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【琴柱】🔗🔉

【琴柱】 キンチュウ 琴の胴の上にたてて糸をささえ、音の高低を調えるもの。ことじ。

【琴書】🔗🔉

【琴書】 キンショ 琴と、書物。▽ともに知識人にとって必要なものとされた。「琴書昔作天涯客=琴書昔ハ天涯ノ客ト作ル」〔→陸游

【琴堂】🔗🔉

【琴堂】 キンドウ 県の役所。▽孔子の弟子の一人が役所で琴をひいていただけでその地方がよくおさまったという故事から。〔→呂覧

【琴棋】🔗🔉

【琴棋】 キンキ 琴をひくことと、碁をうつこと。文人の風流な楽しみとされた。▽一般に、文人の楽しみとして、琴棋書画・琴棋詩酒といわれる。

【琴詩】🔗🔉

【琴詩】 キンシ 琴をひくことと、詩をつくること。「一朝消散似浮雲、琴詩酒伴皆抛我=一朝消エ散ズレバ浮雲ニ似タリ、琴詩酒ノ伴ミナ我ヲ抛ツ」〔→白居易

【琴瑟】🔗🔉

【琴瑟】 キンシツ 七弦の小さな琴と、十五弦以上の大きな琴。「窈窕淑女、琴瑟友之=窈窕タル淑女ハ、琴ト瑟モテコレヲ友トス」〔→詩経

【琴瑟相和】🔗🔉

【琴瑟相和】 キンシツアイワス〈故事〉小さな琴と十五弦以上の大きな琴の音が調和する。夫婦仲のよいこと。また、兄弟・友人の仲のよいこと。

【琴徳】🔗🔉

【琴徳】 キントク 琴の音がもつという、人格に影響する力。琴のたしなみからくる優雅な人がら。「衆器之中、琴徳最優=衆器ノ中、琴徳最モ優ル」

【琴線】🔗🔉

【琴線】 キンセン 琴の糸。心のこと。▽物事に感じて動く心を琴の糸にたとえたことば。

【琴樽】🔗🔉

【琴樽】 キンソン =琴尊。琴と酒だる。文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ。『琴酒キンシュ』

【琴鶴】🔗🔉

【琴鶴】 キンカク 琴と鶴ツル。ともに世俗を離れた高尚な人の好むものとされる。

【琥】🔗🔉

【琥】 12画 玉部  区点=6472 16進=6068 シフトJIS=E0E6 《音読み》 コ/ク〈h〉 《意味》 {名}虎トラの形を刻んだ玉でつくった割り符。将軍のしるし、または兵士を徴発するのに用いる。 {名}黄色と黒のまじった虎トラの色の玉石。また虎の形にした玉の器。 「琥珀コハク」とは、宝石の名。古代の樹脂(松やになど)が地中で化石になったもの。黄色のものが多い。こはく。▽酒の色の美しさ、また、清らかで無欲な人などにたとえる。「玉椀盛来琥珀光=玉椀盛リ来タル琥珀ノ光」〔→李白〕 《解字》 会意兼形声。「玉+音符虎コ」。

漢字源 ページ 2883