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お‐そ【悪阻】ヲ━🔗🔉

お‐そ【悪阻】ヲ━ つわり。

おそ・い【遅い】🔗🔉

おそ・い【遅い】 物事の区切りとなる時点が基準より後である。 「今年は初霜が例年より━」 「当店は終業時間が━」 「気づくのが━・かった!」 「勝利の知らせを今や遅しと待つ」 《多く「もう━」「もはや━」の形で》適当な時期を過ぎているさま。 「出かけるにはもう(時間が)━」 「今さら後悔してももう━」 時間が、一定の期間内でより後に属するさま。 「その事件は一八世紀も━時期に起こった」 「夜もずいぶん━・くに着いた」 移動に要する時間が多い。低速だ。 「音の速度は光よりも━」 「この車はスピードが━」 「田中君は足が━」 動作や作用に要する時間が長い。特に、一定の動きを繰り返すものの間隔や周期が長い。 「食べるのが━」 「このパソコンは情報処理の速度が━」 「この木は生長が━」 「仕事が━」 「プロペラ[客]の回転が━」 ◆⇔はや(早・速)い は、「晩い」とも。 ‐さ

遅きに失しっ・する🔗🔉

遅きに失しっ・する 遅すぎて役に立たなくなる。遅きにすぎる。 「今ごろ気づくようでは━」

おそい‐かか・る【襲いかかる(襲い掛かる)】オソヒ━🔗🔉

おそい‐かか・る【襲いかかる(襲い掛かる)】オソヒ━ 自五相手に危害を加えようとして攻撃をしかける。 「手負いの熊が━」 関連語 大分類‖争い‖あらそい 中分類‖攻撃‖こうげき

おそ・う【襲う】オソフ🔗🔉

おそ・う【襲う】オソフ 他五 不意に攻めかか(って危害を加え)る。襲撃する。 「強盗が銀行を━」 「狼おおかみが人を━」 「不意を━・われて慌てる」 「強烈なサーブが足元を━」 「相手投手を━・って二点を挙げる」 比喩的に、不意に人の家に押しかける意でも使う。「新聞記者に寝込みを━・われる」 (不意に)台風や地震などが猛威をふるって、被害をもたらす。 「台風が西日本を━」 「町が洪水に━・われる」 (不意に)感情・感覚や体の異常などがのしかかるように現れる。 「死の恐怖が私を━」 「忘我の歓喜が全身を━」 「臭気が鼻を━」 「眠気[腹痛]に━・われる」 受身が多い。能動態は幾分翻訳調。→おそわれる 官職や家督などを受け継ぐ。 「先代の芸名を━」 「禅譲によって帝位を━」 関連語 大分類‖争い‖あらそい 中分類‖攻撃‖こうげき

おそ‐うまれ【遅生まれ】🔗🔉

おそ‐うまれ【遅生まれ】 四月二日から十二月三十一日までに生まれたこと。また、その人。 ⇔早生まれ ◇同じ年の四月一日までに生まれた子供よりも一年遅く小学校に入学することから。

おそかれ‐はやかれ【遅かれ早かれ】🔗🔉

おそかれ‐はやかれ【遅かれ早かれ】 連語〔副詞的に〕遅い早いの差はあっても、いずれは。早晩。 「━分かることだ」

おそく‐とも【遅くとも】🔗🔉

おそく‐とも【遅くとも】 どんなに遅いとしても。遅くても。遅くも。 「━九時までには帰る」

おそく‐まで【遅くまで】🔗🔉

おそく‐まで【遅くまで】 (夜の)遅い時間まで。 「毎晩━勉強する」

おそ‐さ【遅さ】🔗🔉

おそ‐さ【遅さ】 遅いこと。また、その程度。 「通報の━が延焼を招く」 ⇔はや(早・速)さ

おそ‐ざき【遅咲き】🔗🔉

おそ‐ざき【遅咲き】 同種のものの開花期よりも遅れて咲くこと。また、その草木。 「━の桜」 ⇔早咲き 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖咲く‖さく

