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【粛慎】🔗🔉

【粛慎】 シュクシン うやうやしくつつしむ。春秋・戦国時代から、秦シン・漢時代にかけて、今の松花江・ウスリー江・黒竜江のあたりにいた民族。「息慎」「稷慎ショクシン」ともいう。

【粛雍】🔗🔉

【粛雍】 シュクヨウ つつしみやわらぐ。つつしみ深くて穏やかであること。『粛穆シュクボク』

【粛整】🔗🔉

【粛整】 シュクセイ きちんとひきしまって行儀がよい。

【粛霜】🔗🔉

【粛霜】 シュクソウ 身のちぢむような、つめたい霜。「九月粛霜=九月ニハ粛霜アリ」〔→詩経大気がひきしまって、霜がおりること。

【肄】🔗🔉

【肄】 13画 聿部  区点=7071 16進=6667 シフトJIS=E3E5 《音読み》 イ〈y〉 《訓読み》 ならう(ならふ)/ひこばえ 《意味》 {動}ならう(ナラフ)。練習する。学ぶ。「臣以為肄業及之也=臣オモヘラク業ヲ肄ヒテココニ及ブ」〔→左伝{名}ひこばえ。切りたおした木のあとに生えた、短い枝。▽夷イ(短く切る)に当てた用法。「遵彼汝墳、伐其条肄=彼ノ汝ノ墳ニ遵ヒテ、ソノ条ト肄トヲ伐ル」〔→詩経{名}長い間の習練。苦労。「既詒我肄=スデニ我ニ肄ヲ詒ル」〔→詩経〕 《解字》 会意。「聿(ふでを持つ)+矢の字の古い字」。文字や弓矢を練習することをあらわす。 《熟語》 →熟語

【肄習】🔗🔉

【肄習】 イシュウ 実際に練習する。

【肄業】🔗🔉

【肄業】 イギョウ・ギョウヲナラウ わざをならう。〈類義語〉習業。〔→左伝

【肆】🔗🔉

【肆】 13画 聿部  区点=7072 16進=6668 シフトJIS=E3E6 《音読み》 シ〈s〉 《訓読み》 つらねる(つらぬ)/みせ/ほしいままにする(ほしいままにす)/ほしいまま/ながい(ながし)/ゆえに(ゆゑに)/ここに 《意味》 {動}つらねる(ツラヌ)。横に長く並べる。並べて見せ物にする。死体を横にねかせて見せしめにする。「肆陳シチン」「吾力猶能肆諸市朝=吾ガ力ナホヨクコレヲ市朝ニ肆ネン」〔→論語{名}みせ。品物を横に並べてみせるみせ。「書肆シヨシ(書店)」「肆中シチュウ」「百工居肆以成其事=百工肆ヲ居ヘテモッテソノ事ヲ成ス」〔→論語「肆祀シシ」とは、動物のいけにえを解剖して並べ、お供えにする祭礼。 シナリ{動・形}ほしいままにする(ホシイママニス)。ほしいまま。のびほうだいにまかせる。横にながい。気ままな。くつろいだ。〈類義語〉→恣シ→縦ショウ→放。「放情肆志ホウジョウシシ(かってきまま)」「古之狂也肆=古ノ狂ヤ肆ナリ」〔→論語シナリ{形}ながい(ナガシ)。ながくのびるさま。「其風肆好=ソノ風肆ク好シ」〔→詩経{助}ゆえに(ユニ)。ここに。詩の句調をととのえることば。「肆不殄厥慍=肆ニソノ慍ヲ殄タズ」〔→詩経{数}数の四。▽証文や契約書などで、改竄カイザンや誤解をさけるために四の代わりに用いる。 《解字》 会意。もと「長(ながい)+隶(手でもつ)」。物を手にとってながく横にひろげて並べることをあらわす。のち、肆(長+聿)と誤って書く。 《類義》 縦は、たてにのびほうだいになること。放は、四方にのび広がる。恣シは、かってきままなこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3584