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【目断】🔗🔉

【目断】 モクダン 物にさえぎられて視線がとだえる。視界がとぎれたその果てを心で見ること。「目断故園人不至=目断ス故園人至ラズ」〔→李商隠

【目睛】🔗🔉

【目睛】 モクセイ =目精。ひとみ。

【目睫】🔗🔉

【目睫】 モクショウ 目と、まつげ。転じて、非常に接近していること。

【目語】🔗🔉

【目語】 モクゴ 目で考えを相手に示す。「目語心計、不宣脣歯=目語心計、脣歯ニ宣ベズ」〔→三国志

【目算】🔗🔉

【目算】 モクサン〔国〕大まかな計算をして、見当をつけること。みつもり。目分量。みこみ。予定。

【目睹】🔗🔉

【目睹】 モクト 目で見る。▽「睹」は、じっと見つめる。

【目撃】🔗🔉

【目撃】 モクゲキ その場で実際に見る。ひと目見る。ちょっと見る。〔→荘子

【目標】🔗🔉

【目標】 モクヒョウ めじるし。めあて。

【目論】🔗🔉

【目論】 モクロン 目はひじょうに小さい物までも見ることはできるが、自分のまつげを見ることはできない。ひとの欠点はわかっても、自分の欠点はわからないこと。〔→史記モクロミ〔国〕くわだて。▽「目論見」は、あて字。

【目録】🔗🔉

【目録】 モクロク 書物の目次。書物の題名を集めて書いたもの。〔国〕贈り物をするとき、実物のかわりにその品物名を記して渡すもの。〔国〕でしに武道・芸道などを伝授したとき、その名目などを書いて与える文書。

【目蓮】🔗🔉

【目蓮】 モクレン〈人名〉釈迦シャカの弟子。釈迦の教えで七月一五日に、地獄に落ちる母を救うため施餓鬼セガキを行った。盂蘭盆会ウラボンエはこの故事による。

【直】🔗🔉

【直】 8画 目部 [二年] 区点=3630 16進=443E シフトJIS=92BC 《常用音訓》ジキ/チョク/ただ…ちに/なお…す/なお…る 《音読み》 チョク/ジキ(ヂキ)〈zh〉 《訓読み》 なおし(なほし)/なおくする(なほくす)/なおきこと(なほきこと)/あたる/とのい(とのゐ)/あたい(あたひ)/ただ/ただちに/じきに(ぢきに)/なおる(なほる)/なおす(なほす) 《名付け》 あたい・すぐ・すなお・ただ・ただし・ただす・ちか・なお・なおき・なおし・なが・ね・のぶる・ま・まさ 《意味》 チョクナリ{形・動・名}なおし(ナホシ)。なおくする(ナホクス)。まっすぐなさま。まっすぐである。まっすぐにする。正直な人。〈対語〉→曲。「曲直」「縄直ジョウチョク(墨なわを張ったようにまっすぐな)」「爽直ソウチョク(さっぱりしてまっすぐな)」「直而無礼則絞=直ニシテ礼ナケレバスナハチ絞ス」〔→論語〕「友直=直ヲ友トス」〔→論語{名}なおきこと(ナホキコト)。まっすぐなこと。すなおさ。「直在其中矣=直キコトソノ中ニ在リ」〔→論語{形}曲折をへずに。じかに。「直通」「直接」「直入」 {動・名}あたる。とのい(トノ)。ちょうどその番にあたる。当番。〈同義語〉→値チョク(あたる)。「当直(=当値)」「宿直」 {名}あたい(アタヒ)。その物や仕事に相当するねだん。▽値チに当てた用法。 {副}ただ。ただ…だけ。▽只タダや特タダに当てた用法。「直不百歩耳=直ダ百歩ナラザルノミ」〔→孟子{副}ただちに。じきに(ヂキニ)。すぐに。「直夜潰囲=直ニ夜囲ミヲ潰ス」〔→史記〕 〔国〕「直直ジキジキ」とは、直接に。「直直にお目にかかる」なおる(ナホル)。なおす(ナホス)。もとどおりになる。もとどおりにする。「病気が直る」 《解字》 会意。原字は「―(まっすぐ)+目」で、まっすぐ目を向けることを示す。 《単語家族》 植(まっすぐたててうえる)置(まっすぐたてておく)勅チョク(ととのう)飭チョク(まっすぐに正す)と同系。 《類義》 →匡 《異字同訓》 なおす/なおる。 直す/直る「誤りを直す。機械を直す。服装を直す。故障を直す。ゆがみが直る」治す/治る「風邪を治(直)す。けがが治(直)る。治(直)らない病気」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物

漢字源 ページ 3044