】
夫婦がその協議で離婚をする場合に、市区町村長に対してする届出。
⇒り‐こん【離婚】
りこん‐びょう【離魂病】‥ビヤウ🔗⭐🔉
りこん‐びょう【離魂病】‥ビヤウ
①魂が肉体から抜け出し、もう一人同じ人間が現れると考えられていた病気。浄瑠璃、蘆屋道満大内鑑「退いて分別するに―といふ病あり。俗には影の煩ひと言ひ」
②(→)夢中遊行むちゅうゆうこう症に同じ。
りさく‐りょう【離作料】‥レウ🔗⭐🔉
りさく‐りょう【離作料】‥レウ
(→)作離料に同じ。
り‐さん【離散】🔗⭐🔉
り‐さん【離散】
ちりぢりに離れること。「一家―」
⇒りさん‐すうがく【離散数学】
⇒りさん‐てき【離散的】
り‐ざん【離山】🔗⭐🔉
り‐ざん【離山】
①ただ一つ離れた山。孤山。
②僧が寺を去ること。平家物語2「―しける僧の坊の柱に」
りさん‐すうがく【離散数学】🔗⭐🔉
りさん‐すうがく【離散数学】
(discrete mathematics)有限個の対象、あるいは連続でない対象を研究する数学の一分野。組合せ数学とほぼ同義。
⇒り‐さん【離散】
りさん‐てき【離散的】🔗⭐🔉
りさん‐てき【離散的】
〔理〕ある変量が特定のとびとびの値しか取りえないさま。物理量の値が離散的になることが量子力学の特色。
⇒り‐さん【離散】
り‐しゅ【離朱】🔗⭐🔉
り‐しゅ【離朱】
中国古伝説上の人物。百歩離れた所からでも毛の先が見えるほど視力がすぐれていたと伝えられる。離婁りろう。
り‐しゅう【離愁】‥シウ🔗⭐🔉
り‐しゅう【離愁】‥シウ
別離のかなしみ。
り‐しょう【離生】‥シヤウ🔗⭐🔉
り‐しょう【離生】‥シヤウ
〔仏〕生死を離れること。
り‐しょう【離床】‥シヤウ🔗⭐🔉
り‐しょう【離床】‥シヤウ
ねどこを離れること。起床。
り‐しょう【離昇】🔗⭐🔉
り‐しょう【離昇】
航空機が空中に浮揚し始めること。
り‐しょう【離礁】‥セウ🔗⭐🔉
り‐しょう【離礁】‥セウ
暗礁に乗り上げた船が暗礁を離れて浮かぶこと。
り‐しょく【離職】🔗⭐🔉
り‐しょく【離職】
①職務から離れること。
②職業から離れること。失業。
り‐しん【離心】🔗⭐🔉
り‐しん【離心】
①そむき離れる心。また、そむくこと。「主君に―する」
②中心から離れていること。
⇒りしん‐えん【離心円】
⇒りしん‐りつ【離心率】
りじん‐しょう【離人症】‥シヤウ🔗⭐🔉
りじん‐しょう【離人症】‥シヤウ
自己・他人・外部世界の具体的な存在感・生命感が失われ、対象は完全に知覚しながらも、それらと自己との有機的なつながりを実感しえない精神状態。人格感喪失。有情感喪失。
りしん‐りつ【離心率】🔗⭐🔉
り‐す【離洲】🔗⭐🔉
り‐す【離洲】
洲に乗り上げた船が、その洲を離れて浮かぶこと。
り‐すい【離水】🔗⭐🔉
り‐すい【離水】
水上飛行機が水面から飛び上がること。↔着水。
⇒りすい‐かいがん【離水海岸】
りすい‐かいがん【離水海岸】🔗⭐🔉
りすい‐かいがん【離水海岸】
地盤の隆起または海水面の下降によって陸地が相対的に海面より上昇した海岸。
⇒り‐すい【離水】
り‐せき【離席】🔗⭐🔉
り‐せき【離席】
自分の席から一時的に離れること。
り‐せき【離籍】🔗⭐🔉
り‐せき【離籍】
旧制で、戸主が家族に対して家族たる身分を剥奪する法律行為。家族が戸主の居所指定権に服さない場合、または婚姻・縁組について戸主の同意を得なかった場合に、制裁としてなし得た。
りせつ‐げんり【離接原理】🔗⭐🔉
りせつ‐げんり【離接原理】
〔哲〕(→)選言原理に同じ。
り‐せん【離船】🔗⭐🔉
り‐せん【離船】
乗組員などが船を離れること。
り‐そう【離層】🔗⭐🔉
り‐そう【離層】
落葉前に葉柄の基部にできる特殊の細胞層。木質化しない細胞で、これが崩壊して葉が枝から離れる。果実の脱落の際にもできる。
りそう‐せい【離巣性】‥サウ‥🔗⭐🔉
りそう‐せい【離巣性】‥サウ‥
