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【閑】🔗⭐🔉
【閑】
12画 門部 [常用漢字]
区点=2055 16進=3457 シフトJIS=8AD5
《常用音訓》カン
《音読み》 カン
/ゲン
〈xi
n〉
《訓読み》 ひま/のり/ふさぐ/ならう(ならふ)/なれる(なる)
《名付け》 しず・のり・もり・やす・より
《意味》
カンナリ{名・形}ひま。ひまな時間。また、用事がなくてひまである。〈同義語〉→間。
カンナリ{形}のんびりとしている。また、ゆったりとしていて静かに落ち着いている。〈同義語〉→間。「安閑」「閑雅」
{形・動}たいせつでない。どうでもよい。なおざりにする。「閑却」
{名}牛馬の小屋のかんぬき。
{名}のり。さかいめ。きまり。規制のわく。「大徳不踰閑=大徳ハ閑ヲ踰エズ」〔→論語〕
{動}ふさぐ。わくでおさえる。おさえ止める。きまりを守る。「閑邪=邪ヲ閑グ」「閑先聖ノ道=先聖之道ヲ閑グ」〔→孟子〕
カンナリ{動・形}ならう(ナラフ)。なれる(ナル)。わくにはまる。また、規制になれていうことをきくさま。〈同義語〉→嫺。「四馬既閑=四馬ハスデニ閑ヘリ」〔→詩経〕
《解字》
会意。「門+木」で、牛馬の小屋の入り口(門)にかまえて、かってに出入りするのをふせぎとめるかんぬきの棒。▽ひまの意に用いるのは「間(すきま、あきま)」に当てた仮借的な用法だが、のちにはむしろ閑を使うことが多い。
《単語家族》
憲(人間をおさえるきまり)
干(敵の刃をふせぐたて)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語












漢字源 ページ 4696 での【閑】単語。