おそ‐じも【遅霜・晩霜】🔗🔉

おそ‐じも【遅霜・晩霜】 四月・五月になってから降りる霜。晩霜ばんそう。 ⇔早霜

おそ‐ぢえ【遅知恵】━ヂヱ🔗🔉

おそ‐ぢえ【遅知恵】━ヂヱ 子供の知恵の発達がふつうよりも遅れていること。奥知恵。 その場では間に合わなくて、あとになって出てくる知恵。後知恵。

おそ‐で【遅出】🔗🔉

おそ‐で【遅出】 名・自サ変いつもより遅く出勤すること。また、遅番。 「今日は━だ」 ⇔早出はやで 関連語 大分類‖遅れる‖おくれる 中分類‖遅延‖ちえん

お‐そなえ【御供え】━ソナヘ🔗🔉

お‐そなえ【御供え】━ソナヘ 「供え物」の謙譲・美化語。神仏に供えること。また、その物。供物くもつ。 「仏様に━をする」 神仏に供えるもち。鏡かがみもち。 ◇「お供え」の略。

お‐そば【側・傍】🔗🔉

お‐そば【側・傍】 「そば」の尊敬語。 主君・貴人の身近な所。また、そこに仕える人。近侍。近習きんじゅ。 「━付き」

おそ‐ばん【遅番】🔗🔉

おそ‐ばん【遅番】 交替制の勤務で、遅い時間に出勤する番。遅出。 ⇔早番

おそ‐まき【遅蒔き・蒔き】🔗🔉

おそ‐まき【遅蒔き・蒔き】 時期に遅れて種をまくこと。また、同種よりも種をまく時期が遅い品種。 ⇔早まき 《多く「━ながら」の形で》時機に遅れて物事をはじめること。 「━ながら調査を開始する」

お‐そまつ【お粗末】🔗🔉

お‐そまつ【お粗末】 名・形動上等でないこと、出来のよくないことを軽蔑けいべつして、また、謙けんそん・自じちょうしていう語。 「われながら━な話だ」 「━様(=相手に提供した物事が粗末なものだったと謙していう語)」 ‐さ

おそらく【恐らく】🔗🔉

おそらく【恐らく】 《多く、下に推量の表現を伴って》そうなる可能性が高いと推測する気持ちを表す。おおかた。 「━彼は来ないだろう」 「━彼は反対なのだ」

おそる‐おそる【恐る恐る】🔗🔉

おそる‐おそる【恐る恐る】 こわいと思いながら物事をするさま。こわごわ。 「━谷底をのぞく」 おそれかしこまるさま。 「━御前に進み出る」

おそる‐べき【恐るべき】🔗🔉

おそる‐べき【恐るべき】 連語 恐れるのが当然であるさま。ひどく恐ろしい。 「━犯罪」 程度がはなはだしいさま。 「━才能・━スピード」

おそれ【恐れ(怖れ・畏れ)】🔗🔉

おそれ【恐れ(怖れ・畏れ)】 怖いと感じること。恐怖。 「死への━を克服した」 「怖れ」とも。 よくないことが起こるのではないかという懸念。心配。 「強風の━がある」 かな書きも多いが、「虞(れ)」とも。 敬いもったいなく感じること。畏敬いけい。 「神に━を感じる」 普通「畏れ」と書く。 関連語 大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい 中分類‖恐れ‖おそれ

おそれ‐い・る【恐れ入る(畏れ入る)】🔗🔉

おそれ‐い・る【恐れ入る(畏れ入る)】 自五 自分のいたらなさや相手への迷惑を申し訳なく思う。恐縮する。 「ご心配をかけて━・ります」 「━・りますが手を貸していただけませんでしょうか」 相手の尽力や親切を心苦しいほどありがたく思う。 「ご厚情のほど誠に━・ります」 丁寧な謝意表現として、「恐れ入ります」(さらには「恐れ入りましてございます」)の形があるが、直截ちょくせつ明快な「ありがとう(ございます)」よりも遠回しな感じになる。「恐れ入りますです」は不適切。 相手の才能や力量に感心してかしこまる。 「見事な技に━」 「どうだ、━・ったか」 あまりのひどさに、あきれる。 「あれが政治家とは━・った話だ」 関連語 大分類‖敬意‖けいい 中分類‖感服‖かんぷく