雛ひなが孵化直後に巣を離れ、巣中に長くとどまらない性質。カモ・シギなどで見られる。
り‐り【離離】🔗⭐🔉
り‐り【離離】
①心が離れて親しまないさま。
②穂や実が稔って垂れるさま。次々に並び連なるさま。
[漢]離🔗⭐🔉
離 字形
筆順
〔隹部11画/19画/常用/4605・4E25〕
〔音〕リ(呉)(漢)
〔訓〕はなれる・はなす・さかる
[意味]
①はなれる。遠ざかる。わかれる。はなす。「離散・離脱・離陸・離縁・距離・分離・不即不離」
②易えきの八卦はっかの一つ。☲。
[解字]
形声。「隹」+音符「
」。
[下ツキ
会者定離・厭離・乖離・解離・隔離・旧離・久離・距離・垢離・出離・支離滅裂・電離・背離・剥離・不即不離・分離・別離・遊離・陸離・流離
筆順
〔隹部11画/19画/常用/4605・4E25〕
〔音〕リ(呉)(漢)
〔訓〕はなれる・はなす・さかる
[意味]
①はなれる。遠ざかる。わかれる。はなす。「離散・離脱・離陸・離縁・距離・分離・不即不離」
②易えきの八卦はっかの一つ。☲。
[解字]
形声。「隹」+音符「
」。
[下ツキ
会者定離・厭離・乖離・解離・隔離・旧離・久離・距離・垢離・出離・支離滅裂・電離・背離・剥離・不即不離・分離・別離・遊離・陸離・流離
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あ・る【散る・離る】🔗⭐🔉
あ・る 【散る・離る】 (動ラ下二)
(1)散り散りになる。「―・れて寄りまうで来ず/竹取」
(2)遠のく。うとくなる。「鮪(シビ)突く海人よ其(シ)が―・れば,うら恋しけむ/古事記(下)」
か・る【離る】🔗⭐🔉
か・る 【離る】 (動ラ下二)
(1)空間的にはなれる。遠ざかる。退き去る。「妹が手本を―・るるこのころ/万葉 2668」
(2)時間的にへだたる。間遠になる。絶える。「山ほととぎす―・れず来むかも/万葉 3910」
(3)関係が切れる。疎遠になる。心がはなれる。「冬草の―・れにし人はおとづれもせず/古今(冬)」
〔和歌では多く「枯る」に掛けて用いる〕
かれ-がれ【離れ離れ】🔗⭐🔉
かれ-がれ 【離れ離れ】 (形動ナリ)
(男女の)交際が途絶えがちなさま。「―にとだえ置かむ折こそは/源氏(夕顔)」
さ・く【離く・放く】🔗⭐🔉
はな・す【離す】🔗⭐🔉
はな・す [2] 【離す】 (動サ五[四])
〔「放す」と同源〕
(1)密着したり接触したりしている二つのものの間に隔たりを作る。「つないでいた手を―・す」
(2)間をあけて配置する。また,間隔をもっと広げる。「字を―・して書く」「ストーブを壁から―・す」
(3)自分の手もとから遠くにやる。手ばなす。「肌身―・さず持っていたお守り」「もう君を―・さない」
(4)(「目を離す」の形で)視線を別の方向に向ける。「ちょっと目を―・したすきに子供を見失う」「危なくて目が―・せない」
[可能] はなせる
はな・る【離る・放る】🔗⭐🔉
はなれ【離れ】🔗⭐🔉
はなれ [1] 【離れ】
〔動詞「離れる」の連用形から〕
(1)「離れ座敷」「離れ家」の略。「―に客を通す」
(2)「…ばなれ」の形で,他の名詞の下に付いて複合語として用いられる。(ア)そのものから関心がはなれる意を表す。「政治―」「活字―」(イ)そのものからかけ離れている意を表す。「日本人―した体格」「素人―の腕前」「浮き世―した生活」(ウ)そのものから独立する意を表す。「親―」「乳―」「巣―」
はなれ-きょうげん【離れ狂言】🔗⭐🔉
はなれ-きょうげん ―キヤウ― [4] 【離れ狂言】
江戸時代,一幕または一番ずつ独立して演じられた短い歌舞伎狂言。
⇔続き狂言
はなれ-こじま【離れ小島】🔗⭐🔉
はなれ-こじま [4] 【離れ小島】
陸地から遠く離れた小島。
はなれ-ざしき【離れ座敷】🔗⭐🔉
はなれ-ざしき [4] 【離れ座敷】
母屋から離れた座敷。はなれや。はなれ。
