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【微】🔗🔉

【微】 13画 彳部 [常用漢字] 区点=4089 16進=4879 シフトJIS=94F7 《常用音訓》ビ 《音読み》 ビ/ミ〈wi〉 《訓読み》 かすか(かすかなり)/わずかに(わづかに)/かすかに/ひそかに/ない(なし) 《名付け》 いや・なし・まれ・よし 《意味》 {形}かすか(カスカナリ)。ほのかではっきり見えない。また、小さくて目だたないさま。おとろえているさま。〈対語〉→顕。「微細」「衰微」「世衰道微=世衰ヘテ道微カナリ」〔→孟子{形}身分が低くて、目だたない。「微臣」 {名}小さくて、目だたないもの。 {副}わずかに(ワヅカニ)。かすかに。ほんの少し。「微笑」 {副}ひそかに。目だたぬように。「微視=微カニ視ル」 {動}ない(ナシ)。ないことをあらわすことば。〈同義語〉→靡ビ。〈対語〉→有。〈類義語〉→無。「微我有咎=我ニ咎有ルコトナカラン」〔→詩経〕「微管仲=管仲ナカリセバ」〔→論語{単位}一の百万分の一。忽の十分の一。繊の十倍。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ビ)は「―線の上下に細い糸端のたれたさま+攴(動詞のしるし)」の会意文字で、糸端のように目だたないようにすること。微はそれを音符とし、彳(いく)をそえた字で、目だたないようにしのびあるきすること。 《単語家族》 未ミ・ビ(よくわからない)昧マイ(暗くてよく見えない)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 1561 での単語。