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【経師】🔗🔉

【経師】 ケイシ 経書を教える先生。人格を養成する教育をしないで、ただ経書を教授するだけの教師。▽人師(道を教え、人格の養成をはかる教師)に対する。キョウジ〔国〕経文を書き写した人。後には、経文の表装を職業とした人。書画・びょうぶ・ふすまなどの表装をする職人。表具師。

【経済】🔗🔉

【経済】 ケイザイ 「経世済民」の略。国をおさめ、人民の生活を調整する。「問以経済策、茫如墜煙霧=問フニ経済ノ策ヲモッテスレバ、茫トシテ煙霧ニ墜ツルガゴトシ」〔→李白人間が共同生活するのに必要な物を生産、分配、消費する行為・過程についてのいっさいの社会的関係。転じて、金銭のやりくり。〔国〕むだな費用をかけないこと。つましくすること。

【経術】🔗🔉

【経術】 ケイジュツ 経書を研究する学問。経学。儒教の経典にもとづいて得た政治上の方法。

【経商】🔗🔉

【経商】 ケイショウ 行商人。

【経渉】🔗🔉

【経渉】 ケイショウ 通り過ぎる。通過する。

【経常】🔗🔉

【経常】 ケイジョウ 一定してかわらない。〔俗〕いつも。

【経理】🔗🔉

【経理】 ケイリ 正しいすじ道を通しておさめる。また、不変のすじ道。「皇帝明徳、経理宇内=皇帝徳ヲ明ニシ、宇内ヲ経理ス」〔→史記経書の正しい道理。経書の意義。「講論経理夜分乃寐=経理ヲ講論シ夜分ニスナハチ寐ヌ」〔→後漢書常理。不変の法則。〔→荀子〔俗〕支配人。〔国〕会計事務をとること。また、その係。

【経略】🔗🔉

【経略】 ケイリャク 天下をおさめいとなみ、四方を攻めとって平定する。〔→左伝国をおさめる。

【経営】🔗🔉

【経営】 ケイエイ 事業をはかりいとなむこと。「経営四方=四方ヲ経営ス」〔→詩経土地をはかって縦線と外わくの線とを引く。転じて、土台をすえて建設すること。〔→書経苦心して仕事につとめること。「経営無太忙=経営太ダ忙シキコト無カランヤ」〔→韓愈ケイメイ〔国〕精を出してはげむこと。

【経過】🔗🔉

【経過】 ケイカ 通りすぎる。たち寄る。また、その人。「幽棲地僻経過少=幽棲地僻ニシテ経過少ナシ」〔→杜甫〔俗〕物事のなりゆき。〔国〕これまで経てきた途中の状態。プロセス。

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