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【頌】🔗🔉

【頌】 13画 頁部 [人名漢字] 区点=8083 16進=7073 シフトJIS=E8F1 《音読み》 ショウ/ズ/ジュ〈sng〉 《訓読み》 となえる(となふ)/たたえる(たたふ) 《名付け》 うた・おと・つぐ・のぶ・よむ 《意味》 ショウス{動}となえる(トナフ)。始めから終わりまでとおしてとなえる。声をあげて読みとおす。〈同義語〉→誦。「吟頌ギンショウ」「読頌ドクショウ(=読誦)」「頌其詩=ソノ詩ヲ頌ス」〔→孟子ショウス{動}たたえる(タタフ)。功績や人がらをほめたことばをとなえる。「頌徳ショウトク」 {名}「詩経」のジャンルを風・雅・頌にわけたうちの一つ。祭礼のとき、祖先の徳をたたえる歌のこと。▽一説に、容(容姿、振る舞い)に通じ、舞踊をともなった歌であるともいう。国別にわけて、魯頌ロショウ・周頌・商頌の三種がある。「頌者美盛徳之形容、以其成功、告於神明者也=頌トハ盛徳ノ形容ヲ美シ、ソノ成功ヲモッテ、神明ニ告グル者ナリ」〔→詩経{名}文体の一つ。功績や人がらをたたえるもの。「伯夷ハクイ頌」「酒徳頌」 {名}姿。かたち。▽容ヨウに当てた用法。容((平)鍾)と同音に読む。「頌礼ヨウレイ」 {名}〔仏〕仏徳を賛美した教理を説く詩。「偈頌ゲジュ」 《解字》 会意兼形声。公は、さえぎることなく、あけすけに通す意を含み、松や頌においてはショウの音をあらわす。頌は「頁(あたま)+音符公」で、頭をふりつつ、よどみなく終わりまでとなえ通すことを示し、よどみなく、たてに通るとの意を含む。 《単語家族》 松ショウ(葉がたてに通ったまつ)鬆ショウ(たてに通る)縦ショウ・ジュウ(たてに通る)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4910 での単語。