おそれ‐おお・い【恐れ多い(畏れ多い)】━オホイ🔗🔉

おそれ‐おお・い【恐れ多い(畏れ多い)】━オホイ 身分の高い人や目上の人に対し、礼を失するようで申し訳ない。 「わざわざ来ていただくのは━」 尊くてもったいない気持ちだ。かたじけない。 「━・くも国王のご臨席を仰ぐ」

おそれ‐ながら【恐れながら】🔗🔉

おそれ‐ながら【恐れながら】 恐れ多いことですが。恐縮ですが。 「━申し上げます」 ◇身分の高い人に意見を述べるときなどに使う。

おそ・れる【恐れる(怖れる・懼れる・畏れる)】🔗🔉

おそ・れる【恐れる(怖れる・懼れる・畏れる)】 他下一 怖いと感じる。恐怖心をもつ。こわがる。 「地震[死]を━」 「人目を━・れてこそこそと振る舞う」 「『平成の怪物』と━・れられた剛球投手」 「怖れる」とも。 よくないことが起こるのではないかと心配する。危惧きぐする。危ぶむ。 「失敗を━・れては何事もなしえない」 「発覚を━・れて証拠隠滅を図る」 「イメージがダウンすることを━」 「懼れる」とも。 すぐれたものに対して威圧されたような気持ちをもつ。畏敬いけいの念をもつ。おそれ多いと感じる。 「神[運命・師の炯眼けいがん]を━」 普通「畏れる」と書く。 おそ・る(下二) 恐れ 関連語 大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい 中分類‖恐れ‖おそれ

お‐そろい【おい】━ソロヒ🔗🔉

お‐そろい【おい】━ソロヒ 二人以上の人が連れ立っていることをいう尊敬語。 「━でお出かけですか」 衣服やその柄などが同じであることをいう美化語。 「━のジャケット」

おそろし・い【恐ろしい】🔗🔉

おそろし・い【恐ろしい】 (圧倒的な力の差から)身の危険を感じ、いたたまれなくなる気持ちである。こわい。 「戦争が━」 「━顔をする」 程度が激しいさま。驚くほどだ。尋常でない。ひどい。すごい。 「一度に━量をこなす」 「━・く古い校舎」 気遣いをさせるさま。思いやられる。 「今この状態では、行く末が━」 ‐げ/‐さ/‐が・る 関連語 大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい 中分類‖恐れ‖おそれ

おそわ・る【教わる】ヲソハル🔗🔉

おそわ・る【教わる】ヲソハル 他五教えてもらう。 「友人に花の名前を━」 「田中先生から英語を━(=習う)」 「仕事も酒も先輩から━・った(=学んだ・吸収した)」 「賢者は自然から━ものだ」 教えられる人が主語になる言い方で、もともと受身の意味を内包する。「先生に教えられた/教わった通りにやる」では、「教わる」の方に恩恵の気持ちがこもる。 関連語 大分類‖教育‖きょういく 中分類‖教え‖おしえ

おそわ・れる【魘われる】オソハレル🔗🔉

おそわ・れる【魘われる】オソハレル 自下一夢のなかで苦しめられる。 「忽たちまち不思議な悪夢に━・れて二葉亭おそは・る(下二)

お‐そん【汚損】ヲ━🔗🔉

お‐そん【汚損】ヲ━ 名・自他サ変物が汚れたり傷ついたりすること。また、物を汚したり傷つけたりすること。 「備品が━する」 「借りた図書を━する」

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