はなれ-じま【離れ島】🔗⭐🔉
はなれ-じま [3] 【離れ島】
陸地から遠く離れた島。孤島。
はなれ-す【離れ州】🔗⭐🔉
はなれ-す 【離れ州】
陸から離れた所にある州。「かもめむれゐる沖の―/夫木 26」
はなれ-そ【離れ磯】🔗⭐🔉
はなれ-そ 【離れ磯】
陸地から離れて海上に突き出た磯。「―に立てるむろの木/万葉 3600」
はなれ-ばなれ【離れ離れ】🔗⭐🔉
はなれ-ばなれ [4] 【離れ離れ】 (名・形動)[文]ナリ
(まとまっていたものが)互いに離れた状態になる・こと(さま)。ちりぢり。別れ別れ。「親兄弟が―になる」「―に暮らす」
はなれ-もの【離れ物】🔗⭐🔉
はなれ-もの [0][5] 【離れ物】
(1)離れるはずのもの。「合はせものは―/毛吹草」
(2)普通とは事情がかけ離れていて,成否の予想がつかないもの。「世に難産はあるまいが,産の道は―/浄瑠璃・平家女護島」
はなれ-や【離れ家】🔗⭐🔉
はなれ-や [3] 【離れ家】
(1)人里から離れてある一軒家。ひとつや。
(2)母屋から離れた所に建てた別棟の家。はなれ。
はなれ-わざ【離れ業・離れ技】🔗⭐🔉
はなれ-わざ [0][3] 【離れ業・離れ技】
奇抜さや大胆さで人をあっといわせるような芸当やおこない。「―を演ずる」
はな・れる【離れる】🔗⭐🔉
はな・れる [3] 【離れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 はな・る
(1)接していたものの間隔がひらいた状態になる。「船が岸から―・れる」「車輪が地面を―・れた」
(2)ある場所との間にある程度の距離がある。へだたる。「町の中心部を―・れた静かな所」「彼の家は駅から二キロほど―・れている」
(3)心理的な緊密さがなくなる。(ア)親近感や信頼感が次第になくなる。「気持ちが―・れる」「人心が政権から―・れる」(イ)ある思いが頭からなくなる。普通,打ち消しの形で使う。「このことがいつも頭を―・れないのです」
(4)二者の数値が大きく違う。ひらく。「あの夫婦は年が一〇歳も―・れている」
(5)人と人との間隔が大きくなる。「いつも母親のそばを―・れられない子」「君と―・れて暮らすのはつらい」
(6)今までいた場所から遠ざかる。「しばらく東京を―・れる」「席を―・れる」「親もとを―・れて暮らす」
(7)官職・地位を退く。退職・退任する。また,持ち場から立ち去る。離脱する。「職を―・れる」「理事のポストを―・れる」「戦列を―・れる」「多日(シバラク)月給に―・れるやうな事があつても/婦系図(鏡花)」
(8)かかわりあいが薄くなる。「話が本筋から―・れる」「利害の念を―・れて居るのだ/平凡(四迷)」
(9)戸などが開いた状態になる。「格子を探り給へば―・れたる所もありけり/狭衣 2」
(10)除外される。はずれる。「右の大殿・致仕の大殿の族(ゾウ)を―・れて,きらきらしう清げなる人はなき世なり/源氏(竹河)」
〔「放つ」に対する自動詞〕
[慣用] 手が―・手を―/つかず離れず
り【離】🔗⭐🔉
り [1] 【離】
易の八卦の一。算木で
の形で示す。火・日など明るいさまを表し,南の方角に配する。
の形で示す。火・日など明るいさまを表し,南の方角に配する。
り-えん【離宴・離筵】🔗⭐🔉
り-えん [0] 【離宴・離筵】
別れの酒盛り。別離の宴。別宴。
り-えん【離縁】🔗⭐🔉
り-えん [1] 【離縁】 (名)スル
(1)夫婦または養親子の関係を断つこと。「養子を―する」
(2)〔法〕 養子縁組を解消すること。
りえん-じょう【離縁状】🔗⭐🔉
りえん-じょう ―ジヤウ [0] 【離縁状】
夫が妻を離縁するとき,その理由を書いて妻に渡す書状。近世,離縁状の授受がないと再婚できなかった。去状(サリジヨウ)。暇状(イトマジヨウ)。三下半(ミクダリハン)。
り-か【離歌】🔗⭐🔉
