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【槁】🔗🔉

【槁】 14画 木部  区点=6041 16進=5C49 シフトJIS=9EC7 《音読み》 コウ(カウ)〈go〉 《訓読み》 かれる(かる) 《意味》 {名}水分を失ってかたく、色もあせて白くなったかれ木。「槁骨コウコツ」「折槁振落=槁ヲ折キ落ヲ振ルフ」〔→淮南子{形・動}かれる(カル)。かわいている。ひからびたさま。水気がなくなる。 {動}さらしてかわかす。 《解字》 会意兼形声。「木+音符高(たかくかわいた)」で、かわいた木。 《単語家族》 稿(かわいたわら)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【槁木死灰】🔗🔉

【槁木死灰】 コウボクシカイ〈故事〉からだは、かれた木のように、心は、灰のように生気のないさま。▽「荘子」斉物論篇の「形固可使如槁木而心固可使如死灰乎=形ハ固ヨリ槁木ノ如クナラシムベキモ、心ハ固ヨリ死灰ノ如クナラシムベケンヤ」から。

【槁骨】🔗🔉

【槁骨】 コウコツ 日にさらされて肉のなくなった骨。〈類義語〉枯骨。〔→荀子

【槁梧】🔗🔉

【槁梧】 コウゴ 琴の別名。▽かれた梧(あおぎり)の木でつくることから。〔→荘子

【槁悴】🔗🔉

【槁悴】 コウスイ 草木がかれしぼむ。病気や貧乏などで、やせたり、やつれたりすること。

【槁暴】🔗🔉

【槁暴】 コウバク 生木が野ざらしになってかわくこと。〔→荀子

【構】🔗🔉

【構】 14画 木部 [五年] 区点=2529 16進=393D シフトJIS=8D5C 《常用音訓》コウ/かま…う/かま…える 《音読み》 コウ/ク〈gu〉 《訓読み》 かまえる(かまふ)/かまえ(かまへ)/かまう(かまふ) 《意味》 {動}かまえる(カマフ)。前後をうまくかみあわせ、くずれないようにたてていく。組みたてる。〈同義語〉→搆。「構築」「構成」 {動}かまえる(カマフ)。手だてを組み重ねて情勢をつくり出す。また、用意してしかける。「吾聞秦楚構兵=吾ハ秦ト楚ト兵ヲ構フト聞ク」〔→孟子{名}組みたて。しかけ。「機構」「結構」 {名}木の名。かじのき。 〔国〕かまえ(カマヘ)。体位のとり方。また、心の用意。「身構え」「気構え」かまえる(カマフ)。あらかじめ用意する。また、そうして待つ。かまう(カマフ)。かかわる。相手になる。また、相手にする。 《解字》 会意兼形声。冓コウは、むこうとこちらに同じように木を組んでたてたさま。むこうがわのものは逆に書いてある。構は「木+音符冓」で、木をうまく組んで、前後平均するよう組みたてること。→冓 《単語家族》 篝コウ(木を組んだかがり火)溝(左右平均に組んだみぞ)講(双方の言をかみ合わす)などと同系。 《類義》 →組 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2299