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【実】🔗🔉

【実】 8画 宀部 [三年] 区点=2834 16進=3C42 シフトJIS=8EC0 【實】旧字旧字 14画 宀部 区点=5373 16進=5569 シフトJIS=9B89 《常用音訓》ジツ/み/みの…る 《音読み》 ジツ/ジチ/シツ〈sh〉 《訓読み》 み/みのる/みちる(みつ)/まこと/まことに/じつ 《名付け》 これ・さね・ちか・つね・なお・のり・ま・まこと・み・みつ・みる 《意味》 {名}み。中身のつまった草木のみ。「果実」「草木之実足食也=草木ノ実食ラフニ足ル」〔→韓非{動}みのる。草木のみの中身がつまる。「秀而不実者有矣夫=秀シテ実ラザル者有リ」〔→論語{動}みちる(ミツ)。内容がいっぱいつまる。〈対語〉→虚。「充実」「君之倉廩実=君ノ倉廩実ツ」〔→孟子ジツナリ{形}まこと。内容があってそらごとでない。〈対語〉→虚→空。「事実」「后聴虚而黜実兮=后ハ虚ヲ聴キイレテ実ヲ黜ク」〔→楚辞ジツニ{副}まことに。ほんとうに。実際に。「天実為之=天、実ニコレヲ為ス」〔→詩経「其実ソノジツ」とは、文頭につけて、「じつをいうと」、「実際は」の意味をあらわす。「其実皆什一也=ソノ実ハ皆什ニ一ナリ」〔→孟子〕 〔国〕じつ。真心。親身の心。「実のある人」み。内容。「実のある話」 《解字》 会意。「宀(やね)+周(いっぱい)+貝(たから)」で、家の中に財宝をいっぱい満たす意を示す。中身がいっぱいで欠け目がないこと。また、真(中身がつまる)は、その語尾がnに転じたことば。 《単語家族》 質(中身)窒チツ(ふさがる)室(いきづまりのへや)などと同系。 《類義》 満は、容器にいっぱいに物をみたすこと。充は、中身をいっぱいにつめること。→信 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1213 での単語。