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【惴】🔗🔉

【惴】 12画 部  区点=5624 16進=5838 シフトJIS=9CB6 《音読み》 ズイ/スイ〈zhu〉 《訓読み》 おそれる(おそる) 《意味》 {動}おそれる(オソル)。びくびくする。胸がどきどきする。「惴恐ズイキョウ」「吾不惴焉=吾惴レザランヤ」〔→孟子〕 《解字》 形声。右側の字が音をあらわす。心臓が短くどきどきと動悸ドウキを打つこと。 《単語家族》 短(みじかい)喘ゼン(短く息をつく→あえぐ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【惴惴】🔗🔉

【惴惴】 ズイズイ おそれおののくさま。「臨其穴、惴惴其慄=ソノ穴ニ臨ミテ、惴惴トソレ慄ク」〔→詩経

【惴慄】🔗🔉

【惴慄】 ズイリツ おそれ震えること。

【惺】🔗🔉

【惺】 12画 部  区点=5625 16進=5839 シフトJIS=9CB7 《音読み》 セイ/ショウ(シャウ)〈xng〉 《訓読み》 さとる/しずか(しづかなり) 《意味》 {動}さとる。すっきりとわかる。はっとしてさとる。〈類義語〉→悟。「惺悟セイゴ(はっとさとる)」 {形}しずか(シヅカナリ)。心が澄みきって落ち着いている。また、にぶることなく、いつもさめているさま。「惺惺セイセイ」 《解字》 会意兼形声。星は、きれいに澄んだほしのことで、澄みきっている意味を含む。惺は「心+音符星」で、心がきれいに澄んでいること。 《単語家族》 醒セイ(酒がさめてすっきりする)省セイ(はっきり見分ける)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【惺惺】🔗🔉

【惺惺】 セイセイ 心が澄みきっていてさといさま。うぐいすの澄みきった鳴き声の形容。

【惻】🔗🔉

【惻】 12画 部  区点=5628 16進=583C シフトJIS=9CBA 《音読み》 ソク/シキ〈c〉 《訓読み》 いたむ 《意味》 {動}いたむ。いつも心について離れない。ひしひしと心に迫る。「惻然ソクゼン」「惻惻ソクソク」 《解字》 会意兼形声。則は「鼎(かなえ)+刀」からなる会意文字で、食器のそばに刀をくっつけて置いたさま。側ソバにくっつく意を含む。惻は「心+音符則」で、心にひしひしとくっついて離れないこと。→則 《単語家族》 即(くっつく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1708