り-か [1] 【離歌】
離別の歌。別れの歌。
り-かく【離角】🔗⭐🔉
り-かく [1] 【離角】
観測点(地球)から見た,二つの天体の間の角距離。離隔。
り-かく【離隔】🔗⭐🔉
り-かく [0] 【離隔】 (名)スル
離れ隔たること。また,離し隔てること。隔離。「遠く―せるの邦土に在ては/真善美日本人(雪嶺)」
りかく-はん【離隔犯】🔗⭐🔉
りかく-はん [3] 【離隔犯】
行為と結果の発生とが時間的・場所的に異なる犯罪。
り-かん【離間】🔗⭐🔉
り-かん [0] 【離間】 (名)スル
仲たがいさせること。人の仲を裂くこと。「二国を―すべく暗躍する」「―策」
り-かん【離艦】🔗⭐🔉
り-かん [0] 【離艦】
乗組員がその軍艦から離れること。
りがん-てい【離岸堤】🔗⭐🔉
りがん-てい [0] 【離岸堤】
海岸線にほぼ平行に沖に設ける堤防。海岸の浸食防止や防波堤の役目をする。
り-きゅう【離宮】🔗⭐🔉
り-きゅう [0] 【離宮】
皇居や王宮とは別のところに建てられた宮殿。
り-きょう【離京】🔗⭐🔉
り-きょう ―キヤウ [0] 【離京】 (名)スル
都を離れること。特に,東京あるいは京都を離れること。「月末に―する予定だ」
り-きょう【離郷】🔗⭐🔉
り-きょう ―キヤウ [0] 【離郷】 (名)スル
故郷を離れること。
り-く【離苦】🔗⭐🔉
り-く [1] 【離苦】
〔仏〕 人間の苦悩を離れること。
り-く【離垢】🔗⭐🔉
り-く [1] 【離垢】
〔仏〕 煩悩を消し去ること。
りけい-ざい【離型剤】🔗⭐🔉
りけい-ざい [2] 【離型剤】
製品を型(カタ)からはずしやすくするために型の内面に塗る薬剤。
り-ごう【離合】🔗⭐🔉
り-ごう ―ガフ [0] 【離合】 (名)スル
離れたりひとつに合わさったりすること。「派閥が―して新会派ができる」
りごう-し【離合詩】🔗⭐🔉
りごう-し ―ガフ― [2] 【離合詩】
漢詩の雑体詩の一。一字の扁旁を切り離して,二句に詠み込んだり一句の首尾に置いたりし,また二字の語を一字ずつ一句の首尾に配したりするもの。離合。
りごう-しゅうさん【離合集散】🔗⭐🔉
りごう-しゅうさん ―ガフシフ― [0][1] 【離合集散】 (名)スル
離れたり集まったり,一緒になったり別れたりすること。「小会派が―を繰り返す」
り-こん【離恨】🔗⭐🔉
り-こん [0] 【離恨】
別離の悲しみ。人と別れるつらさ。
り-こん【離婚】🔗⭐🔉
り-こん [0] 【離婚】 (名)スル
夫婦双方が生存中に婚姻関係を解消すること。現行法は,裁判上の離婚,協議離婚の他に家庭裁判所の調停による離婚と審判による離婚を認めている。
⇔結婚
りこん-げんいん【離婚原因】🔗⭐🔉
りこん-げんいん [4] 【離婚原因】
裁判上の離婚の訴えを提起することができる事由。民法は,配偶者の不貞行為,悪意による遺棄,三年以上の生死不明,強度かつ不治の精神病,その他婚姻を継続し難い重大な事由を法定している。
りこん-とどけ【離婚届(け)】🔗⭐🔉
りこん-とどけ [4] 【離婚届(け)】
離婚の合意が成立したこと,または調停・審判・裁判による離婚が成立したことを報告するための戸籍上の届け出。
りこん-びょう【離魂病】🔗⭐🔉
りこん-びょう ―ビヤウ [0] 【離魂病】
(1)魂が肉体から離れて,もう一人全く同じ姿の人間になると信じられた病気。影の病。「―ほどに添寝の女形/柳多留 138」
(2)「夢遊病」のこと。
り-さん【離散】🔗⭐🔉
り-さん [0] 【離散】 (名)スル
一つにまとまっていたものがちりぢりになること。「一家が―する」
りさん-てき【離散的】🔗⭐🔉
りさん-てき [0] 【離散的】 (形動)
〔discrete〕
連続的な集合の部分集合が,ばらばらに散らばった状態であること。この集合を離散的部分集合と呼ぶ。実数の中の整数全体がその例。量子力学では,物理量が離散的な値をとることが特徴。
