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【孰】🔗🔉

【孰】 11画 子部  区点=5357 16進=5559 シフトJIS=9B78 《音読み》 ジュク/シュク〈sh〉 《訓読み》 いずれ(いづれ)/たれ 《意味》 {疑}いずれ(イヅレ)。二つ以上のうち、どちらかを選ぶときに用いることば。どちら。「女与回也孰愈=ナンヂト回ト、イヅレカ愈レル」〔→論語{疑}たれ。名を知らない人や不定の人をさすことば。だれ。〈類義語〉→誰。「孰能一之=タレカヨクコレヲ一ニセン」〔→孟子{動}よく煮る。また、中までしんがとおる。「孰視ジュクシ」〈同義語〉→熟。 《解字》 会意。「享(築き固めた城)+手のかたち」。塾ジュク(ついじ)・熟(中までよく煮る)などの原字。また、その音をかりて、選択を求める疑問詞に用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【孰与】🔗🔉

【孰与】 イズレゾ 二つの比較するもののうち、どちらであろうか。「孰与君少長=君ノ少長トイヅレゾ」〔→史記〕『孰若イズレゾ』 〈注〉その他の熟語は→【熟】を見よ。

【孱】🔗🔉

【孱】 12画 子部  区点=5403 16進=5623 シフトJIS=9BA1 《音読み》 ゼン/サン/セン〈chn〉 《訓読み》 よわい(よわし) 《意味》 {形}よわい(ヨワシ)。小さくてよわい。貧弱である。「孱弱センジャク」「孱王センオウ(貧弱な王)」 《解字》 会意。「尸(やね)+子三つ」で、小さくよわいものが、屋根の下に散在することを示す。子は小さいものをあらわす。 《単語家族》 散(小さくわかれる)潺セン(細い水の流れ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1191