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五山 ゴザン🔗⭐🔉
【五山】
ゴザン
中国の五つの名山。華山・首山・太室・泰山・東莱トウライのこと。
渤海ボッカイの東の海上にあって仙人センニンが住むという五つの山。岱輿タイヨ・員[キョウ]インキョウ・方壼ホウコ・瀛州エイシュウ・蓬莱ホウライのこと。
「五岳」と同じ。
有名な五つの寺。(イ)中国では径山寺・育王寺・天竜寺・霊隠寺・浄慈寺のこと。(ロ)〔国〕京都では、天竜寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺のこと。(ハ)〔国〕鎌倉では、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺のこと。




五山文学 ゴザンブンガク🔗⭐🔉
【五山文学】
ゴザンブンガク〔国〕鎌倉時代末期から室町時代にかけて、鎌倉の五山、京都の五山を中心とする禅宗の僧によって行われた漢文学のこと。絶海中津ゼッカイチュウシンの詩集「蕉堅稿」、義堂周信の詩集「空華集」、雪村友梅の「岷峨集」は五山文学の代表的作品。
五山 ゴザン🔗⭐🔉
【五岳】
ゴガク 中国の五つの名山。「爾雅」では泰山(東岳)・華山(西岳)・霍カク山(南岳)・恒山(北岳)・嵩スウ山(中岳)のこと。天子がこれをまつり、また、ここに巡行した。▽このほかに異説もある。『五山ゴザン』
五雑俎 ゴザッソ🔗⭐🔉
【五雑俎】
ゴザッソ〈書物〉一六巻。明ミンの謝肇[セイ]シャチョウセイの著。1573〜1619年ごろ成立。天・地・人・物・事の五部門に分けて、雑多な自然現象・社会現象を記述したもの。古書から文句を抜き出して記述する手法に類書の性格をもつが、著者の見聞した事実やそれに関する独創的な見解も多く述べられており、むしろ随筆とよぶのがふさわしい。一般に『五雑俎』と書かれているが、『五雑組』が正しい。明代の社会・経済事情を知るには欠かせない書の一つである。
厶 ござる🔗⭐🔉
【厶】
2画 厶部
区点=5051 16進=5253 シフトJIS=99D1
《音読み》 シ
〈s
〉
《訓読み》 わたくし/ござる
《意味》
{名・形}わたくし。個人的なこと。わたくしごと。わたくしごとである。〈同義語〉→私。〈対語〉→公。
〔国〕ござる。…であります。「左様で厶る」
《解字》
指事。三つの意味が厶の形であらわされる。Aは、三方から囲んだ姿を示す。私の原字で、細かくわけて自分の分だけ囲いこむこと。細と同系のことば。「説文解字」に「自ら営カコむを厶シとなし、厶に背く(その反対になる)を公となす」とある。Bは、曲がった枝でつくったすきの形で、耜(すき)の原字。Cは、ひじを曲げた姿で、肱コウ(ひじ)の原字。





蓙 ござ🔗⭐🔉
【蓙】
13画 艸部 〔国〕
区点=7272 16進=6868 シフトJIS=E4E6
《訓読み》 ござ
《意味》
ござ。いぐさの茎で編んだ敷物。ござむしろ。「茣蓙ゴザ」
《解字》
会意兼形声。「艸+音符座」で、日本製の漢字。

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