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【献】🔗🔉

【献】 13画 犬部 [常用漢字] 区点=2405 16進=3825 シフトJIS=8CA3 【獻】旧字旧字 20画 犬部 区点=6459 16進=605B シフトJIS=E0D9 《常用音訓》ケン/コン 《音読み》 ケン/コン〈xin〉 《訓読み》 たてまつる 《名付け》 すすむ・たけ・ただす・のぶ 《意味》 ケンズ{動}たてまつる。神前や目上の人に、ていねいに物をささげる。さしあげる。〈類義語〉→薦→上。「献上」「献策=策ヲ献ズ」「献禽以祭社=禽ヲ献ジテモッテ社ヲ祭ル」〔→周礼ケンズ{動}客に酒をすすめる。〈対語〉→酢(客が主人に返杯する)。〈類義語〉→酬。「献酬ケンシュウ(酒杯をやりとりする)」「或献或酢=或イハ献ジ或イハ酢ス」〔→詩経{動・形}前に進み出る。先頭におし出したさま。「献春」「献歳」 {名}もの知りで賢い人。〈類義語〉→賢。「文献(文書と記憶のよいもの知り。転じて記録をとどめた文書)」「文献不足故也=文献足ラザルガユナリ」〔→論語〕 〔国〕酒のやりとりをかぞえることば。「献立コンダテ」とは、食事に出す料理の種類・順序のとりあわせ。 《解字》 会意兼形声。獻の左側の字(音ケン)は「虎+鬲(三本の袋足のついた煮たきする器)」の会意文字で、虎トラなどの飾りのついたりっぱな食器。獻はそれを音符とし、犬を加えた字で、犬の肉を食器に盛ってさしあげることを示す。高くささげる、下から上へあげるの意を含む。 《単語家族》 軒(高くあがる)建(高くたてる)乾(高い)などと同系。 《類義》 薦は、下敷きの上にのせてていねいにさし出すこと。上は、上の人にたてまつること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2836 での単語。