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【皇】🔗🔉

【皇】 9画 白部 [六年] 区点=2536 16進=3944 シフトJIS=8D63 《常用音訓》オウ/コウ 《音読み》 コウ(クウ)/オウ(ワウ)〈hung〉 《訓読み》 きみ/かみ/おおきい(おほいなり)/おおい(おほし)/すめらぎ/すべらぎ/すめら 《名付け》 すべ・すめら 《意味》 {名}きみ。開祖の偉大な王の意。▽秦シンの始皇帝がみずから皇帝と称したのにはじまる。〈類義語〉→王。「皇帝」「漢皇(漢の皇帝)」「皇心震悼=皇心震ヘ悼ム」〔陳鴻〕 {名}かみ。天上の偉大な王。宇宙をとり締まるかみのこと。上帝。「皇天(天のかみ)」 {形}おおきい(オホイナリ)。おおい(オホシ)。偉大なさま。また、おおきくて、はでなさま。「皇皇者華=皇皇タル者華」〔→詩経{形}皇帝や上帝に関する事がらにつけることば。「皇室」「皇恩(皇帝のご恩)」 {形}祖先を尊んでつけることば。「皇考(父ぎみ)」 {形}四方に大きく広がるさま。「堂皇(広く障壁のない大べや。転じて、公明正大なこと)」 {形}あてもなくさまようさま。また、あてもないさま。▽徨コウ(あてもなく四方に歩きまわる)・惶コウ(心がうつろであてもない)に当てた用法。「皇皇(=惶惶コウコウ。あてもないさま)」「孔子、三月無君、則皇皇如也=孔子、三月君無ケレバ、スナハチ皇皇如タリ」〔→孟子〕 〔国〕すめらぎ。すべらぎ。天皇の古語。すめら。神・天皇に関することば。「皇紀」 《解字》 会意兼形声。王とは偉大な者のこと。皇は「自(はな→はじめ)+音符王」で、鼻祖(いちばんはじめの王)のこと。人類開祖の王者というのがその原義。上部の白印は白ではなく自(鼻の原字)である。 《単語家族》 広コウ(大きくひろがる)光(四方に広がるひかり)などと同系。 《類義》 →王 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物 →主要人名

漢字源 ページ 3015 での単語。