り-ざん【離山】🔗⭐🔉
り-ざん [0] 【離山】 (名)スル
(1)ただ一つ離れた山。孤山。孤峰。
(2)僧が寺を出ること。「―しける僧の/平家 2」
り-しゅう【離愁】🔗⭐🔉
り-しゅう ―シウ [0] 【離愁】
別れの悲しみ。別離の寂しさ。
り-しょう【離床】🔗⭐🔉
り-しょう ―シヤウ [0] 【離床】 (名)スル
寝床を離れること。起床。
り-しょう【離昇】🔗⭐🔉
り-しょう [0] 【離昇】 (名)スル
航空機が空中に浮揚し始めること。「ジェット機が―する」
り-しょう【離礁】🔗⭐🔉
り-しょう ―セウ [0] 【離礁】 (名)スル
暗礁に乗り上げていた船が,暗礁から離れて浮かぶこと。「満潮を待って―する」
り-しょく【離職】🔗⭐🔉
り-しょく [0] 【離職】 (名)スル
(1)職務から離れること。
(2)仕事をやめること。「炭鉱の閉山で―する」
(3)公務員法上,公務員がその身分を失うこと。
りしょく-りつ【離職率】🔗⭐🔉
りしょく-りつ [3] 【離職率】
企業・産業における雇用労働者の離職の度合を示す指標。ある期間(普通一か月間)内の離職による減少労働者数を,在籍労働者数で割ったもの。
り-しん【離心】🔗⭐🔉
り-しん [0] 【離心】 (名)スル
そむき離れようとする心。また,離れようとすること。「同盟列国中にも…暗に―せんと欲するの勢あり/経国美談(竜渓)」
りじん-しょう【離人症】🔗⭐🔉
りじん-しょう ―シヤウ [0] 【離人症】
自分自身や自分の行動,また外界などに対し,実感が伴わない状態。神経症・鬱病・分裂病,極度の疲労時などにみられる。
りしん-りつ【離心率】🔗⭐🔉
りしん-りつ [2] 【離心率】
〔数〕 円錐曲線の形状を定める定数。定点 F と定直線
からの距離の比が一定値
である点,すなわち FP/HP=
(>0)( H は P より
に下した垂線足)である点 P の軌跡は
が 1 より小さければ楕円,1 に等しければ放物線,1 より大きければ双曲線となる。この
を離心率という。
からの距離の比が一定値
である点,すなわち FP/HP=
(>0)( H は P より
に下した垂線足)である点 P の軌跡は
が 1 より小さければ楕円,1 に等しければ放物線,1 より大きければ双曲線となる。この
を離心率という。
り-す【離州・離洲】🔗⭐🔉
り-す [1][0] 【離州・離洲】 (名)スル
州に乗り上げた船が,州から離れて浮かぶこと。
り-すい【離水】🔗⭐🔉
りすい-かいがん【離水海岸】🔗⭐🔉
りすい-かいがん [4] 【離水海岸】
海水面の低下あるいは地殻変動によって海底が海面上に露出した結果,生じた海岸。海岸平野や海岸段丘などが見られる。
→沈水海岸
りすい-さんごしょう【離水珊瑚礁】🔗⭐🔉
りすい-さんごしょう ―セウ [6] 【離水珊瑚礁】
海水面より上位に現れた珊瑚礁。
り-せき【離席】🔗⭐🔉
り-せき [0] 【離席】 (名)スル
座席から離れること。席を立つこと。
り-せき【離籍】🔗⭐🔉
り-せき [0] 【離籍】 (名)スル
民法旧規定で,戸主が婚姻や居住指定などに従わない家族を戸籍から除斥すること。
りせつてき-がいねん【離接的概念】🔗⭐🔉
りせつてき-がいねん [6] 【離接的概念】
⇒選言的概念(センゲンテキガイネン)
り-せん【離船】🔗⭐🔉
り-せん [0] 【離船】 (名)スル
乗組員・乗客などが船から離れること。「船長の命令で全員―する」
り-そう【離層】🔗⭐🔉
り-そう [0] 【離層】
落葉する前に,葉柄の基部にできる特殊な細胞層。柔細胞からなるもろい組織で,葉はこの部分から離脱する。果実や花の落ちる際にもできる。
りそう【離騒】🔗⭐🔉
りそう リサウ 【離騒】
〔「離」は遭う,「騒」は憂いの意〕
「楚辞(ソジ)」の巻頭の編名。屈原作。紀元前301年以降成立。三七二句から成る。楚の非運を嘆く憂国の情と,讒言(ザンゲン)に遭って朝廷を追われる憂愁を幻想的にうたったもの。
りそう-せい【離巣性】🔗⭐🔉
りそう-せい リサウ― [0] 【離巣性】
雛(ヒナ)が孵化後比較的早く巣離れする性質。外敵の危険にさらされやすい営巣をする鳥類にみられる。ガンカモ類など。
⇔留巣性
り-ぞく【離俗】🔗⭐🔉
り-ぞく [0] 【離俗】 (名)スル
俗事・俗世間を離れること。
り-そん【離村】🔗⭐🔉
り-そん [0] 【離村】 (名)スル
住んでいた村を離れて他の土地に移り住むこと。
り-だつ【離脱】🔗⭐🔉
り-だつ [0] 【離脱】 (名)スル
今まで属していたところから抜け出すこと。「戦線から―する」
り-ちゃくりく【離着陸】🔗⭐🔉
り-ちゃくりく [3][2] 【離着陸】 (名)スル
航空機が離陸することと着陸すること。「大型旅客機が―する国際空港」
り-とう【離島】🔗⭐🔉
り-とう ―タウ [0] 【離島】
■一■ (名)
都道府県庁の所在する本土から海をへだてて隔絶している島。はなれじま。「―振興」
■二■ (名)スル
島をはなれて他へ移ること。
り-にち【離日】🔗⭐🔉
り-にち [0] 【離日】 (名)スル
外国人が日本を離れ去ること。
り-にゅう【離乳】🔗⭐🔉
り-にゅう [0] 【離乳】 (名)スル
乳児に少しずつ乳汁以外の食物を与え,次第に授乳から幼児食へ移行させること。ちちばなれ。「―期」
はなす【離[放]す】(和英)🔗⭐🔉
はなす【離[放]す】
(1)[分離]separate[detach].→英和
(2)[解放]free;→英和
release;→英和
letgo;let go(持った物を).
離しておく keepaway.
目を離す take one's eyes.
はなれ【離れ(座敷)】(和英)🔗⭐🔉
はなれ【離れ(座敷)】
a detached room.
はなれじま【離れ島】(和英)🔗⭐🔉
はなれじま【離れ島】
a remote[solitary]island.
はなれや【離れ家】(和英)🔗⭐🔉
はなれや【離れ家】
a detached house;a solitary house.
りえん【離縁する】(和英)🔗⭐🔉
りえん【離縁する】
⇒離婚.disown(養子を).→英和
離縁状 a letter of divorce.
りきゅう【離宮】(和英)🔗⭐🔉
りきゅう【離宮】
a detached palace.
りごう【離合集散】(和英)🔗⭐🔉
りごう【離合集散】
meeting and parting;changing of factional alignments (政党の).
りこん【離婚する】(和英)🔗⭐🔉
りこん【離婚する】
divorce.→英和
離婚訴訟(を起こす) (file) a suit for divorce.
りさん【離散する】(和英)🔗⭐🔉
りさん【離散する】
be scattered[dispersed,broken up].
りしょう【離昇】(和英)🔗⭐🔉
りしょう【離昇】
(a) lift-off (ロケットなどの).
りしょく【離職する】(和英)🔗⭐🔉
りしょく【離職する】
leave[quit]one's job.離職者 unemployed[jobless]people.
りそん【離村する】(和英)🔗⭐🔉
りそん【離村する】
abandon one's village.
りちゃくりく【離着陸】(和英)🔗⭐🔉
りちゃくりく【離着陸】
taking-off and landing.
りとう【離党する】(和英)🔗⭐🔉
りとう【離党する】
leave[withdraw from]a party.→英和
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